「ママも」きれいになりたい! 増える「ままも族」

J-WAVE朝の番組「J-WAVE TOKYO MORNING RADIO」(ナビゲーター:別所哲也)のワンコーナー「MITSUBISHI JISHO TOKYO DICTIONARY」。4/30のオンエアでは「ままも族」という言葉がトピックスになりました。

「ままも族」とは、エステやネイルなど、美容サービスを一緒に楽しむ母と子のこと。語源は「ママも」キレイになりたい、「ママも」その髪型にしたい、という発想からきているのだそう。1990年代から、お母さんがお子さんと一緒に買い物をしたり旅行をしたり、という動きは起こっていたのですが、一緒に美容サービスを受けるというのは、ここ最近の新しい動きなのだそう。

この「ままも族」が生まれた背景について、リクルートライフスタイルの安田さんに話を聞きました。

「これは少子化で母と子の絆が深まる中で、ヘアサロンなどをコミュニケーションの場として使用する傾向にあるためです。現在普及しているSNSでも、お子さんをフォローしているお母さんは40%ほどで、旦那さんをフォローしている人は4.9%と、かなり大きな違いがあります」(安田さん)

どうやら「ままも族」は、お子さんとの絆を深めようとするお母さんの思いから生まれた言葉のようです。最近ではこうしたニーズに応えて、都内では母と子で一緒に行けば割引になるペア割や、同じデザインのネイルにできるサービスなど、ままも族に向けたサービスが増えているそう。

東京には単身で暮らしている娘さんも多いため、お母さんが遊びに来たときに一緒に美容サービスを楽しむ、ということもできそうです。友達のように仲のいい親子というのは、見ていて微笑ましいですね。

しかし一方で、ちょっと気になるのは「SNSで旦那さんをフォローしている人は4.9%」というデータ。

別所さんも「これ、奥さんは旦那さんにはあまり興味ないってことなのかな……? それもつらいですね」と気になる様子。

「『ぱぱも族』っていうのはないの? パパもがんばろう。『ぱぱも族』をつくろう!」と最後には決意表明(?)もしていた別所さんなのでした。

【関連サイト】
「J-WAVE TOKYO MORNING RADIO」
http://www.j-wave.co.jp/original/tmr/

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