歌手/俳優の山下智久が、活動30年にわたるキャリアを振り返り、音楽制作で意識するポイントについて語った。
山下が登場したのは、1月8日(木)放送のJ-WAVE『SPARK』(ナビゲーター:三代目 J SOUL BROTHERS・ØMI)。注目のアーティストが曜日ごとにナビゲーターを務める音楽番組だ。ナビゲーターは、月曜 sumika、火曜 新井和輝(King Gnu)、水曜 秦 基博、木曜 ØMI(三代目 J SOUL BROTHERS)が担当している。
ØMI:本日はよろしくお願いします! どうやらJ-WAVEへの出演はひさしぶりとのことで。
山下:そうですね。ラジオ自体もめちゃくちゃひさしぶりなので、ちょっと緊張しますね(笑)。よろしくお願いします!
ØMI:僕と山下君の交流って何年ぐらいになるんですかね?
山下:初めて会ったのってかなり前ですよね? 10年以上経っている気がします。
ØMI:ちょこちょこ連絡は取ったりしていて。
山下:そうですね。一緒に曲をやらせてもらう前に何度かお会いしてますよね。「いつか何かできたらいいっすね」みたいなことを話していて、やっと(実現した)。
ØMI:すごく長いお付き合いなんですけども、こうやってメディアで話すのは初めてなので、山下さんの音楽ルーツも伺っていけたらなと思います。
ØMI:僕はいま、(活動歴)15年だから倍じゃないですか! すごいよなあ。山下君がソロでライブをやられていたのって2年ぐらい前ですか?
山下:そうですね。
ØMI:横浜での公演を観に行かせていただいたときに、めちゃくちゃ印象的だったことがあって。山下君ご自身が出演していたドラマの主題歌をカバーしていたじゃないですか。どの曲も、「このドラマ観てたな」と思い出がよみがえってきて。
山下:ありがたいです。いまはいろんなメディアがたくさんありますけど、当時はテレビやラジオ、雑誌みたいな時代だったじゃないですか。そうしたなかでみなさんに見ていただけたので、すごくラッキーな時代だったなといまになって感じますね。
ØMI:カバーするコーナーは山下君にしかできないなって思った(笑)。みんなの人生の1ページに刻まれている歴史を自分でさかのぼれるってすごいですよ。
山下:こんなに幸せなことはないですよね。
ØMI:30年にわたる山下君の歴史が詰まってるなと思いました。山下君って憧れてるアーティストっていたんですか?
山下:もともと、業界に入る前はSMAPさんとかKinKi Kids(現:DOMOTO)さんの曲を聴いてましたね。あと、うちのおじいちゃんが洋楽が好きだったので、ビートルズやエアロスミスが流れてる環境下ではありました。なので、子どものころから邦楽にも洋楽にも触れてましたね。
山下:業界に入ったばかりのころ、マイケル・ジャクソンの楽曲のMVをよく観させてもらってたんですけど、こういう世界があるのかと知って。そのときの感動というか、インパクトが忘れられないですね。実は僕、20代前半のころにこの曲をカバーさせてもらったんですよ。
ØMI:すごい! 最初、マイケルの曲を選ばれたときに「意外だな」って思ったんですけど、自分の周りのダンサーやアーティストの先輩のルーツが、マイケルに行き着くことがあまりにも多くて。自分の好きなアーティストが誰を好きか調べてみると、やっぱりマイケルにたどり着いたりする。マイケルっていまだに、いろんな人をインスパイアしていると思うし、山下君もそうなんだって感じた。
山下:そうですね。マイケルの本も読んでます。当時、『スリラー』のアルバムってほぼほぼ完成してたらしいんですけど、ギリギリで「やっぱりダメだ!」と全部やり直したらしいんですね。アーティストとしての自分を信じる強さみたいなものもすごい人なんだなって思ったんですよね。自分自身に対して真摯に向き合っている姿っていうのは、そういうところにも一貫しているんだなって思いました。
ØMI:歌とかパフォーマンスだけじゃなくて、人間性みたいなところにもいい影響を受けているんですね。
ØMI:僕が山下君に「何か一緒にやれたらいいですね」とお伝えして、そのタイミングをずっと考えていたんです。それで、自分が「THE FUSION」というプロジェクトを始めさせていただいたことをきっかけに、あらためて山下君に「ご一緒させていただきたいです」と言ったら、快く引き受けていただきました。
山下:ありがとうございます。めちゃくちゃ楽しかったです!
ØMI:楽曲も僕がデモをたくさん送らせていただいて、「この曲にしましょう」ということで。歌詞もテーマも一緒に考えましたよね。せっかくふたりが一緒になるということで、ある意味リッチで艶やかな世界観でいきましょうと、楽曲テーマを決めていきました。山下君は普段、歌詞を書かれていますけども、バーッと書けるタイプですか?
山下:そのときによるんですよね。
ØMI:書く場所はどうしてます?
山下:僕は移動中がけっこう好きなんですよ。飛行機とか新幹線の移動中に携帯で書きます。あの時間がいちばんゾーンに入る感覚があるんですよね。
ØMI:移動中で電波もそこまで入らないし、遮断されてる感じがあって、何かにフォーカスできる感覚がありますよね。僕も飛行機のときは仕事のアイデアを考える時間にあてることが多いです。
山下:移動中にゾーンに入る感じって不思議ですよね。
ØMI:逆に、自宅で音楽を聴きながら、紙とペンで歌詞を書くこともあります?
山下:紙とペンはほぼ使ったことがないですね。ただ、家でやるときは、集中力が上がるのでBGMをかけながらやってます。セリフを覚えるときも音楽をかけながらやると、わりとはかどります。
ØMI:集中するモードにもっていくルーティンがあるんですね。
ØMI:この曲はどんな流れで作られましたか?
山下:楽曲を聴いたときに、とても力強い曲だと感じて。同時に、自分のなかで忘れかけていた情熱のようなものを呼び起こしてくれる曲だとも思ったんです。だからこそ、強い想い、強い感情を込めたいと考えて、制作にあたっては過去の恋を想像しながら向き合いました。忘れられない想いや、タトゥーのように心に刻まれて消えない何かを残していった彼女の存在を、アーティストになぞらえて表現しています。
『The Artist』は、世界的な音楽プロデューサーであるPdoggが提供した楽曲。Pdoggは、BTSのデビュー曲『No More Dream』をはじめ、数々の世界的ヒットを手がけてきた人物として知られている。
ØMI:世界的なヒットメイカーとお仕事されているということで。歌詞も山下君が書かれたんですよね?
山下:そうですね。レコーディングが終わって家に帰って、もう一度歌詞を見直したんですけど、そうしたら「ここを変えたい!」みたいになって(笑)。スタッフさんに電話をして「本当に申し訳ないんですけど、もう1回やらせてもらっていいっすか」とお願いしました(笑)。
ØMI:そうなんだ(笑)! そういうことってありますよね。MVも山下君が監修したんですよね?
山下:そうなんですよ。新しい経験ができて楽しかったです。
ØMI:すごいっすね。
山下:初めて言うことなんですが、MVはもともと実際のリリース日の1週間前に公開する予定だったんです。ただ、間に合わなくて。
ØMI:こだわったんですね。その気持ち、わかるなあ(笑)。
山下:先ほどお話ししたマイケルじゃないですけど、自分の想いに誠実に向き合っていきたいと思ったんですよね。一つひとつに、自分の気持ちに嘘のないものを残していきたいというか。そういうことって、きっと聴いてる人には伝わるんじゃないかって思うんですよね。
ØMI:本当にそう思います。
ØMI:海外を拠点にしたときはどうでしたか?
山下:もちろん、言語の壁はあると思うし、孤独と向き合わないといけない時期もあると思います。僕がいちばん苦労したのは食事ですね。やっぱり「米が食いてぇ!」ってなるんで。
ØMI:たしかに、小麦ばっかりだとしんどくなりますよね。
山下:もちろんおいしいんだけど、やっぱり日本食で育ってしまったので。
ØMI:出汁とかね(笑)!
山下:僕はスーツケースを3つぐらい持って行くんですけど、ひとつは全部日本の食品や調味料です(笑)。
ØMI:大事ですよね! 食に関してはどうしてもね。
山下:そうなんですよ。そこが乗り越えられるのであれば、めっちゃ楽しいと思いますね。
ØMI:僕も海外に行ったとしても、現地の食事って最初の何日間しか食べなくって。あとはだいたい和食とかコリアン料理屋さんにお世話になってますね。
山下:めっちゃお世話になってます(笑)。
ØMI:なので、やっぱり食に気を付けていただければなと思いますね。
山下智久の最新情報は公式サイトまで。
J-WAVE『SPARK』では、月曜から木曜まで日替わりのアーティストがナビゲーターを務める。放送は24時から。
山下が登場したのは、1月8日(木)放送のJ-WAVE『SPARK』(ナビゲーター:三代目 J SOUL BROTHERS・ØMI)。注目のアーティストが曜日ごとにナビゲーターを務める音楽番組だ。ナビゲーターは、月曜 sumika、火曜 新井和輝(King Gnu)、水曜 秦 基博、木曜 ØMI(三代目 J SOUL BROTHERS)が担当している。
山下智久とのメディア対談が実現
今回は、山下智久とØMIによる初のメディア対談が実現した。ふたりはØMIの楽曲『Feel Gold feat. 山下智久』で共演した縁があり、プライベートでも親交を深めている間柄だ。ØMI - Feel Gold feat. 山下智久 (Official Music Video)
山下:そうですね。ラジオ自体もめちゃくちゃひさしぶりなので、ちょっと緊張しますね(笑)。よろしくお願いします!
ØMI:僕と山下君の交流って何年ぐらいになるんですかね?
山下:初めて会ったのってかなり前ですよね? 10年以上経っている気がします。
ØMI:ちょこちょこ連絡は取ったりしていて。
山下:そうですね。一緒に曲をやらせてもらう前に何度かお会いしてますよね。「いつか何かできたらいいっすね」みたいなことを話していて、やっと(実現した)。
ØMI:すごく長いお付き合いなんですけども、こうやってメディアで話すのは初めてなので、山下さんの音楽ルーツも伺っていけたらなと思います。
山下の「ドラマ楽曲カバー」にØMIが感動
山下は1996年、11歳で芸能界入りし、2026年で芸能生活30周年を迎える。現在は活動の拠点を海外に広げ、ハリウッド映画や、Netflix、Huluなど世界配信される映像作品で活躍中だ。キャリアの重みにØMIは「すごいですね!」と驚きの声をあげる。ØMI:僕はいま、(活動歴)15年だから倍じゃないですか! すごいよなあ。山下君がソロでライブをやられていたのって2年ぐらい前ですか?
山下:そうですね。
ØMI:横浜での公演を観に行かせていただいたときに、めちゃくちゃ印象的だったことがあって。山下君ご自身が出演していたドラマの主題歌をカバーしていたじゃないですか。どの曲も、「このドラマ観てたな」と思い出がよみがえってきて。
山下:ありがたいです。いまはいろんなメディアがたくさんありますけど、当時はテレビやラジオ、雑誌みたいな時代だったじゃないですか。そうしたなかでみなさんに見ていただけたので、すごくラッキーな時代だったなといまになって感じますね。
ØMI:カバーするコーナーは山下君にしかできないなって思った(笑)。みんなの人生の1ページに刻まれている歴史を自分でさかのぼれるってすごいですよ。
山下:こんなに幸せなことはないですよね。
ØMI:30年にわたる山下君の歴史が詰まってるなと思いました。山下君って憧れてるアーティストっていたんですか?
山下:もともと、業界に入る前はSMAPさんとかKinKi Kids(現:DOMOTO)さんの曲を聴いてましたね。あと、うちのおじいちゃんが洋楽が好きだったので、ビートルズやエアロスミスが流れてる環境下ではありました。なので、子どものころから邦楽にも洋楽にも触れてましたね。
マイケル・ジャクソンが生み出す音楽に衝撃を受けた力
番組では、山下の音楽的ルーツとなった曲をオンエア。選ばれたのは、マイケル・ジャクソンの『スリラー』だ。Michael Jackson - Thriller (Official 4K Video)
ØMI:すごい! 最初、マイケルの曲を選ばれたときに「意外だな」って思ったんですけど、自分の周りのダンサーやアーティストの先輩のルーツが、マイケルに行き着くことがあまりにも多くて。自分の好きなアーティストが誰を好きか調べてみると、やっぱりマイケルにたどり着いたりする。マイケルっていまだに、いろんな人をインスパイアしていると思うし、山下君もそうなんだって感じた。
山下:そうですね。マイケルの本も読んでます。当時、『スリラー』のアルバムってほぼほぼ完成してたらしいんですけど、ギリギリで「やっぱりダメだ!」と全部やり直したらしいんですね。アーティストとしての自分を信じる強さみたいなものもすごい人なんだなって思ったんですよね。自分自身に対して真摯に向き合っている姿っていうのは、そういうところにも一貫しているんだなって思いました。
ØMI:歌とかパフォーマンスだけじゃなくて、人間性みたいなところにもいい影響を受けているんですね。
移動中は集中力が高まる
この日の『SPARK』では、ふたりが『Feel Gold feat. 山下智久』の制作エピソードを語るひと幕も。2024年10月にリリースされた同曲は、ファンクビートを感じながらもポップス要素が詰まった、ラグジュアリーさが際立つナンバーとなっている。ØMI:僕が山下君に「何か一緒にやれたらいいですね」とお伝えして、そのタイミングをずっと考えていたんです。それで、自分が「THE FUSION」というプロジェクトを始めさせていただいたことをきっかけに、あらためて山下君に「ご一緒させていただきたいです」と言ったら、快く引き受けていただきました。
山下:ありがとうございます。めちゃくちゃ楽しかったです!
ØMI:楽曲も僕がデモをたくさん送らせていただいて、「この曲にしましょう」ということで。歌詞もテーマも一緒に考えましたよね。せっかくふたりが一緒になるということで、ある意味リッチで艶やかな世界観でいきましょうと、楽曲テーマを決めていきました。山下君は普段、歌詞を書かれていますけども、バーッと書けるタイプですか?
山下:そのときによるんですよね。
ØMI:書く場所はどうしてます?
山下:僕は移動中がけっこう好きなんですよ。飛行機とか新幹線の移動中に携帯で書きます。あの時間がいちばんゾーンに入る感覚があるんですよね。
ØMI:移動中で電波もそこまで入らないし、遮断されてる感じがあって、何かにフォーカスできる感覚がありますよね。僕も飛行機のときは仕事のアイデアを考える時間にあてることが多いです。
山下:移動中にゾーンに入る感じって不思議ですよね。
ØMI:逆に、自宅で音楽を聴きながら、紙とペンで歌詞を書くこともあります?
山下:紙とペンはほぼ使ったことがないですね。ただ、家でやるときは、集中力が上がるのでBGMをかけながらやってます。セリフを覚えるときも音楽をかけながらやると、わりとはかどります。
ØMI:集中するモードにもっていくルーティンがあるんですね。
徹底的にこだわり抜いた『The Artist』の制作エピソード
続いて、山下が2025年11月にリリースしたシングル『The Artist』をオンエア。山下自らがセルフプロデュースを手がけた同曲には、いかなる想いが込められているのだろうか。山下智久 Tomohisa Yamashita - The Artist (Official Video)
山下:楽曲を聴いたときに、とても力強い曲だと感じて。同時に、自分のなかで忘れかけていた情熱のようなものを呼び起こしてくれる曲だとも思ったんです。だからこそ、強い想い、強い感情を込めたいと考えて、制作にあたっては過去の恋を想像しながら向き合いました。忘れられない想いや、タトゥーのように心に刻まれて消えない何かを残していった彼女の存在を、アーティストになぞらえて表現しています。
『The Artist』は、世界的な音楽プロデューサーであるPdoggが提供した楽曲。Pdoggは、BTSのデビュー曲『No More Dream』をはじめ、数々の世界的ヒットを手がけてきた人物として知られている。
ØMI:世界的なヒットメイカーとお仕事されているということで。歌詞も山下君が書かれたんですよね?
山下:そうですね。レコーディングが終わって家に帰って、もう一度歌詞を見直したんですけど、そうしたら「ここを変えたい!」みたいになって(笑)。スタッフさんに電話をして「本当に申し訳ないんですけど、もう1回やらせてもらっていいっすか」とお願いしました(笑)。
ØMI:そうなんだ(笑)! そういうことってありますよね。MVも山下君が監修したんですよね?
山下:そうなんですよ。新しい経験ができて楽しかったです。
ØMI:すごいっすね。
山下:初めて言うことなんですが、MVはもともと実際のリリース日の1週間前に公開する予定だったんです。ただ、間に合わなくて。
ØMI:こだわったんですね。その気持ち、わかるなあ(笑)。
山下:先ほどお話ししたマイケルじゃないですけど、自分の想いに誠実に向き合っていきたいと思ったんですよね。一つひとつに、自分の気持ちに嘘のないものを残していきたいというか。そういうことって、きっと聴いてる人には伝わるんじゃないかって思うんですよね。
ØMI:本当にそう思います。
海外暮らしは「日本食」が恋しくなる
番組後半では、リスナーから寄せられたメッセージを紹介。大学生リスナーからの「留学を考えています。海外を拠点にしてよかったこと、大変だったことを教えてください」という質問に対し、山下は自身の経験をもとに答えた。ØMI:海外を拠点にしたときはどうでしたか?
山下:もちろん、言語の壁はあると思うし、孤独と向き合わないといけない時期もあると思います。僕がいちばん苦労したのは食事ですね。やっぱり「米が食いてぇ!」ってなるんで。
ØMI:たしかに、小麦ばっかりだとしんどくなりますよね。
山下:もちろんおいしいんだけど、やっぱり日本食で育ってしまったので。
ØMI:出汁とかね(笑)!
山下:僕はスーツケースを3つぐらい持って行くんですけど、ひとつは全部日本の食品や調味料です(笑)。
ØMI:大事ですよね! 食に関してはどうしてもね。
山下:そうなんですよ。そこが乗り越えられるのであれば、めっちゃ楽しいと思いますね。
ØMI:僕も海外に行ったとしても、現地の食事って最初の何日間しか食べなくって。あとはだいたい和食とかコリアン料理屋さんにお世話になってますね。
山下:めっちゃお世話になってます(笑)。
ØMI:なので、やっぱり食に気を付けていただければなと思いますね。
山下智久の最新情報は公式サイトまで。
J-WAVE『SPARK』では、月曜から木曜まで日替わりのアーティストがナビゲーターを務める。放送は24時から。
番組情報
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