俳優の長濱ねるが、人からの学びについて語り、おすすめの楽曲を紹介した。
長濱が登場したのは、J-WAVE『STEP ONE』(ナビゲーター:サッシャ、ノイハウス萌菜)のコーナー「Expedia LISTEN AND LEARN」。週替わりのゲストを招き、人生で得た学びや気づきを教えてもらうコーナーだ。ここでは、6月9日(月)のオンエア内容をテキストで紹介する。
【radikoで聴く】
9日(月)OA分:https://radiko.jp/share/?sid=FMJ&t=20250609093440
10日(火)OA分:https://radiko.jp/share/?sid=FMJ&t=20250610093608
11日(水)OA分:https://radiko.jp/share/?sid=FMJ&t=20250611093440
※それぞれ再生期限はオンエアの1週間後まで
そんな彼女の人生に影響を与えたのは、小説家・西 加奈子との出会いだという。西は1977年、イラン生まれ。エジプトのカイロ、大阪で育ち、2005年に1匹の犬と5人の家族の暮らしを描いた『さくら』を発表し、ベストセラーに。その後、2015年にはイラン、エジプト、日本を転々とする家族の物語『サラバ!』で、直木賞を受賞した。
長濱:小学生のころから西 加奈子さんの小説が大好きで、出会いは初めて読んだ『さくら』という小説でした。1匹のワンちゃんを中心として、兄弟・家族が描かれている小説で、温かいながらも自分の生活と何か通じるところがあって。自分自身を見つめ直すきっかけになるような本として、印象に残っています。物語を通して感じる西さんの大きな愛や、カラっとした、のどかなお日様のようなホカホカした文体が大好きで。このお仕事を始めて「西さんが大好き」ということをいろいろなところで話していたら、西さんと対談する場をいただきました。
子どものころから大好きだった西との、夢の対談。しかしその日、お子さんの体調不良により、西は来られなかった。長濱は「とにかく想いを伝えたい!」と、西への手紙を編集の方に預け、後日その返事が来たという。そして、直筆の返事は、西の作品『サラバ!』から引用された、自分が信じるものを誰かに決めさせてはならないと伝える言葉で締めくくられてた。
長濱:当時、私は二十歳ぐらいだったと思うのですが、その瞬間が、あまりに大きな影響を与えてくれたというか、自分自身の人生が西さんに救われた記憶があります。そのあとも西さんの作品がいろいろな場面でお守りになってくれたり、自分自身の背中を押してくれたりすることが何度もありました。それから3年後くらいに、西さんと実際にお会いすることができたのですが、会ったときに西さんがハグしてくださって、それも鮮明に覚えております。
長濱のコメントを聞いた、番組ナビゲーターのサッシャ&ノイハウス萌菜は……。
サッシャ:初めて会ったときにハグしてくださったんですね、素敵だなぁ……。若いときって何を信じていいかわからないし、妙な自信がある一方で、自信がない部分もあるじゃないですか。私も(若いころに)この言葉に出会いたかったなぁ。
ノイハウス:いまでも遅くないですよ! いろいろな場面で、救われそうな文章ですよね。忘れがちというか「自分が、自分で決めていかなければいけない」ということを、今日一緒に学ばせていただきましたね。
サッシャ:うん。それに誰かに決めさせると、うまくいかなかったときや、「思っていたのとちょっと違う」となったときに後悔が残るからね。素敵な言葉をご紹介いただきました。
長濱:私はひとりでロンドンにライブを観に行くぐらい、The 1975というバンドが本当に大好きなのですが、『Wintering』はそのなかでも特に好きな曲です。『Being Funny In A Foreign Language』というアルバムは、(ボーカル、ギターの)マシュー・ヒーリーのいままでの心境の変化などが感じられて、特にファンはとってもうれしかったアルバムだったと思います。私もとっても大好きで、普段も移動中などに聴いています。
そんな長濱は、7月15日(火)に8年ぶりとなる2nd写真集『長濱ねる』を講談社より発売する。
長濱:私がずっと大好きだった憧れの写真家・高橋ヨーコさんに、北欧、アイスランドとフィンランドを旅した様子を撮っていただいています。テーマは「ときが経ってもまた開きたくなる写真集」ということで、普遍的な、いつの時代、どんな年代の方が見ても素敵だなと思っていただけるような写真集になるよう心がけました。そのときの時間や空気が漂い、写真からにおいがしてくるような素敵な写真集になったと思います。
サッシャ:憧れの写真家と旅をして、素敵だな。ご本人はもちろん、アイスランドとフィンランドの風景も楽しみですね。
写真集の詳細や長濱ねるの最新情報はオフィシャルサイトまで。
J-WAVE『STEP ONE』のコーナー「Expedia LISTEN AND LEARN」では、さまざまな業界のトップランナーが、これまでの経験から得た学びをシェアする。放送は月曜~木曜の9時35分ごろから。
長濱が登場したのは、J-WAVE『STEP ONE』(ナビゲーター:サッシャ、ノイハウス萌菜)のコーナー「Expedia LISTEN AND LEARN」。週替わりのゲストを招き、人生で得た学びや気づきを教えてもらうコーナーだ。ここでは、6月9日(月)のオンエア内容をテキストで紹介する。
【radikoで聴く】
9日(月)OA分:https://radiko.jp/share/?sid=FMJ&t=20250609093440
10日(火)OA分:https://radiko.jp/share/?sid=FMJ&t=20250610093608
11日(水)OA分:https://radiko.jp/share/?sid=FMJ&t=20250611093440
※それぞれ再生期限はオンエアの1週間後まで
小学生のころから憧れ、対談も叶った人物
現在は俳優として活動する長濱。J-WAVEでは毎週土曜15時より放送中の『NTT Group BIBLIOTHECA 〜THE WEEKEND LIBRARY〜』のナビゲーターを6年務めている。そんな彼女の人生に影響を与えたのは、小説家・西 加奈子との出会いだという。西は1977年、イラン生まれ。エジプトのカイロ、大阪で育ち、2005年に1匹の犬と5人の家族の暮らしを描いた『さくら』を発表し、ベストセラーに。その後、2015年にはイラン、エジプト、日本を転々とする家族の物語『サラバ!』で、直木賞を受賞した。
長濱:小学生のころから西 加奈子さんの小説が大好きで、出会いは初めて読んだ『さくら』という小説でした。1匹のワンちゃんを中心として、兄弟・家族が描かれている小説で、温かいながらも自分の生活と何か通じるところがあって。自分自身を見つめ直すきっかけになるような本として、印象に残っています。物語を通して感じる西さんの大きな愛や、カラっとした、のどかなお日様のようなホカホカした文体が大好きで。このお仕事を始めて「西さんが大好き」ということをいろいろなところで話していたら、西さんと対談する場をいただきました。
子どものころから大好きだった西との、夢の対談。しかしその日、お子さんの体調不良により、西は来られなかった。長濱は「とにかく想いを伝えたい!」と、西への手紙を編集の方に預け、後日その返事が来たという。そして、直筆の返事は、西の作品『サラバ!』から引用された、自分が信じるものを誰かに決めさせてはならないと伝える言葉で締めくくられてた。
長濱:当時、私は二十歳ぐらいだったと思うのですが、その瞬間が、あまりに大きな影響を与えてくれたというか、自分自身の人生が西さんに救われた記憶があります。そのあとも西さんの作品がいろいろな場面でお守りになってくれたり、自分自身の背中を押してくれたりすることが何度もありました。それから3年後くらいに、西さんと実際にお会いすることができたのですが、会ったときに西さんがハグしてくださって、それも鮮明に覚えております。
長濱のコメントを聞いた、番組ナビゲーターのサッシャ&ノイハウス萌菜は……。
サッシャ:初めて会ったときにハグしてくださったんですね、素敵だなぁ……。若いときって何を信じていいかわからないし、妙な自信がある一方で、自信がない部分もあるじゃないですか。私も(若いころに)この言葉に出会いたかったなぁ。
ノイハウス:いまでも遅くないですよ! いろいろな場面で、救われそうな文章ですよね。忘れがちというか「自分が、自分で決めていかなければいけない」ということを、今日一緒に学ばせていただきましたね。
サッシャ:うん。それに誰かに決めさせると、うまくいかなかったときや、「思っていたのとちょっと違う」となったときに後悔が残るからね。素敵な言葉をご紹介いただきました。
大好きなバンドの、特にお気に入りの1曲
長濱には選曲もしてもらう。この日、長濱が選んだのはThe 1975の『Wintering』。2022年リリースのアルバム『Being Funny In A Foreign Language』収録の楽曲だ。The 1975 - Wintering
そんな長濱は、7月15日(火)に8年ぶりとなる2nd写真集『長濱ねる』を講談社より発売する。
長濱:私がずっと大好きだった憧れの写真家・高橋ヨーコさんに、北欧、アイスランドとフィンランドを旅した様子を撮っていただいています。テーマは「ときが経ってもまた開きたくなる写真集」ということで、普遍的な、いつの時代、どんな年代の方が見ても素敵だなと思っていただけるような写真集になるよう心がけました。そのときの時間や空気が漂い、写真からにおいがしてくるような素敵な写真集になったと思います。
サッシャ:憧れの写真家と旅をして、素敵だな。ご本人はもちろん、アイスランドとフィンランドの風景も楽しみですね。
写真集の詳細や長濱ねるの最新情報はオフィシャルサイトまで。
J-WAVE『STEP ONE』のコーナー「Expedia LISTEN AND LEARN」では、さまざまな業界のトップランナーが、これまでの経験から得た学びをシェアする。放送は月曜~木曜の9時35分ごろから。
番組情報
- STEP ONE
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月・火・水・木曜9:00-13:00