悩める10代女子を救う SNSで共感を呼んでいる言葉

J-WAVE平日(月~木)朝の番組「J-WAVE TOKYO MORNING RADIO」のワンコーナー 「ZOJIRUSHI THINKING THE NEW STANDARD」(ナビゲーター:別所哲也)。 4月15日のオンエアでは、思春期の女性たちにエールを送る、ソーシャルメディアを 使った取り組みを取り上げました。

10代のころの自分について、どのくらい覚えていますか? 思春期と言えば、 自分の容姿だったり、友人との付き合いだったり、将来の進路だったり、 多くの悩みを抱えている時期。今となっては、思春期のころ、 なんであんなことで悩んでいたのだろうと思えること、ありますよね。 でも、10代にとっては出口のない大問題。ある調査によると、 その悩みに対するストレスは女性の方が大きく、 男性の3倍もの負担を感じているという話もあるそうです。

そんな悩める10代女性に響く言葉がソーシャルメディアにありました。 今年の3月8日の「国際女性デー」に因んで、思春期の女性たちにエールを送る 『#DearMe』というキャンペーンがYouTubeから始まっています。

どのようなものかというと、女優やモデルとして活躍する大人の女性たちが、 自分の10代の頃を思い出しながら、今の10代を生きる女性たちへ ソーシャルメディアを使ってメッセージを発信するというもの。 キャンペーンは一般の人々にも伝わり、今や世界で数百万人の人々が 参加するまでに広がっているそうです。

たとえば、「思春期のころは新しいことに挑むのが怖いもの。 でも、何かのきっかけをもらったとき、怖がらずにYesと答えることができたなら、 すばらしい仲間やチャンスに恵まれ、新しい自分に出会えるはず」 「自分が何に情熱を感じるのかを大事にして好きなことをやりましょう。 ほかの人の目を気にするには、人生は短すぎます」などの言葉が寄せられています。

彼女たちのメッセージに共通しているのは、自分が10代のときに、 実際に経験したこと、感じたことをもとにしていること。 その生きた言葉には今の10代に対してのアドバイスだけではなく、 昔の自分を肯定する、そんなエールが込められているのかもしれません。

誰しもが経験する10代の頃の悩み。あのころの自分に向かって、 アドバイスやエールの言葉をかけてみてはいかがでしょうか。 経験者の言葉が悩める10代を救うと同時に、 かつての自分から大人になった自分へ、 エールを送られている気持ちにもなれるのでは?

【関連サイト】
「J-WAVE TOKYO MORNING RADIO」オフィシャルサイト
http://www.j-wave.co.jp/original/tmr/

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