「都立明治公園」の充実ぶりがすごい! 子どもも大人も手ぶらで満喫できる魅力を、竹内アンナがレポート

提供:東京建物

都立明治公園の魅力を、シンガーソングライターの竹内アンナがJ-WAVEでレポートした。

これは昭和の日である4月29日(月・祝)に放送の、“次世代に繋いでいきたい音楽、未来に残したい音楽=EVERGREEN MUSIC"を9時間にわたってお届けした特別番組『J-WAVE GOLDEN WEEK SPECIAL TOKYO TATEMONO presents FEELIN’ GREEN』での一コマ。竹内はリポーターとして、「GREEN」をキーワードに、街歩きレポートを実施した。

都立公園として初めて採用された「Park-PFI」制度とは?

2023年10月31日に開園した、国立競技場に隣接する都立明治公園。公園内には、約1,000平方メートルにわたって国立競技場と同じ天然芝が敷き詰められている「希望の広場」、円形デザインが特長の「インクルーシブ広場」、そして渋谷川の水景を現代風にアレンジし再現した「みち広場」という3つの広場と、約7,500平方メートルを有す樹林地「誇りの杜」が整備されている。

竹内が訪れた日は天候にも恵まれ、心地よい風が吹く中で、多くの人が憩いの時間を過ごしていたようだ。親子で来ている人もたくさん見かけることができ、オンエアでは、子どもの遊んでいる声が響いていた。

左:東京都の霜越 壮裕さん、中央:竹内アンナ、右:Tokyo Legacy Parks株式会社 取締役であり、代表構成団体をつとめる東京建物の前田大さん

竹内:目の前には子どもたちが遊んでいるインクルーシブ広場があるんですけど、遊具がとても特徴的な形をしていて、地面は人工芝で子どもが怪我をしにくいという工夫もなされています。本当に大人から子どもまで、気軽に遊びに来られる公園なんだと感じました。自転車もたくさん置かれているので、近所から遊びに来ている方も多いのではないでしょうか。

実際、近所に住む方々が多く利用しているという。都市生活に潤いと安らぎを与える緑を求める人が、すでにこの公園を憩いの場にしているということだ。

そんな都立明治公園は、公園の新たな価値や魅力を生み出すため、都立公園として初めて「Park-PFI(パークピーエフアイ)」制度が採用された。

Park-PFI制度とは、公園内での店舗等の施設の設置・運営と、そこから得られる収益で広場や園路などの公園地を一体的に整備する民間事業者を、公募により選定する制度のこと。公園管理者の財政負担を軽減しつつ、都市公園の質の向上、公園利用者の利便の向上を図ることができる、新たな整備・管理手法として注目されている。これについて、竹内は東京都の霜越壮裕さんに話を聞いた。

霜越:Park-PFI制度とは、飲食店などの収益を得られる施設と周りの公園を一体的に整備する事業者様を募集して選ぶという制度です。公園の整備には設置した施設から得られる収益が活用されています。

竹内:Park-PFI制度により、公園の周りにある施設も一緒に活性化されていくような、“地元の方とみんなで盛り上がっていこう"という空気を実際に来て肌で感じました。なによりも公園に入って感じたのは、緑が多いということ。とても緑豊かな空間の中に、ユニークな店舗が点在していると感じます。

現在、東京都では100年先を見据えた新たな緑のプロジェクト「東京グリーンビズ」が展開されている。そこで、同公園でも、短期的な見た目の美しさだけにとらわれず、長期的な目線で考え、落葉樹をメインに約700本の植樹をしたという。

竹内:この公園は今もすでにたくさん緑がありますが、これからどんどん成長していきそうですね。

霜越:そうですね。これから植えた木がどんどん成長していって、いつか立派な森に育ってくれると思います。

手ぶらで来ても楽しめる要素が満載

番組には、都立明治公園を整備・管理運営するTokyo Legacy Parks株式会社の取締役で同社の代表企業である東京建物株式会社の前田大さんが登場した。東京建物はこれまでも都内にある「大手町タワー」、「東京スクエアガーデン」、そして「中野セントラルパーク」など、緑あふれる複合施設を多数開発してきた実績がある。

前田:今回は今までのノウハウを活かし、皆様に愛される公園づくりにチャレンジしています。

竹内:すでに愛されている感じがとってもします。とても賑わっていますね。

前田:おかげさまで、とても多くの方に来ていただいています。賑わって、いい感じで、チルしていただいています(笑)。

公園内には、アウトドア衣料「ザ・ノース・フェイス」を日本で販売する株式会社ゴールドウインが手掛ける、新業態のアウトドアアクティビティショップ「PLAY EARTH PARK WONDER STORE(プレイアースパーク・ワンダーストア)都立明治公園」などが出店している。

前田:「PLAY EARTH PARK WONDER STORE」は公園の中でも特徴的な施設で、アウトドアアクティビティを提供するお店です。例えば、公園に手ぶらで遊びに来ても、ピクニックができるように、レンタルで使えるピクニックシートを用意していたり、キャンプ体験ができたりするグッズを提供しています。ユニークなところでは、北欧発祥の「モルック」という木の棒を倒すスポーツだったり、自転車に乗れないようなお子様も楽しめるキックバイクもレンタルしています。

竹内:例えば、家族でピクニックに行こうと思っても、「荷物が多くなるし、ちょっと……」と考えてしまう方も、レンタルできる施設が公園内にあるのは、すごく便利ですね。

さらに園内には、前述のアウトドアアクティビティショップのほか、ベーカリーやバターミルクフライトドチキンサンド専門店、キオスクが一つになった複合型フードホールやカフェなど、計6つの店舗がある。

前田:カフェやレストランでサンドイッチやコーヒー、ジュースなどをテイクアウトしてもらって、ぜひお気に入りの場所を見つけて、まさにピクニックを楽しむように思い思いの時間を過ごしてください。そんな風に寛げる場所を提供したいと思っています。

竹内:この公園は、ベンチが多いので、座れる場所がたくさんありますよね。それと、どこでも飲食OKとのことで、その自由さも素晴らしいと感じました。

前田:ありがとうございます。植樹した樹木が育ってくると、木陰で日差しを避けながらの休憩がしやすくなるので、これからより心地よい空間に育っていくと考えています。

竹内:子ども向けの遊具もあれば、ちょっと歩いた先には大人が楽しめるようなカフェやレストランがあるので、1日大満足できる公園だなと思いました。

ほかにも園内には、都市型サウナ・スパ「TOTOPA都立明治公園店」もオープン。TOTOPAは、東京建物グループが首都圏で10店舗展開する温浴施設「おふろの王様」のノウハウを生かして開発されたユニークなリラクゼーション体験が味わえる施設で、汗をかいたあとは、こちらでリフレッシュし、帰宅することができる。

男性フロアのサウナ空間内にある“左脳を刺激する"がコンセプトの「左室」。

子どもが遊び、大人は緑あふれる空間でリフレッシュ。おいしい食事を気軽に楽しめ、手ぶらで来ても困ることはない。竹内が言ったように都立明治公園は、まさに子どもから大人まで誰もが楽しめる空間となっている。どんな空間なのか気になった方は、実際に、足を運んでみては。

(構成=中山洋平)

■都立明治公園
開園時間:常時開園

住所:〒160-0013 東京都新宿区霞ヶ丘町内ほか

アクセス:
都営大江戸線 国立競技場駅:徒歩9分
東京メトロ銀座線 外苑前駅:徒歩9分
JR総武線 千駄ヶ谷駅:徒歩10分
JR総武線 信濃町駅:徒歩13分


主な施設:
・希望の広場
・インクルーシブ広場
・みち広場
・誇りの杜 ほか

公式サイト:https://www.meiji-park.com/

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