音楽プロデューサー・DJのtofubeatsが、「スカイツリーが出来る前の南千住」をテーマに曲をセレクトした。
tofubeatsが登場したのは、J-WAVEの番組『GRAND MARQUEE』(ナビゲーター:タカノシンヤ・Celeina Ann)のワンコーナー「RADIO ENSEMBLE」。オンエアは6月12日(月)。
tofubeats:30歳手前ぐらいまで神戸に住んでまして、東京にはめちゃくちゃ来ていたんですけどあくまでも通いみたいな感じだったんですよね。東京に移り住む直前まではホテルに泊まれるようになってたんですけど、東京に行きだした頃は、南千住のいわゆる安宿に泊まっていました。大学生、大学卒業してすぐぐらいのときはそこで泊まって、渋谷とか新宿まで行ってDJをし、ビジネスホテルに泊まれるのを夢見ていましたね。ちょうど2012年、スカイツリーができるぐらいまで泊まっていまして、その1、2年ぐらいのあいだに僕が東京で聴いていた音楽を紹介します。
1曲目に選ばれたのは、中川亜紀子の『夢の都 TOKYO LIFE』。
tofubeats:我々のような地方から東京に上京してくる人の心情を描いた名曲となっております。上京するワクワク感と、一方でちょっとした切なさみたいなのが込められています。ハウス調のトラックで明るく歌われているのが、余計切なさを際立たせる曲で、大好きです。
続けてtofubeatsは2曲目にCherryboy Functionの『The Endless Lovers』、YELLOW MAGIC ORCHESTRAの『RYDEEN』をセレクトした。
tofubeats:『The Endless Lovers』はまさしく私が2011年、2012年ぐらいにクラブでもっとも聴いた曲かつもっともプレイした楽曲がこれなんじゃないかなと思っています。この曲を聴くと、南千住だけじゃなく当時の思い出がめちゃくちゃ鮮やかに蘇ります。自分にクラブミュージック、歌の入っていない音楽の素晴らしさを認知させてくれた楽曲で、いまだにこの曲をフロアで聴くと熱い気持ちになります。
『RYDEEN』には忘れらないDJプレイがあるとtofubeatsは語る。
tofubeats:当時も今もなんですけど、私は小西康陽さんという作曲家の方が大好きでして。2011年、2012年ぐらいに、謎の先輩が私と小西さんを共演させてあげようと動いてくれたことがあったんですね。早稲田の30人ぐらい入れたらパンパンになるぐらいの箱で、小西さんとDJ TATSUTAさんと私のDJイベントを組んでもらったんです。DJを交互にやるくだりのとき、自分が当時リリースしたばかりのももいろクローバーさんのリミックスをかけて小西さんに渡したんですよ。そうしたら、小西さんはももクロのリミックスからYMOの『RYDEEN』にバチーンと繋げまして。当時、その繋ぎにめちゃくちゃ感動しました。
4曲目に選ばれたのは、OMODAKAの『Monkey Turn』だ。
tofubeats:2011年ぐらいによく聴いていた楽曲です。今ではイベントでご一緒することも多い寺田創一さんというハウスのクリエイターが、「競艇」をテーマに『monkey turn』を制作したんですね。今考えても珍妙な企画だと思うんですけど、全曲がスタイリッシュなPVです。今聴いてもめちゃくちゃハイファイな音像の楽曲がカッコいいです。
最後にtofubeatsは、具島直子の『Candy』をセレクトした。
tofubeats:すごくスタイリッシュな、今だといわゆるシティポップと言われるような曲かもしれないです。日本のR&Bの名曲をお送りしてお別れしたいと思います。
【関連記事】tofubeats選ぶ、Remixのスゴさがわかる5曲
tofubeatsの最新情報は、公式サイトまで。
東京のある街、ある商店街、ある路線。セレクターたちが東京のある場面をイメージした選曲をお届けするコーナー「RADIO ENSEMBLE」の放送は、毎週月曜日から木曜日の17時台から。
tofubeatsが登場したのは、J-WAVEの番組『GRAND MARQUEE』(ナビゲーター:タカノシンヤ・Celeina Ann)のワンコーナー「RADIO ENSEMBLE」。オンエアは6月12日(月)。
神戸と東京を往復していた時代に聴いていた楽曲をセレクト
兵庫県神戸市出身、現在は東京在住のtofubeats。スカイツリーが出来る前の南千住には、どのような思いを持っているのだろう?tofubeats:30歳手前ぐらいまで神戸に住んでまして、東京にはめちゃくちゃ来ていたんですけどあくまでも通いみたいな感じだったんですよね。東京に移り住む直前まではホテルに泊まれるようになってたんですけど、東京に行きだした頃は、南千住のいわゆる安宿に泊まっていました。大学生、大学卒業してすぐぐらいのときはそこで泊まって、渋谷とか新宿まで行ってDJをし、ビジネスホテルに泊まれるのを夢見ていましたね。ちょうど2012年、スカイツリーができるぐらいまで泊まっていまして、その1、2年ぐらいのあいだに僕が東京で聴いていた音楽を紹介します。
1曲目に選ばれたのは、中川亜紀子の『夢の都 TOKYO LIFE』。
tofubeats:我々のような地方から東京に上京してくる人の心情を描いた名曲となっております。上京するワクワク感と、一方でちょっとした切なさみたいなのが込められています。ハウス調のトラックで明るく歌われているのが、余計切なさを際立たせる曲で、大好きです。
続けてtofubeatsは2曲目にCherryboy Functionの『The Endless Lovers』、YELLOW MAGIC ORCHESTRAの『RYDEEN』をセレクトした。
tofubeats:『The Endless Lovers』はまさしく私が2011年、2012年ぐらいにクラブでもっとも聴いた曲かつもっともプレイした楽曲がこれなんじゃないかなと思っています。この曲を聴くと、南千住だけじゃなく当時の思い出がめちゃくちゃ鮮やかに蘇ります。自分にクラブミュージック、歌の入っていない音楽の素晴らしさを認知させてくれた楽曲で、いまだにこの曲をフロアで聴くと熱い気持ちになります。
『RYDEEN』には忘れらないDJプレイがあるとtofubeatsは語る。
tofubeats:当時も今もなんですけど、私は小西康陽さんという作曲家の方が大好きでして。2011年、2012年ぐらいに、謎の先輩が私と小西さんを共演させてあげようと動いてくれたことがあったんですね。早稲田の30人ぐらい入れたらパンパンになるぐらいの箱で、小西さんとDJ TATSUTAさんと私のDJイベントを組んでもらったんです。DJを交互にやるくだりのとき、自分が当時リリースしたばかりのももいろクローバーさんのリミックスをかけて小西さんに渡したんですよ。そうしたら、小西さんはももクロのリミックスからYMOの『RYDEEN』にバチーンと繋げまして。当時、その繋ぎにめちゃくちゃ感動しました。
4曲目に選ばれたのは、OMODAKAの『Monkey Turn』だ。
tofubeats:2011年ぐらいによく聴いていた楽曲です。今ではイベントでご一緒することも多い寺田創一さんというハウスのクリエイターが、「競艇」をテーマに『monkey turn』を制作したんですね。今考えても珍妙な企画だと思うんですけど、全曲がスタイリッシュなPVです。今聴いてもめちゃくちゃハイファイな音像の楽曲がカッコいいです。
最後にtofubeatsは、具島直子の『Candy』をセレクトした。
tofubeats:すごくスタイリッシュな、今だといわゆるシティポップと言われるような曲かもしれないです。日本のR&Bの名曲をお送りしてお別れしたいと思います。
【関連記事】tofubeats選ぶ、Remixのスゴさがわかる5曲
tofubeatsの最新情報は、公式サイトまで。
東京のある街、ある商店街、ある路線。セレクターたちが東京のある場面をイメージした選曲をお届けするコーナー「RADIO ENSEMBLE」の放送は、毎週月曜日から木曜日の17時台から。
radikoで聴く
2023年6月19日28時59分まで
PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。
番組情報
- GRAND MARQUEE
-
月・火・水・木曜16:00-19:00