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『暮しの手帖』編集長 松浦弥太郎のキュレーション人生を凝縮したもの

『暮しの手帖』編集長 松浦弥太郎のキュレーション人生を凝縮したもの

J-WAVE 平日(月~木)朝の番組「J-WAVE TOKYO MORNING RADIO」 (ナビゲーター:別所哲也)のワンコーナー「MORNING INSIGHT」。 10月21日のオンエアでは、『暮しの手帖』の 編集長、松浦弥太郎さんがゲストに登場しました。

松浦さんは編集長として、仕事上でも日々生活を豊かにするものをキュレーション
しています。 また、日常生活で愛用しているものについて語った『日々の100』という随筆集を出版しており、 まさにキュレーションの達人。そんな松浦さんが考えるキュレーションはというと、 意外にも、「特別なことではなく、すでに誰もが無意識に日々やっていること」だと言います。 無意識に選んだ“好き”を集めたものが自己表現となり、 それをツールとして、私たちは日々コミュニケーションをしているのだと。

一方、キュレーションという言葉が一人歩きする今、 キュレーションで得た
情報を、きちんと自分で体験することが大切だと強調します。

「確かめなくても、キュレーションみたいなことをすれば、 答えに近いことはたくさんありますから、分かっちゃうんですね。 でもそこで止まらずに、そこで知ったことは一つのきっかけにして、 自分で“確かめる”ということを自分のライフスタイルの中にしっかり持っておかないと。 本当に自分で経験することで感動が生まれ、それを正しく人に伝えることもできますからね」(松浦さん)

また、「恥ずかしいな」と言いながら、毎日、肌身離さず持ち歩いているという1枚の紙を見せてくれました。 小さく折りたたんだA4の紙に手書きの文字がたくさん
書かれています。 例えば、“正直、親切、笑顔”“よく休み、よく遊ぶ”“いつも感謝する”“小さな約束ほど守る”など。 これは松浦さんが日々心がけたいことを箇条書きにしたものなのだとか。

「これ30項目ぐらいあるんです。いかに、僕ができていないかということなんです
けど。 でも、これを持っていると、困ったときなどに自分を助けてくれる、 要するに僕のお守りなんですよ。自分で自分のお守りを作って、 いつもポケットに入れたり、手帳に挟んでおいたりしているんです」(松浦さん)

この1枚の紙に、松浦さんがいろいろキュレーションし、 経験して出てきた“究極”が詰まっているわけですね。キュレーション時代をより楽しむためにも、 自分のお守りになるような言葉を松浦さんのように持ち歩いてみませんか。 人生の選択に迷ったときの指針になってくれるのでは。

【関連サイト】
「J-WAVE TOKYO MORNING RADIO」オフィシャルサイト
https://www.j-wave.co.jp/original/tmr/

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