「いい敗者にならないと、人生もったいない」 川平慈英が学生時代に教わったこと

タレントの川平慈英が、人生に影響を与えた出会いについて語り、おすすめの楽曲を紹介した。

川平が登場したのは『STEP ONE』のワンコーナー「LISTEN AND LEARN」(ナビゲーター:サッシャ、ノイハウス萌菜)。ここでは9月4日(月)のオンエア内容をテキストで紹介する。

【radikoで聴く】
4日(月)OA分:https://radiko.jp/share/?sid=FMJ&t=20230904093443
5日(火)OA分:https://radiko.jp/share/?sid=FMJ&t=20230905093431
6日(水)OA分:https://radiko.jp/share/?sid=FMJ&t=20230906093659
7日(木)OA分:https://radiko.jp/share/?sid=FMJ&t=20230907093245
※それぞれ再生期限はオンエアの一週間後まで。

負けを前向きに捉えることが大事

タレント、俳優をはじめ、スポーツキャスターやナレーターなど、マルチに活躍する川平。J-WAVEで毎週金曜日に放送中の『JK RADIO TOKYO UNITED』でナビゲーターを務めるジョン・カビラの弟としても知られている。そんな川平が学びを得た人物は、大学時代のサッカー部監督だった、ジェリー・シーバ氏だという。

川平:大事な試合に負けたんですよ。これに勝っていれば、準々決勝あたりのトップレベルに行けるという試合に負けて、しかもすごくいっぱいチャンスがあったのに外しまくって、相当落ち込んでいるときに、監督がみんなを集めて「もちろん勝つことも大事なんだけど、いい敗者にならないと人生もったいないぞ」って。「Be a good loser」、これがね、けっこうガツンと響きました。当時はティーンエイジャーで、若い頃ってとにかく勝利しか価値がないのではないかと思うじゃないですか。だけど負けたときの捉え方、咀嚼の仕方が大事なんだよ、前向きに捉えて、この悔しさを次のマッチへのカンフル剤、エネルギーにしないと負けた意味がないぞ。だから負けたことを逆に取り込んでエナジーにして、練習あるいはリハーサルに打ち込めばしてやったりじゃん、ということで、「負けからも学べるんだな」って初めてあのときわかったんですよね。僕はいま役者をやらせていただいているんですけど、人間ですから当然ミスがあるじゃないですか。そのミスをどう扱うかということが大事なんだなと思って、負けをパワーにする、それから負けをギフトにできる、負の部分を受け入れて止まっちゃいけない、打ちのめされちゃいけない。

サッシャ:人間ってやっぱり成功したときや勝ったときよりも、失敗したときとか負けたときのが学ぶわけですよね。勝ち続ける人なんていないし、たとえば大会だって勝つチームは1つで、ほかのチームは全部優勝できないわけですから。負けたときとか人生で失敗したときに、いかにいい敗者であるかっていうのは、いい監督さんに出会っていますね。

ノイハウス:大事ですね。

サッシャ:勉強になります。

平和への思いを込めた1曲

川平には毎日楽曲も選んでもらう。この日選曲したのは、児童夢基金オリジナルソング『RAINBOW』。長年、子どもたちへのチャリティ活動にも携わっている川平が作詞、歌唱を担当しており、「とにかく優しさ、そして平和を賛美しようという曲です」と、込められたメッセージを紹介した。

そんな川平は、9月30日(土)・10月1日(日)に東京国際フォーラムで開催される国内最大級の国際協力イベント『グローバルフェスタJAPAN 2023』に出演する。川平の出演は30日で、『RAINBOW』も生で披露する予定だ。国際協力に関するさまざまなワークショップや出展、ステージイベントが行われる一大イベントに、ぜひ足を運んでみては。

J-WAVE『STEP ONE』のワンコーナー「LISTEN AND LEARN」では、さまざまな業界のトップランナーが、これまでの経験から得た学びをシェアする。放送は月曜~木曜の9時35分ごろから。
radikoで聴く
2023年9月11日28時59分まで

PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。

番組情報
STEP ONE
月・火・水・木曜
9:00-13:00

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