第6次ブーム「スケボー」親子に人気の理由

J-WAVE平日(月~木)朝の番組「J-WAVE TOKYO MORNING RADIO」(ナビゲーター:別所哲也)のワンコーナー「MITSUBISHI JISHO TOKYO DICTIONARY」。11月19日のオンエアでは、スケボーブームに注目しました。

実は今、スケートボードの競技層が広がりを見せています。その中心となっているのが「親子」。現在、「パーク」と呼ばれるスケボー専用施設が増えており、都内ではおよそ50のパークがあります。そこでは初心者向けの教室も開かれており、親子で参加する人たちがよく見られ、ちょっとしたブームになっているとか。

ムラサキスポーツ・スケートボード担当バイヤーの山内一世さんによれば、昔スケボーを楽しんでいた世代が親となり、子どもと一緒に楽しむ人が多いのだとか。日本でのスケボーブームは、1970年代にスケボーを題材にした映画がヒットしたことが最初で、その後も何度か来ており、今回は「第6次ブーム」だといいます。このスケボーブームの大きな引き金となったのは、やはりあの一大イベントのようです。

「ここ最近で大きく変わったなと思ったのが、スケボーパークに行くと普段いる人数の2~3倍の人がいて、オリンピックをきっかけに増えたという感じです」(山内さん)

国際オリンピック委員会に提出された追加種目の中で、野球や空手などと一緒に提出されたのが「ローラースポーツ」。スケートボードも男女計4種目が候補入りし、正式決定も有力視されているようです。

現在、国内でスケボーを楽しんでいるのは、およそ20万人。しかし、そのうちプロ選手はわずか300人程度で、スケボー大国のアメリカに追いつくためには、こうした若い人たちに裾野が広がっていくことが重要だといえそうですね。

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