音楽プロデューサー・Shin Sakiuraとchelmico・Rachelが、注目の台湾アーティストや新進気鋭のアーティストについて語り合った。
トークを展開したのは、2人がナビゲーターを務めるJ-WAVEの新番組『MUSIC BLOOM』。同番組では、最新の音楽をキャッチアップする「The Orchard Japan」と連動し、世界を視野に音楽を発信するアーティストと、リスナーがつながる30分を届ける。ここでは、4月7日(金)の初回オンエアの様子をテキストで紹介する。
Rachel:アジアの音楽を聴ける場なので、知らない音楽と出会えるきっかけになったらすごくいいなって。アジアと言ってもすごく広いし。まだchelmicoは日本がメインで、ほかのところでライブとかもしたことがないし。そういうライブのきっかけにもなったらいいなとは思っています。
Sakiura:確かに。私はそれをきっかけに制作やリリースができたらさらに夢があるなと思います。
Rachel:リリースできたら、それこそライブをするきっかけにもなるよね。「あの盛り上がる曲やるのかな?」みたいな。すごく楽しみだね。
また、ナビゲーターである2人がそれぞれ自己紹介をする場面もあった。
Rachel:私はchelmicoというラップユニットをやっています。Mamikoちゃんという相方と一緒に活動することが多いので、今日は私1人で緊張しています。でも、ラジオの相方はShin Sakiuraということでね。もともと仲がよくて。
Sakiura:知り合ったのが5年ぐらい前? 深夜イベントとか一緒にクラブのパーティにライブで出演しているときに楽屋とかで交流することがあって、そこでめちゃくちゃ仲よくなって。「ちょっと遊びに行こうや」「ライブ行こうや」とか、家に遊びに行ったりとか。
Rachel:SNSとかではあまり言ってないかもしれないんですけど、けっこう仲がよくて。ゲーム配信をしたりとかね。
Sakiura:このあいだ一緒にゲームの大会に出たりとかね。
Rachel:Shinくんはどんな活動をしているんですか?
Sakiura:簡潔に自己紹介させていただきますと、音楽プロデューサーでソロのアーティストとしても活動をしております。いろいろなアーティストさん、シンガーソングライターの楽曲のプロデュースに合わせて自分のソロ作品でインストのアルバムとかをリリースしております。
Rachel:すっごい働いてるんです。かっこいい音楽を聴いて「これ誰だ?」って思って調べたら「これもこれもこれもShin Sakiura!?」っていう状況が音楽好きの人だったらあると思います。
Sakiura:うれしいですね。ありがとうございます。
Rachel:尊敬しております。
Sakiura:そんなRachelと僕が2人で一緒にラジオ番組をやれるのは、すごくうれしいです。
Rachel:かなり感慨深いですね。
Sakiura:ますます頑張っていこうと思っているところです。
Rachel:どんな雰囲気にしていきましょう?
Sakiura:我々が普段しゃべっている感じだと、自動的ににこやかな感じになっていってしまうので、しめるところはしめつつ、そういうところも見せられたら楽しいかなと思っています。
Rachel:やっぱり音楽好きな2人ですので、いろいろ音楽の話をしながら。「ただの音楽ファンなんだ」というところが出たら、それはそれでいいかもなという。どんどん深い話をしていきたいと思います。
本多:今日ご紹介するアーティストは、1992年生まれのYELLOW(黄宣)です。ジャンルは強いて言うならばジャズ、R&Bですけど、制作の幅はとても広くて、ポップでもなんでもこなします。彼は見た目も大変かっこよくて、ファッション誌のカバーもこれまでたくさん飾っています。実はご両親とも台湾原住民(中国大陸からの移民が来る前から住んでいた人々)ご出身で、とてもエキゾチックなお顔立ちです。「台湾 YELLOW」でぜひ検索してみてください。MCも非常にお上手でユーモアがあって、レコード大賞の司会も務めているほどです。日本語も少しできて、久保田利伸さんの『Missing』のカラオケなんかも大変お上手です。YouTubeで私がやっているインタビューチャンネルがあるので、ぜひチェックしてみてください。彼はこれまでに大量にアワードで受賞・ノミネートを繰り返しています。
番組ではYELLOW『Once In A Blue Moon』(獨上C樓 feat. 范曉萱)をオンエアした。
Rachel:すごく精悍な顔立ちで、ファッションがなんでも似合っちゃいそう。これで『Once In A Blue Moon』をライブでやったらどれだけかっこいいのよって。
Sakiura:しかも作詞・作曲・編曲もやっていてヤバない!? ミュージシャンは隙間を残しておいてもらわないと。すごいね、マジでかっこいい。
Rachel:それでユーモア満点の司会MCでしょ。かっこいいクールな感じじゃなくて、ユーモアもあるという。
Sakiura:勘弁してくれよ(笑)。
Rachel:いいアーティストを知ることができましたね。
omi:aug.1020は音楽活動のなかで出会ったmochiと2022年夏から活動を始めました。今回リリースとなる第2弾配信シングル『かけおちごっこ』は、「駆け落ち」がテーマの楽曲で、心中がテーマの楽曲『生きるのはめんどくさい』のifストーリーとして作りました。
omi:曲を作るとき、ずっと誰かを救える言葉や物語を考えています。今回は涙をぬぐうのではなく、流した涙が乾いて消えるまでそばにいる、という関係がその答えなのではないかと思いながら作りました。きっと世界はそれを「依存」と呼ぶのかもしれません。ただ、そんな日常のなかにある優しさが僕は好きです。フィクションだけどもっと日常に近い、ドラマチックではなくもっと平凡な、前向きな言葉じゃ前を向けない人を、救いのない「駆け落ち」という行為が唯一救う物語です。みなさんの心にもなにか残せたらうれしいです。
番組ではaug.1020『かけおちごっこ』をオンエアした。
Sakiura:どうですか?
Rachel:コメントを受けて、重いテーマだから「音はドラマチックで重厚な感じなのかな」と思ったらキュートなサウンド感で。確かにomiさんがおっしゃっていたとおり重いテーマなんだけど、そこもフィクションを通じて軽やかに昇華していて、どっちでも聴けるというか。真剣に「ううっ」ってなるときにも聴けるし、ちょっとウキウキしたいときにもサクッと聴けちゃうような雰囲気もあって、すごくいい曲だなって思いました。
Sakiura:エンディングのお時間です。早い!
Rachel:あっという間でしたね。第1回目からいろいろなことを知れたね。
Sakiura:めちゃくちゃいい音楽がいっぱいあるね。すごい。
Rachel:Zepp New Taipeiの本多さんから教えてもらえて、現地の生の声も聞けたり、はたまたアーティストご本人からコメントをいただけたりしてさ。
Sakiura:すごくいいコーナーだよね。やっぱり生の声って真に迫る、入ってくるよね。
Rachel:すごくいいなって思いました。
Sakiura:2人で初めて番組をやってどうでしたか?
Rachel:意外と緊張した。でもだんだんとほどけてきて。
Sakiura:楽しめたね。俺はRachelがいてくれたおかげで、だいぶ楽しめる側にいけたね。
Rachel:よかった! お互いがお互いに必要な状態。
Sakiura:完全にそうだったね。
Rachel:ナイスブッキング!
Sakiura:あはは(笑)。
J-WAVE『MUSIC BLOOM』では、世界を視野に音楽を発信するアーティストとリスナーがつながる30分をお届けする。放送は毎週金曜日の22時から。
トークを展開したのは、2人がナビゲーターを務めるJ-WAVEの新番組『MUSIC BLOOM』。同番組では、最新の音楽をキャッチアップする「The Orchard Japan」と連動し、世界を視野に音楽を発信するアーティストと、リスナーがつながる30分を届ける。ここでは、4月7日(金)の初回オンエアの様子をテキストで紹介する。
知らない音楽と出会えるきっかけに
新番組『MUSIC BLOOM』では、日本や台北、マレーシアなどアジアを中心にライブホールを展開している「Zepp」とも連動し、アジアで注目すべきアーティストをフックアップしていく。初回放送ということで、Sakiuraは「どんな番組にしていきたいですか?」とRachelに尋ねる。Rachel:アジアの音楽を聴ける場なので、知らない音楽と出会えるきっかけになったらすごくいいなって。アジアと言ってもすごく広いし。まだchelmicoは日本がメインで、ほかのところでライブとかもしたことがないし。そういうライブのきっかけにもなったらいいなとは思っています。
Sakiura:確かに。私はそれをきっかけに制作やリリースができたらさらに夢があるなと思います。
Rachel:リリースできたら、それこそライブをするきっかけにもなるよね。「あの盛り上がる曲やるのかな?」みたいな。すごく楽しみだね。
また、ナビゲーターである2人がそれぞれ自己紹介をする場面もあった。
Rachel:私はchelmicoというラップユニットをやっています。Mamikoちゃんという相方と一緒に活動することが多いので、今日は私1人で緊張しています。でも、ラジオの相方はShin Sakiuraということでね。もともと仲がよくて。
Sakiura:知り合ったのが5年ぐらい前? 深夜イベントとか一緒にクラブのパーティにライブで出演しているときに楽屋とかで交流することがあって、そこでめちゃくちゃ仲よくなって。「ちょっと遊びに行こうや」「ライブ行こうや」とか、家に遊びに行ったりとか。
Rachel:SNSとかではあまり言ってないかもしれないんですけど、けっこう仲がよくて。ゲーム配信をしたりとかね。
Sakiura:このあいだ一緒にゲームの大会に出たりとかね。
Rachel:Shinくんはどんな活動をしているんですか?
Sakiura:簡潔に自己紹介させていただきますと、音楽プロデューサーでソロのアーティストとしても活動をしております。いろいろなアーティストさん、シンガーソングライターの楽曲のプロデュースに合わせて自分のソロ作品でインストのアルバムとかをリリースしております。
Rachel:すっごい働いてるんです。かっこいい音楽を聴いて「これ誰だ?」って思って調べたら「これもこれもこれもShin Sakiura!?」っていう状況が音楽好きの人だったらあると思います。
Sakiura:うれしいですね。ありがとうございます。
Rachel:尊敬しております。
Sakiura:そんなRachelと僕が2人で一緒にラジオ番組をやれるのは、すごくうれしいです。
Rachel:かなり感慨深いですね。
Sakiura:ますます頑張っていこうと思っているところです。
Rachel:どんな雰囲気にしていきましょう?
Sakiura:我々が普段しゃべっている感じだと、自動的ににこやかな感じになっていってしまうので、しめるところはしめつつ、そういうところも見せられたら楽しいかなと思っています。
Rachel:やっぱり音楽好きな2人ですので、いろいろ音楽の話をしながら。「ただの音楽ファンなんだ」というところが出たら、それはそれでいいかもなという。どんどん深い話をしていきたいと思います。
アジアのアーティストをフックアップ
アジアのアーティストをフックアップするコーナー「BOUNCING ASIA」では、日本やアジアを中心にライブホールから日々「生」の音楽体験を届けているZeppと連動し、いまアジアで注目すべきアーティストを紹介する。初回となるこの日は、台湾のアーティストにフォーカス。紹介してくれたのは、「Zepp New Taipei」支配人の本多真一郎さんだ。本多:今日ご紹介するアーティストは、1992年生まれのYELLOW(黄宣)です。ジャンルは強いて言うならばジャズ、R&Bですけど、制作の幅はとても広くて、ポップでもなんでもこなします。彼は見た目も大変かっこよくて、ファッション誌のカバーもこれまでたくさん飾っています。実はご両親とも台湾原住民(中国大陸からの移民が来る前から住んでいた人々)ご出身で、とてもエキゾチックなお顔立ちです。「台湾 YELLOW」でぜひ検索してみてください。MCも非常にお上手でユーモアがあって、レコード大賞の司会も務めているほどです。日本語も少しできて、久保田利伸さんの『Missing』のカラオケなんかも大変お上手です。YouTubeで私がやっているインタビューチャンネルがあるので、ぜひチェックしてみてください。彼はこれまでに大量にアワードで受賞・ノミネートを繰り返しています。
【Zepp Asia Interviews】Vol.13 YELLOW
YELLOW - 獨上C樓 feat. 范曉萱 (Official Music Video)
Sakiura:しかも作詞・作曲・編曲もやっていてヤバない!? ミュージシャンは隙間を残しておいてもらわないと。すごいね、マジでかっこいい。
Rachel:それでユーモア満点の司会MCでしょ。かっこいいクールな感じじゃなくて、ユーモアもあるという。
Sakiura:勘弁してくれよ(笑)。
Rachel:いいアーティストを知ることができましたね。
1分間で音楽をプレゼン
新進気鋭のアーティストが1分間で自身の音楽をプレゼンテーションするコーナー「ONE MINUTES EXPRESSIONS」では、女男二人組のバンドaug.1020(オーグ.テントゥエンティ)から、作詞作曲を担当するギタリスト・omi shunsukeさんが登場した。omi:aug.1020は音楽活動のなかで出会ったmochiと2022年夏から活動を始めました。今回リリースとなる第2弾配信シングル『かけおちごっこ』は、「駆け落ち」がテーマの楽曲で、心中がテーマの楽曲『生きるのはめんどくさい』のifストーリーとして作りました。
3/29配信リリース\(^O^)/aug.1020「かけおちごっこ」M.V. FullVersion
aug.1020「生きるのはめんどくさい」MV
番組ではaug.1020『かけおちごっこ』をオンエアした。
Sakiura:どうですか?
Rachel:コメントを受けて、重いテーマだから「音はドラマチックで重厚な感じなのかな」と思ったらキュートなサウンド感で。確かにomiさんがおっしゃっていたとおり重いテーマなんだけど、そこもフィクションを通じて軽やかに昇華していて、どっちでも聴けるというか。真剣に「ううっ」ってなるときにも聴けるし、ちょっとウキウキしたいときにもサクッと聴けちゃうような雰囲気もあって、すごくいい曲だなって思いました。
今回の放送を振り返る
2人にとって初めてのラジオ番組の初回放送はエンディングへ向かう。最後に今回の放送を振り返った。Sakiura:エンディングのお時間です。早い!
Rachel:あっという間でしたね。第1回目からいろいろなことを知れたね。
Sakiura:めちゃくちゃいい音楽がいっぱいあるね。すごい。
Rachel:Zepp New Taipeiの本多さんから教えてもらえて、現地の生の声も聞けたり、はたまたアーティストご本人からコメントをいただけたりしてさ。
Sakiura:すごくいいコーナーだよね。やっぱり生の声って真に迫る、入ってくるよね。
Rachel:すごくいいなって思いました。
Sakiura:2人で初めて番組をやってどうでしたか?
Rachel:意外と緊張した。でもだんだんとほどけてきて。
Sakiura:楽しめたね。俺はRachelがいてくれたおかげで、だいぶ楽しめる側にいけたね。
Rachel:よかった! お互いがお互いに必要な状態。
Sakiura:完全にそうだったね。
Rachel:ナイスブッキング!
Sakiura:あはは(笑)。
J-WAVE『MUSIC BLOOM』では、世界を視野に音楽を発信するアーティストとリスナーがつながる30分をお届けする。放送は毎週金曜日の22時から。
radikoで聴く
2023年4月14日28時59分まで
PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。
番組情報
- MUSIC BLOOM
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毎週金曜22:00-22:30