カリ~番長オススメ 10分でできる「チャーカレー」とは

J-WAVE 平日(月~木)朝の番組「J-WAVE TOKYO MORNING RADIO」(ナビゲーター:別所哲也)のワンコーナー「MORNING INSIGHT」。5月7日のオンエアでは、市販のカレールウを使った、「家カレー」レシピを紹介しました。

最近、家でカレーを食べていますか? 総務省の統計などで、家カレーの消費が減っているという結果が出ています。今、日本の国民食ともいえる家カレーが危機的状況に陥っているというんです。「この状況を何とかしなきゃ」と、家カレーの復権を訴えるのは東京カリ~番長の水野仁輔さんです。

水野さんは、家カレー離れに歯止めをかけるべく、今こそ、カレールウを見直すべきだと語ります。「カレールウは世界に誇る日本の発明品だと思います。あれをポンと入れるだけで、誰でも簡単においしいカレーができちゃうんですから」。

核家族化や個食化、そして忙しさ。そうしたことが、今、家カレー離れを起こしている背景にあると思うのですが。忙しくてカレーを作る時間なんてないよ、という方におすすめのレシピはありますか。

「炒めカレーはどうでしょうか。僕はチャーハンのチャーで、チャーカレーと呼んでいるんですけど。まず固形のカレールウを、お湯を注いだカップにポトッと落としておくんです。それから冷蔵庫の肉や野菜、余り物でも何でもいいんですけど、それをフライパンで炒めます。そこに、さっきの溶かしたカレールウをジャーッと注ぎ入れると、それが結構、バチバチバチッとなって、そこでまた炒め煮みたいになるんですね。カレールウを使ったら、10分でおいしいカレーができますよ」と水野さん。

カレーは時間をかけて煮るものという固定概念を取っ払ってきましたね。番組にはリスナーの方から続々と、我が家の隠し味やこだわり、おすすめカレー店の情報などが寄せられてきています。老若男女、カレーの話題って本当に盛り上がりますね。

「ぜひ皆さんにやってみていただきたいことがもう一つ。一度、お父さん、お母さんに、小さいころに食べていたカレーのレシピを聞いてみてください。僕は東京カリ~番長のメンバー8人で一度やったことがあるんですが、それぞれの実家から送ってもらった8種類のカレーをみんなで食べ比べしたんです。小さいころの思い出話とかをしながら。これをやるとすごく盛り上がるし、ちょっと疎遠になっている母親とのコミュニケーションも取れるので、おすすめです」(水野さん)。

さまざまな原風景を見せてくれる家カレー。家族と、仲間と、恋人と、カレーを食べながら、コミュニケーションを深めてみてはいかがでしょうか。

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