ガガ、サカナクション、AKBも注目の新鋭デザイナー

J-WAVE 平日(月~木)朝の番組「J-WAVE TOKYO MORNING RADIO」
(ナビゲーター:別所哲也)のワンコーナー「Morning Insight」。 10月8日の
オンエアでは、ファッションブランド「アンリアレイジ」のデザイナー、 森永邦彦さんがゲストに登場しました。

別所さんも大絶賛するステキな出で立ちで登場したのは、 ファッションの最高峰のパリコレクションに日本若手デザイナーとして2年半ぶりの参加となった、 デザイナーの森永さん。現在、34歳とまさに“これから”が注目されるデザイナーです。

この日の森永さんの御召し物、たとえば細かいパッチワークが施されたジャケットは、 なんと2000ピース以上のパッチワークが散りばめられたもの。
シャツの襟もとに施された無数のスタッズは、3Dプリンタの技術を取り入れて作られたもの。 まさに、森永さんのブランド「アンリアレイジ」が目指すコンセプト、 「神は細部に宿る」を余すことなく表現したファッションです。

これまでも、あのレディ・ガガやサカナクション、AKB48などに衣装を提供。
そんな今をときめく森永さんがデザインに目覚めたきっかけは、 実は早稲田大学
在学中だったのだとか。

「僕の大学に、もう一人、洋服を志す先輩がいて、彼の服を見てすごく衝撃を覚えて。 一般的にすごくきれいだったり、すごくおしゃれだったりというものではないのですが、 ただ何かすごく揺さぶる力を持った服を作る人がいたんです。 彼はkeisukekandaというブランドをやっているんですけど、 本当にその人に憧れてしまって、そこから始まったという感じです」(森永さん)

一念発起し、大学在学中にバンタンデザイン研究所に通い、 ブランド「アンリアレイジ」を立ち上げたのが2003年。 そして11年を経て、ついにパリコレ参入となりました。パリコレでも太陽光を浴びて色を変える素材を主軸に据えるなど、 今までの服飾の素材には考えられなかったものを組み合わせて、 いろいろな試みをファッションに取り入れてきました。 これが服飾業界に革命を起こしたということで注目を集めているのでしょうね。

「いやあ、革命ということでは(笑)。デザイナーには感覚だけで作るタイプの方と、 一つひとつ組み立てながら作るタイプがいると思うのですが、 自分は感覚だけではないタイプだと思っています。 ただ、そう難しいことではなくて、わかりやすいテーマをわかりやすく洋服に落とし込むということをしています。 パッチワークと新しい科学的なものを取り入れた繊維、 すごく両極の技術ではあると思うんですけれども、それを行き来しながら、新しいものを作っていければ」(森永さん)

ファッションは進化し続けるから面白い、そんなことを印象づけるオンエアでした。

【関連サイト】
「J-WAVE TOKYO MORNING RADIO」オフィシャルサイト
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