Dos Monosの荘子itが、最新作や人生の転機となった出会いを語った。
荘子itが登場したのは、9月23日(土)に放送されたJ-WAVEの番組『BLUE IN GREEN』のワンコーナー「LIFE WITH GROOVE」。今週はお休みしている甲斐まりかに代わって、アーティスト・モデルの川口ゆりながナビゲーターを務めた。
Dos Monosは9月13日に『DMAN [excerpt]』をリリース。同作はDos Monos初のライブアルバムとして7月にリリースされた『Don't Make Any Noise』から、メンバーが選出した5曲をまとめたEPだ。
荘子it:ライブ盤をいつかリリースしたいって思ってたんです。今回選んだ恵比寿LIQUIDROOMの音源はコロナ禍のライブで、拍手だけで声を出しちゃいけなかったんですよ。ある種、時代の記録のようなこのライブ音源をパッケージ化したいと思いました。さらに、ライブ音源をどういう形でリリースしたら面白いだろうって考えたときに、コロナ禍にアクリル板ってよくお店なんかに置いてありましたよね、あれに音源を埋め込んでリリースするっていうのを思いついて、大量に出た不要なアクリル板を回収してリリースするっていう出し方で、コロナの記念品みたいなアルバムを出すことにしました。海外のライブでよく「Make some noise」(音を出せ/盛り上がれ)って言われるんですけど、この逆をタイトルにしたら皮肉が効いて面白いだろうと思って、タイトルは「Don't Make Any Noise」ってつけました。
現在オフィシャルサイトでは、アクリルパネルを加工して作られたアクリル盤『Don't Make Any Noise』を500枚限定で販売しており、問い合わせを受け付けている。
川口:この時代だからこそのリリースなんですね。
荘子it:そうですね。アイデアがピピっと浮かんで繋がって、The Anticipation Illicit Tsuboiさんにリミックしてもらって、最高の状態でリリースすることができた感じです。
川口:コロナ禍でのライブは、荘子itさんにとって印象深いライブだったんでしょうか。
荘子it:あのライブは、VJとか照明とか、自分が声をかけて組んだスタッフとゼロから作り上げたものだったんですよ。共演者も自分で選びました。いつもは誰かに呼ばれてフェスとかに出るって感じだったんですけど、自分たちの願いで完成させたステージだったので、それを第一期の集大成として出したいと思いました。
川口:そういえば公式Xで第一期の最終作品であり、第二期からはロックバンドとして生まれ変わると投稿したそうですが、それはDos Monosが実質的なロックバンドになるという意味ですか?
荘子it:僕ら3人は中高の同級生で元々バンドをやっていて、ヒップホップでデビューしたけど、またバンドに戻るよってことです。詳しくはネタバレになっちゃうんで、来年3月から第二期スタートって言っているので、それを楽しみにしていてください。
荘子it:妻と出会ったのが2年足らずなんですけど、子どもも産まれて、生活が一変しましたね。
川口:奥様との出会いで変わったことは?
荘子it:僕の創作スタイルは、僕の人生経験をあまり反映しないというか、これまでは音を追求することにしか興味がなかったんですけど、妻がマンガ編集者で、マンガ家とのやり取りを見ていると、マンガ家さんと編集者は精神分析家とクライアントみたいだなと思ったんです。お互いすごく赤裸々に言い合うんですよね。その会話の内容がどんどん作品に反映されていくのを知って、そういう創作方法もあるんだ、そういう人が身近にいるんだっていうのがすごく刺激になっています。
川口:創作方法の変化って、具体的にどのようなものを感じますか?
荘子it:結構人間に興味を持たなきゃいけないなと。バンドをやるっていうのもその辺に関係してくるんですけど、今サナギの時期で、第二期に向けて音源とかも録音したりするんですけど、変化している途中というか、メンタルとかもぐちゃぐちゃになって、ゲル状になってこれから形を整えていく感じがしています。変化するのはいいことだと思ってるんです。
川口:生活面でも奥様と出会って変わったことはありますか?
荘子it:めちゃめちゃ夜型だったのが朝型になりました。これは妻というより、赤ちゃんを育てなきゃいけないからです。「そんなに朝早く起きてねえだろ」っていうツッコミがきそうですけど(笑)。
荘子itの最新情報は、 公式X まで。
『BLUE IN GREEN』のワンコーナー「LIFE WITH GROOVE」の放送は毎週土曜日の12時55分ごろから。
荘子itが登場したのは、9月23日(土)に放送されたJ-WAVEの番組『BLUE IN GREEN』のワンコーナー「LIFE WITH GROOVE」。今週はお休みしている甲斐まりかに代わって、アーティスト・モデルの川口ゆりながナビゲーターを務めた。
Dos Monosは9月13日に『DMAN [excerpt]』をリリース。同作はDos Monos初のライブアルバムとして7月にリリースされた『Don't Make Any Noise』から、メンバーが選出した5曲をまとめたEPだ。
Medieval †
コロナ禍のライブ音源を、時代の記録としてパッケージ化
まずは荘子itにライブアルバム『Don't Make Any Noise』について話を聞いた。荘子it:ライブ盤をいつかリリースしたいって思ってたんです。今回選んだ恵比寿LIQUIDROOMの音源はコロナ禍のライブで、拍手だけで声を出しちゃいけなかったんですよ。ある種、時代の記録のようなこのライブ音源をパッケージ化したいと思いました。さらに、ライブ音源をどういう形でリリースしたら面白いだろうって考えたときに、コロナ禍にアクリル板ってよくお店なんかに置いてありましたよね、あれに音源を埋め込んでリリースするっていうのを思いついて、大量に出た不要なアクリル板を回収してリリースするっていう出し方で、コロナの記念品みたいなアルバムを出すことにしました。海外のライブでよく「Make some noise」(音を出せ/盛り上がれ)って言われるんですけど、この逆をタイトルにしたら皮肉が効いて面白いだろうと思って、タイトルは「Don't Make Any Noise」ってつけました。
現在オフィシャルサイトでは、アクリルパネルを加工して作られたアクリル盤『Don't Make Any Noise』を500枚限定で販売しており、問い合わせを受け付けている。
川口:この時代だからこそのリリースなんですね。
荘子it:そうですね。アイデアがピピっと浮かんで繋がって、The Anticipation Illicit Tsuboiさんにリミックしてもらって、最高の状態でリリースすることができた感じです。
川口:コロナ禍でのライブは、荘子itさんにとって印象深いライブだったんでしょうか。
荘子it:あのライブは、VJとか照明とか、自分が声をかけて組んだスタッフとゼロから作り上げたものだったんですよ。共演者も自分で選びました。いつもは誰かに呼ばれてフェスとかに出るって感じだったんですけど、自分たちの願いで完成させたステージだったので、それを第一期の集大成として出したいと思いました。
川口:そういえば公式Xで第一期の最終作品であり、第二期からはロックバンドとして生まれ変わると投稿したそうですが、それはDos Monosが実質的なロックバンドになるという意味ですか?
荘子it:僕ら3人は中高の同級生で元々バンドをやっていて、ヒップホップでデビューしたけど、またバンドに戻るよってことです。詳しくはネタバレになっちゃうんで、来年3月から第二期スタートって言っているので、それを楽しみにしていてください。
マンガ編集者の妻から刺激を受けた創作方法
このコーナーではゲストを形作った出会いや転機を訊いている。荘子itの答えは「妻」だという。荘子itは今年2月にマンガ編集者の金城小百合と結婚、3月に第一子が誕生した。荘子it:妻と出会ったのが2年足らずなんですけど、子どもも産まれて、生活が一変しましたね。
川口:奥様との出会いで変わったことは?
荘子it:僕の創作スタイルは、僕の人生経験をあまり反映しないというか、これまでは音を追求することにしか興味がなかったんですけど、妻がマンガ編集者で、マンガ家とのやり取りを見ていると、マンガ家さんと編集者は精神分析家とクライアントみたいだなと思ったんです。お互いすごく赤裸々に言い合うんですよね。その会話の内容がどんどん作品に反映されていくのを知って、そういう創作方法もあるんだ、そういう人が身近にいるんだっていうのがすごく刺激になっています。
川口:創作方法の変化って、具体的にどのようなものを感じますか?
荘子it:結構人間に興味を持たなきゃいけないなと。バンドをやるっていうのもその辺に関係してくるんですけど、今サナギの時期で、第二期に向けて音源とかも録音したりするんですけど、変化している途中というか、メンタルとかもぐちゃぐちゃになって、ゲル状になってこれから形を整えていく感じがしています。変化するのはいいことだと思ってるんです。
川口:生活面でも奥様と出会って変わったことはありますか?
荘子it:めちゃめちゃ夜型だったのが朝型になりました。これは妻というより、赤ちゃんを育てなきゃいけないからです。「そんなに朝早く起きてねえだろ」っていうツッコミがきそうですけど(笑)。
荘子itの最新情報は、 公式X まで。
『BLUE IN GREEN』のワンコーナー「LIFE WITH GROOVE」の放送は毎週土曜日の12時55分ごろから。
radikoで聴く
2023年9月30日28時59分まで
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番組情報
- BLUE IN GREEN
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毎週土曜12:00-16:00