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幾田りら&あの、高校生に人気のアプリに驚愕「なんでそんなに自分で自分を追い詰めるの?」

幾田りら&あの、高校生に人気のアプリに驚愕「なんでそんなに自分で自分を追い詰めるの?」

人気漫画家・浅野いにおによる同名コミックをアニメーション映画化した『デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 前章』(3月22日公開)。3月18日には現役高校生を対象にした試写会が都内で実施され、声優を務めた幾田りらとあのが参加した。

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約100名の初々しい高校生たちを前にあのは「参加者みんなが高校生のイベントなんてなかなかない」とシチュエーションに驚くと、幾田も「瑞々しい。皆さんが制服を着ているので先生になった気分」とレア体験に興味津々だった。

そんな二人は「流行を知りたい。今何が流行っていますか?」と高校生たちに質問。これに会場からSNSで話題の「猫ミーム」との声が挙がると、幾田とあのは「猫ミームかあ……。でもちょっと過ぎた感あるよね?」とトレンドに敏感な先輩としての余裕を見せていた。

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一方、通知が来たら2分以内に自分の写真を撮って投稿するアプリ「BeReal」が挙がると、あのは「おお……。なんでそんなに自分で自分を追い詰めるの?」とそのシステムに首を傾げて、幾田も「なんだか強いられてる感が強い。写真を加工するのが当たり前の時代にリアルを写し出すという領域まで来ているんだ……」と高校生の最先端ぶりに感心していた。

幾田は本作の原作漫画について「画力の迫力が凄い。母艦や建造物の細かいディテイルの大迫力に心を奪われた。全体のストーリーのコントラストも刺激的で最後まで止まらずに読めた」と絶賛で、あのも「セリフから浅野先生の言葉の力を感じて、読んでいて感情がぐちゃぐちゃになる様がボクの好みで最後まで楽しく読んだ」とお気に入りだった。

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本作において幾田は初主演、あのは声の演技初挑戦にして初主演を飾った。アフレコ収録について幾田は「自分ではない誰かの人生をアニメの中でその人として生きるのは楽しかった」と振り返ると、あのも「普段ボクは早口に慣れていないのでセリフを何度も噛んだ。でもやっていくうちにそれが楽しくなって、言えたら気持ちがいいセリフも多かった。自分の成長も感じられた」と手応えを得ていた。

イベントでは集った高校生との質疑応答も実施。高校生活中にでっかいことをしたいという生徒から「今高校生だったら何をしたいか?」と聞かれたあのは「ボクは高校時代は学校生活を楽しめていたタイプじゃなかったので、行事を全力で楽しんでみたい」と返答。これに幾田が「一緒に体育祭とかしたいね!」と誘うと、あのは「真面目に真剣にやり遂げたい」と意気込んでいた。

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大学受験に失敗し、予備校に通う予定という生徒から「人生に行き詰ったときにどうやって自分を元気づけるのか?」との質問が。するとあのは「でもさ、大学に落ちてここに来る行動力があるなら何でもできるよ! もうなんでもやっていける。なんでもトライして! 落ち込む必要はない」と叱咤激励。幾田も「予備校に通おうとする踏ん張る力があるならば、もうなんでもできると思います」とエールを送っていた。

(取材=石井隼人)

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