石井竜也 目指すは「味のある不思議おじさん」

J-WAVE平日(月~木)夕方の番組「GROOVE LINE Z」(ナビゲーター:ピストン西沢)。3月25日のオンエアでは、デビュー30周年を迎えた石井竜也さんがゲストに登場しました。

1985年、米米CLUBのボーカリスト・カールスモーキー石井としてデビューしてから30年を迎えた石井竜也さん。現在はソロで活動し、ミュージシャンとしてはもちろん、舞台、絵画、彫刻、衣装、アクセサリーなどのアーティストとしても幅広く活躍しています。そんな石井さんですが、ナビゲーターのピストン西沢さんにかかると「夢見がちな面白おじさん」なのだそう。

その言葉はリスナーからの質問に対する石井さんの答えを聞いたところで飛び出しました。リスナーから石井さんへの質問は「錦織圭選手のコーチ、マイケル・チャンさんが、キャップを耳まで入れて被っている秘密を教えてください」というもの。対する石井さんの答えは「やっぱり妖精だからじゃないかな。とがった耳を隠しているんだと思うんだよね」でした。

その答えを聞いたピストン西沢さんは大喜びで、「そうそう、妖精なんだよね。石井さんは、ああいうムーミン谷みたいな、おとぎの世界みたいな世界観が好きじゃないですか。どうしてなんでしょう」と石井さんに質問。

「大好き。少女趣味なんだよね、俺って。街とか歩いていても、身に着けているヒラヒラしているものが風になびくと、自分の中の乙女心が刺激されて、不思議おじさんがもっと不思議なおじさんになってしまうんだよね。私は風、乗っているでしょうみたいな」(石井さん)

終始、ハイテンションの2人。そんなやり取りを経て、ピストン西沢さんが石井さんを「石井さんは倒錯した人と思われがちですが、そうではなく、純粋に夢見がちの面白おじさんなんですよ」と評価。対して、「面白おじさんは嫌だな、味のある不思議おじさんにしてよ」と石井さん。不思議おじさんになるべく、薄っすらあごひげをメイクで描くこともあるのだとか。

25日には30周年ベストアルバムとライブDVDが同時リリースされ、今後は全国ツアーライブも予定されています。またアーティスト活動30年を記念したコンサート、アートと音楽を融合させたプレミアムステージ『ART NUDE 古 -INISHIE-』も。これはコンサートの中盤で、石井さんが舞台で40分ぐらいかけて絵を描くというもの。30周年の今年は、アーティスト石井竜也の世界観を楽しむ機会が増えそうですね。
【関連サイト】
「GROOVE LINE Z」オフィシャルサイト
http://www.j-wave.co.jp/original/grooveline/

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