J-WAVE土曜午前の番組「RADIO DONUTS」(ナビゲーター:渡辺祐/山田玲奈)のワンコーナー「ENTERTAINMENT LUNCHBOX」。9月13日のオンエアでは、ロックバンド・くるりの岸田繁さん、佐藤征史さん、ふぁんふぁんさんがゲストに登場しました。
この日の番組では「ご飯に何かける?」というテーマでリスナーから回答を募集。というわけで、この日はくるりのみなさんにもご飯に何をかけるか聞いてみました。
まず「卵!」と真っ先に答えたのが、ふぁんふぁんさん。「生卵にお醤油だけで。普段から好きでよく食べています」とのことで、何だか親近感がわく回答でした。
佐藤さんは「しらす」で、それに「あれば大葉をきざんだものをかける」のだとか。「冷蔵庫にはできるだけしらすを切らさないようにしています。しらすキープですね」と話すほどのしらすご飯好きなのだそう。
そして、岸田さんからはちょっと珍しいアレンジ料理が。
「納豆を卵の黄身でといたものをご飯にのせて、そこにお醤油を1滴、2滴くらいたらして、さらに熱いお茶をかけます」(岸田さん)
これには「えー!!」と渡辺さんも山田さんも驚いた様子。「日本茶でやるんですか?」「納豆の香り、相当上がりますよね?」「納豆のネバネバはなくなるんですか?」と、二人とも興味津々で質問します。
「お茶は日本茶ですね。納豆の香りは相当上がります。でも、お茶をかけるときに納豆部分をできるだけ破壊しないようにというか。周りのご飯の部分、外周部からお茶がいきわたるようにします。で、若干納豆に入っている卵部分を、お茶で少し固めるんですよ。で、あれば浅葱や小ねぎをきざんで納豆に入れておくと、まぁおいしいですわ」(岸田さん)
かなりこだわったメニューの様子。しかし「このメニューは岸田家伝統の料理ですか?」と渡辺さんが尋ねると、そのルーツは意外なところにありました。
「これは僕しかやってないんですけど、着想は北大路魯山人が納豆茶漬けというのをやっていたと聞いて。真似してみたんです」(岸田さん)
意外な芸術家にインスパイアされた料理だったんですね。ちなみにこの納豆茶漬け、「いろんな人にすすめてやってもらうんですけど、すごく不評ですね(笑)」(岸田さん)とのこと。「私は好きなんですけどね」と岸田さんが話すこの納豆茶漬け、気になる方はぜひ試してみてはどうでしょうか。
【関連サイト】
「RADIO DONUTS」オフィシャルサイト
http://www.j-wave.co.jp/original/radiodonuts/