THE BAWDIES、結成20周年&デビュー15周年! ROYに心境を聞く

THE BAWDIES・ROY(Vo/Ba)が、モーニング、ワーク、ナイトというキーワードでライフスタイルについて語った。

ROYが登場したのは、J-WAVEで放送中の番組『RADIO DONUTS』(ナビゲーター:渡辺 祐・山田玲奈)のワンコーナー「SUMIFUNOCHUKAI STEP DESIGN YOUR LIFE」。オンエアは4月13日(土)。

トーク音声は2024年4月20日28時頃まで再生可能

朝は公園でバスケの個人練習

THE BAWDIESは小学校からの同級生のROY、JIM、MARCYと高校からの同級生、TAXMANによって2004年1月1日に結成されたロックバンド。2024年は結成20周年、デビュー15周年を迎える特別な年となる。

そんなTHE BAWDIES のROYから、まずは朝の過ごし方を訊いた。

ROY:朝はだいたい6時ぐらいに起きますね。学生の頃はバスケ部だったんですけど、ここ数年のあいだに改めてバスケをやり始めて、朝練してから仕事に行くルーティンができています。

山田:ちなみに朝練はどこで?

ROY:公園です。朝8時には行っていますね。

渡辺:起きてから公園に行くまでは何をしていますか?

ROY:起きてから、喉の調子を整える意味も込めて、コップ一杯の水を飲みます。けっこう調子が変わるんですよ。そこからパンを焼いたり卵を焼いたり、軽い朝食をとって支度をします。

山田:何人ぐらいで練習しているんですか?

ROY:朝は1人です。

渡辺:1人で練習するのって、ジョギングする感じに似ていますか?

ROY:ルーティンになっているとそんな感じですね。普段公園にいない方が来ていると話しかけて一緒にやったりします。ただ、話しかけて話が合っちゃうと、僕は熱量がすごいので、トイレに行くのも忘れて2時間ぐらいやっちゃって、そのあとトイレに行って戻ってきたら、その人がいなくなっていました(笑)。

渡辺:あまりにもROYさんが盛り上がっているから帰りたいって言い出しづらかったんですね(笑)。

3年ぶりにアルバムをリリース!

THE BAWDIESはメジャー9枚目のオリジナルアルバム『POPCORN』を4月22日(月)にリリースする。番組では収録曲『SCREAM feat. 松尾レミ』をオンエア。

THE BAWDIES 「SCREAM feat. 松尾レミ」 Music Video

渡辺:リリース日の4月22日はデビュー15周年を迎える日なんですね。結成20周年と合わせて、おめでとうございます! お気持ちはいかがですか?

ROY:僕らは小学生の頃からの同級生だったりするので、20年以上前からの付き合いだから、あまりピンとこないんですよね。でもバンドが始まってからそれだけやってきたし、同じことをずっとやってこられているのは、胸を張ってもいいんじゃないかなと、そろそろ思えるようになってきた感じですかね。

渡辺:『POPCORN』にはどんな思いを込めたのでしょうか?

ROY:前作は2023年に4曲入りのEP『FREAKS IN THE GARAGE』を出したんですけど、初めて自分たちの好きなルーツミュージック、ガレージパンクというジャンルをそのままの状態でやったんですね。それにすごく手ごたえを感じたので、このまま自分たちのルーツに根差した音楽を届けようと思いました。現代の人に合わせるよりも、逆に違和感が生まれたほうが「なんだこれ!?」という驚きがあるのかなと思ったんですよね。今回はロックンロールをそのまま届けていこうと思って作りました。

『POPCORN』は「ポップコーンのように弾けるようなロックンロールが詰まった1枚となった」と語る。

渡辺:カッコいいです。先ほどはGLIM SPANKYの松尾レミさんの歌声が入った楽曲をお届けしましたが、OKAMOTO'Sのオカモトショウさんも参加しているんですよね。この辺は前からのお知り合いですか?

ROY:そうですね。ルーツを全面にみんなに伝える同士なので繋がりがありますし、OKAMOTO'Sは学校の後輩でもあります。それこそGLIM SPANKYは、出てきたときに「絶対一緒にやったほうがいい」と思ったんですよね。ようやく念願が叶いました。

THE BAWDIES 「GIMME GIMME feat. オカモトショウ」 Music Video

寝る前に動画でバスケ技術を学ぶ

続けてROYから、夜の過ごし方を訊いた。寝付きのいいROYは、22時には就寝するそうだ。

渡辺:余裕がある夜にやっていることってなんですか?

ROY:昼間に仕事をしていて見られなかったNBAの試合をまとめてチェックします。今ちょうどいい時期なんですよね。

渡辺:日本人選手もいますし。驚きですよね。 

ROY:そうなんですよ。僕らの時代はマイケル・ジョーダンが全盛期でしたけど、マイケル・ジョーダンに挑む日本人なんて考えられなかったですからね。今は挑んでいる日本人が見られるわけですから。

山田:自分の技術を磨くためにバスケの試合を見たりもするんですか?

ROY:そうですね。今はいろんな動画でコーチがプレーのコツをあげてくれているので、学生の頃にあったら最高だろうなと思います。だから今の学生ってスキルがすごいんですよ。

渡辺:動画を観た翌朝に練習でやってみたりします?

ROY:はい。ただ、僕はバスケをやりすぎて右ひざの前十字靭帯を切ってしまって、今はリハビリ中なんですよ。

渡辺:音楽にも影響がありましたよね?

ROY:無理してステージに立っている時期がありました(笑)。メンバーは怒っていましたけど、僕が手術を受けているあいだ2週間ほど休みになって、みんな好きなところに行っていましたよ。

渡辺:それはそうでしょうね(笑)。趣味に関してレコード収集は変わらず?

ROY:変わらないですね。

渡辺:バスケ、レコード収集、THE BAWDIESを除くと何がありますか?

ROY:それをとったら私には何も残りません(笑)。ただの明るいおじさんです(笑)。

渡辺:その3つがじゅうぶん濃密ですもんね(笑)。

昔から曲作りのスタイルは変わらない

最後にROYから、おうち時間を充実させる“お気に入りのモノ”を訊いた。

渡辺:おうちのインテリアのテイストってどんな感じですか?

ROY:僕の部屋にはレコードがいっぱいあるので、レコード店のように整頓しています。全部木目調の優しい雰囲気に包まれるような部屋にしています。

渡辺:レコードが増え続けると管理が大変そうですね。

ROY:そうですね。ただ、レコード店を意識しているので、アーティストはアルファベット順に並べています。

山田:プレイヤー自体はどこに置いているんですか?

ROY:スピーカーの隣に2台置いています。集めているのは7インチなので、そんなに場所はとらないんですよね。

渡辺:その部屋で音楽の仕事もできるようになっているのですか?

ROY:曲は作るんですけど、僕はパソコンが使えないので、正座しながらベースを弾き語って作ったのを覚えている感じです。

渡辺:いつの時代(笑)? 録音もしないんですか?

ROY:iPhoneのボイスメモを録ることはあるんですけど、基本は自分で覚えておきます。そこから相方のTAXMANの家に行って「これにギターを入れてみて」と言ってセッションして作っていきます。

渡辺:じゃあ特にスペシャルな機材はないんですね。

ROY:ないです。ただ、TAXMANは毎回来るから嫌がっていますよ。

渡辺:今はメールでデータを送る時代ですからね(笑)。

ROY:本人が飛んでくるんだから。

渡辺:お茶も出さないといけないし。

ROY:お茶も出なくなりました。

THE BAWDIESはニューアルバムを引っ提げた全国ワンマンツアー「POPCORN TOUR 2024」を5月11日(土)から開催予定。ツアーの詳細や最新情報は、公式サイトまで。

『RADIO DONUTS』のワンコーナー「SUMIFUNOCHUKAI STEP DESIGN YOUR LIFE」では、ゲストのライフスタイルを構築しているルーティンを深掘りする。オンエアは毎週土曜日の9時10分頃から。
radikoで聴く
2024年4月20日28時59分まで

PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。

番組情報
RADIO DONUTS
毎週土曜
8:00-12:00

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