J-WAVE日曜深夜24時からの番組「GROWING REED」(ナビゲーター:岡田准一)。7月17日のオンエアでは、ベストセラーとなった『奇怪ねー台湾』や『好好台湾』『最好的台湾』 などの著者で、台湾在住の青木由香さんが登場しました。
もともとバックパッカーだった青木さんは、台湾に移り住んで14年。現在は、旅のコーディネーターや執筆活動など、日本と台湾の架け橋として活躍されています。
そもそもなぜ、青木さんはバックパッカーを始めたのでしょうか。
「ドMみたいなんですけど…困るのが好きっていうか(笑)。いや、最初は知らない世界を見てみたいとか、写真が好きで見たことのないものを撮りたいとか思っていたんですけど、どんどん変わってきて。
日本では隣の街に行くのも、ジュース1本買うのもすごい楽じゃないですか。でも、まったく言葉が通じないところに、たいしてお金も持たずに行ったら、もう自分の知恵を頼るしかないじゃないですか。それにどんどんハマっていって、当時はネットがなかったので、ついにはガイドブックに載っていないシリアとかヨルダンとかに行って…スッキリしてたんですね(笑)」
そんな青木さんですが、5月27日には台湾ではなく、タイの旅行エッセイ本を出版されました。
旅の最終地点が台湾だったという青木さんですが、バックパッカー時代、タイのバンコクは“アジアのハブ空港”で、日本で格安航空チケットを買って何度も飛行機の乗り継ぎで訪れてはブラブラして次の国に向かっていた場所なのだそうです。
青木さんにタイの魅力を聞いてみたところ…「タイって歯が立たないんです。文字も言葉もわからないし、暑いし過酷なんですよ」とのこと。やはり苦労するのがお好きなようです(笑)。
さらに、台湾ではなくタイの本を出版した理由については、こう話します。
「意外に女子向けのタイ本ってほとんどないんです。おじさんが鉄道に乗ってマレー半島を南下したとか、バックパッカーの本とかだけで…日本ではタイ料理が流行ってるし、タイフェスもあんなに人が来て、タイの雑貨もかわいいものがたくさんあるのに」
…ということで、青木さんにタイのおすすめスポットを聞いてみました!
「観光客が行かないような場所なんですけど、タイに駐在している日本人に『日常的に楽しんでいる場所に連れてって』って言ったら、釣り堀に連れていってもらって。でもそこ、軽く1メートルを超える巨大魚しか釣れないような沼なんですよ。ウロコが親指の爪くらいあって(笑)。ご用聞きの東屋もあって、ご飯を持って来てくれるし釣りの先生やマッサージ師まで手配してくれます」
今回の本のタイトルは『幸せ大国 タイ王国』ということですが、青木さんから見てタイは「幸福度が高い気がする」そう。「お金持ちも、貧しい裸で暮らしているような人も、みんなニコニコしてて、それぞれが楽しそうなんです」とのこと。
最後に「旅は人を幸せにする」と言い切る青木さん。
「旅をすると物の見方が豊かになります。たとえば、日本だけにいると『あの人の方が給料がちょっといい』とか『あの人の方が綺麗だ』とか、嫉妬みたいな気持ちを抱くじゃないですか。だけど(世界には)そういうのと関係なく生きている人たちがいたり、私たちと違うところに喜びを感じている価値観の人がいたりするので、『これでいいんだ』って思えるので気が楽になる。そして、モノを持たなくても生きていけると思えます」
見たことのない景色だけでなく、新たな価値観にも出会える旅。「旅に出たい!」そう思ったあなた、青木さんの本を手にとってみてはいかがでしょう。
【関連サイト】
「GROWING REED」オフィシャルサイト
http://www.j-wave.co.jp/original/growingreed/
もともとバックパッカーだった青木さんは、台湾に移り住んで14年。現在は、旅のコーディネーターや執筆活動など、日本と台湾の架け橋として活躍されています。
そもそもなぜ、青木さんはバックパッカーを始めたのでしょうか。
「ドMみたいなんですけど…困るのが好きっていうか(笑)。いや、最初は知らない世界を見てみたいとか、写真が好きで見たことのないものを撮りたいとか思っていたんですけど、どんどん変わってきて。
日本では隣の街に行くのも、ジュース1本買うのもすごい楽じゃないですか。でも、まったく言葉が通じないところに、たいしてお金も持たずに行ったら、もう自分の知恵を頼るしかないじゃないですか。それにどんどんハマっていって、当時はネットがなかったので、ついにはガイドブックに載っていないシリアとかヨルダンとかに行って…スッキリしてたんですね(笑)」
そんな青木さんですが、5月27日には台湾ではなく、タイの旅行エッセイ本を出版されました。
旅の最終地点が台湾だったという青木さんですが、バックパッカー時代、タイのバンコクは“アジアのハブ空港”で、日本で格安航空チケットを買って何度も飛行機の乗り継ぎで訪れてはブラブラして次の国に向かっていた場所なのだそうです。
青木さんにタイの魅力を聞いてみたところ…「タイって歯が立たないんです。文字も言葉もわからないし、暑いし過酷なんですよ」とのこと。やはり苦労するのがお好きなようです(笑)。
さらに、台湾ではなくタイの本を出版した理由については、こう話します。
「意外に女子向けのタイ本ってほとんどないんです。おじさんが鉄道に乗ってマレー半島を南下したとか、バックパッカーの本とかだけで…日本ではタイ料理が流行ってるし、タイフェスもあんなに人が来て、タイの雑貨もかわいいものがたくさんあるのに」
…ということで、青木さんにタイのおすすめスポットを聞いてみました!
「観光客が行かないような場所なんですけど、タイに駐在している日本人に『日常的に楽しんでいる場所に連れてって』って言ったら、釣り堀に連れていってもらって。でもそこ、軽く1メートルを超える巨大魚しか釣れないような沼なんですよ。ウロコが親指の爪くらいあって(笑)。ご用聞きの東屋もあって、ご飯を持って来てくれるし釣りの先生やマッサージ師まで手配してくれます」
今回の本のタイトルは『幸せ大国 タイ王国』ということですが、青木さんから見てタイは「幸福度が高い気がする」そう。「お金持ちも、貧しい裸で暮らしているような人も、みんなニコニコしてて、それぞれが楽しそうなんです」とのこと。
最後に「旅は人を幸せにする」と言い切る青木さん。
「旅をすると物の見方が豊かになります。たとえば、日本だけにいると『あの人の方が給料がちょっといい』とか『あの人の方が綺麗だ』とか、嫉妬みたいな気持ちを抱くじゃないですか。だけど(世界には)そういうのと関係なく生きている人たちがいたり、私たちと違うところに喜びを感じている価値観の人がいたりするので、『これでいいんだ』って思えるので気が楽になる。そして、モノを持たなくても生きていけると思えます」
見たことのない景色だけでなく、新たな価値観にも出会える旅。「旅に出たい!」そう思ったあなた、青木さんの本を手にとってみてはいかがでしょう。
【関連サイト】
「GROWING REED」オフィシャルサイト
http://www.j-wave.co.jp/original/growingreed/