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Spotifyも注目の名誉伝説が明かす、新曲に込めた

Spotifyも注目の名誉伝説が明かす、新曲に込めた"未完成の美学"「欠点があって当然でしょ」

名誉伝説のこたに(Vo)とけっさく(Gt)が、結成の経緯や新曲『What is ×?』について語った。

ふたりが登場したのは、2月25日(水)放送のJ-WAVE『GRAND MARQUEE』(ナビゲーター:タカノシンヤ、Celeina Ann〈セレイナ・アン〉)のゲストコーナー。東京をGROOVEさせる音楽とカルチャー、そして日夜それを創り出す刺激的で面白い人々が集い、語らうプログラムだ。

結成はSNSの動画がきっかけ

名誉伝説は、今年1月にSpotifyが選ぶネクストブレイクアーティスト「RADAR: Early Noise 2026」に選出。また、1月21日にリリースした楽曲『DIY』は、テレビ東京のドラマ『婚活バトルフィールド37』のオープニングテーマに起用されているほか、今春には「スペースシャワー列伝」「VIVA LA ROCK」「JAPAN JAM」への出演も決定している注目の存在だ。

DIY

タカノ:ちなみにJ-WAVE初登場です!

けっさく:緊張してます。

セレイナ:活動開始が2023年ですが、結成の経緯を訊いてもいいですか?

けっさく:SNSでこたにが歌っている動画を見つけて。唯一無二でいい声だなと思って、そこで惚れて長文のDMを送ったのが最初です。

タカノ:こたにさんはどうだったんですか?

こたに:もともと、けっさくが上げてるSNSのデモとかを聴いたりしていたんです。熱い長文のメッセージが届いて、デモがすばらしかったので。唯一無二の世界観があって、ぜひ一緒にやりたいと思って「お願いします」と返しました。

タカノ:実は2025年に、2人体制になるという大きな変化があったと。もともとはもっとメンバーがいたんですよね。

けっさく:もともとは5人編成でした。2人組になって、より決意が固まったというか、再スタートというか。バンドサウンドだったので、バンドサウンドが土台にあった前の作り方と違って、こたにの声の魅力をより引き立てられる作り方ができるようになったというか。打ち込みとかいろいろな音を入れたりとか、挑戦的なことを始めたというのが大きいかもしれません。

タカノ:活動開始から3年で、このグイグイ感はすごいです。

セレイナ:ここまでの状況はどう感じてらっしゃいますか?

こたに:作る曲もちょっとずつ変化していっていて、より多くの人に聴いてもらえるサウンドを目指して作ってます。その曲を鳴らすための場所やフェスに最近呼んでもらえる機会が増えてきているという感じです。

セレイナ:ライブの場にも欠かせないアイテムと言いますか、けっさくさんの帽子が気になっておりまして。こちらスタジオにありますが、ビーズがキャップのつばの部分からジャラジャラと垂れていて。かっこいい帽子ですよね。

けっさく:作ってもらって。ライブのときとかもこれでやってます。

セレイナ:手元は見えてますか?

けっさく:ギリギリ。でもビーズが当たったりします。

セレイナ:顔にね。

タカノ:そういうのと戦いながら演奏されてるんですね。

セレイナ:アイコニックなルックですよね。

「欠点があって当然でしょ」新曲に込めた美学

番組では、名誉伝説が3月4日(水)にリリースする新曲『What is ×?』をオンエア。楽曲制作について話を訊いた。

タカノ:メロディーに力があるというか、引き込まれる感じがあって頭に残ります。

セレイナ:言葉の乗せ方もすごくキャッチーですよね。

タカノ:作詞作曲はけっさくさんが担当しているということで、曲はどういうふうに作っているんですか?

けっさく:最初に僕がギターで弾いてメロディーを考えて、ワンコーラスのデモを作ったら自分で適当な言葉で歌って。それをこたにに送って、こたにが仮歌を録ってくれて、そのあとにアレンジして最後に歌詞、みたいな。

タカノ:歌詞が最後なんだ。歌詞はテーマを最初に決めたりしますか?

けっさく:そうですね。テーマを決めて、言いたいこととかを決めて。面白いテーマにしたいなというのがあるので、あまり普通選ばないようなテーマとか、それとつながらない逆の発想のものをつなげたりして、わかりやすくみたいな。

タカノ:『What is ×?』もタイトルから、これは最初「なんて読むんだろう」みたいな。これはどのようにして生まれたんですか?

けっさく:この曲は、原型じゃ愛されなくなった世の中に訴えている曲です。SNSとかで勝手にランクをつけてくる思想というか、それに脅かされないでほしいという想いを込めていて。欠点というか、「これがダメ、あれがダメ」と言われるじゃないですか。「欠点があっていいじゃん」「欠点があって当然でしょ」みたいな、未完成の美学を伝えたくてこのタイトルにしました。

タカノ:なるほど。歌のメロディーがギターのリフみたいに感じました。上下があったりして難しいかなと思いましたが、こたにさんレコーディングはいかがでしたか?

こたに:たしかに、メロディーは今までの楽曲でいちばん難しかった記憶があります。

タカノ:レコーディングするときはいつもどのくらい時間がかかりますか?

こたに:歌録りはコーラスも合わせて3、4時間ぐらいかけてます。

ソロと名誉伝説で歌い方が変化する

ソロとしても活動しているこたには、歌を始めたきっかけについて明かした。

こたに:幼少期からカラオケとか歌を歌うのがとにかく好きで。中学生ぐらいからSNSの音楽投稿アプリみたいなもので、伴奏に合わせて声を重ねて、それを投稿したりして。それが歌を外の人に聴いてもらうきっかけだったと思います。

タカノ:現代的ですね。

セレイナ:ソロシンガーとしても活動されています。名誉伝説がアーティスト活動の一部になるというのは、あまり想像していませんでしたか?

こたに:もともとソロでいくつもりもあまりなく、本当に趣味でやっていたので。今思うと考えられないっていう感じです。

タカノ:名誉伝説のボーカルとして意識していることはありますか?

こたに:ソロは自分で歌詞を書いているので、どうしても一人称で歌うというか。声色が同じだったりしちゃうんです。名誉伝説の場合は主人公もテーマごとに違いますし、曲のジャンルもすごく幅広いので、そこに対していろいろな声色やアプローチができるように自分で試しながらやってます。

タカノ:あと、気になるのはライブです。ライブの編成はどんな感じなんですか?

けっさく:僕とこたにのほかはあまり固定せずに、表現したい音楽によってメンバー編成を変えてます。今はボーカルこたにと、ギターが僕、あともうひとりのギターとベース、ドラム、キーボードの編成でライブしてます。

タカノ:次の東京近郊でのライブは、いつどこになりますか?

こたに:4月1日(水)は私たちの初ワンマンライブが東京キネマ倶楽部で行われます。ちょっと先になりますが、5月22日(金)に仙台でa子さんとのツーマンライブが決まってます。

セレイナ:いいですね。a子さんとの相性がよさそう。

タカノ:ワンマンはソールドアウトなんですよね。行ける人がうらやましい。『GRAND MARQUEE』は「FUJI ROCK FESTIVAL」のオフィシャル番組なんですが、こたにさんは2025年フジロックにいらしてたんですよね。

こたに:実は初参戦しました。

セレイナ:おお~! どうでしたか?

こたに:ライブ配信とかは観ていたんですが、実際に足を運んでみるとロケーションも最高だし、「この人、観に行こう」と思っていた人以外に通り道で音が聞こえて、つられて。そこで出会ったアーティストさんとかがいっぱいいて、ものすごく楽しかったです。

セレイナ:印象に残っているライブはありますか?

こたに:HYUKOH & SUNSET ROLLERCOASTERがグリーンステージの開けた場所で、最高でした。

タカノ:夕日がきれいでね。

セレイナ:けっさくさんはフジロックはまだなんですよね。でも、行きたいというよりは出たいですよね。

けっさく:出たいです。

タカノ:フジロックで名誉伝説を観たいですね。今後、期待しながら我々も応援します。

名誉伝説の最新情報は公式サイトまで。

J-WAVE『GRAND MARQUEE』は月~木曜の16時30分~18時50分にオンエア。

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2026年3月4日28時59分まで

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番組情報
GRAND MARQUEE
月・火・水・木曜
16:30-18:50