トラックメーカー/プロデューサーのSTUTSがフジロックの魅力や思い出について語った。
STUTSが登場したのは、5月21日(水)放送のJ-WAVE『GRAND MARQUEE』(ナビゲーター:タカノシンヤ、Celeina Ann〈セレイナ・アン〉)の期間限定コーナー「RADIO ENSEMBLE READY FOR FUJI ROCK FESTIVAL'25 supported by iichiko」だ。
本コーナーは、今年のフジロックに出演するアーティスト、スタッフや関係者、フジロック好きの著名人や音楽ライターなどが登場し、魅力や見どころを多角的に掘り下げている。トークのフルバージョンはポッドキャストで配信中。
・ポッドキャストページ
セレイナ:まずは今年2025年のフジロック出演についてですが、2023年以来のご出演で2年ぶりです。発表されたときはどんなお気持ちでしたか?
STUTS:またフジロックに出させてもらえるんだな、という実感がより湧きました。音楽をやり始めたとき、最初に「このフェスに出たい」と思ったのはフジロックなんです。音楽好きとして魅力的なフェスだなとずっと思っていました。
セレイナ:音楽ラバーとして憧れを抱いていたフェスでもあるのでしょうか。
STUTS:それはあると思います。
セレイナ:2025年はフジロックまでにも、いくつかのフェスにもご出演されます。フジロックの編成としてはバンドセットと発表されていますが、メンバーは決まっているのでしょうか。
STUTS:決まっていまして、完全なフルバンド編成です。いままで自分の単独公演のときでしかやらないくらいの、2管編成でトランペットの方とサックスの方も入りますし、鍵盤もTAIHEIくんと高橋佑成くんのふたりの編成でがっつりやります。ほかのフェスではないぐらいのスペシャルな編成とセットになると思います。
セレイナ:メンバーは何人になるんですか?
STUTS:僕を合わせて8人です。
セレイナ:STUTSさんのライブは普段、バンドセットじゃないときは拝見したことがあります。サンプラーを叩いたりシンセを奏でたりとか、本当にその場で作り上げるセッション感というものがすごく気持ちよくて。それを今度はバンドセットで観られるというのは、贅沢な体験になりそうです。
STUTS:そのぐらい人数がいると、完全に生演奏でやることができるので。2025年の始めにホールツアーをやらせてもらいましたが、そのときも同じ編成で全部生演奏でした。フジロックのライブもそのかたちになるんじゃないかなと思っています。
セレイナ:どんなボーカリストが登場したりするのかなと。
STUTS:どこまで言えるかわかりませんが(笑)。でも、いままででいちばん多いかもしれないです。
セレイナ:ちょっと聞きましたか!
STUTS:確定ではないけど、かもしれないです(笑)。
タカノ:では、このあたりで1曲いきたいと思います。
番組ではSTUTSの『99 Steps feat. Kohjiya, Hana Hope』をオンエアした。
セレイナ:苗場でも聴けるのかな?
STUTS:聴けたらいいですね(笑)。頑張ります。
STUTS:雨がすごかったです。
セレイナ:伝説のSIAのステージが大雨だったという。私は1日目だけ行ったんですが、STUTSさんは3日間いましたか?
STUTS:2日間だった気がします。2日目の夜に帰ったかもしれないです。
セレイナ:被っていた可能性はありますね。2019年のフジロックで思い出に残っているステージはありますか?
STUTS:KAYTRANADAを観てテンション上がったみたいなのは覚えています。
セレイナ:ヤバいですね、私もKAYTRANADA観ていました、深夜のRED MARQUEE。1回寝て、起きて観に行ったんですよ。
STUTS:すごい(笑)。
セレイナ:同じ空間にいたのは超うれしいです。私ひとりで踊っていました。
STUTS:僕もそんな感じでした。
タカノ:出演者としては次の年ですよね。2020年にコロナ禍で開催中止になったときに、ところ天国で『Naeba Sessions』を演奏されました。
STUTS:演奏といっても動画の撮影なので、自分としては「この年にフジロックに出演した」という感じはあまりないんです。
タカノ:イレギュラーなかたちでしたよね。コロナ禍を経て、次の年にRED MARQUEEに出ています。お客さんが入っているなかで、しかもRED MARQUEEでバンド編成ですよね。どうでしたか?
STUTS:本当に光栄だったのと、感慨深かったです。でも、コロナ禍ではあったので「声出しダメ」とかもあったりして、雰囲気的には。
タカノ:RED MARQUEEのあと、(2023年に)WHITE STAGEです。音質だったりお客さんの雰囲気も違うと思います。各ステージを比べてみていかがですか?
STUTS:そもそも「RED MARQUEEでライブができる日がくるとは!」という感じだったんです。その次に出させてもらうときに、WHITE STAGEと言われてめちゃくちゃうれしくて。観客目線で観ていて、WHITE STAGEはすごく音がいいイメージがあったんです。実際にWHITE STAGEでライブをさせてもらったときも、すごく音がいいなというのがステージ上からもわかりました。
タカノ:返し(演奏者が聴くためのスピーカー)が?
STUTS:モニターとかもやりやすくて、最高だなみたいな。
セレイナ:あれは地形の違いなんですか? それともPAさんの違いなのか。
STUTS:地形とスピーカーとかの機材の違いもあるかもしれないです。WHITE STAGEは最高でした。
タカノ:これはステージに立った方じゃないとわからない感覚ですよね。貴重な意見です。
セレイナ: 2021年と2023年はほかのアーティストのライブを楽しむ時間はありましたか?
STUTS:ありました。23年はけっこう覚えていて、DENZEL CURRYとか。
セレイナ:私も観ていました。前のほうでリュックサック背負いながらめちゃノリノリなのをモニターに抜かれて(笑)。めちゃ恥ずかしかったです。
STUTS:DENZEL CURRYと、そこのステージでNxWorriesを観ていたりとか。あと、坂本慎太郎さんのライブも観に行ったりしました。
タカノ:けっこう観られていますね。
セレイナ:坂本慎太郎さんは2025年もラインナップされているから、私は観るの楽しみなんです。
STUTS:最高でした。
タカノ:好きなエリアはありますか?
STUTS:WHITE STAGEとFIELD OF HEAVENです。ディープなフジロックの世界みたいなイメージがあって、めちゃいい場所だなと。
セレイナ:出演された方の話を伺っていると「あそこには妖精がいる」という。
STUTS:ニュアンスはわかる気がします。
セレイナ:最高な空間ですよね。一度行ったら出られなくなっちゃう。
タカノ:今年2025年は、楽しみなアーティストはいますか?
STUTS:山下達郎さんのライブをちゃんと観たことがないので、今回観られるかもと思うとめちゃくちゃ楽しみです。
セレイナ:期待が高まりますね。
タカノ:最後に、今年初めてフジロックに参加してみようかなと迷っている方に「背中を押すひと言」をお願いします。
STUTS:フジロックはただのフェスというだけではなくて、あの空間全体を楽しめるという非日常感も込みですごく楽しいものだと思います。ぜひ、みなさんで行きましょう。
STUTSの最新情報は公式ホームページまで。
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STUTSが登場したのは、5月21日(水)放送のJ-WAVE『GRAND MARQUEE』(ナビゲーター:タカノシンヤ、Celeina Ann〈セレイナ・アン〉)の期間限定コーナー「RADIO ENSEMBLE READY FOR FUJI ROCK FESTIVAL'25 supported by iichiko」だ。
本コーナーは、今年のフジロックに出演するアーティスト、スタッフや関係者、フジロック好きの著名人や音楽ライターなどが登場し、魅力や見どころを多角的に掘り下げている。トークのフルバージョンはポッドキャストで配信中。
・ポッドキャストページ
ほかのフェスにないスペシャルな編成
STUTSは2020年のコロナ禍、フジロックが開催中止となった年にところ天国エリアで撮影された 『Naeba Sessions』が苗場での初演奏となる。その後、2021年のRED MARQUEE、2023年のWHITE STAGEに出演し、2025年も出演が発表された。セレイナ:まずは今年2025年のフジロック出演についてですが、2023年以来のご出演で2年ぶりです。発表されたときはどんなお気持ちでしたか?
STUTS:またフジロックに出させてもらえるんだな、という実感がより湧きました。音楽をやり始めたとき、最初に「このフェスに出たい」と思ったのはフジロックなんです。音楽好きとして魅力的なフェスだなとずっと思っていました。
セレイナ:音楽ラバーとして憧れを抱いていたフェスでもあるのでしょうか。
STUTS:それはあると思います。
セレイナ:2025年はフジロックまでにも、いくつかのフェスにもご出演されます。フジロックの編成としてはバンドセットと発表されていますが、メンバーは決まっているのでしょうか。
STUTS:決まっていまして、完全なフルバンド編成です。いままで自分の単独公演のときでしかやらないくらいの、2管編成でトランペットの方とサックスの方も入りますし、鍵盤もTAIHEIくんと高橋佑成くんのふたりの編成でがっつりやります。ほかのフェスではないぐらいのスペシャルな編成とセットになると思います。
セレイナ:メンバーは何人になるんですか?
STUTS:僕を合わせて8人です。
セレイナ:STUTSさんのライブは普段、バンドセットじゃないときは拝見したことがあります。サンプラーを叩いたりシンセを奏でたりとか、本当にその場で作り上げるセッション感というものがすごく気持ちよくて。それを今度はバンドセットで観られるというのは、贅沢な体験になりそうです。
STUTS:そのぐらい人数がいると、完全に生演奏でやることができるので。2025年の始めにホールツアーをやらせてもらいましたが、そのときも同じ編成で全部生演奏でした。フジロックのライブもそのかたちになるんじゃないかなと思っています。
セレイナ:どんなボーカリストが登場したりするのかなと。
STUTS:どこまで言えるかわかりませんが(笑)。でも、いままででいちばん多いかもしれないです。
セレイナ:ちょっと聞きましたか!
STUTS:確定ではないけど、かもしれないです(笑)。
タカノ:では、このあたりで1曲いきたいと思います。
番組ではSTUTSの『99 Steps feat. Kohjiya, Hana Hope』をオンエアした。
STUTS - 99 Steps feat. Kohjiya, Hana Hope (Official Music Video)
STUTS:聴けたらいいですね(笑)。頑張ります。
WHITE STAGEはステージ上の音も最高
STUTSのオーディエンスとしてのフジロックの初参加は2019年。プライベートで会場に足を運んだという。STUTS:雨がすごかったです。
セレイナ:伝説のSIAのステージが大雨だったという。私は1日目だけ行ったんですが、STUTSさんは3日間いましたか?
STUTS:2日間だった気がします。2日目の夜に帰ったかもしれないです。
セレイナ:被っていた可能性はありますね。2019年のフジロックで思い出に残っているステージはありますか?
STUTS:KAYTRANADAを観てテンション上がったみたいなのは覚えています。
セレイナ:ヤバいですね、私もKAYTRANADA観ていました、深夜のRED MARQUEE。1回寝て、起きて観に行ったんですよ。
STUTS:すごい(笑)。
セレイナ:同じ空間にいたのは超うれしいです。私ひとりで踊っていました。
STUTS:僕もそんな感じでした。
タカノ:出演者としては次の年ですよね。2020年にコロナ禍で開催中止になったときに、ところ天国で『Naeba Sessions』を演奏されました。
STUTS:演奏といっても動画の撮影なので、自分としては「この年にフジロックに出演した」という感じはあまりないんです。
タカノ:イレギュラーなかたちでしたよね。コロナ禍を経て、次の年にRED MARQUEEに出ています。お客さんが入っているなかで、しかもRED MARQUEEでバンド編成ですよね。どうでしたか?
STUTS:本当に光栄だったのと、感慨深かったです。でも、コロナ禍ではあったので「声出しダメ」とかもあったりして、雰囲気的には。
タカノ:RED MARQUEEのあと、(2023年に)WHITE STAGEです。音質だったりお客さんの雰囲気も違うと思います。各ステージを比べてみていかがですか?
STUTS:そもそも「RED MARQUEEでライブができる日がくるとは!」という感じだったんです。その次に出させてもらうときに、WHITE STAGEと言われてめちゃくちゃうれしくて。観客目線で観ていて、WHITE STAGEはすごく音がいいイメージがあったんです。実際にWHITE STAGEでライブをさせてもらったときも、すごく音がいいなというのがステージ上からもわかりました。
タカノ:返し(演奏者が聴くためのスピーカー)が?
STUTS:モニターとかもやりやすくて、最高だなみたいな。
セレイナ:あれは地形の違いなんですか? それともPAさんの違いなのか。
STUTS:地形とスピーカーとかの機材の違いもあるかもしれないです。WHITE STAGEは最高でした。
タカノ:これはステージに立った方じゃないとわからない感覚ですよね。貴重な意見です。
「妖精がいる」というディープなエリア
STUTSは自身が出演した年の印象的だったアーティストについて語り、最後に番組リスナーにメッセージを送った。セレイナ: 2021年と2023年はほかのアーティストのライブを楽しむ時間はありましたか?
STUTS:ありました。23年はけっこう覚えていて、DENZEL CURRYとか。
セレイナ:私も観ていました。前のほうでリュックサック背負いながらめちゃノリノリなのをモニターに抜かれて(笑)。めちゃ恥ずかしかったです。
STUTS:DENZEL CURRYと、そこのステージでNxWorriesを観ていたりとか。あと、坂本慎太郎さんのライブも観に行ったりしました。
タカノ:けっこう観られていますね。
セレイナ:坂本慎太郎さんは2025年もラインナップされているから、私は観るの楽しみなんです。
STUTS:最高でした。
タカノ:好きなエリアはありますか?
STUTS:WHITE STAGEとFIELD OF HEAVENです。ディープなフジロックの世界みたいなイメージがあって、めちゃいい場所だなと。
セレイナ:出演された方の話を伺っていると「あそこには妖精がいる」という。
STUTS:ニュアンスはわかる気がします。
セレイナ:最高な空間ですよね。一度行ったら出られなくなっちゃう。
タカノ:今年2025年は、楽しみなアーティストはいますか?
STUTS:山下達郎さんのライブをちゃんと観たことがないので、今回観られるかもと思うとめちゃくちゃ楽しみです。
セレイナ:期待が高まりますね。
タカノ:最後に、今年初めてフジロックに参加してみようかなと迷っている方に「背中を押すひと言」をお願いします。
STUTS:フジロックはただのフェスというだけではなくて、あの空間全体を楽しめるという非日常感も込みですごく楽しいものだと思います。ぜひ、みなさんで行きましょう。
STUTSの最新情報は公式ホームページまで。
フジロックの楽しさが倍増するポッドキャスト配信中
フジロックを盛り上げる期間限定コーナー「RADIO ENSEMBLE READY FOR FUJI ROCK FESTIVAL'25 supported by iichiko」。ポッドキャストのエピソードは、毎週水曜19時に更新。出演アーティストや関係者、スタッフ、フジロックを愛する著名人と、タカノシンヤ&セレイナ・アンが語り合う。以下は一部のエピソード。全てが聴けるページはコチラ。
以下、Spotifyの埋め込みプレイヤーの「…」を押すと、番組をフォローできる。
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2025年5月28日28時59分まで
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番組情報
- GRAND MARQUEE
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月・火・水・木曜16:00-18:50