WONKのリーダーでドラマーの荒田 洸が新曲『Passione』や、人生を変えた曲について語った。
荒田が登場したのは、6月13日(火)にJ-WAVEで放送された『STEP ONE』(ナビゲーター:サッシャ、小林涼子)のワンコーナー「I LOHAS MUSIC+1」。WONKは6月1日に新曲『Passione』を配信リリースした。
5月15日(月)から6月29日(木)の「MUSIC+1」のコーナーは「I LOHAS MUSIC+1」と題して、「い・ろ・は・す」とのコラボレーションでお送りしている。
荒田:今まで車のタイアップを欲しいなと思ってたんですけど。
サッシャ:もともと車好き?
荒田:メンバーが結構車好きで僕も車に乗っているんですけど、今まで縁がなくて。でもついに。「次は来る」「次は来る」と言われて来ないバンドで有名なWONKです(笑)。
サッシャ:そんなことないから(笑)。
荒田:ついにここで、やったと思って。しかもオシャレだし。
サッシャ:アルファ ロメオですよ。アルファ ロメオって何がすごいかって、フェラーリっていうF1のチームは最初、アルファ ロメオのチームとして参戦してるんですよ。アルファ ロメオのレーシングチームとしてフェラーリができた。
荒田:生みの親みたいなものですよね。むちゃくちゃすごい歴史ですよね。
サッシャ:今もアルファ ロメオってF1のチームでありますけど、それくらいすごいぞってことなんです。
小林:ブランドムービーも美しくて、夜の空気感とアダルトな感じで、ドライブに連れて行ってほしいなって思ってしまうような映像でした。
荒田:ちゃんと車が売れてほしいですね。これで売れなかったらすごく責任を感じるので(笑)。でもすごく人気みたいで、外装もすごくカッコよくて。
荒田:今までWONKはリモートで作ることが多くて、データ共有サービスを使って1つのファイルをみんなでアレンジを常に加えていきながらやってたんですけど、やっぱり生で会ったほうがいいじゃないですかって感じになって。普通の会社勤めもそうだと思うんですけど、ミーティングをフェイス・トゥ・フェイスでやると生まれてくるものが変わってくるなって。
サッシャ:特にクリエイティブなものはそうですよね。
小林:温度感みたいなものが共有できるとちょっと違いますよね。
荒田:そうですね。アイデアも出てくるものがちょっと違ってきて、スムーズに進むなって思うので。前作から合宿に切り替えて、会って制作をするっていうスタイルでやってますね。
今回、車のタイアップの依頼が来たとき、メンバーはどんな話をしたのだろうか。
荒田:WONKっていつも1曲ずつ担当大臣が違っていて、新曲の『Passione』は僕が立候補して。それでスタジオで作っていったんですけど、大人な雰囲気があるし、もともと「変革」っていうテーマがあったので、それを楽曲に入れ込みながらやったんですけど、結構好き勝手にやらせていただきましたね。広告系とか何かを宣伝するとかってなったときの音楽制作って結構制約が多いというか。どういう感じでやってほしいとか修正もあったりするんですけど、今回はマジで何もなくて。
サッシャ:あなたたちに任せると。
荒田:テーマはこれです、バンみたいな。めちゃくちゃ好き勝手にやらせていただいたので、結局好き勝手に作らせてもらいました。
サッシャ:それがいちばん車とかへの愛情とか表しやすいですよね。
荒田:うまく世界観と調和できたかなっていうイメージなので、うまくできた作品だと思います。
小林:作品として、車に寄せなきゃって気持ちよりは、車と音楽が寄り添っているような印象を受けました
荒田:ドライブっぽい曲とは1ミリも考えなかったんですけど、それよりF1の映像とか見たりして、ドライブというより疾走感をイメージしたので、作り手と聴き手の印象の違いって生まれてくるなか、そういうことを聞けるのってすごく面白いですね。
荒田は「未来を変える1曲」としてチック・コリアの『Humpty Dumpty』をセレクトした。
サッシャ:1978年のアルバム『マッド・ハッター』に収録のナンバーですね。
荒田:僕がこの曲に出会ったのがたしか小学5年生くらいのとき。その前からドラムをやってたんですけど、そこから真剣にというか、本気でドラムの練習に打ち込むようになったきっかけの曲です。しかも初めて聴いたときに「ドラムがエグすぎるだろ」と思って。何をやってるかわからない、テクニカルだけど音楽の邪魔をしてない感じだし。うますぎるとちょっとサーカスになっちゃうので、音楽的というよりはショーみたいになってしまうんですけど、この曲は今聴いてもすごく音楽に寄り添ったドラムを叩いているし、手数が意味わからないし(笑)。
サッシャ:チック・コリアってピアニストじゃないですか。ドラムのほうに耳がいっているんですね。
荒田:このときは、たしかスティーヴ・ガッドにハマり始めたくらいで。
サッシャ:小学5年で?
荒田:はい。
サッシャ:早くないですか?
荒田:たぶんスティーヴ・ガッドにハマったのがこの曲に出会うもう少し前だったんですよ。ティーヴ・ガッドを掘っていったらチック・コリアにたどり着いたりとか演奏者目線でいろんな盤にめぐり会った、その入り口の1曲が『Humpty Dumpty』でした。そこからよりジャズに触れるきっかけになったので、自分の演奏の技術の向上に関してもすごいきっかけになったし、聴くっていう視野を広げる作業の入り口になったので、今の自分をかなり形作ったきっかけの曲じゃないかなって思います。
【関連記事】WONK・荒田洸が「これは勝てない!」と思った曲は?
WONKの最新情報は、公式サイトまで。
J-WAVE『STEP ONE』のワンコーナー「I LOHAS MUSIC+1」では、ゲストを迎えて自身の未来を変えた、そしてリスナーの未来を変える1曲について話を訊く。放送は12時30分ごろから。
荒田が登場したのは、6月13日(火)にJ-WAVEで放送された『STEP ONE』(ナビゲーター:サッシャ、小林涼子)のワンコーナー「I LOHAS MUSIC+1」。WONKは6月1日に新曲『Passione』を配信リリースした。
5月15日(月)から6月29日(木)の「MUSIC+1」のコーナーは「I LOHAS MUSIC+1」と題して、「い・ろ・は・す」とのコラボレーションでお送りしている。
ようやく来た、車のタイアップ
WONKは6月1日に新曲『Passione』を配信リリース。イタリアの自動車メーカー・アルファ ロメオの新型SUV「トナーレ」とコラボレーションした1曲となる。荒田:今まで車のタイアップを欲しいなと思ってたんですけど。
サッシャ:もともと車好き?
荒田:メンバーが結構車好きで僕も車に乗っているんですけど、今まで縁がなくて。でもついに。「次は来る」「次は来る」と言われて来ないバンドで有名なWONKです(笑)。
サッシャ:そんなことないから(笑)。
荒田:ついにここで、やったと思って。しかもオシャレだし。
サッシャ:アルファ ロメオですよ。アルファ ロメオって何がすごいかって、フェラーリっていうF1のチームは最初、アルファ ロメオのチームとして参戦してるんですよ。アルファ ロメオのレーシングチームとしてフェラーリができた。
荒田:生みの親みたいなものですよね。むちゃくちゃすごい歴史ですよね。
サッシャ:今もアルファ ロメオってF1のチームでありますけど、それくらいすごいぞってことなんです。
小林:ブランドムービーも美しくて、夜の空気感とアダルトな感じで、ドライブに連れて行ってほしいなって思ってしまうような映像でした。
荒田:ちゃんと車が売れてほしいですね。これで売れなかったらすごく責任を感じるので(笑)。でもすごく人気みたいで、外装もすごくカッコよくて。
ドライブより疾走感をイメージした
WONKは最近、合宿形式で楽曲制作をしていると荒田は話す。荒田:今までWONKはリモートで作ることが多くて、データ共有サービスを使って1つのファイルをみんなでアレンジを常に加えていきながらやってたんですけど、やっぱり生で会ったほうがいいじゃないですかって感じになって。普通の会社勤めもそうだと思うんですけど、ミーティングをフェイス・トゥ・フェイスでやると生まれてくるものが変わってくるなって。
サッシャ:特にクリエイティブなものはそうですよね。
小林:温度感みたいなものが共有できるとちょっと違いますよね。
荒田:そうですね。アイデアも出てくるものがちょっと違ってきて、スムーズに進むなって思うので。前作から合宿に切り替えて、会って制作をするっていうスタイルでやってますね。
今回、車のタイアップの依頼が来たとき、メンバーはどんな話をしたのだろうか。
荒田:WONKっていつも1曲ずつ担当大臣が違っていて、新曲の『Passione』は僕が立候補して。それでスタジオで作っていったんですけど、大人な雰囲気があるし、もともと「変革」っていうテーマがあったので、それを楽曲に入れ込みながらやったんですけど、結構好き勝手にやらせていただきましたね。広告系とか何かを宣伝するとかってなったときの音楽制作って結構制約が多いというか。どういう感じでやってほしいとか修正もあったりするんですけど、今回はマジで何もなくて。
サッシャ:あなたたちに任せると。
荒田:テーマはこれです、バンみたいな。めちゃくちゃ好き勝手にやらせていただいたので、結局好き勝手に作らせてもらいました。
サッシャ:それがいちばん車とかへの愛情とか表しやすいですよね。
荒田:うまく世界観と調和できたかなっていうイメージなので、うまくできた作品だと思います。
小林:作品として、車に寄せなきゃって気持ちよりは、車と音楽が寄り添っているような印象を受けました
荒田:ドライブっぽい曲とは1ミリも考えなかったんですけど、それよりF1の映像とか見たりして、ドライブというより疾走感をイメージしたので、作り手と聴き手の印象の違いって生まれてくるなか、そういうことを聞けるのってすごく面白いですね。
本気でドラムの練習に打ち込むようになった1曲
コラボ期間中「I LOHAS MUSIC +1」では、毎日1組のゲストを迎えて、「未来を変える1曲」を選曲理由やエピソードとともに伺うことに。ゲストがセレクトした楽曲は、『未来を変える1曲 ― J-WAVE STEP ONE× 「い・ろ・は・す」』として、オーディオストリーミングサービスSpotifyでプレイリスト化。オンエア後もSpotify上で各ゲストの選曲を楽しむことができる。荒田は「未来を変える1曲」としてチック・コリアの『Humpty Dumpty』をセレクトした。
サッシャ:1978年のアルバム『マッド・ハッター』に収録のナンバーですね。
荒田:僕がこの曲に出会ったのがたしか小学5年生くらいのとき。その前からドラムをやってたんですけど、そこから真剣にというか、本気でドラムの練習に打ち込むようになったきっかけの曲です。しかも初めて聴いたときに「ドラムがエグすぎるだろ」と思って。何をやってるかわからない、テクニカルだけど音楽の邪魔をしてない感じだし。うますぎるとちょっとサーカスになっちゃうので、音楽的というよりはショーみたいになってしまうんですけど、この曲は今聴いてもすごく音楽に寄り添ったドラムを叩いているし、手数が意味わからないし(笑)。
サッシャ:チック・コリアってピアニストじゃないですか。ドラムのほうに耳がいっているんですね。
荒田:このときは、たしかスティーヴ・ガッドにハマり始めたくらいで。
サッシャ:小学5年で?
荒田:はい。
サッシャ:早くないですか?
荒田:たぶんスティーヴ・ガッドにハマったのがこの曲に出会うもう少し前だったんですよ。ティーヴ・ガッドを掘っていったらチック・コリアにたどり着いたりとか演奏者目線でいろんな盤にめぐり会った、その入り口の1曲が『Humpty Dumpty』でした。そこからよりジャズに触れるきっかけになったので、自分の演奏の技術の向上に関してもすごいきっかけになったし、聴くっていう視野を広げる作業の入り口になったので、今の自分をかなり形作ったきっかけの曲じゃないかなって思います。
【関連記事】WONK・荒田洸が「これは勝てない!」と思った曲は?
WONKの最新情報は、公式サイトまで。
J-WAVE『STEP ONE』のワンコーナー「I LOHAS MUSIC+1」では、ゲストを迎えて自身の未来を変えた、そしてリスナーの未来を変える1曲について話を訊く。放送は12時30分ごろから。
radikoで聴く
2023年6月20日28時59分まで
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番組情報
- STEP ONE
-
月・火・水・木曜9:00-13:00