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峯田和伸「どんなカタチであれ銀杏BOYZをやっていくと思う。何歳になっても」

峯田和伸「どんなカタチであれ銀杏BOYZをやっていくと思う。何歳になっても」

J-WAVEで放送中の番組『SONAR MUSIC』(ナビゲーター:あっこゴリラ)。注目の新譜・いま注目すべき名盤・話題の来日アーティストなど、様々な旬のトピックを週替わりで4日間かけて掘り下げていくコーナー「FEATURE TOPICS」。この週は銀杏BOYZのボーカル、峯田和伸さんのコメントを交えながら銀杏BOYZを特集しています。

2日目となる7月2日(火)のオンエアでは、銀杏BOYZオリジナルメンバーの4人としては最後のアルバムとなった、『光のなかに立っていてね』について峯田さんが語りました。

1日目:「銀杏BOYZの結成は自分が生存するため」 峯田和伸が当時を語る


■最初のリリースから次作まで9年かかった理由

2005年にリリースした『DOOR』、『君と僕の第三次世界大戦的恋愛革命』以来シングルのリリースなどはありましたが、オリジナルアルバムのリリースがなかった銀杏BOYZ。ことあるごとにファンの間ではリリースが噂になっていましたが、「制作中」という情報が飛び交うのみ。そこから月日は流れ9年後の2014年1月、ついにニューアルバム『光のなかに立っていてね』、そしてライブリミックス・アルバム『BEACH』がリリースされます。

峯田:前回の2005年からだいぶ時間が経って、なんだろうな……メンバーも自分も「時間がかかってもいいからいいものを残したいね」っていうので、その気持ちが強すぎたっていうか。本当はアルバムを1年に1枚とか2年に1枚とか出せたらいいんですけど、レコード会社の人にもちょっとわがまま言って「自分たちが納得いくまでがんばらせてください」って。けっこうお金も時間もかかったんですけど。そんな中、東日本大震災もあって、いま思うと大きな渦の中にのまれながら、メンバー4人が必死でその中に結界を張って。誰も口には出さなかったけど、「これ出したらもう、このバンド終わるかもな」みたいにどこかで思いながら作ってたというか、そんな気がします。

終わってもいいから、この作品だけは残したい。そんな気落ちで作っていたと、当時のことを振り返った峯田さん。ノイズと打ち込みが多用され、新たな銀杏BOYZの表現を提示した『光のなかに立っていてね』と『BEACH』。2013年11月にそのリリースが発表となり、多くのファンが歓喜しましたが、同時にショッキングな事実も告げられました。


■相次ぐメンバーの脱退からソロプロジェクトへ

2013年11月、ベースの安孫子真哉さんとギターのチン中村さんが脱退を発表。さらにその1ヶ月後の12月には、ドラムの村井 守さんの脱退も発表となりました。峯田さん以外のメンバーが脱退したことにより、銀杏BOYZは峯田さんのソロプロジェクトとなりました。

峯田:たぶん僕ね、何歳になっても、どんなカタチになっても、メンバーが変わろうが、銀杏BOYZはやっていくと思うんですよね。よく「メンバーがひとり抜けたらもう4人のグルーヴが出せない」ってバンドを終わらせる人もいると思うんですけど、すごいその気持ちもわかりますけど、僕はもうどんなカタチであれ銀杏BOYZをやっていくと思うんですよね。何歳になっても。もうしのごの言ってられないっていうか(笑)。

多くの若者たちに多大な影響を与え続け、カタチを変えながらもまだまだその活動は止まらない銀杏BOYZ。そんな銀杏BOYZの楽曲からインスパイアされて作られた映画『いちごの唄』が、7月5日(金)から公開されます

次回3日(水)のオンエアでは、その『いちごの唄』について、峯田さんが語ります。ぜひ続けてチェックしてください!

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【番組情報】
番組名:『SONAR MUSIC』
放送日時:月・火・水・木曜 21時-24時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/sonarmusic/

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