2014夏は氷不足? その理由はコンビニのアレ

J-WAVE平日朝の番組「J-WAVE TOKYO MORNING RADIO」
(ナビゲーター:別所哲也)のワンコーナー 「MITSUBISHI JISHO TOKYO DICTIONARY」。8/12のオンエアでは、「氷特需」というキーワードをピックアップしました。

今年の夏は、製氷業界が特需に湧いているそうです。
しかも、いつもとは様子が違うよう。 製氷会社がフル稼働で生産しても、生産が追い付かないほどだというのです。一体、何が起きているのでしょうか。

マーケティングコンサルタントの弓削徹さんによれば、決定的なのは、コンビニが昨年から取り組んで大ヒットしている「コンビニカフェ」のようです。
アイスコーヒー用のアイスの需要が拡大しており、各コンビニは昨年の1.5~2倍の氷を確保しようと動いているため、製氷業界もフル稼働で大増産しているとか。

ちなみに、コンビニと氷は歴史的にも密接な関係があります。コンビニのルーツは1920年代のアメリカで、 街の氷屋が日常品も売るようになったことが、今のコンビニの原型になったそうです。

また、食にこだわりのある日本人ですが、氷も例外ではなく、こだわりがあるそうです。 たとえば、食べても頭がキーンとならない「冷たすぎない氷」、固くて溶けにくかったり透明度が高い「純氷」、日光の氷などの「地域名産の氷」など、 氷のブランド化も進んでいるそう。そのほか、節電省エネ意識の高まりを受けて、エアコンの代わりに氷で涼をとるニーズが拡大しており、 氷の流通量が年々増加しているとか。今後はどんなニーズに応える氷が登場するのか気になるところですね。

【関連サイト】
「J-WAVE TOKYO MORNING RADIO」オフィシャルサイト
http://www.j-wave.co.jp/original/tmr/index.html

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