アーティストのMON7A(もんた)が、動画投稿を始めたきっかけや、楽曲制作について語った。
MON7Aが登場したのは、9月12日(金)放送のJ-WAVE『START LINE』(ナビゲーター:長谷川ミラ)の「AWESOME COLORS」。自分らしく輝くゲストのストーリーを掘り下げるコーナーだ。
さらに、8月にはデビュー曲『おやすみTaxi』をリリース。TikTokでは、ユーザーが同曲を使って作った映像コンテンツ(UGC)が10万件を超え、正規配信リリース後には、Spotifyの急上昇チャート3位に。各音楽配信チャートを賑わせ、MVは400万回再生を突破(2025年9月12日時点)するなど、いま注目のアーティストのひとりだ。
長谷川:MON7Aさんのスペルは、「T」の部分が数字の「7」になっていますが、これはなぜですか?
MON7A:俺の人生ナンバーが7で、7が好きなので「T」を「7」にしちゃいました。
長谷川:もしかして、お誕生日が……?
MON7A:はい、2007年7月6日なんです。
長谷川:6日なのね! 惜しいね。
MON7A:そこだけ惜しいんですよ。でも、それでより7にこだわっている感じはありますね。
長谷川:いまはどのような高校生活を送っていますか?
MON7A:学校生活はずっとあまり何もないのですが、それ以外のところでいろいろあるので、いまは両立するのに必死ですね。でも、高3になるまではすごく遊んでいたので、いわゆる青春だったかもしれません。
長谷川:何をしてたんですか?
MON7A:友だちと放課後にマックに行ったり、軽音学部だったので部活で友だちといっぱい練習したり。そういうのでしかないですが、いまでは「青春だったな」と思います。
長谷川:どんな動画や撮り方が「もんた界隈」に当てはまるのでしょうか?
MON7A:外カメで、広角カメラを使って自分のことを音楽にのせて撮るというのをしたら、それがテンプレートとして広まって、みんなが真似してくれて、という感じでした。
長谷川:そもそも、その動画を投稿し始めたきっかけは、アーティストになりたかったからですか?
MON7A:そうですね。もともとTikTokでは弾き語りをやっていたのですが、「もっとほかの人に聴いてもらわなきゃ!」と思って、もう1個アカウントを作りました。そこでダンスを踊ったり、自分の曲を使った投稿をしたりしていくなかでの「もんた界隈」でした。
2025年6月に出演した『今日、好きになりました。ハロン編』は、ABEMAオリジナル番組における週間視聴者数の過去最高を大幅に更新したそうだ。
MON7A:『今日好き』はあまり詳しくなかったのですが、初めてメンバーに会ったときに「どう考えても濃いメンツだな」と思いました(笑)。旅はすごく楽しくて、それをみんなが観てくれたのはうれしいですし、俺にとってすごく貴重な経験でした。
長谷川:恋愛リアリティ番組に出演したことで一気に注目度も上がって、もともとやりたかったアーティスト活動をより多くの方に届けられるようになったとは思いますが、いきなり環境が変わったのではないですか?
MON7A:そうですね。よくも悪くもみんなが観てくれていて、放送中は特に恋愛をしているので、一挙手一投足にみんなが反応してくれるのが楽しくもあったんですけど、逆に「失礼なことをしてないかな」と思うし、ずっと怖かったです。特にTikTokは(情報が)広がるスピードが速いなと思います。
長谷川:普段使うメディアは、TikTokがメインですか?
MON7A:そうですね。
長谷川:いまの若い世代の方はInstagramも使いますか?
MON7A:使うと思います。InstagramとTikTokは、ちょっとジャンルが違うという感じですね。TikTokは、新しい方に興味を持ってもらうところで、Instagramは俺のことをすでに好きでいてくれる人に、友だち感覚で写真を送る(投稿する)みたいな感じだと思っています。
長谷川:これは新しい感覚ですね。
長谷川:メッセージで「いまの若い子たちはLINEで告白をする」ときていましたが、正しいですか?
MON7A:正しいと思います。なんなら最初から最後までメッセージというか……。俺らの世代の出会いはInstagramやTikTokがメインで、逆にリアルから始まる恋は少ないんですよ。TikTokでつながって、そこからメッセージを送り合って、「じゃあ会ってみよう」となって。
長谷川:ちょっと待って! TikTokで、知らない人と!?
MON7A:そうですよ。俺はやったことないですけど、けっこう身近にあるからこそ簡単に使えるというか。危ないとも思いますが、うまく使えばそれも新しい出会いなのかなと思います。
長谷川:うんうん。さっき、メッセージで昭和平成を生きてこられた方から来ていたのが、昔は知らない人からラブレターをもらったって。私も怖いって言っちゃったけど、現代における知らない人からのラブレターはもしかしたらTikTokとかInstagramのDMかもしれない。
MON7A:かもしれないです。
長谷川:今日のゲストがMON7Aくんでよかった!
MON7A:なんでですか(笑)。
長谷川:私、ちょっとZ世代ぶってるんですよ(笑)。1997年(生まれで)、ギリギリそうなんだけど、やっぱりいまの高校生と比べるとリアルタイムにそこを生きているわけじゃないから、J-WAVEのなかでは胸を張ってしゃべっててもちょっと自信がなくて。
MON7A:いやいや、全然。俺はいま、すごく話しやすくてありがたいです。
MON7Aは9月7日(日)に新曲『HEA7EN』を配信リリースした。楽曲に込めた想いを、次のように語る。
MON7A:僕が活動を始めたのは17歳のときなのですが、17歳はすごくいろいろなことがあった年で、どちらかというとつらいことがすごく多かったんですね。楽しかったことはもちろんあったけれど、それのせいでつらいことが目立つようになるというか、それがすごく悲しくて。でも、ずっと17歳に憧れて生きてきたし……。
長谷川:そんなに楽しみだった17歳が、ちょっとつらかった?
MON7A:そうなんです。17歳って、大人と子どものあいだなので。
長谷川:いまは成人が18歳だからということですか?
MON7A:そうです。俺はそれをもろにくらって、いろいろ経験した年でした。そのことを忘れたくないな、残したいなと思って書いた曲なので、この曲にも「7」を入れました。ただ、そのつらかったことがいまの俺を強くしてくれているというか、俺はそのとき何からも逃げなかったんです。いま考えれば、逃げてもいいこともいっぱいあったけれど、逃げなかったことがいまの自分にとってすごくいいことになっていると思うから、それが自分の強い心としてあります。だから、「何かを伝えたい」というよりも、「どうにかして17歳のころの自分を残したい」と思って作った曲ですね。
MON7A:まずは、TikTokバズをめちゃくちゃ意識してしまいます。軽音学部のときは自分の好きな曲を作っていたんですけど、いまはTikTokでしか知ってもらえないくらいだと思っています。何もない状態からのチャンスがTikTokで、それはうまく使わないといけないと強く思ったので、まずは耳に残ってダンスがしやすかったり、頭に残るようなフレーズを考えたりしてから、フルで作ります。ただ、それだけでは満足できないというか。自分が曲として残したいこととうまく融合させる、それがすごく大変で、難しいなと思います。
長谷川:聴いてもらうため、知ってもらうためのきっかけづくりという想いと、「アーティストとしての自分を残したい」という想いの両軸があるんですね。
MON7A:そうです。俺がもっとビッグになれば、そんなことは気にしなくてもよくなるかもしれませんが、時代的にも、どちらかを捨てるのは絶対に無理だなと思います。いまはこの曲をきっかけに知ってくれた方もいると思うので、それがすごくうれしいです。
最後に、「今後どのようなアーティスト、クリエイターになりたいか」を教えてもらった。
MON7A:俺は音楽が本当に大好きで、小さいころから音楽に囲まれて生きてきたんですが、演技とかもしてみたいし、服が大好きなので、たとえばファッションのモデルとかにも挑戦してみたいです。そうやって、いろいろな方向で俺が必要とされる時代になってほしいので、いっぱい努力したいなと思います。
長谷川:全部できるよ!
MON7A:できますかね? 頑張ります。
長谷川:頑張ろう。この緩さと、無理はしていないけれど芯がしっかりあるところ、私、今日ファンになっちゃいました。「もんた界隈」の意味がわかりました。音楽やファッション、演技を通して、これからみなさんにどんどん魅力が伝わっていくだろうなと感じました。
MON7A:うれしい、ありがとうございます!
MON7Aの最新情報はInstagram公式アカウント(@7montaz)まで。
『START LINE』のコーナー「AWESOME COLORS」では、自分らしく輝くゲストをお迎えする。放送は毎週金曜の17時30分ごろから。
MON7Aが登場したのは、9月12日(金)放送のJ-WAVE『START LINE』(ナビゲーター:長谷川ミラ)の「AWESOME COLORS」。自分らしく輝くゲストのストーリーを掘り下げるコーナーだ。
活動名に入れた「7」は自身の“人生ナンバー”
東京都出身のMON7A(もんた)は、現在、高校3年生の18歳だ。SNS上に突如現れた彼は、二次元的ビジュアルと唯一無二の存在感で注目を集め、動画の撮り方やスタイルを真似た「もんた界隈」がZ世代のあいだで大流行。2025年6月には、ABEMAの恋愛リアリティ番組『今日、好きになりました。ハロン編』に出演し、TikTokフォロワーが瞬く間に100万人を超えるなど、話題沸騰中だ。さらに、8月にはデビュー曲『おやすみTaxi』をリリース。TikTokでは、ユーザーが同曲を使って作った映像コンテンツ(UGC)が10万件を超え、正規配信リリース後には、Spotifyの急上昇チャート3位に。各音楽配信チャートを賑わせ、MVは400万回再生を突破(2025年9月12日時点)するなど、いま注目のアーティストのひとりだ。
【MON7A】「おやすみTaxi」(Music Video)
長谷川:MON7Aさんのスペルは、「T」の部分が数字の「7」になっていますが、これはなぜですか?
MON7A:俺の人生ナンバーが7で、7が好きなので「T」を「7」にしちゃいました。
長谷川:もしかして、お誕生日が……?
MON7A:はい、2007年7月6日なんです。
長谷川:6日なのね! 惜しいね。
MON7A:そこだけ惜しいんですよ。でも、それでより7にこだわっている感じはありますね。
長谷川:いまはどのような高校生活を送っていますか?
MON7A:学校生活はずっとあまり何もないのですが、それ以外のところでいろいろあるので、いまは両立するのに必死ですね。でも、高3になるまではすごく遊んでいたので、いわゆる青春だったかもしれません。
長谷川:何をしてたんですか?
MON7A:友だちと放課後にマックに行ったり、軽音学部だったので部活で友だちといっぱい練習したり。そういうのでしかないですが、いまでは「青春だったな」と思います。
恋愛リアリティ番組出演で感じた“怖さ”
TikTokでの注目度上昇や、恋愛リアリティ番組出演など、高校3年生になって生活が大きく変わったMON7A。「もんた界隈」については、「自分の名前が界隈になると思っていなかったので、すごくうれしい」と語る。長谷川:どんな動画や撮り方が「もんた界隈」に当てはまるのでしょうか?
MON7A:外カメで、広角カメラを使って自分のことを音楽にのせて撮るというのをしたら、それがテンプレートとして広まって、みんなが真似してくれて、という感じでした。
長谷川:そもそも、その動画を投稿し始めたきっかけは、アーティストになりたかったからですか?
MON7A:そうですね。もともとTikTokでは弾き語りをやっていたのですが、「もっとほかの人に聴いてもらわなきゃ!」と思って、もう1個アカウントを作りました。そこでダンスを踊ったり、自分の曲を使った投稿をしたりしていくなかでの「もんた界隈」でした。
2025年6月に出演した『今日、好きになりました。ハロン編』は、ABEMAオリジナル番組における週間視聴者数の過去最高を大幅に更新したそうだ。
MON7A:『今日好き』はあまり詳しくなかったのですが、初めてメンバーに会ったときに「どう考えても濃いメンツだな」と思いました(笑)。旅はすごく楽しくて、それをみんなが観てくれたのはうれしいですし、俺にとってすごく貴重な経験でした。
長谷川:恋愛リアリティ番組に出演したことで一気に注目度も上がって、もともとやりたかったアーティスト活動をより多くの方に届けられるようになったとは思いますが、いきなり環境が変わったのではないですか?
MON7A:そうですね。よくも悪くもみんなが観てくれていて、放送中は特に恋愛をしているので、一挙手一投足にみんなが反応してくれるのが楽しくもあったんですけど、逆に「失礼なことをしてないかな」と思うし、ずっと怖かったです。特にTikTokは(情報が)広がるスピードが速いなと思います。
長谷川:普段使うメディアは、TikTokがメインですか?
MON7A:そうですね。
長谷川:いまの若い世代の方はInstagramも使いますか?
MON7A:使うと思います。InstagramとTikTokは、ちょっとジャンルが違うという感じですね。TikTokは、新しい方に興味を持ってもらうところで、Instagramは俺のことをすでに好きでいてくれる人に、友だち感覚で写真を送る(投稿する)みたいな感じだと思っています。
長谷川:これは新しい感覚ですね。
新曲『HEA7EN』に込めた特別な想い
この日の『START LINE』のメッセージテーマは“恋バナ”。長谷川は、いまの高校生の恋愛事情をMON7Aに訊く。長谷川:メッセージで「いまの若い子たちはLINEで告白をする」ときていましたが、正しいですか?
MON7A:正しいと思います。なんなら最初から最後までメッセージというか……。俺らの世代の出会いはInstagramやTikTokがメインで、逆にリアルから始まる恋は少ないんですよ。TikTokでつながって、そこからメッセージを送り合って、「じゃあ会ってみよう」となって。
長谷川:ちょっと待って! TikTokで、知らない人と!?
MON7A:そうですよ。俺はやったことないですけど、けっこう身近にあるからこそ簡単に使えるというか。危ないとも思いますが、うまく使えばそれも新しい出会いなのかなと思います。
長谷川:うんうん。さっき、メッセージで昭和平成を生きてこられた方から来ていたのが、昔は知らない人からラブレターをもらったって。私も怖いって言っちゃったけど、現代における知らない人からのラブレターはもしかしたらTikTokとかInstagramのDMかもしれない。
MON7A:かもしれないです。
長谷川:今日のゲストがMON7Aくんでよかった!
MON7A:なんでですか(笑)。
長谷川:私、ちょっとZ世代ぶってるんですよ(笑)。1997年(生まれで)、ギリギリそうなんだけど、やっぱりいまの高校生と比べるとリアルタイムにそこを生きているわけじゃないから、J-WAVEのなかでは胸を張ってしゃべっててもちょっと自信がなくて。
MON7A:いやいや、全然。俺はいま、すごく話しやすくてありがたいです。
MON7Aは9月7日(日)に新曲『HEA7EN』を配信リリースした。楽曲に込めた想いを、次のように語る。
【MON7A】「HEA7EN」(Music Video)
MON7A:僕が活動を始めたのは17歳のときなのですが、17歳はすごくいろいろなことがあった年で、どちらかというとつらいことがすごく多かったんですね。楽しかったことはもちろんあったけれど、それのせいでつらいことが目立つようになるというか、それがすごく悲しくて。でも、ずっと17歳に憧れて生きてきたし……。
長谷川:そんなに楽しみだった17歳が、ちょっとつらかった?
MON7A:そうなんです。17歳って、大人と子どものあいだなので。
長谷川:いまは成人が18歳だからということですか?
MON7A:そうです。俺はそれをもろにくらって、いろいろ経験した年でした。そのことを忘れたくないな、残したいなと思って書いた曲なので、この曲にも「7」を入れました。ただ、そのつらかったことがいまの俺を強くしてくれているというか、俺はそのとき何からも逃げなかったんです。いま考えれば、逃げてもいいこともいっぱいあったけれど、逃げなかったことがいまの自分にとってすごくいいことになっていると思うから、それが自分の強い心としてあります。だから、「何かを伝えたい」というよりも、「どうにかして17歳のころの自分を残したい」と思って作った曲ですね。
幅広い分野で自身が必要とされる時代を目指して
長谷川:TikTokがきっかけで、いまアーティストとして動いているわけですが、楽曲制作のときにはTikTokのバズりやダンスを意識して作っているのでしょうか? それとも、『HEA7EN』のようにバズりは関係なく残したい想いがあるんですか?MON7A:まずは、TikTokバズをめちゃくちゃ意識してしまいます。軽音学部のときは自分の好きな曲を作っていたんですけど、いまはTikTokでしか知ってもらえないくらいだと思っています。何もない状態からのチャンスがTikTokで、それはうまく使わないといけないと強く思ったので、まずは耳に残ってダンスがしやすかったり、頭に残るようなフレーズを考えたりしてから、フルで作ります。ただ、それだけでは満足できないというか。自分が曲として残したいこととうまく融合させる、それがすごく大変で、難しいなと思います。
長谷川:聴いてもらうため、知ってもらうためのきっかけづくりという想いと、「アーティストとしての自分を残したい」という想いの両軸があるんですね。
MON7A:そうです。俺がもっとビッグになれば、そんなことは気にしなくてもよくなるかもしれませんが、時代的にも、どちらかを捨てるのは絶対に無理だなと思います。いまはこの曲をきっかけに知ってくれた方もいると思うので、それがすごくうれしいです。
最後に、「今後どのようなアーティスト、クリエイターになりたいか」を教えてもらった。
MON7A:俺は音楽が本当に大好きで、小さいころから音楽に囲まれて生きてきたんですが、演技とかもしてみたいし、服が大好きなので、たとえばファッションのモデルとかにも挑戦してみたいです。そうやって、いろいろな方向で俺が必要とされる時代になってほしいので、いっぱい努力したいなと思います。
長谷川:全部できるよ!
MON7A:できますかね? 頑張ります。
長谷川:頑張ろう。この緩さと、無理はしていないけれど芯がしっかりあるところ、私、今日ファンになっちゃいました。「もんた界隈」の意味がわかりました。音楽やファッション、演技を通して、これからみなさんにどんどん魅力が伝わっていくだろうなと感じました。
MON7A:うれしい、ありがとうございます!
MON7Aの最新情報はInstagram公式アカウント(@7montaz)まで。
『START LINE』のコーナー「AWESOME COLORS」では、自分らしく輝くゲストをお迎えする。放送は毎週金曜の17時30分ごろから。
番組情報
- START LINE
-
毎週金曜16:30-20:00