何かと体の不調が出やすい夏。猛暑を乗り切るため、栄養にも気を配りたい。積極的に摂りたい栄養素のひとつが、強い抗酸化作用があるビタミンEだ。近年は、このビタミンEが豊富に摂れる食材として、「アーモンドミルク」の存在感が増し、コンビニやスーパーでも気軽に買えるようになってきた。
そんなアーモンドミルクの魅力・おいしさをオリジナルメニューの提供によって伝えるフードイベント「丸の内アーモンドミルクテラス」が8月24日(日)まで、東京・新丸ビル内7階のレストランフロア「丸の内ハウス」で開催中だ。それに先立ち7月31日、同フロアにてメディア向けのセミナーと試食会が行われた。司会進行を務めたのは、J-WAVE『RADIO DONUTS』(毎週土曜 08:00-12:00)のナビゲーターを務める山田玲奈。有識者が語る、ビタミンEの重要性とは?
イベントに先駆けて開かれた今回のセミナーでは、「知らぬ間に進行する“夏の酸化ストレス”ビタミンEで内側から守る、アーモンドミルク習慣」と題した講演で、慶應義塾大学医学部の井上浩義教授が登壇した。
井上教授によると、夏は紫外線や日照時間の長さに伴う体内時計の乱れからくる睡眠不足、屋内外の寒暖差などにより、蓄積された活性炭素が細胞にダメージを与える「酸化ストレス」の状態になりやすいという。
酸化ストレス状態になると、疲労蓄積や集中力の低下、慢性的な肩こり、免疫機能の低下など様々な症状を引き起こす恐れがある。そこで「口から活性酸素をなくすようなものを食べよう、というのが我々の提案。その代表的なものがビタミンEです」と、抗酸化作用を持つビタミンEを摂取することの重要性を説いた。
このビタミンEをもっとも多く含んでいる食材がアーモンドであり、その含量はピーナッツの約3倍、ゴマの約300倍に達する。では、いつアーモンドを食べるべきか。井上教授は「朝です。人は午前中に酸化します。それを防ぐために朝食べましょう」とし、アーモンドを効率的に摂取する方法こそがアーモンドミルクであると主張した。アーモンドミルクは、ビタミンEだけでなく食物繊維も豊富に含んでいることから便通改善や整腸作用も期待でき、賞味期限が長いためフードロスになりにくいという。さらに、液体ゆえに栄養をすぐに吸収できて消化にもいいことから、「ぜひアーモンドミルクを使っていただきたいです」と推奨した。
山田が「アーモンドミルクを使った先生のオリジナルのアレンジメニューを教えて欲しいです」と言うと、青木さんは「夏の暑い時期は火を使いたくないですよね」と前置きし、茹でたそうめんや細長いパスタ「カッペリーニ」を、アーモンドミルクで割ってマイルドにしためんつゆにつけて食べるのがこの時期におすすめだと話した。また、さやから出した枝豆とアーモンドミルクをミキサーに入れて攪拌し、ハチミツを加えたずんだシェイクもおいしいとのこと。ビタミンEだけでなく、枝豆に含まれるβカロテン、ビタミンCなども摂れることから「効率よく抗酸化力がアップすると思います」と述べた。
ひんやりとした口当たりで夏の暑い時期にピッタリなのが「人参とアーモンドの冷製ポタージュ」だ。一口飲むと、あら越しした人参のザラザラとした舌触りとその風味が感じられ、あとからほのかなアーモンドの香りがついてくる。
一品料理の「Luv.Fish?名物ポテサラ~アーモンドミルク ver.~」は、モダン海鮮居酒屋「Luv.Fish?東京」の看板メニュー「名物 ポテサラ」をアレンジしたもの。付け合わせのアーモンドミルク入りの温かいチーズソースをかけ、上に乗ったゆで卵と一緒に混ぜて口にすれば、濃厚さと乳味感が綯交ぜになった独創的な味わいが広がる。
一方で、しっかりと食べたい人向けのメニューも用意されている。「アーモンドミルクグリーンカレー」は、スパイスが効いたピリ辛の風味とアーモンドミルクのまろやかさが後を引く逸品。大き目サイズにカットされたミニトマトやパプリカ、ナスといった有機野菜のゴロゴロとした食感とともに堪能できる。特製ダレにじっくりと丸一日漬け込んだ「アーモンドミルクからあげ」は、柔らかい肉質と脂っこ過ぎないサッパリとした軽い口当たりが特長で、お酒のおつまみにするのもよさそうだ。
アーモンドミルクは甘味との相性も抜群だ。「アーモンドミルクあんこ巻き」は、鉄板で焼かれたアーモンドミルク入りの生地でたっぷりのあんこを巻いた和スイーツ。香ばしくジューシーな生地とあっさりとした甘さの餡の組み合わせは絶妙にマッチしており、上からかけられた黒蜜ときな粉がそのおいしさをより一層引き立てる。
「寿司屋のアーモンドムース」には、寿司ネタの卵焼きに使う濃厚な卵とアーモンドミルクを使用。生クリームとともにいただけば、隠し味の塩によって際立つこってりとした卵&アーモンドの甘み・旨味を存分に味わえる。
加えてドリンクメニューも充実。キャラメルシロップとエスプレッソ、アーモンドミルクという異なる3層が重なり合う「アーモンドキャラメルラテ」のほか、「アーモンドとバナナのトロピカル・チチ」、「アーモンドとヨーグルトのカクテル」、「バーボンアーモンドミルク」、「いいちこのアーモンドハイ」といったアルコールメニューも豊富に取り揃えている。
「丸の内アーモンドミルクテラス」の詳細は、公式ページまで。
・「丸の内アーモンドミルクテラス」公式ページ
https://www.marunouchi-house.com/event/2025/07/21467/
さらに、8月11日(月・祝)には特番も放送。スパイス&カレー専門家の印度カリー子さん、料理好きで知られるASIAN KUNG-FU GENERATION 伊地知潔をゲストに招き、ビタミンEが摂取できるレシピを紹介した。
radikoでは、8月18日(月)28時頃まで再生可能だ。
・「Glico VITAMIN E-TERRACE」公式ページ
https://www.j-wave.co.jp/original/stepone/vitamineterrace/
・特番公式ページ
https://www.j-wave.co.jp/holiday/20250811_sp/
(取材・撮影・文=小島浩平)
そんなアーモンドミルクの魅力・おいしさをオリジナルメニューの提供によって伝えるフードイベント「丸の内アーモンドミルクテラス」が8月24日(日)まで、東京・新丸ビル内7階のレストランフロア「丸の内ハウス」で開催中だ。それに先立ち7月31日、同フロアにてメディア向けのセミナーと試食会が行われた。司会進行を務めたのは、J-WAVE『RADIO DONUTS』(毎週土曜 08:00-12:00)のナビゲーターを務める山田玲奈。有識者が語る、ビタミンEの重要性とは?
夏の「酸化ストレス」から私たちを守るビタミンE
「丸の内アーモンドミルクテラス」は、丸の内ハウス全12店舗の協力のもと、アーモンドミルクを使用したフード&ドリング17品を販売するというもの。江崎グリコが実施するビタミンEの魅力を発信する取り組み「実はすごいぞビタミンE」の第一弾として始まったイベントだ。イベントに先駆けて開かれた今回のセミナーでは、「知らぬ間に進行する“夏の酸化ストレス”ビタミンEで内側から守る、アーモンドミルク習慣」と題した講演で、慶應義塾大学医学部の井上浩義教授が登壇した。
酸化ストレス状態になると、疲労蓄積や集中力の低下、慢性的な肩こり、免疫機能の低下など様々な症状を引き起こす恐れがある。そこで「口から活性酸素をなくすようなものを食べよう、というのが我々の提案。その代表的なものがビタミンEです」と、抗酸化作用を持つビタミンEを摂取することの重要性を説いた。
めんつゆ×アーモンドミルクで絶品タレに! プロがレシピ考案
パネルディスカッションにてアーモンドミルクのおいしい摂り方について語ったのは、名誉フードスペシャリストで栄養士の青木敦子さんだ。「丸の内アーモンドミルクテラス」で楽しめるフード&ドリンク
セミナー後には「丸の内アーモンドミルクテラス」で提供されるメニューの試食会が実施された。ここではおすすめのフード・ドリンクをいくつか紹介する。・「丸の内アーモンドミルクテラス」公式ページ
https://www.marunouchi-house.com/event/2025/07/21467/
J-WAVEでもレシピをお届け中
J-WAVEで放送中の番組『STEP ONE』(月曜~木曜 09:00-13:00)では、ビタミンEが豊富に摂れるレシピを紹介するコーナー「Glico VITAMIN E-TERRACE」をお届け中。番組公式サイトではテキストでも掲載。さらに、8月11日(月・祝)には特番も放送。スパイス&カレー専門家の印度カリー子さん、料理好きで知られるASIAN KUNG-FU GENERATION 伊地知潔をゲストに招き、ビタミンEが摂取できるレシピを紹介した。
radikoでは、8月18日(月)28時頃まで再生可能だ。
・「Glico VITAMIN E-TERRACE」公式ページ
https://www.j-wave.co.jp/original/stepone/vitamineterrace/
・特番公式ページ
https://www.j-wave.co.jp/holiday/20250811_sp/
(取材・撮影・文=小島浩平)