俳優の瀬戸利樹とSHELLYがJ-WAVEで対談。瀬戸が気になるSDGsにまつわる問題や、今日からできるSDGsな行動、豊かな未来のために取り組んでいることを語った。
トークを繰り広げたのは、“私たちの生活、未来のために、明日からすぐ行動できる身近なアクションのきっかけを作る”というコンセプトでお届けする『J-WAVE SELECTION ITOCHU DEAR LIFE, DEAR FUTURE』。オンエアは毎月第4日曜。ここでは、4月28日(日)の放送回をテキストで紹介する。
同番組は、SDGsに関する活動を後押しする情報発信・体験の場である、青山のITOCHU SDGs STUDIOから発信。オンエアだけでなく、デジタル音声コンテンツとして提供・配信するサービス「SPINEAR」でも配信。SpotifyやApple Podcastsでも楽しめる。エピソードは月曜日に3回にわけて更新。
・ポッドキャストページ
https://spinear.com/branded-podcasts/itochu-dear-life-dear-future/
SHELLY:サロンモデルって?
瀬戸:ヘアカタログに載るモデルです。美容師の方が事務所の方と仲がよくて、声を掛けていただきました。元々は美容師になりたかったんです。その美容師の方のところで「働きたいです」って言ったら「人生一度きりだし、なかなかそこの事務所に受かる人はいないから気軽に受けてみなよ」ということで(面接を)受けさせていただいて。そこから演技のレッスンをしてなんとかデビューした感じですね。
そんな瀬戸に「SDGsの17の目標で、興味関心があるものは?」とSHELLYが質問すると、目標5の「ジェンダー平等を実現しよう」を挙げた。
瀬戸:僕は最近だとBLの作品に何度か出演させてもらったり、ちょっと前だと男子チアリーディングの映画『チア男子!!』に出させていただいたりしたときに、昔ほど偏見がなくなっていると思うものの、その作品を通して演じられたからこそ知れたことがたくさんあったなって。
SHELLY:例えばどんなことを感じました?
瀬戸:「チアは女性がやるもの」っていう固定概念がありましたけど、この作品を通して「女性だけがやるものと決めつけなくてもいいんだ」って(思えた)。楽しかったら性別問わずやっていいんだって気持ちになりましたし、BL作品に出たときも、好きになった人がたまたま同性だっただけというか、そういうことを、作品を通して感じられたなと思います。
ジェンダー平等の話題は、女性差別や男女格差が取り沙汰されることが多い。しかし、苦しいという感情に性別差はないはずだ。
SHELLY:「男は男らしく」とか「男なんだから」と言われることで、すごくつらい思いをしている人がたくさんいるよね。
瀬戸:いますよね。
SHELLY:瀬戸くんが言うように、性別とかそういうことじゃなくて、好きなものは好き、やりたいことはやりたい、得意なことは得意でいいと思うよね。
瀬戸:そういうことを、作品を通してもっと広めていけたらいいなと思います。
SHELLY:自分で作品選びとか、こういうことがやりたいっていうときにメッセージ性が強いものを選んだりしますか?
瀬戸:BLの作品は1回だけしかやっていない人が多かったりするんですけど、僕はメッセージ性が強い作品なら出たいなという気持ちになりました。
SHELLY:楽しんでいる方もたくさんいて、BLの世界もすごくいいと思うんです。でもファンタジーみたいなすごくロマンチックでキラキラな部分だけじゃない、リアルな同性同士の恋愛が、同性恋愛作品としてフィーチャーされるのではなく、普通のドラマとして描かれるようになってほしいよね。
瀬戸:それはすごく思います。
瀬戸:極論、ダウンジャケットと半袖があったら1年過ごせるんじゃないかくらい。
SHELLY:極論だけど言いたいことは分かる。私も春夏のおしゃれな服が欲しいと思うけど、「これ欲しいかな? 着られる季節が短いな」と思って買わないもん。暖かい服か涼しい服しか買わない。
瀬戸:ですよね。これから気候が改善するかどうかは難しいけど、どうにか自分ができることをやって、少しでも悪化を遅らせることをやっていけたらいいなと思います。
瀬戸も気になる地球温暖化について、環境と開発、エネルギーの問題を35年にわたって取材する共同通信社 編集委員兼論説委員の井田徹治さんが解説した。まずは地球温暖化の現状について。
井田:過去10年くらいでどんどん酷くなっていて、国連のアントニオ・グテーレス事務総長が「地球沸騰化」と表現するなど、とにかく気温が上がっています。気温が上がると海面上昇をはじめ、さまざまな異常気象が起こります。干ばつや大雨、台風が強くなるなど気象災害も多くなっていて、移住を迫られる人が増えたり、紛争が増えたりすることも指摘されています。作物や魚がとれなくなるため、農業や漁業は、現状ではすでに大変なことになっていると言えます。特にアフリカの貧しい途上国では、気候変動は人の命に関わるようなものになってしまっています。日本にいるとなかなか分からないんですけど、貧しい国では気候変動によって人の命が奪われることまで起こっています。
SHELLY:すでに人の命に関わるところまで来ていると。このまま温暖化が進んでしまうと、2050年、2100年くらいには食べ物もなくなってしまうという予測があって、そうなってもおかしくない状況だと井田さんは指摘されているんですよね。
瀬戸:50年ってすぐですよね。もっと先の話だと思っていました。
SHELLY:自分たちの子どもとか孫が受ける影響かと思っていたけど、私たちの世代がヤバい。日本でも桜が咲くか咲かないかくらいの時期に、すごく暑い日があったじゃないですか。「急に春が来て気持ちいい」って思っていたけど、実際はあれもヤバいですよね。3月に25、26度の日があるって、まさに異常気象ですからね。
井田:石油・石炭・天然ガスという化石燃料を使うことでCO2を出してしまい、それが気候変動の最大の元凶になっています。それをなくすためには、一刻も早く太陽光や風力、地熱などを使った再生可能エネルギーを増やし、省エネ化を進めること。再生可能エネルギーと省エネを進めることは、ほぼ世界の常識になっています。ただ、エネルギーだけじゃなくて農業によっても非常に温暖化が進んでいます。プラスチックの大量消費を改めることや、我々が食べるもの・着るもの・使うものまで、幅広く根本的に短期間で変えていかなくてはいけません。
井田さんは「日本は輸入食品に頼っているので、我々の食生活が海外の環境破壊や海外での地球温暖化の原因を作っている」と指摘。「全部輸入をやめるわけにはいかないですが、可能な限り地産地消の農業を実現することが重要な対策でもある」と言及した。
SHELLY:これはなかなか気付かないよね。私たちはすごく便利に海外のおいしい食品をいただいていますけど、それによって作っている場所ですごい環境破壊が起こっていたり、地元の人がすごく苦しんでいたりする現実があるなんて想像力が働かなかったな。
瀬戸:じゃあ、どうしたらいいですかね。
SHELLY:井田さんは「なるべく地産地消をして、地域のものを買う」とおっしゃっていましたね。これは世界的に言われていて、地元の農業をサポートすることをなるべく選ぶだけでも、けっこう違うんじゃないかな。
瀬戸:それはすぐ実践できることですもんね。
SHELLY:「こっちのほうがちょっと安いから」って思っちゃうけど、数十円安かったものを買うことによって地球にどれだけ負担がかかっているかと思うと、頑張れる人は頑張ったほうがいいよね。
瀬戸:そうですよね。
SHELLY:もちろん生活が苦しくてそんな選択肢はない人はそれどころではないけど、ちょっと余裕があるとか、なるべく自分の生き方としてこういう選択をしたいなと思う人には提案したいですよね。
瀬戸:このことが頭にあるだけで、これからものを買うときに全然変わるなって思いますね。
SHELLY:サステナブル・シーフードって知っている?
瀬戸:知らないです。
SHELLY:ASC認証とMSC認証があるんですけど、今は温暖化や乱獲とかいろんな影響を受けて魚たちが減ってしまっている。そこで魚たちを守るために作られたのがこの認証なんです。「乱獲をやめよう」という取り決めがあり、そこで定められた量や大きさの魚だけを獲ったという認証だったり、養殖では水の環境を悪くしないようなエサを使ったり、まわりの生物に害を与えないような育ち方をしたことを証明する認証マークなんですよ。
瀬戸:へえ。すごいな。
SHELLY:だからスーパーとかに行ったときに、この認証マークを見たら「これこれ!」って目に付くと思う。なるべくそれがあるときはそれを手に取ると、より環境のためにいい買いものになります。
瀬戸:サステナブル・シーフードは絶対にやりたいですね。魚もたくさん買いますし、知らなかったことから知ったことになったので、この認証マークが付いているものを買うようには絶対になるなって思います。
SHELLY:素晴らしい。大きな変化ですよね。私は憧れのSDGsがあって、(それは)コンポスト。家で料理をして出た生ゴミを土みたいなものに入れて、混ぜると微生物が生ゴミを食べて分解し、それがどんどん元気な肥料になるんです。できた肥料はガーデニングとかに使えるわけ。日本はほとんどのゴミを燃やしているけれど、渇いているもののほうが燃えやすいよね。濡れているゴミを燃やすにはたくさん燃料を使うから、燃やすときの燃料を減らすにはゴミの水分量を減らすのが大事。だからゴミを捨てる前に、ギュッと絞るだけでもいいんだって。
瀬戸:なるほど。
最後にSHELLYは「10年後はどんな自分になっていたいか。また10年後はどんな社会になってほしいか」と、瀬戸に質問した。
瀬戸:10年後の自分は、まずやりたいことをやっていたいなと思います。我慢してやれなかったというよりは、やって後悔の10年後になっていたいとすごく思います。そして10年後の社会は、環境とか景気がよくなっていてほしい。それに向けて自分ができることを一つひとつやっていけたらいいなと思います。
SHELLYがナビゲートするプログラム『ITOCHU DEAR LIFE, DEAR FUTURE』の放送は毎月第4日曜日の22時から。
トークを繰り広げたのは、“私たちの生活、未来のために、明日からすぐ行動できる身近なアクションのきっかけを作る”というコンセプトでお届けする『J-WAVE SELECTION ITOCHU DEAR LIFE, DEAR FUTURE』。オンエアは毎月第4日曜。ここでは、4月28日(日)の放送回をテキストで紹介する。
同番組は、SDGsに関する活動を後押しする情報発信・体験の場である、青山のITOCHU SDGs STUDIOから発信。オンエアだけでなく、デジタル音声コンテンツとして提供・配信するサービス「SPINEAR」でも配信。SpotifyやApple Podcastsでも楽しめる。エピソードは月曜日に3回にわけて更新。
・ポッドキャストページ
https://spinear.com/branded-podcasts/itochu-dear-life-dear-future/
映画『チア男子!!』やBL作品に出演して感じたことは
瀬戸は2014年に俳優デビュー。今年で活動10周年を迎える。デビューのきっかけは、瀬戸がサロンモデルをしていたときにスカウトされたことだった。SHELLY:サロンモデルって?
瀬戸:ヘアカタログに載るモデルです。美容師の方が事務所の方と仲がよくて、声を掛けていただきました。元々は美容師になりたかったんです。その美容師の方のところで「働きたいです」って言ったら「人生一度きりだし、なかなかそこの事務所に受かる人はいないから気軽に受けてみなよ」ということで(面接を)受けさせていただいて。そこから演技のレッスンをしてなんとかデビューした感じですね。
そんな瀬戸に「SDGsの17の目標で、興味関心があるものは?」とSHELLYが質問すると、目標5の「ジェンダー平等を実現しよう」を挙げた。
瀬戸:僕は最近だとBLの作品に何度か出演させてもらったり、ちょっと前だと男子チアリーディングの映画『チア男子!!』に出させていただいたりしたときに、昔ほど偏見がなくなっていると思うものの、その作品を通して演じられたからこそ知れたことがたくさんあったなって。
SHELLY:例えばどんなことを感じました?
瀬戸:「チアは女性がやるもの」っていう固定概念がありましたけど、この作品を通して「女性だけがやるものと決めつけなくてもいいんだ」って(思えた)。楽しかったら性別問わずやっていいんだって気持ちになりましたし、BL作品に出たときも、好きになった人がたまたま同性だっただけというか、そういうことを、作品を通して感じられたなと思います。
ジェンダー平等の話題は、女性差別や男女格差が取り沙汰されることが多い。しかし、苦しいという感情に性別差はないはずだ。
SHELLY:「男は男らしく」とか「男なんだから」と言われることで、すごくつらい思いをしている人がたくさんいるよね。
瀬戸:いますよね。
SHELLY:瀬戸くんが言うように、性別とかそういうことじゃなくて、好きなものは好き、やりたいことはやりたい、得意なことは得意でいいと思うよね。
瀬戸:そういうことを、作品を通してもっと広めていけたらいいなと思います。
SHELLY:自分で作品選びとか、こういうことがやりたいっていうときにメッセージ性が強いものを選んだりしますか?
瀬戸:BLの作品は1回だけしかやっていない人が多かったりするんですけど、僕はメッセージ性が強い作品なら出たいなという気持ちになりました。
SHELLY:楽しんでいる方もたくさんいて、BLの世界もすごくいいと思うんです。でもファンタジーみたいなすごくロマンチックでキラキラな部分だけじゃない、リアルな同性同士の恋愛が、同性恋愛作品としてフィーチャーされるのではなく、普通のドラマとして描かれるようになってほしいよね。
瀬戸:それはすごく思います。
このまま温暖化が進むと近い将来、食べ物がなくなる?
瀬戸は地球温暖化の問題も気になっていると言い、「日本と言えば春夏秋冬だけど、春と秋が短い」と、気候変動を肌で実感していると話す。瀬戸:極論、ダウンジャケットと半袖があったら1年過ごせるんじゃないかくらい。
SHELLY:極論だけど言いたいことは分かる。私も春夏のおしゃれな服が欲しいと思うけど、「これ欲しいかな? 着られる季節が短いな」と思って買わないもん。暖かい服か涼しい服しか買わない。
瀬戸:ですよね。これから気候が改善するかどうかは難しいけど、どうにか自分ができることをやって、少しでも悪化を遅らせることをやっていけたらいいなと思います。
瀬戸も気になる地球温暖化について、環境と開発、エネルギーの問題を35年にわたって取材する共同通信社 編集委員兼論説委員の井田徹治さんが解説した。まずは地球温暖化の現状について。
井田:過去10年くらいでどんどん酷くなっていて、国連のアントニオ・グテーレス事務総長が「地球沸騰化」と表現するなど、とにかく気温が上がっています。気温が上がると海面上昇をはじめ、さまざまな異常気象が起こります。干ばつや大雨、台風が強くなるなど気象災害も多くなっていて、移住を迫られる人が増えたり、紛争が増えたりすることも指摘されています。作物や魚がとれなくなるため、農業や漁業は、現状ではすでに大変なことになっていると言えます。特にアフリカの貧しい途上国では、気候変動は人の命に関わるようなものになってしまっています。日本にいるとなかなか分からないんですけど、貧しい国では気候変動によって人の命が奪われることまで起こっています。
SHELLY:すでに人の命に関わるところまで来ていると。このまま温暖化が進んでしまうと、2050年、2100年くらいには食べ物もなくなってしまうという予測があって、そうなってもおかしくない状況だと井田さんは指摘されているんですよね。
瀬戸:50年ってすぐですよね。もっと先の話だと思っていました。
SHELLY:自分たちの子どもとか孫が受ける影響かと思っていたけど、私たちの世代がヤバい。日本でも桜が咲くか咲かないかくらいの時期に、すごく暑い日があったじゃないですか。「急に春が来て気持ちいい」って思っていたけど、実際はあれもヤバいですよね。3月に25、26度の日があるって、まさに異常気象ですからね。
可能な限り地産地消をすることが大切
深刻化する地球温暖化に関して、私たち一人ひとりができることは何なのか。井田さんがこう提言する。井田:石油・石炭・天然ガスという化石燃料を使うことでCO2を出してしまい、それが気候変動の最大の元凶になっています。それをなくすためには、一刻も早く太陽光や風力、地熱などを使った再生可能エネルギーを増やし、省エネ化を進めること。再生可能エネルギーと省エネを進めることは、ほぼ世界の常識になっています。ただ、エネルギーだけじゃなくて農業によっても非常に温暖化が進んでいます。プラスチックの大量消費を改めることや、我々が食べるもの・着るもの・使うものまで、幅広く根本的に短期間で変えていかなくてはいけません。
井田さんは「日本は輸入食品に頼っているので、我々の食生活が海外の環境破壊や海外での地球温暖化の原因を作っている」と指摘。「全部輸入をやめるわけにはいかないですが、可能な限り地産地消の農業を実現することが重要な対策でもある」と言及した。
SHELLY:これはなかなか気付かないよね。私たちはすごく便利に海外のおいしい食品をいただいていますけど、それによって作っている場所ですごい環境破壊が起こっていたり、地元の人がすごく苦しんでいたりする現実があるなんて想像力が働かなかったな。
瀬戸:じゃあ、どうしたらいいですかね。
SHELLY:井田さんは「なるべく地産地消をして、地域のものを買う」とおっしゃっていましたね。これは世界的に言われていて、地元の農業をサポートすることをなるべく選ぶだけでも、けっこう違うんじゃないかな。
瀬戸:それはすぐ実践できることですもんね。
SHELLY:「こっちのほうがちょっと安いから」って思っちゃうけど、数十円安かったものを買うことによって地球にどれだけ負担がかかっているかと思うと、頑張れる人は頑張ったほうがいいよね。
瀬戸:そうですよね。
SHELLY:もちろん生活が苦しくてそんな選択肢はない人はそれどころではないけど、ちょっと余裕があるとか、なるべく自分の生き方としてこういう選択をしたいなと思う人には提案したいですよね。
瀬戸:このことが頭にあるだけで、これからものを買うときに全然変わるなって思いますね。
今日からできるSDGsを実践したい
番組では瀬戸に寄せられた「今までしていなかったけれど、今後取り組んでいきたいと思うSDGsに関することは?」というリスナーからのメッセージを紹介した。SHELLY:サステナブル・シーフードって知っている?
瀬戸:知らないです。
SHELLY:ASC認証とMSC認証があるんですけど、今は温暖化や乱獲とかいろんな影響を受けて魚たちが減ってしまっている。そこで魚たちを守るために作られたのがこの認証なんです。「乱獲をやめよう」という取り決めがあり、そこで定められた量や大きさの魚だけを獲ったという認証だったり、養殖では水の環境を悪くしないようなエサを使ったり、まわりの生物に害を与えないような育ち方をしたことを証明する認証マークなんですよ。
瀬戸:へえ。すごいな。
SHELLY:だからスーパーとかに行ったときに、この認証マークを見たら「これこれ!」って目に付くと思う。なるべくそれがあるときはそれを手に取ると、より環境のためにいい買いものになります。
瀬戸:サステナブル・シーフードは絶対にやりたいですね。魚もたくさん買いますし、知らなかったことから知ったことになったので、この認証マークが付いているものを買うようには絶対になるなって思います。
SHELLY:素晴らしい。大きな変化ですよね。私は憧れのSDGsがあって、(それは)コンポスト。家で料理をして出た生ゴミを土みたいなものに入れて、混ぜると微生物が生ゴミを食べて分解し、それがどんどん元気な肥料になるんです。できた肥料はガーデニングとかに使えるわけ。日本はほとんどのゴミを燃やしているけれど、渇いているもののほうが燃えやすいよね。濡れているゴミを燃やすにはたくさん燃料を使うから、燃やすときの燃料を減らすにはゴミの水分量を減らすのが大事。だからゴミを捨てる前に、ギュッと絞るだけでもいいんだって。
瀬戸:なるほど。
最後にSHELLYは「10年後はどんな自分になっていたいか。また10年後はどんな社会になってほしいか」と、瀬戸に質問した。
瀬戸:10年後の自分は、まずやりたいことをやっていたいなと思います。我慢してやれなかったというよりは、やって後悔の10年後になっていたいとすごく思います。そして10年後の社会は、環境とか景気がよくなっていてほしい。それに向けて自分ができることを一つひとつやっていけたらいいなと思います。
オンエアをお届けした、青山のITOCHU SDGs STUDIO。
番組情報
- ITOCHU DEAR LIFE, DEAR FUTURE
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毎月第4日曜22:00-22:54