ラジオ局J-WAVE(81.3FM)が選ぶ今聴くべきネクストカマーの最新楽曲「J-WAVE SONAR TRAX」。2023年9月は、全4曲が選出された。
「SONAR TRAX」は、『SONAR MUSIC』(月~木 22:00~24:00)や、『PIA SONAR MUSIC FRIDAY』(金 22:30~23:00)で、毎日1曲をピックアップして詳しく紹介。そのほかの各ワイド番組でも、おすすめの楽曲を毎日オンエアしている。
【前回記事】https://news.j-wave.co.jp/2023/08/content-2160.html
ここでは、9月の「SONAR TRAX」から4曲を紹介しよう。
Yo-Seaは、沖縄出身のシンガーソングライター。2018 年ファースト・シングル「I think she is」でデビュー。2019 年 「Spotify Early Noise Artist 2019」、2020年 HYPEBEAST「2020年に注目すべきアンダー25のアーティスト 10 組」に選出。今まで IO、5lack、STUTS、加藤ミリヤ、Kalassy Nikoff(AK-69) をはじめとするアーティスト達の作品にも参加している。
「Flower」は、8月30日(水)リリースのアルバムからの1曲。アルバムのアートワークは、本人の地元近くの海にて撮影された、まばゆい光の海の中にYo-Seaが佇んでいるのが印象的である。STUTSが作曲を担当したこの作品は、現行のシティポップを感じさせるトラックの世界観に独特なメロディとパーソナルな話題に寄り添う歌詞展開が融合されたものとなっている。
「Noidleap」は、9月20日リリースの2nd EP『noidleap』のリード曲。囁くような印象的なイントロで始まる本作は、嘘を重ね疲れた現状から飛躍して自分の世界を作っていこうとする決意の1曲である。また、インストゥルメンタルとボイスが同じメロディーで重なる瞬間が印象的な楽曲になっている。
No Romeは、Dirty Hit所属、フィリピン出身のシンガー・ソングライター。2018年、The 1975のマシュー・ヒーリーとジョージ・ダニエルが共同プロデュースを手掛けたデビューEP『RIP Indo Hisashi』をDirty Hitからリリース。2019年に行われたUS最大の音楽フェス、コーチェラにてThe 1975との共演曲「Narcissist」を披露、The 1975の世界ツアーのオープニング・アクトを務めた。
「Deep Diving」は、Kurisuと一緒にミックステープ『Blueboy Must Die』に取り組んでできた最初の曲のひとつ。深く潜り込むことを意味する曲で、その過程ですべてを把握することを表現した曲である。曲の全てのパートが異なる要素を持っていて、その全てを結びつけるような、冒険的でルールのないスタイルのプロダクションを行っている作品である。
Say She Sheは、3人の女性シンガーをフロントに据えた、ブルックリンを拠点とするディスコデリック・ソウル・バンド。ナイル・ロジャーズのシックに対する静かな敬意として名付けられていて、ドリーミーなハーモニー、キャッチーなフック、アップテンポのグルーヴで魅了しています。2022年にリリース、デビュー作となったアルバム『Prism』は日本でも話題となった。
「C’est Si Bon」は、レーベルのコールマイン傘下のカーマ・チーフからリリースするセカンド・アルバム『シルヴァー』の先行シングルで、今を生き、今を大切にするための、セイ・シー・シーのディスコデリック・アンセム。世界中のダンスフロアへのオマージュとなる本作は、パリっ子の遊び場のようでもあり、90年代のLAのショッピングモールのようでもあり、1970年代のクールなニューヨークのダウンタウンと、ロンドンのナイトライフのきらびやかさが魅惑的に爆発した作品である。
(文=J-WAVE WACODES 8期 赤金諒亮)
「SONAR TRAX」は、『SONAR MUSIC』(月~木 22:00~24:00)や、『PIA SONAR MUSIC FRIDAY』(金 22:30~23:00)で、毎日1曲をピックアップして詳しく紹介。そのほかの各ワイド番組でも、おすすめの楽曲を毎日オンエアしている。
【前回記事】https://news.j-wave.co.jp/2023/08/content-2160.html
ここでは、9月の「SONAR TRAX」から4曲を紹介しよう。
1.Yo-Sea「Flower」
「Flower」は、8月30日(水)リリースのアルバムからの1曲。アルバムのアートワークは、本人の地元近くの海にて撮影された、まばゆい光の海の中にYo-Seaが佇んでいるのが印象的である。STUTSが作曲を担当したこの作品は、現行のシティポップを感じさせるトラックの世界観に独特なメロディとパーソナルな話題に寄り添う歌詞展開が融合されたものとなっている。
2.Billyrrom「Noidleap」
Billyrromは、東京都町田市出身のメンバーによって2020年に結成された6人組音楽集団。SOUL、FUNK、ROCKなど幅広いルーツを持つメンバーによって、次世代ポップミュージックを創出している。流動性を大切にしたいという信念で名付けられたトーキョー・トラジション・ソウルを奏でるBillyrromは新時代を作っている。「Noidleap」は、9月20日リリースの2nd EP『noidleap』のリード曲。囁くような印象的なイントロで始まる本作は、嘘を重ね疲れた現状から飛躍して自分の世界を作っていこうとする決意の1曲である。また、インストゥルメンタルとボイスが同じメロディーで重なる瞬間が印象的な楽曲になっている。
3.No Rome「Deep Diving」
「Deep Diving」は、Kurisuと一緒にミックステープ『Blueboy Must Die』に取り組んでできた最初の曲のひとつ。深く潜り込むことを意味する曲で、その過程ですべてを把握することを表現した曲である。曲の全てのパートが異なる要素を持っていて、その全てを結びつけるような、冒険的でルールのないスタイルのプロダクションを行っている作品である。
4.Say She She「C’est Si Bon」
「C’est Si Bon」は、レーベルのコールマイン傘下のカーマ・チーフからリリースするセカンド・アルバム『シルヴァー』の先行シングルで、今を生き、今を大切にするための、セイ・シー・シーのディスコデリック・アンセム。世界中のダンスフロアへのオマージュとなる本作は、パリっ子の遊び場のようでもあり、90年代のLAのショッピングモールのようでもあり、1970年代のクールなニューヨークのダウンタウンと、ロンドンのナイトライフのきらびやかさが魅惑的に爆発した作品である。
(文=J-WAVE WACODES 8期 赤金諒亮)
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