「ウニなら素潜りで獲れる」?怒髪天ボーカル増子直純

J-WAVE土曜の番組「RADIO DONUTS」(ナビゲーター:渡辺祐/山田玲奈)のワンコーナー「ENTERTAINMENT LUNCHBOX」。9/14のオンエアではロックバンド・怒髪天の増子直純さんがゲストに登場。来年で結成30年を迎えるバンドの変化などについて語りました。

9月11日にシングル「どっかんマーチ」をリリースしたばかりの怒髪天。曲は歌って踊れるノリのいい仕上がりになっていますが、こうした雰囲気、デビュー当時からするとかなり大きな変化だと言います。もともとはパンクバンドとしてデビューした怒髪天、当時の事を増子さんはこう振り返ります。

「何かを壊してばっかりでしたからね、パンクの頃は。デストロイな感じで。でももうね、人がつくったものを壊すのは疲れました(笑)。自分で何かつくった方が楽しい!」(増子さん)

これに「バンドも大人になるというひとつの例ですが、怒髪天の場合はそのなり方がユニークでいいですよね」と渡辺さん。そんな怒髪天、来年で結成30周年を迎えるのですが、メンバーの関係性は結成当時と変わらないと言います。しかし一方で、体には着実に変化があるようで……

「しかしまあ、完全におっさんになりましたよね(笑)。メンバーの関係性は変わらずですが。ただ年を重ねてきたので、ドラムも痛風になっちゃったりして。いろいろ成人病が(笑)。ドラムで痛風は辛いので、最終的にパートチェンジして物販に行くかっていう話もあって(笑)」(増子さん)

これに思わず「それパートチェンジじゃないですよ」と突っ込む渡辺さん。

ちなみに、この日は番組のテーマが「収穫の秋」ということで、増子さんに「収穫したもの」の思い出について尋ねると、意外にもかなり本格的な回答が。

「これはドラマの『あまちゃん』じゃないですけど、オレ出身が北海道なので、ウニ、アワビは本当に素潜りで獲っていましたよ。小学校のころから。自分が食べる分だけ獲る分には怒られないんですよ。がっさり獲ると怒られるんですけど。獲ったウニなんかはもう生で食べられるんですよ」(増子さん)

ちなみに素潜りで難易度が高いのは、やはり高級食材のアワビなのだそう。

「アワビはドライバーを持っていかないと獲れないんですよ。張りついてて。それをドライバーで剥がせるくらい、長く潜れるように練習してね。一回息が切れて戻ると、どこにあったか分からなくなっちゃうんですよ(笑)。でもやっぱり自分で獲ったウニは美味しかったですよ」(増子さん)

ちなみに山田さんが「じゃあ今も『ウニ獲ってきて』ってお願いしたら、できるんですか?」と尋ねると、「ウニだったら獲れますよ!アワビはちょっとキツイですけど(笑)」とのこと。

増子さんの意外に?たくましい一面を見ることができました。

「ENTERTAINMENT LUNCHBOX」オフィシャルサイト
http://www.j-wave.co.jp/original/lunchbox/

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