寛一郎が愛用する“松田優作モデル”のアイテムとは?

俳優・寛一郎が、映画『ナミビアの砂漠』の出演エピソードを語り、お気に入りのファッションアイテムを紹介した。

寛一郎が登場したのは、J-WAVEで放送中の番組『BLUE IN GREEN』のワンコーナー「MON CAFÉ FAV STYLE」。この日は、お休みの甲斐まりかに代わり長谷川ステファニーがナビゲーターを担当した。オンエアは9月7日(土)。

出演映画『ナミビアの砂漠』の見どころは?

寛一郎は2017年に俳優デビュー。同年公開の映画『ナミヤ雑貨店の奇蹟』での演技が高く評価され、翌年『菊とギロチン』で第92回キネマ旬報ベスト・テン新人男優賞や第33回高崎映画祭の最優秀新進男優賞などを獲得。以降、『鎌倉殿の13人』、『月の満ち欠け』、『首』などの作品で活躍。父は佐藤浩市、祖父は三國連太郎。

寛一郎は9月6日公開の映画『ナミビアの砂漠』に出演。第77回カンヌ国際映画祭で国際映画批評家連盟賞を受賞した話題作だ。まずは作品の見どころについて訊いた。

9月6日公開『ナミビアの砂漠』本予告

<あらすじ>
世の中も、人生も全部つまらない。やり場のない感情を抱いたまま毎日を生きている、21歳のカナ(河合優実)。優しいけど退屈なホンダ(寛一郎)から自信家で刺激的なハヤシ(金子大地)に乗り換えて、新しい生活を始めてみたが、次第にカナは自分自身に追い詰められていく。もがき、ぶつかり、彼女は自分の居場所を見つけることができるのだろうか……?


寛一郎:主人公・カナの刺激的な日常が見られる、過激な青春映画になっています。監督の山中瑶子さんは“普遍性”を描くのがうまいんですね。今を生きる人たちが共感できる部分が散りばめられている作品になっていると思います。

寛一郎が演じたホンダは、一見いい人に見えて難があるキャラクターだったという。演技をする上で意識したポイントを語った。

寛一郎:とにかく脚本が素晴らしかったので、脚本の中で書かれているセリフにどれだけ役が浸透していけるか(意識した)。セリフから逆算して役を考えていきましたね。

コメントを受けてナビゲーターの長谷川が映画の感想を語った。

長谷川:人生でこれだけ感情が振り回されるのって恋愛が一番なんじゃないかと思える作品でした。恋愛していく中で相手のことも自分も知っていく場面がたくさんあって、苦しいけど魅力的な映画です。寛一郎さんはカナの元カレを演じていますが、カナとの関係性、今カレとの対比を演じる様が非常に印象的で、存在感が抜群でした。

お気に入りのファッションアイテムと音楽を紹介

続けて寛一郎から、お気に入りのファッションアイテムを訊いた。

寛一郎:メガネ、サングラスです。どんなときでも身に付けていることが多いですね。今付けているものだと、EFFECTORっていうブランドの松田優作さんモデルです。こちらは松田優作さんがプライベートでかけていたメガネをもとに作られたらしいんですけど、これが顔にフィットしています。

寛一郎はメガネを新調する際に、偶然この松田優作モデルのメガネを見つけたという。

寛一郎:ちょっと形がおもしろいんですよ。分厚めで、上の部分に段差があるんですよね。毎日かけていますし、家でもつけています。

長谷川も「EFFECTORのメガネが大好き」と同意。「フレームがしっかりしていて太いという印象がある」と語った。

長谷川:寛一郎さんが実際にかけているお写真を拝見したのですが、とてもお似合いでした。今回、収録時にもつけていたEFFECTORのメガネを長く愛用していきたいとおっしゃっていました。

最後に寛一郎は、お気に入りの音楽としてNick Drakeの『Place To Be』を紹介。



寛一郎:この曲は昔から知っているんですけど、最近知り合ったフランス人の友人からオススメされた曲でもあります。2か月ぐらい前に聴いたときはまったく聴こえ方が違っていて、そこから好きな曲になりましたね。タイトルの意味は「いるべき場所」で、昔聴いたときはわからなかったけれど、今の自分には染みる曲です。朝の時間に聴き続けています。

『BLUE IN GREEN』のワンコーナー「MON CAFÉ FAV STYLE」では、旬なアーティストの声とともに、週末に聴きたい楽曲を紹介する。放送は毎週土曜の12時半頃から。
番組情報
BLUE IN GREEN
毎週土曜
12:00-16:00

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