提供:株式会社ブリヂストン
ブリヂストンのプレミアムタイヤブランド「REGNO」が、「食べる」「旅する」といった日常的なテーマを扱うタイアップ記事を制作している。タッグを組むのは、各ジャンルで高い人気を誇るメディアだ。内容も、「聴く」というテーマでは斉藤和義がプレイリストの作成を手がけるなど、自社製品のプロモーションにとどまらない本格的なものになっている。
なぜ、タイヤメーカーがライフスタイルまで提案するのだろうか? 今回の施策の狙いを担当者に訊いたところ、上質なタイヤが持つ価値の豊かさが見えてきた。話を聞いたのは、ブリヂストンタイヤソリューションジャパン株式会社消費財商品企画部の野上 紗緒里さんと、株式会社ブリヂストン 宣伝課の 滝 舞佳さん。
野上:お客さまからは特に「REGNOのタイヤは静かで快適」という評価を頂戴しています。また、道路の繋ぎ目や段差を走ったときにショックが小さく振動の収まりが早いことも、ご好評いただいているポイントです。
2024年2月には、最新モデル「REGNO GR-XIII」が発売。約5年ぶりとなるモデルチェンジだ。試乗した野上さん、滝さんともに、運転のしやすさや乗り心地に感動を覚えたという。
野上:ハンドル操作に対して車体が素直に動く感触を体感でき、改めて「タイヤを変えるとこんなに違うんだ」という感動がありました。私は運転が特段うまいわけではなく、一般の車ユーザーと同じ感覚をもっていると思うので、これまでタイヤにこだわりのなかった方にも、ぜひ試していただきたいです。走る楽しさが実感できるはずです。
滝:私は後部座席に座るかたちで試乗しました。テストコースでの走行はハンドリングを試すため、小さく回るなど酔いやすいような運転をするのですが、ふらつきが少なく快適に乗れました。
野上:先代の「REGNO GR-XII」までは、50~60代の方を中心にご愛用いただいてました。ユーザーのイメージとしては「トヨタ クラウン」をはじめとした国産のラグジュアリーカーを愛用し、子育てが終わったあとのセカンドライフを楽しんでいるような方々です。一方、これまでの高い空間品質に加えて、走行性能やサステナビリティも重視して設計・開発した「REGNO GR-XIII」は、輸入車やEVなどを利用されている方や30~40代もターゲット層に想定しています。
ターゲット層の拡大を背景に、新プロジェクト「REGNO FEELING」が発足した。30~40代の購買行動をリサーチし、内容が決まっていったという。
滝:近年の消費傾向が「モノ」から「コト」へシフトしているとよく言われるように、モノ自体の性能ではなく、そのモノがもたらすコト、つまり体験に価値を見出す人が30~40代に多いと感じられました。この仮説を「REGNO」にも当てはめて立ち上がったのが「REGNO FEELING」です。「REGNO」はこれまで静音性の高さなど性能に重点を置いて訴求していましたが、「REGNO FEELING」では、静かであることによって音楽が楽しめる、車内での会話が弾む、といった性能から広がる“体験”の魅力を伝えています。
タイアップしているのは、『BRUTUS』、『FORZA STYLE』、『CLASSY』、『東京カレンダー』、『dancyu』など。たとえば、『東京カレンダー』であれば「食べる」をテーマに河口湖での週末ステイを楽しむドライブデートの記事、『CLASSY』であれば、運転好きのモデルの有末麻祐子がレンタカーで沖縄を「旅する」記事といったように、媒体の特色を生かした個性豊かな記事が並ぶ。これらのメディアは、どのような理由から選定したのか。
滝:最も大事にしたのは、ターゲット層との親和性です。『REGNO』は高価格な製品となりますので、30~40代の中でもとりわけモノをこだわって購入する層、感度の高い方が見る媒体という観点から選ばせていただきました。
前述した斉藤和義によるプレイリストは、『BRUTUS』とのタイアップ記事において作成されたものだ。テーマは「REGNOでロングドライブに出かけるならどんな曲を聴きたいか」。また、『FORZA STYLE』のタイアップでは、記事と共にYouTube動画も展開。「読む」だけではなく「聴く」「観る」と、多様な形でブランドが持つ魅力を体感できるような仕組みになっている。
滝:積極的に車やタイヤの情報収集をしない方にも知っていただきたいと考えたとき、ストレートに性能を紹介する形ですと、自分からは遠いトピックだと感じてしまう方もいらっしゃると思います。そこで、音楽やフレグランス、ファッションといったそれぞれの興味関心事を通じて「REGNO」の価値に触れていただきたいと思い、ライフスタイル系のメディアやブランドとコラボレーションを決めたんです。
サイトを閲覧した人の反響をリサーチすると、「香る」「着る」「旅する」など7つの項目すべてが刺さった人はいなかったものの、どのコンテンツにも関心が持てなかったという人はいない、という結果になったそうだ。あらゆる趣味を持つ人たちが、自分事としてコンテンツを受け止めたことがうかがえる。
滝:タイヤは実際に試す機会がなかなかない製品ではあります。だからこそ「REGNO FEELING」で、「REGNO GR-XIII」を履いた車で走行したときの快適さ、そこから広がる豊かな体験を伝えることに価値があると考えています。今後も「WHAT’S REGNO FEELING?」の取り組みを拡充させながら、多様な価値観を持つ方に「REGNO」が受けられるようにしていきたいです。そして、一人でも多くのお客さまに「REGNO」がもたらすプレミアムな体験をしてもらえたらと思っています。
良質なタイヤの真価は、カタログの情報だけではわからない。実際に愛車に装着し、走り出したあとにこそ発揮されるものだ。運転に余裕をもたらすだけでなく、高い静粛性も実現するため、車内で同乗者との会話は弾み、好きな音楽も存分に楽しめる──そのプレミアムな体験がリアルにイメージできる「WHAT’S REGNO FEELING?」を、ぜひ覗いてみてはいかがだろうか。
(取材・文=小島浩平)
■公式サイト
WHAT'S REGNO FEELING?
ブリヂストンのプレミアムタイヤブランド「REGNO」が、「食べる」「旅する」といった日常的なテーマを扱うタイアップ記事を制作している。タッグを組むのは、各ジャンルで高い人気を誇るメディアだ。内容も、「聴く」というテーマでは斉藤和義がプレイリストの作成を手がけるなど、自社製品のプロモーションにとどまらない本格的なものになっている。
なぜ、タイヤメーカーがライフスタイルまで提案するのだろうか? 今回の施策の狙いを担当者に訊いたところ、上質なタイヤが持つ価値の豊かさが見えてきた。話を聞いたのは、ブリヂストンタイヤソリューションジャパン株式会社消費財商品企画部の野上 紗緒里さんと、株式会社ブリヂストン 宣伝課の 滝 舞佳さん。
タイヤは、車の乗り心地に感動をもたらす
ブリヂストンのタイヤは、「直進安定性」「ドライ性能」「ウェット性能」「低燃費性能」「ライフ性能」「静粛性」「乗り心地」からなる7つの性能を重視している。「REGNO」は、これら全ての性能を拡張しながら調和する「GREAT BALANCE」をブランドコンセプトとし、1981年の誕生以来43年間、進化を続けてきた。カーユーザーから好まれている同ブランドの特長とは?野上:お客さまからは特に「REGNOのタイヤは静かで快適」という評価を頂戴しています。また、道路の繋ぎ目や段差を走ったときにショックが小さく振動の収まりが早いことも、ご好評いただいているポイントです。
2024年2月には、最新モデル「REGNO GR-XIII」が発売。約5年ぶりとなるモデルチェンジだ。試乗した野上さん、滝さんともに、運転のしやすさや乗り心地に感動を覚えたという。
野上:ハンドル操作に対して車体が素直に動く感触を体感でき、改めて「タイヤを変えるとこんなに違うんだ」という感動がありました。私は運転が特段うまいわけではなく、一般の車ユーザーと同じ感覚をもっていると思うので、これまでタイヤにこだわりのなかった方にも、ぜひ試していただきたいです。走る楽しさが実感できるはずです。
滝:私は後部座席に座るかたちで試乗しました。テストコースでの走行はハンドリングを試すため、小さく回るなど酔いやすいような運転をするのですが、ふらつきが少なく快適に乗れました。
性能だけでなく“体験”の魅力を伝える
運転する人も乗る人も、そしてカーマニアから一般層まで、誰でも高性能の恩恵を受けられる「REGNO」ブランドのタイヤ。新モデルの発売を契機に、ファン層の拡大を図ることになったという。野上:先代の「REGNO GR-XII」までは、50~60代の方を中心にご愛用いただいてました。ユーザーのイメージとしては「トヨタ クラウン」をはじめとした国産のラグジュアリーカーを愛用し、子育てが終わったあとのセカンドライフを楽しんでいるような方々です。一方、これまでの高い空間品質に加えて、走行性能やサステナビリティも重視して設計・開発した「REGNO GR-XIII」は、輸入車やEVなどを利用されている方や30~40代もターゲット層に想定しています。
ターゲット層の拡大を背景に、新プロジェクト「REGNO FEELING」が発足した。30~40代の購買行動をリサーチし、内容が決まっていったという。
滝:近年の消費傾向が「モノ」から「コト」へシフトしているとよく言われるように、モノ自体の性能ではなく、そのモノがもたらすコト、つまり体験に価値を見出す人が30~40代に多いと感じられました。この仮説を「REGNO」にも当てはめて立ち上がったのが「REGNO FEELING」です。「REGNO」はこれまで静音性の高さなど性能に重点を置いて訴求していましたが、「REGNO FEELING」では、静かであることによって音楽が楽しめる、車内での会話が弾む、といった性能から広がる“体験”の魅力を伝えています。
斉藤和義によるプレイリストも誕生!
「REGNO FEELING」の情報発信拠点および格納庫が、REGNO公式サイト上に新設された「WHAT’S REGNO FEELING?」だ。同ページには、大きなタイヤのビジュアルを囲うように「香る」「着る」「走る」「旅する」「食べる」「共生する」「聴く」と7つの言葉が表示されており、いずれかをクリックすれば、各項目に紐づいたタイアップ記事を閲覧することができる。<「WHAT’S REGNO FEELING?」より。左:『BRUTUS』とのタイアップ記事/右:『CLASSY』とのタイアップ記事>
滝:最も大事にしたのは、ターゲット層との親和性です。『REGNO』は高価格な製品となりますので、30~40代の中でもとりわけモノをこだわって購入する層、感度の高い方が見る媒体という観点から選ばせていただきました。
前述した斉藤和義によるプレイリストは、『BRUTUS』とのタイアップ記事において作成されたものだ。テーマは「REGNOでロングドライブに出かけるならどんな曲を聴きたいか」。また、『FORZA STYLE』のタイアップでは、記事と共にYouTube動画も展開。「読む」だけではなく「聴く」「観る」と、多様な形でブランドが持つ魅力を体感できるような仕組みになっている。
車内空間を上質にするプロダクトも開発
コンテンツだけではなく、2つのプロダクトも生み出している。一つは、メンズセットアップブランド「K-3B」とコラボした、ストレッチ性抜群で運転時も快適なミリタリージョガーパンツ。もう一つが、フレグランスレーベル「retaW」とタッグを組んで開発した、ユリを想起させる“ALLEN”のフレグランスが香るカータグだ。さまざまなコンテンツやプロダクトを製作することで、これまでアプローチできなかった層にも「REGNO」の魅力を届けたいという狙いがあったそうだ。<左:ジョガーパンツ、右:カータグ>
サイトを閲覧した人の反響をリサーチすると、「香る」「着る」「旅する」など7つの項目すべてが刺さった人はいなかったものの、どのコンテンツにも関心が持てなかったという人はいない、という結果になったそうだ。あらゆる趣味を持つ人たちが、自分事としてコンテンツを受け止めたことがうかがえる。
タイヤから始まる、プレミアムな体験を
試乗の話の流れから滝さんは、最後に「REGNO FEELING」の展望を語った。滝:タイヤは実際に試す機会がなかなかない製品ではあります。だからこそ「REGNO FEELING」で、「REGNO GR-XIII」を履いた車で走行したときの快適さ、そこから広がる豊かな体験を伝えることに価値があると考えています。今後も「WHAT’S REGNO FEELING?」の取り組みを拡充させながら、多様な価値観を持つ方に「REGNO」が受けられるようにしていきたいです。そして、一人でも多くのお客さまに「REGNO」がもたらすプレミアムな体験をしてもらえたらと思っています。
良質なタイヤの真価は、カタログの情報だけではわからない。実際に愛車に装着し、走り出したあとにこそ発揮されるものだ。運転に余裕をもたらすだけでなく、高い静粛性も実現するため、車内で同乗者との会話は弾み、好きな音楽も存分に楽しめる──そのプレミアムな体験がリアルにイメージできる「WHAT’S REGNO FEELING?」を、ぜひ覗いてみてはいかがだろうか。
(取材・文=小島浩平)
■公式サイト
WHAT'S REGNO FEELING?
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