J-WAVE土曜の番組「RADIO DONUTS」(ナビゲーター:渡辺祐・山田玲奈)のワンコーナー「TOKYO GAS LIFE IS A GIFT」。8月8日のオンエアでは、『国立科学博物館のひみつ』の著者、成毛眞さんが登場しました。
上野に国立科学博物館ができたのは明治10年。通称「科博」。当時の科学の最先端は飛行機だったことから、博物館を上から見ると飛行機の形をしています。成毛さんは、36歳でマイクロソフトの社長になったエリートビジネスマン。現在、投資コンサルティング会社を経営し、書評サイト「HONZ」の代表も務めています。そんな成毛さん、子ども
の頃から博物館が大好きだったといいます。
「博物館というのは博物館全体がひとつの作品という感じを受けるんです。つまり本来なら興味が持てないような科学ですとか、人間の歴史みたいなものを“いかに楽しくわかりやすく見せるか”というひとつの大きな作品なんです」(成毛さん)
博物館好きが高じて、世界中の博物館をまわったという成毛さんですが、実は国立科学博物館のバックヤードに注目していたそうです。なぜなら、上野の国立科学博物館に展示されているのは、約1万5000点ですが、これは全体のたった0.3パーセントにすぎず、のこりの99.7パーセント(430万点!)は、筑波にあるバックヤードに保存されており、非公開のため通常は入ることができません。成毛さんは本を作る過程で実際に立ち入り、その時の裏話も満載のようです。ナビゲーターの山田玲奈さんも仕事で立ち入ったことがあるようで、動物の剥製から、小動物・海の生物のホルマリン漬けなどを目の当たりにして「はっきり言って怖かったです(笑)。人生で見たことのないものが目の前にあると思って」と、当時を振り返りました。
「やっぱり科学博物館というのは、子どもさんたちが来る所でもあるんですが、同時に大人が子供に戻れる場所でもあるのかなということで、そのワクワクドキドキ感が体験できるすごく良い場所だと思います」(成毛さん)
年齢によっても見る楽しみ方が変わる博物館。そういう意味では一生楽しめる場所なのかもしれません。夏休みは、博物館に出かけてみてはいかがでしょう。
【関連サイト】
「RADIO DONUTS」オフィシャルサイト
https://www.j-wave.co.jp/original/radiodonuts/
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