水曜のカンパネラの詩羽が、「音楽×ファッション」をテーマにトークを展開した。
詩羽が登場したのはJ-WAVEで放送された番組『SONAR MUSIC』(ナビゲーター:あっこゴリラ)。オンエアは11月1日(水)。
【SONAR MUSICは番組公式LINEでも情報発信中】
そんな詩羽がファッションに目覚めたきっかけとは?
詩羽:高校を卒業して、大学に入るくらいになるときには刈り上げと口のピアス、オン眉のスタイルはできあがっていました。それに合わせて、洋服も、みんながいいっていうものを着るというより、自分自身は何が好きなのかっていうのに向き合うようになりました。
あっこゴリラ:けっこう冒険した?
詩羽:全然違うときもありました。ギャルのときもありましたし、古着系の時期もありましたし、いろいろやった結果、何にもないスタイルになりましたね。
あっこゴリラ:ファッションを冒険した時期にしかないおもしろさもありますよね。
詩羽:今はその合わせ方はできないわ、っていう合わせ方を当時はしてて。今思うと「恥ずかし!」っていうのもたくさんあるんですけど、あれがあって今がありますね。
あっこゴリラ:めっちゃわかる。高校のときとかみんなそうだった(笑)。全員が未完成で最高みたいな。
詩羽:そうなんですよ。でも、最近の高校生って完成してません?
あっこゴリラ:2001年生まれの詩羽ちゃんのときはどうだった?
詩羽:私のときも3分の1は完成されている子たちで。
あっこゴリラ:その完成は、言い方はあれだけど、量産型っていうこと?
詩羽:そうですね。それがわりとわかりやすく出て。私の世代だとTikTokとかがすごく主流だったんですよ。それもあって、何がカッコいい、かわいいっていう定義がわかりやすくできてしまった時代だったので。
あっこゴリラ:メイクのやり方もYouTubeを観たらできるし、失敗があんまりないんだよね。音楽もそうだよね。楽器とか曲の作り方もYouTubeで調べたりできるからいいなって思うんですけど。
詩羽:それを着てるから戦えるときもあるなと思うので。ライブの服とかも、その服を着てるから元気にステージに立てたりとかあるなってすごい思いますね。やっぱりかわいい服を切ると(テンションが)あがりますよね。シンプルに。
あっこゴリラ:詩羽ちゃんは、ファッションが自己肯定感を上げるっていうのをテーマにしてるとのことなんですけど、それはどんな経験があってそういう考え方になったんですか?
詩羽:学生時代に私は上手に生きられなかった側の人間で。私は高校1年のときに口にピアスを開けたんですけど、学校ではダメなんだけど、透明ピアスだったらギリギリセーフだよねっていう学校の校則があったので、「口のピアスも透明だったらいいんでしょ?」みたいな感じで透明のものを着けていたんです。でも、それは耳じゃないからダメって言われたり。自分にとってピアスもファッションのひとつなので、大人と戦うことがすごい多くて。まわりがいいというものじゃなくて、自分に似合って、自分が大事にできるものを大事にしていきたいなっていうのを学生の頃にすごく感じてから、自己肯定感を大事に、ファッションを表現のひとつにしましたね。
あっこゴリラ:詩羽ちゃんのファッションテーマってあるんですか?
詩羽:愛ですね。
あっこゴリラ:めっちゃいい! 最高です。
詩羽:よかった(笑)。
詩羽は「このファッションが好きだ」と思うアーティストにYUKIをあげると、あっこゴリラも共感した。
詩羽:当時から今もなんですけど、本当にファッションをひとつの表現として大事にされてる方なんだなっていうことが、いろんなものを見ていて感じられて。好きすぎて写真集とかも全部購入したりとか、雑誌とかもめちゃめちゃ買って。
あっこゴリラ:YUKIさんの写真集はヤバいよね。
詩羽:めっちゃヤバいんですよ。かわいいとかそういうのじゃなくて、ロックもちゃんとミックスされていて、それがファッションで表現しきれてるところがカッコいいなって本当に思いますね。
詩羽:曲のテーマに合わせて今らしく、私はけっこうギャルっぽさを大事にしてるところもあるので、自分の中のギャルをミックスして組み合わたりしますね。
あっこゴリラ:自分で「こんな感じ」みたいなレファレンスをたくさん用意したり絵を描いたりするとか。
詩羽:想像でお伝えすることが多くて。私が「これ」って選ぶまで、みんながピンとはこないんですよ。私しか頭になくて。カメラマンとかみんなは探りながら、でも私の中では確実な絵がちゃんとあるんですよね。
あっこゴリラ:なるほど。バイブス人間だね(笑)。
詩羽:そうなんですよね(笑)。
あっこゴリラ:ライブ衣装もそう?
詩羽:そうですね。今だったら先月ハロウィーンがあったので、ハロウィーンぽさを大事にしたりとか、会場の広さとかでもボリューム感とかカラー感はすごく変えるように意識したりしてますね。
詩羽は、ライブ衣装が魅力的なアーティストとして椎名林檎をあげた。
詩羽:林檎さんのライブ衣装って、めちゃめちゃいいじゃないですか。どれも最高で。林檎さんってレディーのセクシーさがあるんですけど、それが出過ぎてなくて、椎名林檎としてまとまってるところが常にあるなって。ライブ衣装もセクシーなんだけど、女性から見てカッコいいと思うものもすごくあって、それが毎回衝撃ですね。
あっこゴリラ:マジで置きにいってないなって。セクシーないい感じには絶対、置きにいかないよね。「そこまでやる!?」って。
詩羽:常にナメさせなくて攻撃的ですよね。常に想像を超えてきてくれるから、めちゃめちゃカッコいいですよね。
最後に、詩羽は自身の今後のファッションについて「今のトレードマークもどこかのタイミングでまた新しいセカンド詩羽にしていきたいなと思っているので、どこかでチェンジするタイミングもあるのかなと思う」と語った。
J-WAVE『SONAR MUSIC』は、月~木の22:00-24:00にオンエア。
詩羽が登場したのはJ-WAVEで放送された番組『SONAR MUSIC』(ナビゲーター:あっこゴリラ)。オンエアは11月1日(水)。
【SONAR MUSICは番組公式LINEでも情報発信中】
いろいろやった結果、何にもないスタイルになった
詩羽は水曜のカンパネラの二代目主演・歌唱を担当するほか、モデルとしても活躍している。11月1日には、六本木ヒルズアリーナで行われたMax Maraのテディベアコート誕生10周年を記念したスペシャルイベント「Teddy TEN Park」でライブを行い、その一部は現在、J-WAVEのYouTubeチャンネルで楽しめる。そんな詩羽がファッションに目覚めたきっかけとは?
詩羽:高校を卒業して、大学に入るくらいになるときには刈り上げと口のピアス、オン眉のスタイルはできあがっていました。それに合わせて、洋服も、みんながいいっていうものを着るというより、自分自身は何が好きなのかっていうのに向き合うようになりました。
あっこゴリラ:けっこう冒険した?
詩羽:全然違うときもありました。ギャルのときもありましたし、古着系の時期もありましたし、いろいろやった結果、何にもないスタイルになりましたね。
あっこゴリラ:ファッションを冒険した時期にしかないおもしろさもありますよね。
詩羽:今はその合わせ方はできないわ、っていう合わせ方を当時はしてて。今思うと「恥ずかし!」っていうのもたくさんあるんですけど、あれがあって今がありますね。
あっこゴリラ:めっちゃわかる。高校のときとかみんなそうだった(笑)。全員が未完成で最高みたいな。
詩羽:そうなんですよ。でも、最近の高校生って完成してません?
あっこゴリラ:2001年生まれの詩羽ちゃんのときはどうだった?
詩羽:私のときも3分の1は完成されている子たちで。
あっこゴリラ:その完成は、言い方はあれだけど、量産型っていうこと?
詩羽:そうですね。それがわりとわかりやすく出て。私の世代だとTikTokとかがすごく主流だったんですよ。それもあって、何がカッコいい、かわいいっていう定義がわかりやすくできてしまった時代だったので。
あっこゴリラ:メイクのやり方もYouTubeを観たらできるし、失敗があんまりないんだよね。音楽もそうだよね。楽器とか曲の作り方もYouTubeで調べたりできるからいいなって思うんですけど。
ファッションが自己肯定感を上げる
「ファッションとは何か?」という問いに、詩羽は「武装」と表現する。詩羽:それを着てるから戦えるときもあるなと思うので。ライブの服とかも、その服を着てるから元気にステージに立てたりとかあるなってすごい思いますね。やっぱりかわいい服を切ると(テンションが)あがりますよね。シンプルに。
あっこゴリラ:詩羽ちゃんは、ファッションが自己肯定感を上げるっていうのをテーマにしてるとのことなんですけど、それはどんな経験があってそういう考え方になったんですか?
詩羽:学生時代に私は上手に生きられなかった側の人間で。私は高校1年のときに口にピアスを開けたんですけど、学校ではダメなんだけど、透明ピアスだったらギリギリセーフだよねっていう学校の校則があったので、「口のピアスも透明だったらいいんでしょ?」みたいな感じで透明のものを着けていたんです。でも、それは耳じゃないからダメって言われたり。自分にとってピアスもファッションのひとつなので、大人と戦うことがすごい多くて。まわりがいいというものじゃなくて、自分に似合って、自分が大事にできるものを大事にしていきたいなっていうのを学生の頃にすごく感じてから、自己肯定感を大事に、ファッションを表現のひとつにしましたね。
あっこゴリラ:詩羽ちゃんのファッションテーマってあるんですか?
詩羽:愛ですね。
あっこゴリラ:めっちゃいい! 最高です。
詩羽:よかった(笑)。
詩羽は「このファッションが好きだ」と思うアーティストにYUKIをあげると、あっこゴリラも共感した。
詩羽:当時から今もなんですけど、本当にファッションをひとつの表現として大事にされてる方なんだなっていうことが、いろんなものを見ていて感じられて。好きすぎて写真集とかも全部購入したりとか、雑誌とかもめちゃめちゃ買って。
あっこゴリラ:YUKIさんの写真集はヤバいよね。
詩羽:めっちゃヤバいんですよ。かわいいとかそういうのじゃなくて、ロックもちゃんとミックスされていて、それがファッションで表現しきれてるところがカッコいいなって本当に思いますね。
椎名林檎の衣装は“ナメさせない”カッコよさがある
続いて衣装の話題に。詩羽は「毎回、曲ができた時点でジャケットのことを考える」と話す。詩羽:曲のテーマに合わせて今らしく、私はけっこうギャルっぽさを大事にしてるところもあるので、自分の中のギャルをミックスして組み合わたりしますね。
あっこゴリラ:自分で「こんな感じ」みたいなレファレンスをたくさん用意したり絵を描いたりするとか。
詩羽:想像でお伝えすることが多くて。私が「これ」って選ぶまで、みんながピンとはこないんですよ。私しか頭になくて。カメラマンとかみんなは探りながら、でも私の中では確実な絵がちゃんとあるんですよね。
あっこゴリラ:なるほど。バイブス人間だね(笑)。
詩羽:そうなんですよね(笑)。
あっこゴリラ:ライブ衣装もそう?
詩羽:そうですね。今だったら先月ハロウィーンがあったので、ハロウィーンぽさを大事にしたりとか、会場の広さとかでもボリューム感とかカラー感はすごく変えるように意識したりしてますね。
詩羽は、ライブ衣装が魅力的なアーティストとして椎名林檎をあげた。
詩羽:林檎さんのライブ衣装って、めちゃめちゃいいじゃないですか。どれも最高で。林檎さんってレディーのセクシーさがあるんですけど、それが出過ぎてなくて、椎名林檎としてまとまってるところが常にあるなって。ライブ衣装もセクシーなんだけど、女性から見てカッコいいと思うものもすごくあって、それが毎回衝撃ですね。
あっこゴリラ:マジで置きにいってないなって。セクシーないい感じには絶対、置きにいかないよね。「そこまでやる!?」って。
詩羽:常にナメさせなくて攻撃的ですよね。常に想像を超えてきてくれるから、めちゃめちゃカッコいいですよね。
最後に、詩羽は自身の今後のファッションについて「今のトレードマークもどこかのタイミングでまた新しいセカンド詩羽にしていきたいなと思っているので、どこかでチェンジするタイミングもあるのかなと思う」と語った。
J-WAVE『SONAR MUSIC』は、月~木の22:00-24:00にオンエア。
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