HANAのCHIKAとMOMOKAが、番組ナビゲーターのSKY-HIとJ-WAVEで語り合い、アーティストを目指した経緯や、人生の壁をどう乗り越えてきたかを明かした。
HANAのふたりが登場したのは、8月2日（土）放送のJ-WAVE『DIVE TO THE NEW WORLD』（ナビゲーター：SKY-HI）だ。
SKY-HI：CHIKAさんは（幼少期から）アーティストになるぞっていう夢はあったのかな？
CHIKA：私は5歳のころからダンスを習わさせてもらってて。最近、親に聞いたのは、親が「（この子は）いけるな」って思ったらしくて。だから、スポーツとかもまったく習ってないし、勉強とかも「学校内のやつはちゃんとやりなさい」くらいで、あとは音楽のためのレッスンをずっとやってました。
SKY-HI：すごいね。歌も子どものころからやってたってこと？
CHIKA：耳がよかったらしくて、これは「いける」って思ったらしいです（笑）。
MOMOKA：親御さん、すごいね。
CHIKA：見極めてくれた（笑）。
SKY-HI：そういう意味だと、ずっと頑張ってきたんですね。
CHIKA：長かったですね。
SKY-HI：そのときのアーティスト像ってあったの？
CHIKA：最初はママが安室奈美恵さんをすごく大好きで。洋服も同じのを私に着せるくらい。歌って踊れる人になってほしいみたいな感じだったんですけど、だんだん自分がやっていくうちにビヨンセさんとかそういう激しくて強い女性みたいな感じがかっこいいなって思うようになりました。
そして、CHIKAがHANAのプロデューサー・ちゃんみなを知ったのは、ちゃんみなが出場した「高校生RAP選手権」だったという。
CHIKA：それを見て、ちゃんみなさんの存在はずっと知っていて。私、YouTubeをあげていたときに「ちゃんみなさんの歌を歌ってほしい」っていうのをたびたび言われていて、「なんでだろう？」って思ってたんですけど、いまになってすごく運命を感じてます。
SKY-HI：感じるね。
CHIKA：すごくコメントが多かったんですよね。
SKY-HI：面白い。
MOMOKA：高校に入ってからちゃんと始めて。ダンスを始めたのは高校1年生の夏くらいなんですけど、それくらいのときに、ふんわり「なんかやってみたいな〜」って。芸能界とかキラキラしたところに憧れがあったので、ダンスを始めて楽しくて、スクールとかに入ったんですけど、そのときは週1とかしか習ってなくて。夢として明確になったのは高校2年生くらいですね。
SKY-HI：きっかけとかはあったの？
MOMOKA：K-POPがすごく好きだった時期があって、(G)I-DLE（現・i-dle）さんに憧れていました。メンバーのウギさんが自分の声に初めて合う人というか。私の声はアイドルになれないってずっと思っていて。AKB48さんとかをずっと見ていて好きだったんです。それになりたいけど私は合わないなって悩んでて。でも、ウギさんを見て、できるんだって思ったのがきっかけです。
SKY-HI：そうなんだ。ラップ、ヒップホップみたいなのはいつくらいから（興味を持ったの？）
MOMOKA：i-dleさんを知って、ソヨンさんのことを知って、韓国のヒップホップとかも聴くようになりました。
SKY-HI：ソヨンさんってラップうまいからね。
MOMOKA：そこからヒップホップにいって、J-POPも聴いて。
そんなMOMOKAは、ちゃんみなを小学生のころから知っていたと当時を振り返る。
MOMOKA：ちゃんみなさんがデビューして1年くらいのころですかね。地元でうわさだったというか。その後、ちゃんみなさんとAwichさんが一緒に歌った『美人 (Remix) feat. Awich』を聴いて、あらためてちゃんみなさんのことを深く知りました。
MOMOKA：好きな音楽が混じって、迷子になりました。ヒップホップも好きだけど、アイドルっぽい感じもやりたいし。
SKY-HI：自分の将来的なアーティスト像ってなんだろうみたいなことなのかな。
MOMOKA：どういうところに自分が行けばいいんだろうって。アーティストにはなりたいから、やりたいこともあるけどちゃんとした道を踏まないといけないのはわかるし、どういう方法があるんだろうってめっちゃ迷って。
SKY-HI：たしかに。いまのMOMOKAさんの話って、夢を追いかける子たちがぶち当たってることも多そうだよね。
MOMOKA：このアーティストみたいになりたいっていう100パーセントの人がいたとして、その方々がいた事務所とか、その人たちが歩んできた道が明確にあるなら、それで行けるって思うけど、それがなくて。
SKY-HI：自分っぽいところってどこだろうって、特に日本だと居場所は限られてるかもしれないしね。AKB48さんとかから派生した、いわゆるアイドルの事務所だったらいっぱいあるかもしれないけど、強さとかをちゃんと売りにするところってあんまりなさそうだもんね。
ここで番組では、7月14日（月）に配信リリースされ、7月16日（水）にCDとしてリリースされた2nd Single『Blue Jeans』のタイトルトラック『Blue Jeans』をオンエアした。
MOMOKA：うまくいかないと思うと、うまくいかない……。
CHIKA：めっちゃそうかも。
MOMOKA：たとえば、歌で「高いところが出ない」って言ってるとできないんですけど、いざ本番のときってアドレナリンで「いけるわ！」みたいになるんですよ。そうすると、本番はうまくいくみたいな。
SKY-HI：実際に体って、そうらしいね。「できる」って言うと身体能力が向上するって。
CHIKA：気持ちで違うもんね。
SKY-HI：俺、好きなスピーチで、鏡の前で毎日強そうなポーズをとって「私はできる」って（伝えると）身体能力が20パーセントまで向上を見せたって。それでストレスホルモンがこれくらい減少してって。
MOMOKA：すごい。（CHIKAは）「『ちゃんみなさんを信じる』ってよく鏡に向かって言う」って言ってたよね？
CHIKA：そう。それ、ママに言われたんですけど「毎日、鏡の前で『ちゃんみなさんを信じる』って言ってみたら？」って言われて。なんかいろんなことを言われすぎて、信じるのも怖いみたいなのもちょっとあったので、とにかく「ちゃんみなさんを信じる」って毎日、言い続けてました。
SKY-HI：すごい。その人が言ってることを全部自分のものにするって実は勇気がいることだと思うから、あの短い時間でどんどんとそういう絆ができていったのも、横から見ててすごくエモかったですね。
一方、CHIKAは壁にぶち当たったときは「分析する」と回答した。
CHIKA：なんで悩んでいるのか、なんでこういう状況になっているのかをノートに書いたりとか、ひとり言みたいに言ってます。（自分が）もうひとりいて、その人に友だちみたいに話しかけてます。
SKY-HI：めっちゃわかる。俺、セルフインタビューやるもん。湯船に浸かってたりするときは、だいたい成功前提でインタビュアーが出てくるとか。「うまくいった秘訣はなんだったんですか？」とか「こういう部分はどうだったんですか？」みたいなことを頭の中で訊かれて（笑）。
CHIKA・MOMOKA：すごい！
MOMOKA：それ、私もやろう。
SKY-HI：漫画とかふたりとも読まない？
CHIKA・MOMOKA：めっちゃ読みます。
SKY-HI：『逃げるは恥だが役に立つ』ってあるじゃん。それで主人公の女の子がセルフインタビューをやってて、あれ、めっちゃシンパシー感じた。
CHIKA：今日、番組の台本をもらったときに、セルフインタビューをやりました。「こういう感じでしゃべります」って（笑）。
SKY-HI：ふたりとも絶対にうまくいく人だと思うので、いろんな成功をいろんなかたちで見られるのが楽しみです。
CHIKA・MOMOKA：ありがとうございます！
HANAは、8月にHANA 1st FANMEETING『HANA with HONEYs』を開催。9月13日(土)に蘇我スポーツ公園にて開催の『ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2025』に出演、9月27日(土)、28日(日)にお台場で開催される『BMSG FES’25』に出演する。また、全17都市、25公演をまわる初の全国ホールツアー開催決定。
そのほか、HANAの最新情報は公式サイトまで。
『DIVE TO THE NEW WORLD』は国内外のさまざまなフィールドで活躍するアーティストやクリエイターたちの“本心”にSKY-HIが“DIVE”していくプログラム。放送は毎週土曜23時から。
HANAのふたりが登場したのは、8月2日（土）放送のJ-WAVE『DIVE TO THE NEW WORLD』（ナビゲーター：SKY-HI）だ。
幼少期から音楽のためのレッスンをずっとやってきた
HANAはBMSGとちゃんみながタッグを組んだオーディション番組「No No Girls」から生まれたグループ。4月にDebut Single『ROSE』をリリースし、国内のダンス＆ボーカルグループとしては今年度の配信楽曲のなかで最速で1億再生を突破し、記録的大ヒットとなった。まず、SKY-HIはCHIKAとMOMOKAのこれまでの歩みに迫った。SKY-HI：CHIKAさんは（幼少期から）アーティストになるぞっていう夢はあったのかな？
CHIKA：私は5歳のころからダンスを習わさせてもらってて。最近、親に聞いたのは、親が「（この子は）いけるな」って思ったらしくて。だから、スポーツとかもまったく習ってないし、勉強とかも「学校内のやつはちゃんとやりなさい」くらいで、あとは音楽のためのレッスンをずっとやってました。
SKY-HI：すごいね。歌も子どものころからやってたってこと？
CHIKA：耳がよかったらしくて、これは「いける」って思ったらしいです（笑）。
MOMOKA：親御さん、すごいね。
CHIKA：見極めてくれた（笑）。
SKY-HI：そういう意味だと、ずっと頑張ってきたんですね。
CHIKA：長かったですね。
SKY-HI：そのときのアーティスト像ってあったの？
CHIKA：最初はママが安室奈美恵さんをすごく大好きで。洋服も同じのを私に着せるくらい。歌って踊れる人になってほしいみたいな感じだったんですけど、だんだん自分がやっていくうちにビヨンセさんとかそういう激しくて強い女性みたいな感じがかっこいいなって思うようになりました。
そして、CHIKAがHANAのプロデューサー・ちゃんみなを知ったのは、ちゃんみなが出場した「高校生RAP選手権」だったという。
CHIKA：それを見て、ちゃんみなさんの存在はずっと知っていて。私、YouTubeをあげていたときに「ちゃんみなさんの歌を歌ってほしい」っていうのをたびたび言われていて、「なんでだろう？」って思ってたんですけど、いまになってすごく運命を感じてます。
SKY-HI：感じるね。
CHIKA：すごくコメントが多かったんですよね。
SKY-HI：面白い。
初めて、自分の声と合う人を見つけた
一方、MOMOKAはCHIKAと比べて、アーティストを目指すのは遅かったという。MOMOKA：高校に入ってからちゃんと始めて。ダンスを始めたのは高校1年生の夏くらいなんですけど、それくらいのときに、ふんわり「なんかやってみたいな〜」って。芸能界とかキラキラしたところに憧れがあったので、ダンスを始めて楽しくて、スクールとかに入ったんですけど、そのときは週1とかしか習ってなくて。夢として明確になったのは高校2年生くらいですね。
SKY-HI：きっかけとかはあったの？
MOMOKA：K-POPがすごく好きだった時期があって、(G)I-DLE（現・i-dle）さんに憧れていました。メンバーのウギさんが自分の声に初めて合う人というか。私の声はアイドルになれないってずっと思っていて。AKB48さんとかをずっと見ていて好きだったんです。それになりたいけど私は合わないなって悩んでて。でも、ウギさんを見て、できるんだって思ったのがきっかけです。
SKY-HI：そうなんだ。ラップ、ヒップホップみたいなのはいつくらいから（興味を持ったの？）
MOMOKA：i-dleさんを知って、ソヨンさんのことを知って、韓国のヒップホップとかも聴くようになりました。
SKY-HI：ソヨンさんってラップうまいからね。
MOMOKA：そこからヒップホップにいって、J-POPも聴いて。
そんなMOMOKAは、ちゃんみなを小学生のころから知っていたと当時を振り返る。
MOMOKA：ちゃんみなさんがデビューして1年くらいのころですかね。地元でうわさだったというか。その後、ちゃんみなさんとAwichさんが一緒に歌った『美人 (Remix) feat. Awich』を聴いて、あらためてちゃんみなさんのことを深く知りました。
ちゃんみな - 美人 (Remix) feat.Awich（AREA OF DIAMOND @ 横浜アリーナ）-
そもそも目標となる道がなかった
MOMOKAは、さまざまな音楽を吸収していく過程で、これからの方向性に迷いが生じたと明かす。MOMOKA：好きな音楽が混じって、迷子になりました。ヒップホップも好きだけど、アイドルっぽい感じもやりたいし。
SKY-HI：自分の将来的なアーティスト像ってなんだろうみたいなことなのかな。
MOMOKA：どういうところに自分が行けばいいんだろうって。アーティストにはなりたいから、やりたいこともあるけどちゃんとした道を踏まないといけないのはわかるし、どういう方法があるんだろうってめっちゃ迷って。
SKY-HI：たしかに。いまのMOMOKAさんの話って、夢を追いかける子たちがぶち当たってることも多そうだよね。
MOMOKA：このアーティストみたいになりたいっていう100パーセントの人がいたとして、その方々がいた事務所とか、その人たちが歩んできた道が明確にあるなら、それで行けるって思うけど、それがなくて。
SKY-HI：自分っぽいところってどこだろうって、特に日本だと居場所は限られてるかもしれないしね。AKB48さんとかから派生した、いわゆるアイドルの事務所だったらいっぱいあるかもしれないけど、強さとかをちゃんと売りにするところってあんまりなさそうだもんね。
ここで番組では、7月14日（月）に配信リリースされ、7月16日（水）にCDとしてリリースされた2nd Single『Blue Jeans』のタイトルトラック『Blue Jeans』をオンエアした。
HANA / Blue Jeans -Music Video-
壁の乗り越え方は？
番組では、毎回ゲストに「思いどおりにいかないときや、目の前に大きな壁が立ちはだかったとき、どうやって乗り越えるか？」という質問を投げかけている。MOMOKA：うまくいかないと思うと、うまくいかない……。
CHIKA：めっちゃそうかも。
MOMOKA：たとえば、歌で「高いところが出ない」って言ってるとできないんですけど、いざ本番のときってアドレナリンで「いけるわ！」みたいになるんですよ。そうすると、本番はうまくいくみたいな。
SKY-HI：実際に体って、そうらしいね。「できる」って言うと身体能力が向上するって。
CHIKA：気持ちで違うもんね。
SKY-HI：俺、好きなスピーチで、鏡の前で毎日強そうなポーズをとって「私はできる」って（伝えると）身体能力が20パーセントまで向上を見せたって。それでストレスホルモンがこれくらい減少してって。
MOMOKA：すごい。（CHIKAは）「『ちゃんみなさんを信じる』ってよく鏡に向かって言う」って言ってたよね？
CHIKA：そう。それ、ママに言われたんですけど「毎日、鏡の前で『ちゃんみなさんを信じる』って言ってみたら？」って言われて。なんかいろんなことを言われすぎて、信じるのも怖いみたいなのもちょっとあったので、とにかく「ちゃんみなさんを信じる」って毎日、言い続けてました。
SKY-HI：すごい。その人が言ってることを全部自分のものにするって実は勇気がいることだと思うから、あの短い時間でどんどんとそういう絆ができていったのも、横から見ててすごくエモかったですね。
一方、CHIKAは壁にぶち当たったときは「分析する」と回答した。
CHIKA：なんで悩んでいるのか、なんでこういう状況になっているのかをノートに書いたりとか、ひとり言みたいに言ってます。（自分が）もうひとりいて、その人に友だちみたいに話しかけてます。
SKY-HI：めっちゃわかる。俺、セルフインタビューやるもん。湯船に浸かってたりするときは、だいたい成功前提でインタビュアーが出てくるとか。「うまくいった秘訣はなんだったんですか？」とか「こういう部分はどうだったんですか？」みたいなことを頭の中で訊かれて（笑）。
CHIKA・MOMOKA：すごい！
MOMOKA：それ、私もやろう。
SKY-HI：漫画とかふたりとも読まない？
CHIKA・MOMOKA：めっちゃ読みます。
SKY-HI：『逃げるは恥だが役に立つ』ってあるじゃん。それで主人公の女の子がセルフインタビューをやってて、あれ、めっちゃシンパシー感じた。
CHIKA：今日、番組の台本をもらったときに、セルフインタビューをやりました。「こういう感じでしゃべります」って（笑）。
SKY-HI：ふたりとも絶対にうまくいく人だと思うので、いろんな成功をいろんなかたちで見られるのが楽しみです。
CHIKA・MOMOKA：ありがとうございます！
HANAは、8月にHANA 1st FANMEETING『HANA with HONEYs』を開催。9月13日(土)に蘇我スポーツ公園にて開催の『ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2025』に出演、9月27日(土)、28日(日)にお台場で開催される『BMSG FES’25』に出演する。また、全17都市、25公演をまわる初の全国ホールツアー開催決定。
そのほか、HANAの最新情報は公式サイトまで。
『DIVE TO THE NEW WORLD』は国内外のさまざまなフィールドで活躍するアーティストやクリエイターたちの“本心”にSKY-HIが“DIVE”していくプログラム。放送は毎週土曜23時から。
番組情報
- DIVE TO THE NEW WORLD
-
毎週土曜23:00-23:54