提供:フォルクスワーゲン グループ ジャパン株式会社 アウディ ジャパン
フォルクスワーゲン グループ ジャパン株式会社 アウディ ジャパン(以下、Audi)の最新モデルを本格的なテストコースで体感できる試乗イベント「Audi e-tron GT Dynamic Driving Experience」が、10月29日(水)から11月2日(日)までの5日間、千葉県木更津市のポルシェ・エクスペリエンスセンター東京で開催された。
本イベントでは、8月に発売された電動グランツーリスモ「RS e-tron GT performance」「S e-tron GT」をはじめ、Audiが誇る最新ハイパフォーマンスモデルが集結。参加者は、最新の電動スポーツカーのパフォーマンスをテクニカルなドライビングコースという特別な環境で体感した。会場はAudiオーナーを中心に多くの参加者で賑わい、試乗や展示、トークセッションを通じてブランドの魅力を存分に感じるひとときとなった。
本記事では、11月1日(土)に行われたトークショーの模様に加え、イベント参加者の声、そしてJ-WAVEナビゲーター・nicoによる試乗の感想を紹介する。
Audiは、ドイツ・インゴルシュタットに本拠を置く自動車ブランドである。卓越したデザインと先進技術、そして「Vorsprung durch Technik」(技術による先進)の理念を掲げるプレミアムブランドとして知られている。その精神は電動化の時代にも受け継がれ、e-tronシリーズをはじめとする革新的なEVモデルを次々と発表してきた。
「Audi e-tron GT Dynamic Driving Experience」は、Audiの最新ハイパフォーマンスモデルを比較試乗できる特別なイベントだ。約300組の招待客が参加し、Audi e-tron GTシリーズをはじめとする先進の電動スポーツモデルを非日常の舞台で体感した。
Audi e-tron GTシリーズは、Audiとポルシェが共同開発した電気自動車専用プラットフォーム「J1 performanceプラットフォーム」を採用した電動グランツーリスモ。今夏の全面アップデートにより、走行性能と快適性の両面でさらなる進化を遂げている。
なかでも「Audi RS e-tron GT performance」は、e-tronシリーズ初のRS performanceモデルにして、Audi史上もっともパワフルな市販車だ。システム最高出力はローンチコントロール時で680kW、最高速度は250km/h、0〜100km/h加速はわずか2.5秒(欧州参考値)を誇る。また、「Audi S e-tron GT」は最高速度245km/h、0〜100km/hを3.4秒で駆け抜け、快適性とドライビングダイナミクスを高次元で両立している。
イベント当日はこの2台に加え、7月発売の「Audi S6 e-tron」や「Audi SQ6 e-tron」「Audi RS7 Sportback performance」など計8台がラインナップ。参加者はそのなかから5台を選び、テストコース走行を通じて各モデルの個性と性能を体感した。さらに、世界限定299台の特別仕様車「Audi RS e-tron GT performance exclusive edition」も展示され、来場者の注目を集めた。
会場では、モータージャーナリストやオピニオンリーダーをゲストに招いたトークショーも実施され、Audiの最新技術やデザイン哲学、今後の自動車のあり方などについてさまざまな意見交換が行われた。試乗会では、参加者がスタッフの先導のもとハンドルを握り、クローズドコースでその走りを満喫。乗車後には笑顔で感想を語り合う姿が多く見られ、Audiのハイパフォーマンスカーの真価を五感で感じられる1日となった。
トークセッションのゲストとして各日、日本フェンシング初の五輪メダリスト・太田雄貴さん、自動車ジャーナリスト・河口まなぶさん、五味やすたかさんなど、多彩な方々が登場。11月1日は、ファッションモデルで実業家のマギーさんと、Audi Japan株式会社 代表取締役社長のマティアス・シェーパースさんによる対談が行われた。
進行役は、J-WAVE『GLASSY WEEKEND』(毎週金曜5:00-6:00)のナビゲーター・nicoが担当。トークの模様は11月9日(日)放送の『J-WAVE SELECTION Audi Japan HOW TO LIVE A “E” LIFE』でオンエアされた。
マギーさんは大の車好きとして知られ、自身のYouTubeチャンネル「MAGGY's Beauty and the Speed」でもカーライフやモータースポーツの魅力を発信している。先日「Audi RS e-tron GT」を試乗したと明かし、「ラグジュアリーさと力強さを同時に感じました」と感想を述べる。さらに、走行時の快適性を挙げ、「バランスの取れた車だと思いました。車内はリラックスできて部屋のような空間。渋滞中でもストレスなく過ごせそうです」と紹介した。
シェーパース社長も同調し、「600馬力のスーパーカーであっても疲れないし、緊張しないんですよ。長く乗るほど“いい車だな”と感じていただけると思います」と語る。Audiがル・マン24時間レースで培ったノウハウのなかには、“疲れないコックピット”という哲学がある。その思想は「Audi RS e-tron GT」にも息づいている。
対談では、マギーさんが車に興味を持ったきっかけから、挑戦にまつわる話題まで、幅広いテーマでトークが展開された。車のデザインに関する話題になると、マギーさんは「乗り込むときに車体を見て高揚できる感じがほしい。カラーも、ひとひねりあるデザインが好き」と語る。これに対し、シェーパース社長は「スエードのステアリングのように、使い込むほど味が出る素材を選ぶと、自分だけの車に育っていきます」と応じた。
シェーパース社長は「お店では聞けないような質問もできますし、実際に乗って感じたことを共有したりとか、そういった思い出づくりができたら私どもはうれしいです。ぜひ、試乗会を楽しんでいただけたらと思います」と参加者に呼びかけ、マギーさんも「試乗するときからワクワクが詰まっていますし、こうしたドライビングコースで走れる機会というのはなかなかないと思います。思う存分に『Audi RS e-tron GT』の魅力を感じてもらえたらと思います」と続けた。
──トークセッションで印象的だった話題を教えてください。
nico:マギーさんがカナダの叔母様の車をきっかけに車好きになったという話や、船を購入されたというお話が印象的でした。マギーさんは物事を多角的に見ていて、さまざまな視点を持っているからこそ、いろんな仕事に挑戦できるのだと感じました。
──「Audi RS e-tron GT」に乗った最初の印象は?
nico:まるで“宇宙船”のようでした。乗った瞬間に未来を感じたというか、車の進化を実感しました。未知のものに触れるようなワクワク感がありましたね。
──内装はいかがでしたか?
nico:いい意味でスポーツカーらしいコンパクトさがありました。僕が乗ったのは黒を基調とした落ち着いた内装でしたが、Audiらしい赤いLEDが光ったり、パネルのスピードメーターが光ったりして、落ち着きのなかにも「これから走り出すぞ」という高揚感がありました。シェーパースさんもおっしゃっていましたが、シートの座り心地も非常によく、長距離でも疲れにくい配慮がされていると感じました。
──外装の印象はいかがでしたか?
nico:「街乗りを想定したスポーツカー」という印象でした。スピードを出すだけでなく、日常のなかで走る楽しさを感じられる、そういった可能性を見せてくれる車だと思いました。
──加速や静粛性の面で、ガソリン車との違いは?
nico:驚いたのは、走行音の静かさと、スピードが出てもブレーキをかけたときにガクンとならないことです。電子制御による滑らかな動きは、EVならではの魅力のひとつだと思いました。
──Audiならではの魅力はどんなところだと感じましたか?
nico:デザインもそうですが、尖りすぎていないところですね。乗用車としての快適さを80パーセント、スポーツカーとしての魅力を20パーセントというように、バランスよく共存させている。そこにAudiらしさを感じました。
──音が少ないなかでの“スピード感”はどう感じましたか?
nico:先ほど宇宙船と表現しましたが、まさしく宇宙空間をワープするような感覚でした。走行音が少ないぶん、景色が後ろに流れていくスピード感がより鮮明に伝わってきましたね。
最後に、nicoは「AudiのEVに乗って、“走る楽しさ”と“移動手段としての機能性”の両方を感じました」と締めくくった。
25歳の女性は「アップダウンのあるワインディングコースでは、速度を上げなくても十分なスピード感を味わえた」と話す。「試乗では『Audi RS e-tron GT performance』『Audi SQ6 e-tron』『Audi S6 Avant e-tron』『Audi RS 7 Sportback Performance』に乗りました。どの車もそれぞれの個性が際立っていて、走りの質をしっかり感じ取れました」と振り返る。
特に印象に残ったのは「Audi RS e-tron GT performance」の走行だ。「以前、旧モデルにも乗りましたが、やはり重さを感じさせないんですよね。今回はサスペンションが油圧式になっていて、旋回時にもっと車体が傾くのかと思っていたのですが、崩れずに真っすぐ進む安定感がすごかったです。取り回しは軽いのに、車重はしっかりあるので、少しアクセルを踏んでも急な挙動にならず、安定していました」と説明する。
実際に走らせてみると、車体の重さを感じさせない制御の精度や、路面に吸い付くような安定感が際立っていたという。細かな挙動まで緻密に制御されており、EV特有の滑らかな加速とともに、高い完成度を実感した様子だった。「EVってここまで来たんだな、という驚きがありました。最新技術が詰まっているだけでなく、長距離を快適に走行できる点でもEVのよさを体感できました。いまはまだ普通車のEVレースが少ないですが、こうしたモデルが登場することで、今後の展開にも期待したいです」と笑顔で語ってくれた。
一方、お母様は20年以上にわたってAudiを乗り継いできたオーナーだ。「走行音がとても静かで驚きました。スーパーカーのようなハイパフォーマンスでありながら、とても乗りやすい。街乗りでもきっと楽しい車だと思います」と印象を語る。
また、イベントの運営面にも好印象を持ったという。「Audiはこうした試乗イベントを定期的に開催してくれて、スタッフの案内もスムーズ。安心して試乗を楽しめました。Audi e-tron GTシリーズはコストを惜しまず造り込まれた最高峰の車で、さまざまな層の人に選ばれる1台だと感じました」と笑顔を見せた。
新規EVメーカーが増加する昨今、Audi Japanのシェーパース社長はトークセッションでこう語った。
「我々Audiとしても、電気自動車の未来を確信しています。本当にいい車、そして美しいデザインを生み出せると自負しています。同時に、環境への配慮も欠かせません。子どもたちは自分たちの未来に不安を抱えています。だからこそ、100年以上、車を作り続けてきたメーカーとして、私たちが未来を変えていかなければならないと思っています」
Audiの電動化は、単なる技術革新にとどまらない。未来のモビリティをどう美しく、快適に、持続可能にしていくか。その挑戦の象徴が、e-tron GTシリーズなのだ。
Audi e-tron GTシリーズの詳細は公式サイトまで。
(取材・文=池内洋裕 撮影=高橋絵里奈(清水写真事務所))
フォルクスワーゲン グループ ジャパン株式会社 アウディ ジャパン(以下、Audi)の最新モデルを本格的なテストコースで体感できる試乗イベント「Audi e-tron GT Dynamic Driving Experience」が、10月29日(水)から11月2日(日)までの5日間、千葉県木更津市のポルシェ・エクスペリエンスセンター東京で開催された。
本イベントでは、8月に発売された電動グランツーリスモ「RS e-tron GT performance」「S e-tron GT」をはじめ、Audiが誇る最新ハイパフォーマンスモデルが集結。参加者は、最新の電動スポーツカーのパフォーマンスをテクニカルなドライビングコースという特別な環境で体感した。会場はAudiオーナーを中心に多くの参加者で賑わい、試乗や展示、トークセッションを通じてブランドの魅力を存分に感じるひとときとなった。
本記事では、11月1日(土)に行われたトークショーの模様に加え、イベント参加者の声、そしてJ-WAVEナビゲーター・nicoによる試乗の感想を紹介する。
試乗イベント「Audi e-tron GT Dynamic Driving Experience」は大盛況
「Audi e-tron GT Dynamic Driving Experience」の会場となった千葉県木更津市のポルシェ・エクスペリエンスセンター東京。
「Audi e-tron GT Dynamic Driving Experience」は、Audiの最新ハイパフォーマンスモデルを比較試乗できる特別なイベントだ。約300組の招待客が参加し、Audi e-tron GTシリーズをはじめとする先進の電動スポーツモデルを非日常の舞台で体感した。
「Audi e-tron GT Dynamic Driving Experience」の試乗会場の模様。Audiの最新ハイパフォーマンスモデルが勢揃いした。
なかでも「Audi RS e-tron GT performance」は、e-tronシリーズ初のRS performanceモデルにして、Audi史上もっともパワフルな市販車だ。システム最高出力はローンチコントロール時で680kW、最高速度は250km/h、0〜100km/h加速はわずか2.5秒(欧州参考値)を誇る。また、「Audi S e-tron GT」は最高速度245km/h、0〜100km/hを3.4秒で駆け抜け、快適性とドライビングダイナミクスを高次元で両立している。
イベント当日はこの2台に加え、7月発売の「Audi S6 e-tron」や「Audi SQ6 e-tron」「Audi RS7 Sportback performance」など計8台がラインナップ。参加者はそのなかから5台を選び、テストコース走行を通じて各モデルの個性と性能を体感した。さらに、世界限定299台の特別仕様車「Audi RS e-tron GT performance exclusive edition」も展示され、来場者の注目を集めた。
世界限定299台の特別仕様車「Audi RS e-tron GT performance exclusive edition」。
マギー×Audi Japan代表の対談が実現
トークショーの模様。左からJ-WAVEナビゲーターのnico、ファッションモデル/実業家のマギーさん、Audi Japan株式会社 代表取締役社長のマティアス・シェーパースさん。
進行役は、J-WAVE『GLASSY WEEKEND』(毎週金曜5:00-6:00)のナビゲーター・nicoが担当。トークの模様は11月9日(日)放送の『J-WAVE SELECTION Audi Japan HOW TO LIVE A “E” LIFE』でオンエアされた。
マギーさんは大の車好きとして知られ、自身のYouTubeチャンネル「MAGGY's Beauty and the Speed」でもカーライフやモータースポーツの魅力を発信している。先日「Audi RS e-tron GT」を試乗したと明かし、「ラグジュアリーさと力強さを同時に感じました」と感想を述べる。さらに、走行時の快適性を挙げ、「バランスの取れた車だと思いました。車内はリラックスできて部屋のような空間。渋滞中でもストレスなく過ごせそうです」と紹介した。
nicoが語る「Audi RS e-tron GT」の“未来感”
続いて、トークセッションの進行役を務めたJ-WAVEナビゲーター・nicoに、トークの印象と「Audi RS e-tron GT」の試乗体験について聞いた。
nico:マギーさんがカナダの叔母様の車をきっかけに車好きになったという話や、船を購入されたというお話が印象的でした。マギーさんは物事を多角的に見ていて、さまざまな視点を持っているからこそ、いろんな仕事に挑戦できるのだと感じました。
──「Audi RS e-tron GT」に乗った最初の印象は?
nico:まるで“宇宙船”のようでした。乗った瞬間に未来を感じたというか、車の進化を実感しました。未知のものに触れるようなワクワク感がありましたね。
──内装はいかがでしたか?
nico:いい意味でスポーツカーらしいコンパクトさがありました。僕が乗ったのは黒を基調とした落ち着いた内装でしたが、Audiらしい赤いLEDが光ったり、パネルのスピードメーターが光ったりして、落ち着きのなかにも「これから走り出すぞ」という高揚感がありました。シェーパースさんもおっしゃっていましたが、シートの座り心地も非常によく、長距離でも疲れにくい配慮がされていると感じました。
──外装の印象はいかがでしたか?
nico:「街乗りを想定したスポーツカー」という印象でした。スピードを出すだけでなく、日常のなかで走る楽しさを感じられる、そういった可能性を見せてくれる車だと思いました。
──加速や静粛性の面で、ガソリン車との違いは?
nico:驚いたのは、走行音の静かさと、スピードが出てもブレーキをかけたときにガクンとならないことです。電子制御による滑らかな動きは、EVならではの魅力のひとつだと思いました。
nico:デザインもそうですが、尖りすぎていないところですね。乗用車としての快適さを80パーセント、スポーツカーとしての魅力を20パーセントというように、バランスよく共存させている。そこにAudiらしさを感じました。
──音が少ないなかでの“スピード感”はどう感じましたか?
nico:先ほど宇宙船と表現しましたが、まさしく宇宙空間をワープするような感覚でした。走行音が少ないぶん、景色が後ろに流れていくスピード感がより鮮明に伝わってきましたね。
最後に、nicoは「AudiのEVに乗って、“走る楽しさ”と“移動手段としての機能性”の両方を感じました」と締めくくった。
親子で体感するAudi最新モデルの走り
Audiの試乗イベント「Audi e-tron GT Dynamic Driving Experience」には、エンジニアとして働きつつレーサー活動も行う25歳の女性がお母様と一緒に来場していた。普段から「Audi A1」と「Audi RS 4」を愛用しており、長年Audiの走りを信頼してきたふたりが、それぞれの視点から試乗イベントの感想を語ってくれた。
特に印象に残ったのは「Audi RS e-tron GT performance」の走行だ。「以前、旧モデルにも乗りましたが、やはり重さを感じさせないんですよね。今回はサスペンションが油圧式になっていて、旋回時にもっと車体が傾くのかと思っていたのですが、崩れずに真っすぐ進む安定感がすごかったです。取り回しは軽いのに、車重はしっかりあるので、少しアクセルを踏んでも急な挙動にならず、安定していました」と説明する。
一方、お母様は20年以上にわたってAudiを乗り継いできたオーナーだ。「走行音がとても静かで驚きました。スーパーカーのようなハイパフォーマンスでありながら、とても乗りやすい。街乗りでもきっと楽しい車だと思います」と印象を語る。
新規EVメーカーが増加する昨今、Audi Japanのシェーパース社長はトークセッションでこう語った。
「我々Audiとしても、電気自動車の未来を確信しています。本当にいい車、そして美しいデザインを生み出せると自負しています。同時に、環境への配慮も欠かせません。子どもたちは自分たちの未来に不安を抱えています。だからこそ、100年以上、車を作り続けてきたメーカーとして、私たちが未来を変えていかなければならないと思っています」
Audiの電動化は、単なる技術革新にとどまらない。未来のモビリティをどう美しく、快適に、持続可能にしていくか。その挑戦の象徴が、e-tron GTシリーズなのだ。
Audi e-tron GTシリーズの詳細は公式サイトまで。
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