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横山健のライブパフォーマンスで、チャットモンチー・橋本絵莉子が感動したのは…

横山健のライブパフォーマンスで、チャットモンチー・橋本絵莉子が感動したのは…

J-WAVEで放送中の番組『SONAR MUSIC』(ナビゲーター:藤田琢己)。ワンコーナー「FEATURE TOPICS」では、2週に渡りスプリットCD『Ken Yokoyama VS NAMBA69』のリリースを記念したスペシャル企画をお届け。6月6日(水)のオンエアでは、Ken Yokoyama(Vo./Gt.)とHi-STANDARD(Gt./Vo.)で活躍している横山 健さんに、ツアーにかける意気込みや、『AIR JAM 2018』についてなどを伺い、チャットモンチー・橋本絵莉子さんのコメントも紹介しました!

【1回目】横山健、音楽ヒストリーを語る「THE BLUE HEARTSがバンドを始める決定打に」
【2回目】横山健「Hi-STANDARDという存在と戦わなきゃいけなかった」NAMBA69とのスプリットCDを語る


■ライブは「音楽性の変化」を楽しんで

6月22日(金)から仙台 Rensaを皮切りにツーマンツアー「Ken Yokoyama VS NAMBA69 Tour」がスタートします。

横山:これまでに2バンド(Ken Yokoyama・NAMBA69)でショートツアーを何度かやったことはあるんだけど、そのときはNAMBA69が3ピースバンドだったので、彼らに新しくギタリストが入って4ピースになってからのツアーは今回が初めてだから、ちょっとイメージできないかな。

5月に開催されたライブイベント「東北ジャム2018 in 福島あだたら」で横山さんはNAMBA69のライブをしっかり観て「これは相当、手ごわいぞ」と感じたとか。どんなライブになるか、待ち遠しいですね!自身のライブの見どころについては、こう話します。

横山:Ken Band(Ken Yokoyama)は、アルバム『Sentimental Trash』を出して以降、すごく音楽性が変わってきています。いつになるかわからないけど、次のアルバムで、ものすごく(音楽性の変化が)明らかになると思う。その、変わっていってるここ数年のKen Bandを(このツアーで)しっかり出すので、しっかりキャッチしてもらえたらうれしいなと思います。
藤田:『Sentimental Trash』は、Ken Bandの今後を占うかのような作風の変化があったので、その次のヒントをみんな求めてるところはあるかもしれないですね。次につながるKen Bandの今がこのツアーで観られるわけですね。楽しみにしています。

また、9月9日(日)には、Hi-STANDARDが主催する音楽イベント「AIR JAM 2018」が千葉・幕張のZOZOマリンスタジアムで開催されます。

横山:2000年に千葉マリンスタジアムで「AIR JAM 2000」を開催して、そこでHi-STANDARDをストップしてしまった。だからそこに対して観に来てくれる人はどんな思いを持って来てくれるのかって想像がつくけど、僕自身は全く関係ないものと思ってやるつもりです。そこに何のセンチメンタルも感じないし、ロマンは多少感じるけども(笑)。だって、18年前に戻れるわけではないから、新しいものを作る日としてやります。
藤田:AIR JAM、マリンスタジアムなどいろいろとリンクさせて「AIR JAM 2018」を考えるところもあるけど、2018年の「AIR JAM」はHi-STANDARDは「今こういう感じだよ」って上書きできるいいチャンスなんですね。
横山:そうそう。Hi-STANDARDって歴史があったり、みんなが好きで聴いてくれてる思いがものすごく強いバンドだから、いろんなものを感じるのね。みんないろいろ考えて感じることがあって、人生と重ねてくれているんだなって。それはもちろん何でも大歓迎だけど、僕にも僕の気持ちがあってそこにあぐらをかきたくないし、何の歴史もないけどものすごいサウンドを出すバンドっていっぱいいて、そういうヤツに歴史で勝ちたくないし(笑)。今のバンドでそいつらに圧勝したい。


■チャットモンチー橋本、ライブで感動したこと

横山さんをお迎えした今回のコーナー「FEATURE TOPICS」ではHi-STANDARDに影響を受けたというチャットモンチー・橋本絵莉子さんのコメントを紹介しました。

橋本:私が初めてバンドを組んでコピーしたのがHi-STANDARDでした。そのときに3ピースバンドとしてどういうギターがいいのかを健さんからとても学んだような気がしています。当時のメンバーとジャンケンで担当を決めて全く知識を持たずにギターを始めたんですけど、そのときに初めて触れたのがHi-STANDARDの健さんのフレーズで、コードの当て方とか、歌に対してのコードの響きとか、どれくらいひずんでたらこう聴こえるんだとかをたくさんの曲で学び、とても影響を受けました。

橋本さんは、横山さんとの思い出も明かしました。

橋本:健さんにチャットモンチーのライブツアー「チャットモンチーの求愛ツアー♡2015」の大阪公演に出てもらったんですけど、そのときに健さんは最初にステージのいちばん前に座って、右利きのはずなのに左利きでギターを弾きはじめて。それがすごい拙いギターで、わざとそうしたと思うんですけど、それが健さんの「普通では始まらないぜ」「リハ通りにはいかないぜ」っていう(思いを感じた)。本番があって、お客さんがいてはじめてステージができる。そんな熱いメッセージみたいなものを感じて、とても感動したのを覚えています。

橋本さんのコメントを受けて「うれしいな」と横山さん。

横山:俺たちKenBandのライブでそんなことをキャッチしてくれてたんだっていうのも聞けてうれしいな。
藤田:橋本さんのコメントを聞いているときに、(横山さんが)両手で顔を押さえていましたね。「なぜそこをピックアップしたの」って(笑)。
横山:(笑)。
藤田:(左利きでギターを弾いていたのは)深く考えていたわけではない?
横山:うん、ノリ(笑)。
藤田:そのへんの一筋縄ではない感じを橋本さんはキャッチしていましたね。
横山:そうですね(笑)。

横山さんのお話は次回更新に続きます。お楽しみに。

また、来週、6月11日(月)〜14日(木)の『SONAR MUSIC』は、4日間にわたって2018年上半期のBEST SONG100曲をオンエアします! こちらもお聴き逃しなく!

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【番組情報】
番組名:『SONAR MUSIC』
放送日時:月・火・水・木曜 21時-24時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/sonarmusic/

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