Penthouseの浪岡真太郎(Vo)、大島真帆(Vo)がニューアルバムや曲作りについて語った。
2人が登場したのは、J-WAVEで4月9日(日)に放送された『SAISON CARD TOKIO HOT 100』(ナビゲーター:クリス・ペプラー)だ。
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クリス:『OTOAJITO』はいかがでしたか?
大島:非常に緊張したんですけど、夜のほろ酔いのクリスさんといろいろお話ができて楽しかったです。
クリス:『STEP ONE』のナビゲーターも担当されていますが、いつもこのスタジオで放送なんですよね。
大島:しかもいつもこの席でやらせていただいているので、今日ゲストで出演するというのが逆に緊張します(笑)。
クリス:実は『TOKIO』には浪岡さんもリモートで出演しまして、あれは2021年10月でした。
浪岡:そんなに前ですか。
クリス: Penthouseはメジャーデビューしてどのくらい経ちますか?
浪岡:1年半とかでしょうか。けっこう経ちますね。
大島:あっという間でした。
クリス:バンドとしてなにが変わったと思いますか?
浪岡:僕は仕事を辞めたりとか大きな変化はありますけど、バンドとしていざ振り返ってみるとだいぶ大きくなってきたかな? という感じはあります。
浪岡:あまりアルバムを出す意義みたいのは、正直なところよくわからなかったんです(笑)。
大島:もともとはね。
浪岡:いざ出すとなるとアルバムだからこそ入れられる曲とかもあって、Penthouseの“幅”を見せられるいい機会だなとは思います。
クリス:なるほど。シングルでは聴けないスタイルの曲も入っています。たとえば3曲目の『Live in This Way』はソウルフルなナンバーになっています。これは誰のアイデアなんでしょうか?
浪岡:僕とピアノのCateen(角野隼斗)で一緒に作った曲なんです。ゴスペルを取り入れるというところは僕のアイデアで。僕は最初にメロディだけを作ってそれをCateenがコードとか展開をつけました。僕はゴスペルみたいなのをやってみたいと思っていたので、ゴスペルにしたらかっこいいんじゃないかな? というところからどんどん広げていった曲です。
クリス:ちなみに浪岡さんはもともとハードロックでしたっけ?
浪岡:ハードロックです。
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クリス:ハードロックの歌唱はいまのPenthouseにも?
浪岡:メチャクチャ変えてます。けっこう猫を被っているというか(笑)。
大島:あはは(笑)。
浪岡:J-POPというか、いろいろな人に聴いてもらえる曲をやりたいなという以上、歌い方もある程度万人受けする形にしつつ、時折道を踏み外すというか(笑)。
クリス:いろいろな人に聴いていただいてナンボですもんね。これまでリリースしたシングル曲も収録されていますが、曲順は誰が決めているんだろう?
大島:基本的に今回は、珍しくといったらあれですけど浪岡が「こんな感じでいこうかな」みたいな感じで順を出してくれて。もともとは2曲目の『Shooting Star』と3曲目『Live in This Way』の順番だけが反対になっていたんです。「こんなに早く『Live in This Way』を出すのか」と、メンバーからすると驚きではあったんです。ですが、浪岡としてはこの曲をできるだけ多くの人に聴いてもらいたいという強い気持ちがあって、できるだけ前に出して印象に残したいというのがあったので、私たちもそこに賛同して今回の曲順になりました。
クリス:シングル曲の多くがドラマやアニメの主題歌、挿入歌になっているという。これはうれしいですよね。
浪岡:本当にありがたいです。
クリス:アーティストにとってタイアップはうれしいですよね。
大島:メチャクチャうれしいです(笑)。
クリス:タイアップがつくことで、歌詞の世界や曲調に制限がかかることもあるんでしょうか?
浪岡:僕的にはあったほうが書きやすいなというのがあります。僕は特に歌詞を書くのがあまり得意じゃないんです。そういうときにテーマを逆に与えてもらったほうがすんなり書けるかなという感じがあります。
クリス:それはなんでなんだろう?
浪岡:僕はたぶん、音楽を通じて言いたいことがたくさんあるタイプではないので「こういうことを言ってください」と言われたほうが「じゃあ、頑張ります」みたいな(笑)。
大島:あはは(笑)。
クリス:「どうぞご自由に」と言われると逆に輪郭がね。「縛り」という言葉は変かもしれないけど。
浪岡:「枠」みたいなものですかね。
大島:浪岡自身がインプットからアウトプットを生み出すのがすごく得意なタイプなんです。なにかお題とかを与えられて、それをもとに創作していくと本来の力が120パーセント出るのかな? というのは客観的に感じます。
クリス:なんでもできるメンバーなので、アレンジも幅広くできちゃうそうですけれども。なんでもできちゃうの?
浪岡:まあ、そうですかね(笑)。
大島:ピアノの角野は本当になんでもできるタイプなんです。彼がいることでアレンジの幅が広がるというのはあります。
クリス:やっていて楽しいですか?
浪岡:楽しいです。基本的には僕がデモを作ってそこから広げていくんですが、メンバーそれぞれに「ここをこうしたほうがよくなる」みたいなのが出てきたりするのがバンドの醍醐味かなと。
クリス:スキルがすごく備わったバンドだから望んだサウンドというか。けっこうあるじゃないですか、他人が集まってやっているわけだからどうしても自分のなかの理想が違うと思うんだけど、そういう問題は全然ない?
浪岡:そういうときもあるんです。「そんなにドラムやらなくていいっす」みたいなのは(笑)。そのときはそのときで言って方向を整えていくという感じです。
Penthouseの最新情報は、公式サイトまたは、Twitterまで。
『SAISON CARD TOKIO HOT 100』ではさまざまなデータをもとに、世界の音楽シーンからJ-WAVEが厳選した100曲をカウントダウン。放送は毎週日曜の13時から。
2人が登場したのは、J-WAVEで4月9日(日)に放送された『SAISON CARD TOKIO HOT 100』(ナビゲーター:クリス・ペプラー)だ。
バンドの変化
大島は先日、クリスがナビゲーターを務める『SAPPORO BEER OTOAJITO』にも出演。また、『STEP ONE』の毎週水曜日のナビゲーターも担当している。【関連記事】心を奪われた「突き抜ける歌声」が特徴的なアーティストは…Penthouse・大島真帆が語る
クリス:『OTOAJITO』はいかがでしたか?
大島:非常に緊張したんですけど、夜のほろ酔いのクリスさんといろいろお話ができて楽しかったです。
クリス:『STEP ONE』のナビゲーターも担当されていますが、いつもこのスタジオで放送なんですよね。
大島:しかもいつもこの席でやらせていただいているので、今日ゲストで出演するというのが逆に緊張します(笑)。
クリス:実は『TOKIO』には浪岡さんもリモートで出演しまして、あれは2021年10月でした。
浪岡:そんなに前ですか。
クリス: Penthouseはメジャーデビューしてどのくらい経ちますか?
浪岡:1年半とかでしょうか。けっこう経ちますね。
大島:あっという間でした。
クリス:バンドとしてなにが変わったと思いますか?
浪岡:僕は仕事を辞めたりとか大きな変化はありますけど、バンドとしていざ振り返ってみるとだいぶ大きくなってきたかな? という感じはあります。
アルバムを出す意義
Penthouseは3月の終わりにファーストアルバム『Balcony』をリリース。インディーズ時代も含めて初のアルバムを作成した心境について尋ねた。浪岡:あまりアルバムを出す意義みたいのは、正直なところよくわからなかったんです(笑)。
大島:もともとはね。
浪岡:いざ出すとなるとアルバムだからこそ入れられる曲とかもあって、Penthouseの“幅”を見せられるいい機会だなとは思います。
クリス:なるほど。シングルでは聴けないスタイルの曲も入っています。たとえば3曲目の『Live in This Way』はソウルフルなナンバーになっています。これは誰のアイデアなんでしょうか?
浪岡:僕とピアノのCateen(角野隼斗)で一緒に作った曲なんです。ゴスペルを取り入れるというところは僕のアイデアで。僕は最初にメロディだけを作ってそれをCateenがコードとか展開をつけました。僕はゴスペルみたいなのをやってみたいと思っていたので、ゴスペルにしたらかっこいいんじゃないかな? というところからどんどん広げていった曲です。
クリス:ちなみに浪岡さんはもともとハードロックでしたっけ?
浪岡:ハードロックです。
【関連記事】Penthouse・浪岡真太郎、「休符の格好よさ」に惹かれるハードロックを紹介
クリス:ハードロックの歌唱はいまのPenthouseにも?
浪岡:メチャクチャ変えてます。けっこう猫を被っているというか(笑)。
大島:あはは(笑)。
浪岡:J-POPというか、いろいろな人に聴いてもらえる曲をやりたいなという以上、歌い方もある程度万人受けする形にしつつ、時折道を踏み外すというか(笑)。
クリス:いろいろな人に聴いていただいてナンボですもんね。これまでリリースしたシングル曲も収録されていますが、曲順は誰が決めているんだろう?
大島:基本的に今回は、珍しくといったらあれですけど浪岡が「こんな感じでいこうかな」みたいな感じで順を出してくれて。もともとは2曲目の『Shooting Star』と3曲目『Live in This Way』の順番だけが反対になっていたんです。「こんなに早く『Live in This Way』を出すのか」と、メンバーからすると驚きではあったんです。ですが、浪岡としてはこの曲をできるだけ多くの人に聴いてもらいたいという強い気持ちがあって、できるだけ前に出して印象に残したいというのがあったので、私たちもそこに賛同して今回の曲順になりました。
メンバー全員で曲作り
番組では『Balcony』収録曲の『蜘蛛ノ糸』をオンエア。同曲はTBSドラマ『私がヒモを飼うなんて』の主題歌となっている。クリス:シングル曲の多くがドラマやアニメの主題歌、挿入歌になっているという。これはうれしいですよね。
浪岡:本当にありがたいです。
クリス:アーティストにとってタイアップはうれしいですよね。
大島:メチャクチャうれしいです(笑)。
クリス:タイアップがつくことで、歌詞の世界や曲調に制限がかかることもあるんでしょうか?
浪岡:僕的にはあったほうが書きやすいなというのがあります。僕は特に歌詞を書くのがあまり得意じゃないんです。そういうときにテーマを逆に与えてもらったほうがすんなり書けるかなという感じがあります。
クリス:それはなんでなんだろう?
浪岡:僕はたぶん、音楽を通じて言いたいことがたくさんあるタイプではないので「こういうことを言ってください」と言われたほうが「じゃあ、頑張ります」みたいな(笑)。
大島:あはは(笑)。
クリス:「どうぞご自由に」と言われると逆に輪郭がね。「縛り」という言葉は変かもしれないけど。
浪岡:「枠」みたいなものですかね。
大島:浪岡自身がインプットからアウトプットを生み出すのがすごく得意なタイプなんです。なにかお題とかを与えられて、それをもとに創作していくと本来の力が120パーセント出るのかな? というのは客観的に感じます。
クリス:なんでもできるメンバーなので、アレンジも幅広くできちゃうそうですけれども。なんでもできちゃうの?
浪岡:まあ、そうですかね(笑)。
大島:ピアノの角野は本当になんでもできるタイプなんです。彼がいることでアレンジの幅が広がるというのはあります。
クリス:やっていて楽しいですか?
浪岡:楽しいです。基本的には僕がデモを作ってそこから広げていくんですが、メンバーそれぞれに「ここをこうしたほうがよくなる」みたいなのが出てきたりするのがバンドの醍醐味かなと。
クリス:スキルがすごく備わったバンドだから望んだサウンドというか。けっこうあるじゃないですか、他人が集まってやっているわけだからどうしても自分のなかの理想が違うと思うんだけど、そういう問題は全然ない?
浪岡:そういうときもあるんです。「そんなにドラムやらなくていいっす」みたいなのは(笑)。そのときはそのときで言って方向を整えていくという感じです。
Penthouseの最新情報は、公式サイトまたは、Twitterまで。
『SAISON CARD TOKIO HOT 100』ではさまざまなデータをもとに、世界の音楽シーンからJ-WAVEが厳選した100曲をカウントダウン。放送は毎週日曜の13時から。
radikoで聴く
2023年4月16日28時59分まで
PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。
番組情報
- SAISON CARD TOKIO HOT 100
-
毎週日曜13:00-16:54