渡辺直美、SNSハラスメントにモノ申す

J-WAVE月曜-木曜22時からの番組「AVALON」(木曜ナビゲーター:渡辺直美)。4月28日のオンエアでは、渡辺直美が“SNSハラスメント”を減らすための政策を発表しました。

今、SNSを使用する上でのモラルがマヒしており、恥ずかしい写真を勝手にアップされるといった深刻な被害が増えています。そこで、渡辺直美が“党首”を務める「CRAZY IN LOVE」に課せられた政策課題は、SNSハラスメント(ソーハラ)を解消させること。そこで、渡辺代表は「SNS迷惑行為 速度制限法案」というマニフェストを発表しました。

これはSNSで迷惑行為を行った場合、その人の通信速度が、めちゃくちゃ遅くなるという法案です。実は渡辺代表も、街でプライベートの姿を盗撮されたり、おしりをアップで撮った写真を勝手にアップされたりしたこともあるとか。「せめて、かわいく撮ってくれたらまだいいんだけど」と困惑気味でした。

サポーター(リスナー)からの意見は「SNS自体いらない」「誹謗中傷が怖いから、通信速度を遅くする罰則に賛成です」「むしろ、罰則をもっと厳しくしてSNSの使用を停止ほしいです。なぜなら、ネカマにつけまわされているから」という意見が寄せられました。街で学生の皆さんに聞いたところ、SNS自体が学校で禁止されていたという人がいる一方、「写真を勝手にアップされた」「ラインのスクリーンショットを勝手にアップされた」という人もいました。

そこで同番組では3人の学生に出演してもらい、直接話を聞くことにしました。すると全員がSNSで嫌な思いをしたことがあるそうで「友達と遊んでいたけど、後でSNSを見返すと、遊んでいた時間帯のタイムラインに『ヒマ』『疲れた』と書かれてあった。本人に『どういうこと?』とは聞けなかった」「SNS上で知り合った人なのに『おはよう』『元気?』などと何度も送ってくる。無視しているとツイッターなどに『なんだあの女』などと書かれる」というエピソードが飛び出し、渡辺代表もビックリ。

さらに、ITジャーナリストでSNS問題について詳しい高橋暁子さんにもお聞きしたところ、「SNSハラスメントをなくすのは非常に難しく、リベンジポルノのことを考えると写真を撮らせないのが一番ですが、それも難しいですよね」とのこと。実はインスタグラムのフォロワー数が国内1位の渡辺代表も、投稿する時はいつも慎重にしているそうです。

さまざまな意見が飛び出しましたが、気になる結果は賛成65パーセントで可決。若者の意見も専門家の意見も聞くことができて、充実した内容になりました。それにしても、SNSの迷惑行為が少しでも減ることを祈るばかりです。

【関連サイト】
「AVALON」オフィシャルサイト
http://www.j-wave.co.jp/original/avalon/

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