J-WAVE休日の特別番組「J-WAVE HOLIDAY SPECIAL minikura presents TIME TO CLEAN UP!」(ナビゲーター:渡辺祐/秀島史香)。11月24日のオンエアでは、「もしドラ」作者の岩崎夏海さんがゲストに登場。人生を変えたヘヤカツについて語りました。
『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの「マネジメント」を読んだら』が大ベストセラーとなった岩崎さん。『部屋を活かせば人生が変わる』という著書も出し、今、お片付けの分野でも大活躍中です。“人生が変わる”と本のタイトルにありますが、このタイトルは岩崎さんの実体験に基づいたもの。実際に38歳の引っ越しをきっかけにして積極的に片付けるようになってから「もしドラ」が大ヒットし、結婚もしてと、いい方向に人生に転がり始めたのだとか。岩崎さんの人生を一変させた片付けとは、一体どんなものなのでしょうか。
岩崎さんが実践、推奨するのは、「ヘヤカツ」。ヘヤカツとは、部屋を活かすということなのだそう。それが一番大切なことだと岩崎さんは言います。多くの人は物を大事にするあまり、部屋を物で溢れさせてしまい、部屋全体を活かせていないと。部屋を活かすポイントはといういと、7:3の割合で、物に対して空間をあらかじめ空けておくことなのだとか。それが本当に必要な物を活かすことにもなり、また“未来志向”にもつながるのだと言います。
「物はちょっと足りないぐらいがいいんです。部屋の中が満杯だと、これ以上、物を買ってもしょうがないなと、じゃあ、働かなくてもいいなと。じゃあ、今日は仕事行くのやめるかみたいな、負のサイクルになってくるんですね。ところが、物をどんどん少なくしていくと、そこに余白が生まれるじゃないですか。余白が生まれると、足りないなという信号が出てくるんです。足りないなという信号が出てくると、もうちょっと買いたいなと思うんです。買いたいなと思うと、じゃあ、また働こうという、いい循環になってくるんですね。そこにハングリー精神が生まれるんです」(岩崎さん)
なるほど。部屋の余白がモチベーションを生むわけですね。岩崎さんは11月にも『部屋を活かせば頭が良くなる』『50からの老いない部屋づくり』と、ヘヤカツ本を2冊同時出版。12月にも新刊が出る予定なのだとか。まさに、ヘヤカツがいい循環を生み出している結果なのでしょうね。岩崎さんにあやかって、早速「ヘヤカツ」始めてみませんか。
【関連サイト】
「J-WAVE HOLIDAY SPECIAL minikura presents TIME TO CLEAN UP!」オフィシャルサイト
http://www.j-wave.co.jp/holiday/20141124/