アーティストで俳優の小川史記とSHELLYがJ-WAVEで対談。小川がSDGsで興味関心がある目標、日々意識しているSDGsな行動について語った。
トークを繰り広げたのは、“私たちの生活、未来のために、明日からすぐ行動できる身近なアクションのきっかけを作る”をコンセプトにお届けする『J-WAVE SELECTION ITOCHU DEAR LIFE, DEAR FUTURE』。オンエアは毎月第4日曜。ここでは、1月26日(日)にオンエアした内容をテキストで紹介する。
同番組は、SDGsに関する活動を後押しする情報発信・体験の場である、青山のITOCHU SDGs STUDIOから発信。オンエアだけでなく、デジタル音声コンテンツとして提供・配信するサービス「SPINEAR」でも配信しており、SpotifyやApple Podcastsでも楽しめる。エピソードは月曜日に3回にわけて更新。
まずは、SDGsにある17の目標の話題に。小川は目標10の「人や国の不平等をなくそう」に興味・関心があると言い、「ひとりの人として平等であるべきだし、一人ひとりが違うのも当たり前だし、そういうなかで不平等が起こるのはすごく悲しい気持ちになるから、この目標に興味がある」と話す。
そこで番組では、誰もが平等な世界の実現に向けて、世界80カ国以上で活躍する国際NGO「プラン・インターナショナル」の小泉美礼さんを迎え、この目標について一緒に考えた。
SHELLY:SDGsで「人や国の不平等をなくそう」という目標が掲げられているのはどんな理由からですか?
小泉:すごく奥深い問題なんです。生まれたときからみんなが平等であればいいのですが、宗教や国、経済、住んでいる地域、性別、年齢など、いろいろなことが理由で不平等が起きてしまっているんですね。たとえば、10年くらい前から日本も変わってきましたが、「あなたは女の子だから運動しちゃいけない」とか、「男子だから厨房に入っちゃいけない」とか、そういう慣習が昔はあったりしました。また、海外に行くと「女の子だから早く結婚しなきゃいけない」とかそういった問題があります。
SHELLY:「早く」って日本の感覚だと「20歳で結婚って早いね」だけど、国にもよるけど海外では12歳とかもありますよね。
小川:えっ!?
小泉:そんな感じですよ。まだ生理が始まってすぐに結婚させられてしまう。
SHELLY:その結婚も12歳同士でしているわけではないからね。大人の男性と結婚させられる女の子たちがいるんですよね。
小泉:世界の平均だと18歳以下で結婚する(女の子が)5分の1もいるんですよ。これがアフリカになると3人にひとり。
小川:ほとんどですね。
小泉:1年前にアフリカのトーゴに行ったんですけど、宿泊所に水を運んでくれる12歳の女の子は赤ちゃんを背負っていました。そういう現実や不平等がありますね。
「日本国内に向けても、さまざまな不平等が深刻化している」とSHELLYは指摘すると、小泉さんが同意する。
小泉:たとえば、男女の賃金格差について2年前のデータによると、男性の稼ぐ力と女性の稼ぐ力には21.3パーセントの差があると言われています。これが世界の加盟国の平均だと11パーセントなので、日本の差のほうが大きい。
SHELLY:世界的に差はあるけども、日本の差は平均の倍くらいあるわけですね。
小泉:国でも全然あって、世界1位の国といちばん下の国では、760倍くらいの経済格差があります。10年前くらいだとそれが300倍くらいでしたが、倍以上になっているくらい経済格差が広がっていますね。
SHELLY:つらい思いをしている人がどんどん置いていかれて、一部のお金持ちがものすごくどんどんお金持ちになっているという。
小川:わかりやすい不平等ですよね。
小川:僕自身はいわゆる世間で言う一般的な(場所で暮らしているけど)、そんなに治安がよくないところもあるじゃないですか。そういう格差もなくなっていくのが、いちばん理想な気がするんですよね。
小泉:そうですよね。その経済格差をどうやったら改善できるかということをNGOでいろいろと取り組んでいるんですが、結局は「教育」なんですよ。たとえば、文字が読める・読めないという識字率だと、読めない子の3分の2が女の子だったり、学校に行っていない子に「あなたは将来、何になりたいですか?」と質問したことがあるんですが、職業が言えないんですよ。
SHELLY:選択肢がわからないっていうことですね。
小泉:学校に行っている子に同じ質問をすると「お医者さんになりたい」とか「先生になりたい」とか具体的なものが出てくるんです。でも、地方の田舎で学校に行っていない子は答えられない。こんな差が出てきちゃうんです。これは海外の話ですけど、やっぱり教育の差は大きいなと思います。
プラン・インターナショナルでは、どんな子どもにも教育の機会が与えられるようにと、教育を受ける環境を整える取り組みも行っている。
小泉:たとえば、学校を作るとかですね。海外だと、学校といっても建物がないようなところもあるので、子どもたちは行くことができないし、トイレがなかったりします。特に女の子たちは生理が気になって学校に行けないなどもあります。また、教える先生たちがいないので先生を教育したり、あるいは村や町の人に「勉強することが大切なんだ」「子どもに教育を受けさせることは大切なんだ」と啓蒙活動をしていったりと、本人たちもそうですが、親だったりまわりの環境だったり、あるいは政府であったり、そういうところに必要性を訴えかけています。
SHELLY:女性の支援に力を入れられているそうですが、その理由は?
小泉:やはり力が弱い子どもや女の子は権利がないようなもので、男性社会という男の人がすべてを牛耳っているところがまだまだあることを目の当たりにしています。女の子だと子どもを産む、家事をするなど、どんどん労働のほうに回されてしまい、それはとてもかわいそうだと思うんです。「女の子だから〇〇ができない」ということが事実としてあるので、だからこそ子どもや女の子たちがみんな同じ権利を持つことができるようにサポートしていくのが大事だと思っています。それによって、経済格差も減っていくと考えています。
「女の子だから○○できないっていうのは、誰が思っているんですか?」というSHELLYの質問に、小泉さんは「社会」と答えた。
SHELLY:どうせ女の子はできないからと社会が決めつけるから、学校に行かせてくれないとか、早くに結婚させられるとかがあるんですね。これはつらい現実ですよね。
小川:僕はダンスをやっていて、「女の子だから」みたいなのが、はっきりとはそういうのはなかったんですけど、空気的におのずと男の子たちが前にいく場面も多くて、その名残があるんでしょうけど。でも、最近では女の子のダンサーもたくさん増えてきたので、そういうのはいいなと思います。
SHELLY:これまでの小泉さんのお話を聞いて、小川さんはどう思いましたか?
小川:思っている以上に深刻だなと感じました。自分は表で発信できる立場ではあるので、僕たちにできることがあるならお伺いしたいです。
小泉:いちばん大事なことは、世の中の現状をよく見ること。そういう事実があることに興味を持つとか、調べてみる。国内であっても海外であっても、いろいろな理由で平等じゃないんだという事実をまずは理解する。何がいけないのかな? と、みんなが考えるのがとても大事だと思います。自分がどうしたらいいかを考えたうえで、動いてくれたらうれしいですね。仮に自分が動けない場合でも、格差をなくそうとしている団体に寄付をするとか、そこに書いてある投稿をみんなに拡散するとか、そういったことでもいいので、知ってもらうことがいちばんいいかなと思います。
小川:0と1は違いますから、ひとりがやれば広がっていくと思いますね。
番組後半では、リスナーから寄せられたSDGsの取り組みを紹介した。
リスナー:会社の社用車がすべてガソリン車だったので、環境保全活動のためにハイブリッド車や電気自動車への買い換えを提案しました。少しずつですが、社内のガソリン車が減ってきています。私もガソリン車でしたが、会社に提案するにあたりハイブリッド車に変えました。
小川:素晴らしい! 素敵すぎる。
SHELLY:すごい! 大きな活動ですよね。
リスナー:私は浴槽に浸かる習慣がなく、シャワーだけでお風呂を済ませてしまいます。つい、ぼうっとしてシャワーを出しっ放しにしてしまうので、最近は何分入るか決めて入るようにしています。
小川:節水も大事ですよね。
SHELLY:お風呂に浸かるよりもシャワーにしただけで節水になるって言われていますからね。その時間をさらに短くして節水しているわけですから、素晴らしいですね!
リスナー:以前、瀬戸利樹さんがゲストの回で話題になったサステナブルシーフードの話をきっかけに、スーパーで魚を選ぶときにASCとMSCのラベルが付いたものを探すようになりました。
【関連記事】瀬戸利樹「女性だけがやるものと決めつけなくてもいい」 出演作から学んだことは?
SHELLY:ありがとう!
小川:これはみんなでできそうですよね。
SHELLY:魚のパッケージにASCとMSCとかラベルが貼ってあるので、それは環境にいい育て方をしていますよとか、乱獲していませんよっていう印なんです。それを選んで買っているのは素晴らしいですね。いくつかSDGsの取り組みを紹介しましたが、気になるものはありました?
小川:ガソリン車をハイブリッド車とか電気自動車に変えようという話はすごいことだなって。自分で提案して、自分で実行してっていうのがすごいですね。
SHELLY:小川さんも影響力がある人だから、声を上げていきたいよね。
小川:僕にできることがあれば、していきたいなってあらためて思いました。
SHELLY:今、小川さんが豊かな未来のために取り組んでいるものはありますか?
小川:化粧品は新しく容器は買わないで基本、詰め替えで買っています。あと、洋服とかも好きなんですけど、着なくなった服はお店に売るか、最近は後輩とか友だちにあげてゴミを出さないようにしています。
SHELLY:昔、ゴミ拾いもされた経験があるそうですね。
小川:小学生のときに学校全体でゴミ拾いの時間があったんです。街の細かいところまで全部ゴミを拾っていたので、自分の街がきれいなんですよ。このあいだ、久しぶりに帰ったんですけど、やっぱりきれいですね。たぶん、今もゴミ拾いをやっているんだと思います。
最後にSHELLYは「10年後はどんな自分になっていたいか。また10年後はどんな社会になっていてほしいか」と小川に質問すると、小川は「自分としては、日々に感謝して健康でいられる自分でありたい。社会としては、明るく優しさであふれる社会になってほしい」と語った。
小川史記の最新情報は、スターダストプロモーションの公式サイトまで。
SHELLYがナビゲートするプログラム『J-WAVE SELECTION ITOCHU DEAR LIFE, DEAR FUTURE』の放送は、毎月第4日曜の22時から。
トークを繰り広げたのは、“私たちの生活、未来のために、明日からすぐ行動できる身近なアクションのきっかけを作る”をコンセプトにお届けする『J-WAVE SELECTION ITOCHU DEAR LIFE, DEAR FUTURE』。オンエアは毎月第4日曜。ここでは、1月26日(日)にオンエアした内容をテキストで紹介する。
同番組は、SDGsに関する活動を後押しする情報発信・体験の場である、青山のITOCHU SDGs STUDIOから発信。オンエアだけでなく、デジタル音声コンテンツとして提供・配信するサービス「SPINEAR」でも配信しており、SpotifyやApple Podcastsでも楽しめる。エピソードは月曜日に3回にわけて更新。
生まれたときから、みんな平等であればいいけれど…
小川は1994年生まれ、埼玉県出身。2020年9月に結成したダンス&ボーカルグループ・BUDDiiSのリーダーを務める。今年4月からはBUDDiiS初の海外公演を含む、全国ツアーの開催が決定している。また、俳優として2月14日(金)・3月14日(金)に2作連続で公開される映画『BATTLE KING!! Map of The Mind -序奏・終奏-』にも出演している。まずは、SDGsにある17の目標の話題に。小川は目標10の「人や国の不平等をなくそう」に興味・関心があると言い、「ひとりの人として平等であるべきだし、一人ひとりが違うのも当たり前だし、そういうなかで不平等が起こるのはすごく悲しい気持ちになるから、この目標に興味がある」と話す。
そこで番組では、誰もが平等な世界の実現に向けて、世界80カ国以上で活躍する国際NGO「プラン・インターナショナル」の小泉美礼さんを迎え、この目標について一緒に考えた。
SHELLY:SDGsで「人や国の不平等をなくそう」という目標が掲げられているのはどんな理由からですか?
小泉:すごく奥深い問題なんです。生まれたときからみんなが平等であればいいのですが、宗教や国、経済、住んでいる地域、性別、年齢など、いろいろなことが理由で不平等が起きてしまっているんですね。たとえば、10年くらい前から日本も変わってきましたが、「あなたは女の子だから運動しちゃいけない」とか、「男子だから厨房に入っちゃいけない」とか、そういう慣習が昔はあったりしました。また、海外に行くと「女の子だから早く結婚しなきゃいけない」とかそういった問題があります。
SHELLY:「早く」って日本の感覚だと「20歳で結婚って早いね」だけど、国にもよるけど海外では12歳とかもありますよね。
小川:えっ!?
小泉:そんな感じですよ。まだ生理が始まってすぐに結婚させられてしまう。
SHELLY:その結婚も12歳同士でしているわけではないからね。大人の男性と結婚させられる女の子たちがいるんですよね。
小泉:世界の平均だと18歳以下で結婚する(女の子が)5分の1もいるんですよ。これがアフリカになると3人にひとり。
小川:ほとんどですね。
小泉:1年前にアフリカのトーゴに行ったんですけど、宿泊所に水を運んでくれる12歳の女の子は赤ちゃんを背負っていました。そういう現実や不平等がありますね。
「日本国内に向けても、さまざまな不平等が深刻化している」とSHELLYは指摘すると、小泉さんが同意する。
小泉:たとえば、男女の賃金格差について2年前のデータによると、男性の稼ぐ力と女性の稼ぐ力には21.3パーセントの差があると言われています。これが世界の加盟国の平均だと11パーセントなので、日本の差のほうが大きい。
SHELLY:世界的に差はあるけども、日本の差は平均の倍くらいあるわけですね。
小泉:国でも全然あって、世界1位の国といちばん下の国では、760倍くらいの経済格差があります。10年前くらいだとそれが300倍くらいでしたが、倍以上になっているくらい経済格差が広がっていますね。
SHELLY:つらい思いをしている人がどんどん置いていかれて、一部のお金持ちがものすごくどんどんお金持ちになっているという。
小川:わかりやすい不平等ですよね。
思っている以上に深刻だと感じた
小泉さんの話で現実を目の当たりにした小川は、「地域の生まれなどで格差が起こることがやるせない」と吐露する。小川:僕自身はいわゆる世間で言う一般的な(場所で暮らしているけど)、そんなに治安がよくないところもあるじゃないですか。そういう格差もなくなっていくのが、いちばん理想な気がするんですよね。
小泉:そうですよね。その経済格差をどうやったら改善できるかということをNGOでいろいろと取り組んでいるんですが、結局は「教育」なんですよ。たとえば、文字が読める・読めないという識字率だと、読めない子の3分の2が女の子だったり、学校に行っていない子に「あなたは将来、何になりたいですか?」と質問したことがあるんですが、職業が言えないんですよ。
SHELLY:選択肢がわからないっていうことですね。
小泉:学校に行っている子に同じ質問をすると「お医者さんになりたい」とか「先生になりたい」とか具体的なものが出てくるんです。でも、地方の田舎で学校に行っていない子は答えられない。こんな差が出てきちゃうんです。これは海外の話ですけど、やっぱり教育の差は大きいなと思います。
プラン・インターナショナルでは、どんな子どもにも教育の機会が与えられるようにと、教育を受ける環境を整える取り組みも行っている。
小泉:たとえば、学校を作るとかですね。海外だと、学校といっても建物がないようなところもあるので、子どもたちは行くことができないし、トイレがなかったりします。特に女の子たちは生理が気になって学校に行けないなどもあります。また、教える先生たちがいないので先生を教育したり、あるいは村や町の人に「勉強することが大切なんだ」「子どもに教育を受けさせることは大切なんだ」と啓蒙活動をしていったりと、本人たちもそうですが、親だったりまわりの環境だったり、あるいは政府であったり、そういうところに必要性を訴えかけています。
SHELLY:女性の支援に力を入れられているそうですが、その理由は?
小泉:やはり力が弱い子どもや女の子は権利がないようなもので、男性社会という男の人がすべてを牛耳っているところがまだまだあることを目の当たりにしています。女の子だと子どもを産む、家事をするなど、どんどん労働のほうに回されてしまい、それはとてもかわいそうだと思うんです。「女の子だから〇〇ができない」ということが事実としてあるので、だからこそ子どもや女の子たちがみんな同じ権利を持つことができるようにサポートしていくのが大事だと思っています。それによって、経済格差も減っていくと考えています。
「女の子だから○○できないっていうのは、誰が思っているんですか?」というSHELLYの質問に、小泉さんは「社会」と答えた。
SHELLY:どうせ女の子はできないからと社会が決めつけるから、学校に行かせてくれないとか、早くに結婚させられるとかがあるんですね。これはつらい現実ですよね。
小川:僕はダンスをやっていて、「女の子だから」みたいなのが、はっきりとはそういうのはなかったんですけど、空気的におのずと男の子たちが前にいく場面も多くて、その名残があるんでしょうけど。でも、最近では女の子のダンサーもたくさん増えてきたので、そういうのはいいなと思います。
SHELLY:これまでの小泉さんのお話を聞いて、小川さんはどう思いましたか?
小川:思っている以上に深刻だなと感じました。自分は表で発信できる立場ではあるので、僕たちにできることがあるならお伺いしたいです。
小泉:いちばん大事なことは、世の中の現状をよく見ること。そういう事実があることに興味を持つとか、調べてみる。国内であっても海外であっても、いろいろな理由で平等じゃないんだという事実をまずは理解する。何がいけないのかな? と、みんなが考えるのがとても大事だと思います。自分がどうしたらいいかを考えたうえで、動いてくれたらうれしいですね。仮に自分が動けない場合でも、格差をなくそうとしている団体に寄付をするとか、そこに書いてある投稿をみんなに拡散するとか、そういったことでもいいので、知ってもらうことがいちばんいいかなと思います。
小川:0と1は違いますから、ひとりがやれば広がっていくと思いますね。
明るく優しさであふれる社会になってほしい
リスナー:会社の社用車がすべてガソリン車だったので、環境保全活動のためにハイブリッド車や電気自動車への買い換えを提案しました。少しずつですが、社内のガソリン車が減ってきています。私もガソリン車でしたが、会社に提案するにあたりハイブリッド車に変えました。
小川:素晴らしい! 素敵すぎる。
SHELLY:すごい! 大きな活動ですよね。
リスナー:私は浴槽に浸かる習慣がなく、シャワーだけでお風呂を済ませてしまいます。つい、ぼうっとしてシャワーを出しっ放しにしてしまうので、最近は何分入るか決めて入るようにしています。
小川:節水も大事ですよね。
SHELLY:お風呂に浸かるよりもシャワーにしただけで節水になるって言われていますからね。その時間をさらに短くして節水しているわけですから、素晴らしいですね!
リスナー:以前、瀬戸利樹さんがゲストの回で話題になったサステナブルシーフードの話をきっかけに、スーパーで魚を選ぶときにASCとMSCのラベルが付いたものを探すようになりました。
【関連記事】瀬戸利樹「女性だけがやるものと決めつけなくてもいい」 出演作から学んだことは?
SHELLY:ありがとう!
小川:これはみんなでできそうですよね。
SHELLY:魚のパッケージにASCとMSCとかラベルが貼ってあるので、それは環境にいい育て方をしていますよとか、乱獲していませんよっていう印なんです。それを選んで買っているのは素晴らしいですね。いくつかSDGsの取り組みを紹介しましたが、気になるものはありました?
小川:ガソリン車をハイブリッド車とか電気自動車に変えようという話はすごいことだなって。自分で提案して、自分で実行してっていうのがすごいですね。
SHELLY:小川さんも影響力がある人だから、声を上げていきたいよね。
小川:僕にできることがあれば、していきたいなってあらためて思いました。
SHELLY:今、小川さんが豊かな未来のために取り組んでいるものはありますか?
小川:化粧品は新しく容器は買わないで基本、詰め替えで買っています。あと、洋服とかも好きなんですけど、着なくなった服はお店に売るか、最近は後輩とか友だちにあげてゴミを出さないようにしています。
SHELLY:昔、ゴミ拾いもされた経験があるそうですね。
小川:小学生のときに学校全体でゴミ拾いの時間があったんです。街の細かいところまで全部ゴミを拾っていたので、自分の街がきれいなんですよ。このあいだ、久しぶりに帰ったんですけど、やっぱりきれいですね。たぶん、今もゴミ拾いをやっているんだと思います。
最後にSHELLYは「10年後はどんな自分になっていたいか。また10年後はどんな社会になっていてほしいか」と小川に質問すると、小川は「自分としては、日々に感謝して健康でいられる自分でありたい。社会としては、明るく優しさであふれる社会になってほしい」と語った。
小川史記の最新情報は、スターダストプロモーションの公式サイトまで。
オンエアをお届けした、青山のITOCHU SDGs STUDIO。
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