『虎に翼』で話題のハ・ヨンス、人生に影響を与えた“オンニ”のエピソードを語る

俳優のハ・ヨンスが、人からの学びについて語り、おすすめの楽曲を紹介した。

ハ・ヨンスが登場したのは『STEP ONE』のワンコーナー「Expedia LISTEN AND LEARN」（ナビゲーター：サッシャ、ノイハウス萌菜）。毎週ゲストを招き、人生で得た学びや気づきを教えてもらうコーナーだ。ここでは9月24日（火）のオンエア内容をテキストで紹介する。

【radikoで聴く】
24日（火）OA分：https://radiko.jp/share/?sid=FMJ&t=20240924093616
25日（水）OA分：https://radiko.jp/share/?sid=FMJ&t=20240925093542
26日（木）OA分：https://radiko.jp/share/?sid=FMJ&t=20240926093541
※それぞれ再生期限はオンエアの一週間後まで。

写真を始めるきっかけになった、姉のような存在

韓国出身で、モデルとしても活躍するハ・ヨンスは、NHKの連続テレビ小説『虎に翼』に、留学生・崔香淑役で出演。日本でも一躍人気を集めた。

そんな彼女の人生に影響を与えたのは、二十歳のときに仕事で出会った、フォトグラファーの友人だという。9歳年上の友人を、ハ・ヨンスは韓国語で「姉」を意味する“オンニ”と呼んで慕っている。

ハ・ヨンス：私は絵を長くやっていて、写真には興味がなかったのですが、オンニの「あなたは絵が上手なのに、どうして写真はうまく撮れないの？」という一言で突然火がついて、写真を始めました。その後、オンニと一緒に写真集を出して、展示会もしました。オンニのおかげで世の中を見る目が繊細になり、道を歩くときにきれいな瞬間をキャッチできるようになりました。そして、友だちの結婚式でハワイに行った際には、式のあとに1週間ぐらい残り、風景や、偶然見つけた知らない方の後ろ姿などをいろいろ撮影しました。いまでは写真が趣味になって、フィルムカメラも何個も持っています。アナログでビンテージな感じ、普通のスマホのカメラでは撮れない雰囲気が好きで、アフリカなどにも行って、野生の動物を撮りたいなと思っています。私が撮った写真はInstagramでたくさん更新しているので、ぜひチェックしてください！

トークを聞いたサッシャとノイハウスは……。

サッシャ：もともと、絵が上手なのですね。

ノイハウス：見てみたいな。

サッシャ：風景を切り取って、絵として描くか写真に収めるかには共通点があるかもしれませんが、写真を始めたことで「ものの見方が変わった」というのは、わかる気がします。カメラマンの方は、常に「この風景、いいかも」という目線でご覧になっているということですよね。

ノイハウス：そうですよね。特にアナログのフィルムカメラは、同じ場所を何十枚も撮らないからこそ、その瞬間を見極める。日常の見方が、変わりそうですね。

撮影現場を思い出す、お気に入りの1曲

ハ・ヨンスには毎日選曲もしてもらう。この日選んだのは米津玄師『さよーならまたいつか！』。彼女も出演する『虎に翼』の主題歌で、2024年4月に配信リリースされた。



ハ・ヨンス：ドラマの撮影がクランクアップしましたので、懐かしくなるたびに聴いています。聴くと、『とらつば（虎に翼）』の現場が思い出される、好きな曲です。

「やっぱり、この曲になりますよね」と、サッシャも納得の様子だった。9月27日に最終回を迎える『虎に翼』のクライマックスにも、ぜひ注目してほしい。

J-WAVE『STEP ONE』のワンコーナー「Expedia LISTEN AND LEARN」では、さまざまな業界のトップランナーが、これまでの経験から得た学びをシェアする。放送は月曜～木曜の9時35分ごろから。