24時間営業 世界各国の旅人が集まるホテルのカフェ

J-WAVE金曜の番組「~JK RADIO~
TOKYO UNITED」(ナビゲーター:ジョン・カビラ)のワンコーナー「MACROMILL THE HIDDEN STORY」。8/9のオンエアでは、さまざまな国の客を迎え続ける「サクラホテル」を紹介しました。

京王新線の幡ヶ谷駅を出て、3分ほどのところにあるこのホテル。ホテルのエントランスには、外国宿泊者の写真がたくさん貼られており、カフェのメニューにも、エジプト、マレーシア、ギリシャ、ノルウェイ、オーストラリアと、まさに多国籍な料理が並んでいます。

このホテルのカフェのコンセプトは「世界の交差点」。実は、日本で外国人が住むことは保証人の問題がクリアできないことが多く難しいそうで、保証人の必要なく住むことができる外国人専用のアパートや不動産を作ったことが、このホテルのそもそもの始まりだったそうです。1994年に神田の神保町に最初のサクラホテルがオープンし、その後、浅草に全室ドミトリー形式のサクラホステルができ、さらに幡ヶ谷、池袋にホテルができたそうです。

世界中から宿泊客が訪れるため、各ホテルには帰国子女や海外経験のあるスタッフが多く、英語のほかにも、アラビア語、スペイン語、台湾語、中国語、韓国語、フランス語など、中には3カ国語も喋れるスタッフもいるのだとか。

ホテルの中ではコミュニケーションが自然に生まれています。宿泊客が自国の料理をスタッフに教えてくれたり、たまに一緒にキッチンに入って一緒に料理を作ったりするなど、ホテルのスタッフも楽しく働いているそう。実際に、Facebookでスタッフとお客さんが友達になって、友達になったお客さんの国に遊びに行き、その人の家に泊まらせてもらうなど、ホテルで宿泊したあとも関係が続いている人たちが多いそうです。

「ほんとに壮大な話になりますが、友達や親友がいる国と戦争をしたいとか思わないと思うんですよ。なので、そういうところで一役買っていけたらなと思いますね」(サクラホテルのスタッフ)

ちなみに、カフェは宿泊者以外でも24時間利用することが可能なので、さまざまな国の人たちと世界各国の料理を食べながら交流を深めることができそうですね。

【関連サイト】
「~JK RADIO~
TOKYO UNITED」オフィシャルサイト
http://www.j-wave.co.jp/original/tokyounited/

関連記事