TESTSETの砂原良徳(Syn)が、ドライブに合うサウンドを3曲ピックアップして紹介したほか、最新アルバム『ALL HAZE』の制作エピソードなどについて語った。
砂原が登場したのは、2025年12月12日(金)放送のJ-WAVE『MOTORING MUSIC supported by TOYOTA』(ナビゲーター:武藤千春)。週替わりのゲストがドライブのサウンドトラックをセレクトするプログラムだ。
番組ではゲストの身近な人物からの「推しメッセージ」を紹介。TESTSETのドラマーであり、10月23日(木)放送の『GRAND MARQUEE』ではともにゲスト出演した白根賢一からメッセージが寄せられた。
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白根:こんにちは。TESTSETの白根賢一です。(砂原と)一緒にやる前は勝手に、とてもクールであまり人間味のないというか(笑)。勝手なイメージがありましたが、意外と「漢」と書いて男的な、とても熱くて、言葉よりも背中で語る職人気質というか。TESTSETの場合は編曲、作曲、マスタリングまで「必殺仕事人」でやられているので、後ろ姿を常に感じていました。実は砂原さん、腕時計を作れる人なんです。すごくかっこいい腕時計をされていたから「それ、どこのですか?」と訊いたら「作った」と言うから「いや、そんなわけないでしょ」って(笑)。そうしたら、ちゃんとパーツから全部取り寄せて、自分で組み立てていて。「じゃあ、賢ちゃんに腕時計を組み立てる」って、めちゃうれしくて。まあ、忙しい方なので気長に待っています。
砂原:白根賢一、賢ちゃんですけども。メッセージをいただきましたが、実は白根さんは1991年とか1992年ぐらいから知っていまして。彼がロッテンハッツというバンドをやっていたころ、当時、僕は電気グルーヴというバンドに面倒を見てもらっていました。そのとき同じレーベルだったので、知り合いではあったんです。そのあと、賢ちゃんはGREAT3というバンドになって、そのときにリミックスを僕に頼んでくれて、やったこともあります。だけどまさか、この歳になってから一緒にバンドを組んでやるとは思わなかったです。3年ぐらいTESTSETをやっているわけですが、こういうふうに評価してくれて非常にうれしいのと「恥ずかしいなあ」という思いがあります(笑)。いまアルバムが出たばかりでまだ忙しいんですが、時間ができたら時計は必ず作ります。いま空いている時間にパーツを選んでいるので、もうちょっと待ってください。
武藤:すごい、そして素敵ですね。自作の腕時計。砂原さんの作る音楽の緻密さと通じているような感じで、驚くというより納得しちゃいます。白根さん、もうちょっとだそうです。お待ちください。
砂原:ドイツに初めて行ったときに「アウトバーン(ドイツを中心に整備された高速道路)を通るよ」と運転手さんが教えてくれて。「いよいよアウトバーンを走れるんだな」と思って入ったら、自分がイメージしていたのどかな曲のイメージではなくて、日本の高速よりはるかに速いスピードで(笑)。「イメージとちょっと違うな」とは思ったんですけれども。僕は高速道路じゃなくて、のんびりしているときにわりとこの曲を聴いて走ることがあります。
続いて、砂原は2曲目にThe Art Of Noiseの『Close(To The Edit)』をセレクトした。
砂原:この曲自体は、車をテーマにした曲ではないんですが、イントロを聴いていただければわかると思いますが、車のエンジンの音がリズムを刻むような、非常に斬新な曲作りというかアレンジというか。最初に聴いたときに、サンプリングが本当に出始めのころで「斬新な曲が出てきたぞ」という、非常に驚きがあったことを覚えています。
砂原は自身の楽曲制作の仕上げを「自動車の中」で行っていることを明かした。
砂原:僕は音楽を作るときにミックスやマスタリングという、ミュージシャンが演奏したあとにやるような工程を担当することもありまして、その際の最終チェックとして使っているのが、実は車なんです。車のオーディオを自分でカスタマイズして、スピーカーの場所をどこに設置しようか、アンプといったものを選んで自分の好きな音質にして。最後の仕上げは車で聴いて、それでOKだったら「これはフィックスしよう」という基準になっています。だいたい、毎日、車には乗りますが、とにかくそこで仕事のチェックを常にしているという、仕事部屋の一部みたいなものですかね。それではドライブのサウンドトラックをもう1曲聴いてもらいます。Roxy Musicで『Love Is The Drug』。
砂原:これは先ほどのThe Art Of Noiseと同様です。エンジンの音が入っているんですが、これはもう始動するときの音が入っていまして。1日のスタートに車で走り出すときにこれをかけて。自分がその人物になりきっているような感じで、1曲目にかけることがよくあります。
武藤:車に関係のある3曲を選んでいただきました。というか、車の音が音楽になっている曲、この視点で選曲してくれた人は初めてです。さすがの選曲、ありがとうございます。
砂原:EPなんかも出していて、とりあえずボリューム的には3枚目ぐらいの感覚です。このバンドも3年やっていますが、段々とみんな慣れてきて(笑)。いろいろなことを遠慮しないで言ったり、やったりするようになりまして。以前よりもバンドっぽいサウンドになっているのと、最終チェックはすべて車でしていますので、非常にドライブにも合うのではないかと思っております。
番組では『ALL HAZE』の収録曲『Deleter』をオンエアした。
砂原:2026年1月30日(金)に「LIVE ALL HAZE」という我々のライブがあります。場所は東京・EX THEATER ROPPONGIです。アルバムが出たあとのフルのライブは初めてになりますので、ご興味のある方はぜひいらしてください。
TESTSETの最新情報はX公式アカウント(@TESTSET_2022)まで。
『MOTORING MUSIC』では週替わりのゲストが大好きな楽曲をセレクト。音楽と一緒にドライブエピソードもお届けする。放送は毎週金曜16時から。
砂原が登場したのは、2025年12月12日(金)放送のJ-WAVE『MOTORING MUSIC supported by TOYOTA』(ナビゲーター:武藤千春)。週替わりのゲストがドライブのサウンドトラックをセレクトするプログラムだ。
バンドメンバーの白根賢一からメッセージ
砂原良徳は1999年、ソロ活動と並行して参加していた電気グルーヴを脱退。2014年、METAFIVEに参加。2022年にはMETAFIVEのLEO今井、GREAT3の白根賢一、相対性理論の永井聖一とTESTSETを結成した。TESTSETは2025年春に開催された「MUSIC AWARDS JAPAN」で最優秀ダンス・エレクトロニック楽曲賞にノミネートされるなど、大ベテランでありながら常に新しい音楽でシーンを刺激している。Bumrush (Live from “TESTSET LIVE 2023” at YEBISU GARDEN HALL, Tokyo)
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白根:こんにちは。TESTSETの白根賢一です。(砂原と)一緒にやる前は勝手に、とてもクールであまり人間味のないというか(笑)。勝手なイメージがありましたが、意外と「漢」と書いて男的な、とても熱くて、言葉よりも背中で語る職人気質というか。TESTSETの場合は編曲、作曲、マスタリングまで「必殺仕事人」でやられているので、後ろ姿を常に感じていました。実は砂原さん、腕時計を作れる人なんです。すごくかっこいい腕時計をされていたから「それ、どこのですか?」と訊いたら「作った」と言うから「いや、そんなわけないでしょ」って(笑)。そうしたら、ちゃんとパーツから全部取り寄せて、自分で組み立てていて。「じゃあ、賢ちゃんに腕時計を組み立てる」って、めちゃうれしくて。まあ、忙しい方なので気長に待っています。
砂原:白根賢一、賢ちゃんですけども。メッセージをいただきましたが、実は白根さんは1991年とか1992年ぐらいから知っていまして。彼がロッテンハッツというバンドをやっていたころ、当時、僕は電気グルーヴというバンドに面倒を見てもらっていました。そのとき同じレーベルだったので、知り合いではあったんです。そのあと、賢ちゃんはGREAT3というバンドになって、そのときにリミックスを僕に頼んでくれて、やったこともあります。だけどまさか、この歳になってから一緒にバンドを組んでやるとは思わなかったです。3年ぐらいTESTSETをやっているわけですが、こういうふうに評価してくれて非常にうれしいのと「恥ずかしいなあ」という思いがあります(笑)。いまアルバムが出たばかりでまだ忙しいんですが、時間ができたら時計は必ず作ります。いま空いている時間にパーツを選んでいるので、もうちょっと待ってください。
武藤:すごい、そして素敵ですね。自作の腕時計。砂原さんの作る音楽の緻密さと通じているような感じで、驚くというより納得しちゃいます。白根さん、もうちょっとだそうです。お待ちください。
砂原が選ぶ、ドライブに合う曲
砂原はドライブのサウンドトラックの1曲目としてKraftwerkの『Autobahn』をセレクト。理由について語った。Autobahn
続いて、砂原は2曲目にThe Art Of Noiseの『Close(To The Edit)』をセレクトした。
Close(To The Edit)
砂原は自身の楽曲制作の仕上げを「自動車の中」で行っていることを明かした。
砂原:僕は音楽を作るときにミックスやマスタリングという、ミュージシャンが演奏したあとにやるような工程を担当することもありまして、その際の最終チェックとして使っているのが、実は車なんです。車のオーディオを自分でカスタマイズして、スピーカーの場所をどこに設置しようか、アンプといったものを選んで自分の好きな音質にして。最後の仕上げは車で聴いて、それでOKだったら「これはフィックスしよう」という基準になっています。だいたい、毎日、車には乗りますが、とにかくそこで仕事のチェックを常にしているという、仕事部屋の一部みたいなものですかね。それではドライブのサウンドトラックをもう1曲聴いてもらいます。Roxy Musicで『Love Is The Drug』。
Roxy Music - Love Is The Drug
武藤:車に関係のある3曲を選んでいただきました。というか、車の音が音楽になっている曲、この視点で選曲してくれた人は初めてです。さすがの選曲、ありがとうございます。
最新アルバムの最終チェックも車で
最後に砂原は、10月22日(水)にリリースされたTESTSETの2ndアルバム『ALL HAZE』についてや、今後の予定を語った。砂原:EPなんかも出していて、とりあえずボリューム的には3枚目ぐらいの感覚です。このバンドも3年やっていますが、段々とみんな慣れてきて(笑)。いろいろなことを遠慮しないで言ったり、やったりするようになりまして。以前よりもバンドっぽいサウンドになっているのと、最終チェックはすべて車でしていますので、非常にドライブにも合うのではないかと思っております。
番組では『ALL HAZE』の収録曲『Deleter』をオンエアした。
TESTSET - Deleter (Official Music Video)
TESTSETの最新情報はX公式アカウント(@TESTSET_2022)まで。
『MOTORING MUSIC』では週替わりのゲストが大好きな楽曲をセレクト。音楽と一緒にドライブエピソードもお届けする。放送は毎週金曜16時から。
radikoで聴く
2025年12月19日28時59分まで
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番組情報
- MOTORING MUSIC
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毎週金曜16:00-16:30