ラジオ局J-WAVE(81.3FM)が選ぶ今聴くべきネクストカマーの最新楽曲「J-WAVE SONAR TRAX」。2023年10月は、全4曲が選出された。
「SONAR TRAX」は、『SONAR MUSIC』(月~木 22:00~24:00)や番組内コーナー「 PIA SONAR'S LAB.」(ナビゲート:櫻井海音)にて過去に「SONAR TRAX」に選出されてきた面々も含め、SONAR TRAXアーティストをはじめ、未来の注目アーティストを毎週1組ピックアップして特集していく。また、各ワイド番組でも毎日オンエアしている。
【前回記事】https://news.j-wave.co.jp/2023/09/content-2268.html
ここでは、10月の「SONAR TRAX」から4曲を紹介しよう。
Jo0ji(ジョージ)は独創的なアートワークとメロディアスなピアノが特徴的な24歳期待のニューカマー。9月20日に配信リリースされた1st EP「475」(ヨナゴ)からも見て取れるように鳥取県米子出身である。作詞作曲、アートワークを自ら手掛け、海のような壮大な世界観を創り出している。去年8月にリリースされたシングル「不屈に花」をYouTube上に公開し活動をスタート。先述の自身初のEP「475」には共同編曲者としてWONKの江﨑文武、井上幹、ストリングス奏者としてmillennium paradeなどの活動で知られるヴァイオリニストの常田俊太郎,同じ鳥取県出身でもあるチェロ奏者の村岡苑子、ドラムとしてMONO NO AWAREの柳澤豊など様々な才学溢れるアーティストを迎えている。
「≒」(ニアリーイコール)は1st EP「475」の収録曲であり、成長に伴う心身の変化とその感情について描かれている。この先の自分に向けて困難に負けずに頑張って成長していってほしい、これだけは忘れてほしくないといった自戒のメッセージが込められている。またMVは海や漁船上で撮影され、漁師の息子に生まれ漁港で働くアーティストであるJo0jiの視点や感情をより共有できるような映像を創り上げている。
TOMOOはIRORI Records所属のシンガーソングライター。2022年に1stシングル「オセロ」をメジャーリリース。 J-WAVE月曜-木曜 22:00 - 24:00に放送されているSONAR MUSICでは番組内のコーナーSONAR'S ROOMの火曜日を2022年10月から2023年4月まで担当。また10月1日に放送された『SAISON CARD TOKIO HOT 100』では「Grapefruit Moon」が91位にランクイン。今年の9月27日、メジャー初かつ、 TOMOO初となるフルアルバム「TWO MOON」がリリースされた。
「Super Ball」はMajor 1st Album「TWO MOON」の、アルバムリードトラックとなる1曲。10月2日のSONAR MUSICでもオンエアされたこの曲は、大人の葛藤や抑圧、童心を忘れないことの大切さがTOMOOならではの目線で切り取られて描かれている。 軽やかに弾み、決して押さえ付けることのできないスーパーボールの様な躍動感がTOMOOの力強いアルトヴォイスで巧みに表現されている。 まさに「好き」を貫き通す原動力となってくれる1曲に仕上がっている。
SpendyMily(スペンディーミリー)はSNSを通じて結成されたスリーピースのアーバンミクスチャーバンド。リモートでの楽曲制作を行っている事に加え、情感溢れる歌詞とメロディやハイテクニックな演奏技術、Dr.平井文の映像クリエイターとしての活動など様々な才能や魅力を有しており各方面から注目を集めている。6枚目のシングル「Iris」が昨年2022年11月6日放送の『SAISON CARD TOKIO HOT 100』にて12位にランクイン。また2022年10月には『PIA SONAR MUSIC FRIDAY』にゲストとして出演した。
「Spin」は9月23日リリースのデジタルシングル。Vo.松永瀀の描くメランコリックな歌詞と歌声、Gt.yukirieのテクニカルなギター、Dr.平井文が奏でる革新的なサウンドが融合され、SpendyMilyの良さが際立つ一曲となっている。また「Spin」のMVもDr.平井が監督しており、創り出される世界観とプロダンスリーグでも活躍するモデルの美優梨が織り成すダンスは必見である。
Laufey(レイヴェイ)はアイスランド・レイキャビック出身のジャズシンガーソングライター。ジャズの世界最高峰であるバークリー音楽院に進学、2021年EP「Typical of Me」をリリースするとビリー・アイリッシュやウィロー・スミスなど同世代のアーティストたちから称賛され注目される。また2022年にはデビューアルバムである「Everything I Know About Love」をリリースする。今年5月の『SAISON CARD TOKIO HOT 100』では「FROM THE START」が57位にランクイン。
「Love sick」は、9月8日にリリースされた2ndアルバム「Bewitched」のリード曲であり、誰かに恋をしている時に感じる特別な瞬間について描かれている。 Laufeyの魅惑的なアルトヴォイスや情緒あるサウンドとコーラスは、恋の始まりの嬉しさと不安を容易に想像させてくれ、次第に彼女の物語に引き込まれていく。ジャズカルテットやフィルハーモニア管弦楽団を迎えて制作したこの曲は、舞台や映画を観たかのような壮大な満足感を与えてくれる。
(文=J-WAVE WACODES 10期 鈴木雄将)
「SONAR TRAX」は、『SONAR MUSIC』(月~木 22:00~24:00)や番組内コーナー「 PIA SONAR'S LAB.」(ナビゲート:櫻井海音)にて過去に「SONAR TRAX」に選出されてきた面々も含め、SONAR TRAXアーティストをはじめ、未来の注目アーティストを毎週1組ピックアップして特集していく。また、各ワイド番組でも毎日オンエアしている。
【前回記事】https://news.j-wave.co.jp/2023/09/content-2268.html
ここでは、10月の「SONAR TRAX」から4曲を紹介しよう。
1.Jo0ji「≒」
jo0ji「≒」Music Video
「≒」(ニアリーイコール)は1st EP「475」の収録曲であり、成長に伴う心身の変化とその感情について描かれている。この先の自分に向けて困難に負けずに頑張って成長していってほしい、これだけは忘れてほしくないといった自戒のメッセージが込められている。またMVは海や漁船上で撮影され、漁師の息子に生まれ漁港で働くアーティストであるJo0jiの視点や感情をより共有できるような映像を創り上げている。
2.TOMOO「Super Ball」
TOMOO - Super Ball【OFFICIAL MUSIC VIDEO】
「Super Ball」はMajor 1st Album「TWO MOON」の、アルバムリードトラックとなる1曲。10月2日のSONAR MUSICでもオンエアされたこの曲は、大人の葛藤や抑圧、童心を忘れないことの大切さがTOMOOならではの目線で切り取られて描かれている。 軽やかに弾み、決して押さえ付けることのできないスーパーボールの様な躍動感がTOMOOの力強いアルトヴォイスで巧みに表現されている。 まさに「好き」を貫き通す原動力となってくれる1曲に仕上がっている。
3.SpendyMily「Spin」
SpendyMily「SPIN」Official Music Video
「Spin」は9月23日リリースのデジタルシングル。Vo.松永瀀の描くメランコリックな歌詞と歌声、Gt.yukirieのテクニカルなギター、Dr.平井文が奏でる革新的なサウンドが融合され、SpendyMilyの良さが際立つ一曲となっている。また「Spin」のMVもDr.平井が監督しており、創り出される世界観とプロダンスリーグでも活躍するモデルの美優梨が織り成すダンスは必見である。
4. Laufey「Love sick」
Laufey - Lovesick (Official Audio)
「Love sick」は、9月8日にリリースされた2ndアルバム「Bewitched」のリード曲であり、誰かに恋をしている時に感じる特別な瞬間について描かれている。 Laufeyの魅惑的なアルトヴォイスや情緒あるサウンドとコーラスは、恋の始まりの嬉しさと不安を容易に想像させてくれ、次第に彼女の物語に引き込まれていく。ジャズカルテットやフィルハーモニア管弦楽団を迎えて制作したこの曲は、舞台や映画を観たかのような壮大な満足感を与えてくれる。
(文=J-WAVE WACODES 10期 鈴木雄将)