大規模な市民参加型マラソン「東京マラソン」の魅力を深堀りした。
この内容をお届けしたのは、2月2日(月)放送のJ-WAVE『MIDDAY LOUNGE』(ナビゲーター:ハリー杉山)の「PICK OF THE DAY」。各曜日のナビゲーターの個性に特化した特集をお届けするコーナーだ。
『MIDDAY LOUNGE』はグローバルなルーツを持つ国際色豊かなナビゲーターたちが、リスナーと一緒に「新しい自分、新しい世界と出会う」3時間の生放送プログラムだ。ナビゲーターは、月曜 ハリー杉山、火曜 市川紗椰、水曜 クリス・ペプラー、木曜 ジョン・カビラが担当している。
東京マラソンは、世界トップクラスのエリートランナーから市民ランナーまで、毎年およそ3万8,000人が参加している、日本を代表するマラソン大会だ。東京都庁をスタートし、銀座、日本橋、浅草など、普段は走ることのできない都心の主要道路を駆け抜けることができる点が大きな特徴。国内外からの注目度は高く、参加の抽選倍率は10倍近いとも言われている。
なぜ、東京マラソンはこれほどまでに多くの人を惹きつけるのか。今回はその魅力に迫るべく、大会を実際に作り上げているレースディレクターであり、東京マラソン財団の大嶋康弘さんをスタジオに迎え、話を聞いた。
ハリー:レースディレクターと伺っていますが、具体的にはどんなお仕事をされているのでしょうか?
大嶋:簡単に言えば、大会全体、レースの責任者です。みなさんが安全で安心に走れるようにレースを作っていくのが主な役割ですね。最近、発表させていただき話題になりましたが、エリート選手の招聘も行っております。
ハリー:SNSなどでもいろんな情報が出ていましたが、大迫 傑選手、鈴木健吾選手、近藤亮太選手と、日本勢のワン・ツー・スリーが揃っております。さらに海外からもスーパーエリートが来日するそうですね。
大嶋:そうですね。2時間2分台、3分台の記録を持つ海外のトップ選手たち、そして日本のみなさんが応援してくださっている大迫選手、鈴木選手、2025年9月の世界陸上で日本人最上位だった近藤選手も含め、非常に魅力的な顔ぶれが揃っています。女子も同様に、実力のある選手がたくさん出場します。
大嶋:2025年にシドニーが加わり、現在は7大会。いわゆる世界7大大会と言われているレースのひとつなんですね。世界のトップ選手たちが「誰がいちばん速いのか」を競う舞台として、「我こそは」という選手が集まってきてくれます。オリンピックや世界陸上で活躍する著名な選手が出場してくれることが、レースの魅力を大きく後押ししています。もうひとつは、走っていただける方たちの存在です。東京は、ロンドン、ニューヨーク、パリと並ぶ世界有数の大都市ですよね。その東京の街を自分の足で走ることができる。これは非常に大きな魅力だと思います。もちろん、道路を使わせていただく以上、ご迷惑をおかけすることもありますが、それでも「東京の街を走れる」体験は格別です。そして何より、日本人の温かさですね。海外から来られたランナーのみなさんが、「本当にいい国だ」「人が温かい」とおっしゃってくださいます。そうした要素がすべて合わさって、東京マラソンの魅力になっているのだと思います。
ハリー:記録を狙う一方で、東京を観光するような感覚もありますよね。
大嶋:「これぞ東京」という場所や地域をすべて通過するコースになっていますので、ぜひ楽しみにしていただきたいですね。
大嶋:東京マラソンでは安心・安全がもっとも大切なことです。医療の専門家から知見をいただき、コース上で安全にマラソンが運営できるよう、さまざまな配慮と協力をお願いしています。給水についても、2025年は暑さの影響でコップが不足し、ご迷惑をおかけしてしまいました。そこで2026年は、シリコンカップをランナーのみなさんに配布します。持って走るかどうかはランナーの判断ですが、バックアップ策として導入しました。こうした臨機応変な対応や工夫を重ねることが、安全な大会運営につながると考えています。
ハリー:大会が終わったあとも、財団のみなさんやボランティアの方々が集まって反省会などをされたりするのでしょうか?
大嶋:そうですね。常に「ここはよかった」「ここは改善できた」という話はしております。そして自分も、当日はできる限りフィニッシュラインに立つようにしています。エリート選手の先導などが終わったら、必ずフィニッシュへ向かい、みなさんのゴールの瞬間を見るんです。喜ぶ姿を見ると、「やってよかった」と心から思います。ただ同時に、「ここはもっとできた」「次はこうしよう」という反省も必ず出てくる。その改善を、すぐ次につなげるようにしています。
大嶋:実際に走るランナーのみなさんにとっては、2026年から新たに「おもてなしエイド」を設けています。いわゆる給水ではなく、給食です。さまざまなお菓子、エネルギー補給になるような食品を用意しています。
ハリー:それはいわゆるジェルとかではなく?
大嶋:そうですね。たとえば、おせんべいや羊羹など、日本や東京の魅力を感じられるものを取り入れています。さまざまな企業のみなさんにもご協力いただきながら実現しました。
ハリー:それはいいですね。楽しみながら走る方や、初フルマラソンの方にとっても魅力的だと思います。同じ方向に向かって走りながら、東京のグルメを通して街を感じられるのは素敵ですね。
大嶋:それから、残念ながら走れなかった方にも楽しんでいただける企画として、東京ビッグサイトで開催するエキスポで、新たにファンミーティングを行います。2月27日(金)の13時からです。
ハリー:そうなんですか!
大嶋:人数には制限がありますが、選手たちと直接お会いいただける機会を設けました。参加する人も、そうでない人も、一般ランナーもエリートランナーも、みんなで楽しめる場にしたいと考えています。
ハリー:当日走れない人や、ランナーではない家族や仲間も、応援というかたちで楽しめるのが東京マラソンの素晴らしさだと思います。
大嶋:その点は、東京メトロさんをはじめ、多くの方にご協力いただいています。通常のマラソン大会だと、応援できるのは移動して3回程度ということが多いですが、東京マラソンでは工夫すれば4回、場合によっては5回ほど応援できるんです。いろいろな場所で、ご家族やご友人が走る姿を見ていただけます。これは東京マラソンの魅力のひとつだと思っております。
ハリー:大嶋さんにとって、「ここでの応援はランナーに響く」というおすすめスポットはありますか?
大嶋:やはり中間地点の浅草周辺ですね。後半に向かう大事なポイントですし、最後は丸の内。人が集まっているので応援するのも簡単ではありませんが、最後の踏ん張りを後押ししていただければなと思います。
ハリー:そして、ランニング応援アプリ「応援navi」も東京マラソンをカバーしていますよね。家族や仲間がどこを走っているかわかるのは助かります。
大嶋:そうですね。応援の声だけでなく、名前を書いたボードやメッセージを見ることで、ランナーは苦しいなかでも力をもらえると思います。
ハリー:最後に、レースディレクターとして東京マラソンを今後どんな大会にしていきたいですか?
大嶋:公共の道路を使わせていただく以上、街のみなさんにはご迷惑をおかけしています。それでも、「東京マラソンがあってよかった」「また来年も楽しみにしている」と本気で思っていただける大会でありたいです。街全体がそう感じてくれるイベントを、これからも作っていきたいと考えています。参加人数も、もう少し多くの方に走っていただけるようにしたいです。
東京マラソンの詳細は公式サイトまで。
J-WAVE『MIDDAY LOUNGE』のコーナー「PICK OF THE DAY」は、それぞれのナビゲーターの個性に特化した特集をお届けする。放送は月曜~木曜の15時25分ごろから。
この内容をお届けしたのは、2月2日(月)放送のJ-WAVE『MIDDAY LOUNGE』(ナビゲーター:ハリー杉山)の「PICK OF THE DAY」。各曜日のナビゲーターの個性に特化した特集をお届けするコーナーだ。
『MIDDAY LOUNGE』はグローバルなルーツを持つ国際色豊かなナビゲーターたちが、リスナーと一緒に「新しい自分、新しい世界と出会う」3時間の生放送プログラムだ。ナビゲーターは、月曜 ハリー杉山、火曜 市川紗椰、水曜 クリス・ペプラー、木曜 ジョン・カビラが担当している。
国内外のエリート選手たちが東京マラソンに集結
この週は、この1カ月がより楽しみになる注目イベントを掘り下げるコーナー「Big February 〜Big Events Coming Up」を月曜から木曜までお届けした。今回は、3月1日(日)に開催される「東京マラソン2026」に注目。東京マラソンは、世界トップクラスのエリートランナーから市民ランナーまで、毎年およそ3万8,000人が参加している、日本を代表するマラソン大会だ。東京都庁をスタートし、銀座、日本橋、浅草など、普段は走ることのできない都心の主要道路を駆け抜けることができる点が大きな特徴。国内外からの注目度は高く、参加の抽選倍率は10倍近いとも言われている。
なぜ、東京マラソンはこれほどまでに多くの人を惹きつけるのか。今回はその魅力に迫るべく、大会を実際に作り上げているレースディレクターであり、東京マラソン財団の大嶋康弘さんをスタジオに迎え、話を聞いた。
ハリー:レースディレクターと伺っていますが、具体的にはどんなお仕事をされているのでしょうか?
大嶋:簡単に言えば、大会全体、レースの責任者です。みなさんが安全で安心に走れるようにレースを作っていくのが主な役割ですね。最近、発表させていただき話題になりましたが、エリート選手の招聘も行っております。
ハリー:SNSなどでもいろんな情報が出ていましたが、大迫 傑選手、鈴木健吾選手、近藤亮太選手と、日本勢のワン・ツー・スリーが揃っております。さらに海外からもスーパーエリートが来日するそうですね。
大嶋:そうですね。2時間2分台、3分台の記録を持つ海外のトップ選手たち、そして日本のみなさんが応援してくださっている大迫選手、鈴木選手、2025年9月の世界陸上で日本人最上位だった近藤選手も含め、非常に魅力的な顔ぶれが揃っています。女子も同様に、実力のある選手がたくさん出場します。
なぜ多くの応募が集まるのか─コースも魅力
エリートランナーにとっては「戦いたいレース」であり、市民ランナーにとっては世界中の憧れが集まる東京マラソン。なぜ、これほどまでに多くの応募が集まるのか。大嶋さんによると、その大きな要因のひとつが、東京マラソンが「ワールドマラソンメジャーズ」の大会のひとつという点にあると話す。大嶋:2025年にシドニーが加わり、現在は7大会。いわゆる世界7大大会と言われているレースのひとつなんですね。世界のトップ選手たちが「誰がいちばん速いのか」を競う舞台として、「我こそは」という選手が集まってきてくれます。オリンピックや世界陸上で活躍する著名な選手が出場してくれることが、レースの魅力を大きく後押ししています。もうひとつは、走っていただける方たちの存在です。東京は、ロンドン、ニューヨーク、パリと並ぶ世界有数の大都市ですよね。その東京の街を自分の足で走ることができる。これは非常に大きな魅力だと思います。もちろん、道路を使わせていただく以上、ご迷惑をおかけすることもありますが、それでも「東京の街を走れる」体験は格別です。そして何より、日本人の温かさですね。海外から来られたランナーのみなさんが、「本当にいい国だ」「人が温かい」とおっしゃってくださいます。そうした要素がすべて合わさって、東京マラソンの魅力になっているのだと思います。
ハリー:記録を狙う一方で、東京を観光するような感覚もありますよね。
大嶋:「これぞ東京」という場所や地域をすべて通過するコースになっていますので、ぜひ楽しみにしていただきたいですね。
毎年ブラッシュアップを重ねる東京マラソン
東京マラソンの運営においては、「安全」「優しさ」「スムーズさ」が大きなテーマとなっている。東京マラソン財団では、具体的にどのような点にフォーカスしているのだろうか。大嶋:東京マラソンでは安心・安全がもっとも大切なことです。医療の専門家から知見をいただき、コース上で安全にマラソンが運営できるよう、さまざまな配慮と協力をお願いしています。給水についても、2025年は暑さの影響でコップが不足し、ご迷惑をおかけしてしまいました。そこで2026年は、シリコンカップをランナーのみなさんに配布します。持って走るかどうかはランナーの判断ですが、バックアップ策として導入しました。こうした臨機応変な対応や工夫を重ねることが、安全な大会運営につながると考えています。
ハリー:大会が終わったあとも、財団のみなさんやボランティアの方々が集まって反省会などをされたりするのでしょうか?
大嶋:そうですね。常に「ここはよかった」「ここは改善できた」という話はしております。そして自分も、当日はできる限りフィニッシュラインに立つようにしています。エリート選手の先導などが終わったら、必ずフィニッシュへ向かい、みなさんのゴールの瞬間を見るんです。喜ぶ姿を見ると、「やってよかった」と心から思います。ただ同時に、「ここはもっとできた」「次はこうしよう」という反省も必ず出てくる。その改善を、すぐ次につなげるようにしています。
東京の食を楽しむ「おもてなしエイド」がスタート
続いて大嶋さんから、2026年の東京マラソンの取り組みについて話を聞いた。2026年の東京マラソンでは、ランナーと応援者それぞれが楽しめる催しが展開される予定だという。大嶋:実際に走るランナーのみなさんにとっては、2026年から新たに「おもてなしエイド」を設けています。いわゆる給水ではなく、給食です。さまざまなお菓子、エネルギー補給になるような食品を用意しています。
ハリー:それはいわゆるジェルとかではなく?
大嶋:そうですね。たとえば、おせんべいや羊羹など、日本や東京の魅力を感じられるものを取り入れています。さまざまな企業のみなさんにもご協力いただきながら実現しました。
ハリー:それはいいですね。楽しみながら走る方や、初フルマラソンの方にとっても魅力的だと思います。同じ方向に向かって走りながら、東京のグルメを通して街を感じられるのは素敵ですね。
大嶋:それから、残念ながら走れなかった方にも楽しんでいただける企画として、東京ビッグサイトで開催するエキスポで、新たにファンミーティングを行います。2月27日(金)の13時からです。
ハリー:そうなんですか!
大嶋:人数には制限がありますが、選手たちと直接お会いいただける機会を設けました。参加する人も、そうでない人も、一般ランナーもエリートランナーも、みんなで楽しめる場にしたいと考えています。
ハリー:当日走れない人や、ランナーではない家族や仲間も、応援というかたちで楽しめるのが東京マラソンの素晴らしさだと思います。
大嶋:その点は、東京メトロさんをはじめ、多くの方にご協力いただいています。通常のマラソン大会だと、応援できるのは移動して3回程度ということが多いですが、東京マラソンでは工夫すれば4回、場合によっては5回ほど応援できるんです。いろいろな場所で、ご家族やご友人が走る姿を見ていただけます。これは東京マラソンの魅力のひとつだと思っております。
ハリー:大嶋さんにとって、「ここでの応援はランナーに響く」というおすすめスポットはありますか?
大嶋:やはり中間地点の浅草周辺ですね。後半に向かう大事なポイントですし、最後は丸の内。人が集まっているので応援するのも簡単ではありませんが、最後の踏ん張りを後押ししていただければなと思います。
ハリー:そして、ランニング応援アプリ「応援navi」も東京マラソンをカバーしていますよね。家族や仲間がどこを走っているかわかるのは助かります。
大嶋:そうですね。応援の声だけでなく、名前を書いたボードやメッセージを見ることで、ランナーは苦しいなかでも力をもらえると思います。
ハリー:最後に、レースディレクターとして東京マラソンを今後どんな大会にしていきたいですか?
大嶋:公共の道路を使わせていただく以上、街のみなさんにはご迷惑をおかけしています。それでも、「東京マラソンがあってよかった」「また来年も楽しみにしている」と本気で思っていただける大会でありたいです。街全体がそう感じてくれるイベントを、これからも作っていきたいと考えています。参加人数も、もう少し多くの方に走っていただけるようにしたいです。
東京マラソンの詳細は公式サイトまで。
J-WAVE『MIDDAY LOUNGE』のコーナー「PICK OF THE DAY」は、それぞれのナビゲーターの個性に特化した特集をお届けする。放送は月曜~木曜の15時25分ごろから。
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