雨のパレードの福永浩平(Vo)が大好きなおすすめ漫画『BLUE GIANT』について語った。
福永が登場したのは、J-WAVEで放送中の番組『STEP ONE』(ナビゲーター:サッシャ、中田花奈)のワンコーナー「MUSIC+1」。オンエアは2月20日(月)。
雨のパレードはプロデューサーにmabanuaを迎えた新曲『paradigm』を、1月18日にリリースした。
サッシャ:結成10周年のライブもおこなわれたということで。東名阪ツアーはどうでしたか?
福永:10周年のオープニングツアーみたいに題してやったんです。なので本当に昔の曲を(やりました)。
サッシャ:なかなかやらないやつね。
福永:ファンのみんなに喜んでほしいなと思って、(過去の曲で)埋め尽くして。時間もいままでで最長ぐらいのライブ時間をかけていっぱい演奏したので、みんなはすごく幸せそうな顔をしてくれていたな、という感じです。
サッシャ:せっかく10周年だから、企画として故郷の鹿児島に錦を飾りたいとかはないんですか?
福永:ああ、なるほど。まあ今年ね……(小声で)帰れるんじゃないかなあ。
サッシャ:お、すごい小声だけど(笑)。でもやっぱりふるさとに恩返しをしたいって誰もが思いますよね。
中田:10年というのはあっという間でしたか?
福永:その瞬間、その瞬間を追われて必死にやっていたので、あっという間に経ってしまったなというのが正直な感想です。みんなコロナで数年なくなっちゃったみたいな感覚にもなっていると思いますけど。そうですね「もう10年経ったんだ」という感覚です。
中田:印象に残っている出来事とかありましたか?
福永:野音のライブとか(新木場)コーストのワンマンとか、そういうのは印象に残ってます。
サッシャ:会場がということ?
福永:お客さんたちの顔やライブ、全体を含めてですね。
サッシャ:野音はいいですよね。
福永:面白かったです。
サッシャ:周りにあまり人が住んでいないから、どこまでも天まで届け! みたいな感じで演奏できるというか。観ていても気持ちいいし。
福永:かなり思い出深いです。
福永:コミックで持っているものは少ないんですが、連載は数10作品を追っていて。いま『ジャンプ』(集英社)とかも日付変わった瞬間にアプリで読めるんです。だから漫画好きの友だちのLINEグループがあって、そこでカウントダウンして日付が変わったらジャンプを読んで、読み終わったらみんなでZoomするというのを僕は3年続けています。
サッシャ:えー!
福永:月曜日発売なので日曜の深夜にやっています。
サッシャ:やってきたの?
福永:今日も、はい。
サッシャ:何時にZoomが始まるんですか。
福永:(夜の)12時半とかそのぐらいです。
サッシャ:感想を言い合うの?
福永:はい。3時ぐらいまで毎週。
サッシャ:どんだけしゃべるの!? すご! 今回はなにが一番話題になったんですか?
福永:『ジャンプ』で言うと『あかね噺』という落語の漫画があるんですけど、それが本当にすばらしくて。僕は大好きです、毎週面白い。いま始まったばかりでまだ数巻なんですけど、メチャクチャずっと面白いですね。
サッシャ:噺家(はなしか)の?
福永:しかも女性が主人公なんです。ぜひみなさんに読んでほしいですね。
福永:今日は僕『BLUE GIANT』(小学館)について話したいんです!
サッシャ:劇場版になった。
福永:はい。『あかね噺』も『BLUE GIANT』も大枠、系統としてはけっこう似ていて。ヒューマンドラマで、涙を流せる漫画だと思うんです。僕は映画、ドラマ、漫画、どれも全部大好きなんですけれども、涙の量だけでいったら『BLUE GIANT』が一番です。
サッシャ:へー!
中田:そんなに泣けるものなんですね。
福永:めちゃくちゃ泣けますよ!
サッシャ:ジャズのなにで泣くんですか?
福永:石塚真一先生って、もともと『岳』(小学館)という山岳漫画を描いていた方なんです。その漫画はけっこう遭難された方にフィーチャーして、その方がどういう人生を送ってきて、ここで遭難して命を落とされたり助けられたりして僕らは感動するという漫画だったと思います。『BLUE GIANT』は主人公の宮本 大が世界一のジャズプレイヤーになるという夢を掲げて、日本からヨーロッパ、ヨーロッパからアメリカと渡るんです。いろいろな人とふれあってバンドを組んだり、人と出会ったり地方のローカルの小さなフェスを作ろうとしている人と会ったりとか。いろいろな人と会って、そこで生まれるヒューマンドラマがめちゃくちゃ感動できて。本当に涙が止まらないですね。
サッシャ:すごいね。
福永:めちゃくちゃ面白いですよ。無印の『BLUE GIANT』が全10巻で日本編。これが終わってヨーロッパ編が11巻。そこから『BLUE GIANT EXPLORER』というアメリカ編がいま連載中で8巻ぐらいまであります。
サッシャ:まさにジャズの本場にね。
福永:これも10巻前後で終わりそうな流れなんです。ぜひみなさん、この熱い映画上映中のこのタイミングで。
サッシャ:映画から入ってもいいんですか?
福永:映画から入ってもいいです! 無印の日本編の終盤を映画は描いていると思うんです。僕、実はさっきチケット買ってきて、終わったら観に行くんです(笑)。
サッシャ:いまから観るの!?
福永:いろいろなサプライズもある、驚きもある、感動だったりちょっと悲しい涙も流したりするところを映画化しているんです。そこから入ってもらっても全然大丈夫です。
サッシャ:絶対『BLUE GIANT』の主題歌とかやりたいんじゃないですか?
福永:いやあ、無理です(笑)!
サッシャ:なんで?
福永:それはもうジャズプレイヤーの方にやっていただきたい(笑)。
サッシャ:ジャズに寄せて曲作れるんじゃないの?
福永:いやいや、ダメですダメです。本当のプロの方に。
サッシャ:好きすぎて担当できないという、愛があふれています。
雨のパレードの最新情報は、公式サイトまたは、Twitterまで。
J-WAVE『STEP ONE』のワンコーナー「MUSIC+1」では、ゲストとして毎回話題のミュージシャンが登場する。放送は月曜~木曜の12時30分ごろから。
福永が登場したのは、J-WAVEで放送中の番組『STEP ONE』(ナビゲーター:サッシャ、中田花奈)のワンコーナー「MUSIC+1」。オンエアは2月20日(月)。
雨のパレードはプロデューサーにmabanuaを迎えた新曲『paradigm』を、1月18日にリリースした。
あっという間の10年
福永はまず、バンド結成10周年となる雨のパレードの活動について語った。サッシャ:結成10周年のライブもおこなわれたということで。東名阪ツアーはどうでしたか?
福永:10周年のオープニングツアーみたいに題してやったんです。なので本当に昔の曲を(やりました)。
サッシャ:なかなかやらないやつね。
福永:ファンのみんなに喜んでほしいなと思って、(過去の曲で)埋め尽くして。時間もいままでで最長ぐらいのライブ時間をかけていっぱい演奏したので、みんなはすごく幸せそうな顔をしてくれていたな、という感じです。
サッシャ:せっかく10周年だから、企画として故郷の鹿児島に錦を飾りたいとかはないんですか?
福永:ああ、なるほど。まあ今年ね……(小声で)帰れるんじゃないかなあ。
サッシャ:お、すごい小声だけど(笑)。でもやっぱりふるさとに恩返しをしたいって誰もが思いますよね。
中田:10年というのはあっという間でしたか?
福永:その瞬間、その瞬間を追われて必死にやっていたので、あっという間に経ってしまったなというのが正直な感想です。みんなコロナで数年なくなっちゃったみたいな感覚にもなっていると思いますけど。そうですね「もう10年経ったんだ」という感覚です。
中田:印象に残っている出来事とかありましたか?
福永:野音のライブとか(新木場)コーストのワンマンとか、そういうのは印象に残ってます。
サッシャ:会場がということ?
福永:お客さんたちの顔やライブ、全体を含めてですね。
サッシャ:野音はいいですよね。
福永:面白かったです。
サッシャ:周りにあまり人が住んでいないから、どこまでも天まで届け! みたいな感じで演奏できるというか。観ていても気持ちいいし。
福永:かなり思い出深いです。
感想談義をするほど漫画好き
福永は実は大の漫画好きなのだそうで、この日の「MUSIC+1」では漫画愛について語ってもらうことに。福永:コミックで持っているものは少ないんですが、連載は数10作品を追っていて。いま『ジャンプ』(集英社)とかも日付変わった瞬間にアプリで読めるんです。だから漫画好きの友だちのLINEグループがあって、そこでカウントダウンして日付が変わったらジャンプを読んで、読み終わったらみんなでZoomするというのを僕は3年続けています。
サッシャ:えー!
福永:月曜日発売なので日曜の深夜にやっています。
サッシャ:やってきたの?
福永:今日も、はい。
サッシャ:何時にZoomが始まるんですか。
福永:(夜の)12時半とかそのぐらいです。
サッシャ:感想を言い合うの?
福永:はい。3時ぐらいまで毎週。
サッシャ:どんだけしゃべるの!? すご! 今回はなにが一番話題になったんですか?
福永:『ジャンプ』で言うと『あかね噺』という落語の漫画があるんですけど、それが本当にすばらしくて。僕は大好きです、毎週面白い。いま始まったばかりでまだ数巻なんですけど、メチャクチャずっと面白いですね。
サッシャ:噺家(はなしか)の?
福永:しかも女性が主人公なんです。ぜひみなさんに読んでほしいですね。
熱すぎる『BLUE GIANT』愛
福永は特におすすめの作品として『BLUE GIANT』(小学館)について熱弁をふるった。福永:今日は僕『BLUE GIANT』(小学館)について話したいんです!
サッシャ:劇場版になった。
福永:はい。『あかね噺』も『BLUE GIANT』も大枠、系統としてはけっこう似ていて。ヒューマンドラマで、涙を流せる漫画だと思うんです。僕は映画、ドラマ、漫画、どれも全部大好きなんですけれども、涙の量だけでいったら『BLUE GIANT』が一番です。
サッシャ:へー!
中田:そんなに泣けるものなんですね。
福永:めちゃくちゃ泣けますよ!
サッシャ:ジャズのなにで泣くんですか?
福永:石塚真一先生って、もともと『岳』(小学館)という山岳漫画を描いていた方なんです。その漫画はけっこう遭難された方にフィーチャーして、その方がどういう人生を送ってきて、ここで遭難して命を落とされたり助けられたりして僕らは感動するという漫画だったと思います。『BLUE GIANT』は主人公の宮本 大が世界一のジャズプレイヤーになるという夢を掲げて、日本からヨーロッパ、ヨーロッパからアメリカと渡るんです。いろいろな人とふれあってバンドを組んだり、人と出会ったり地方のローカルの小さなフェスを作ろうとしている人と会ったりとか。いろいろな人と会って、そこで生まれるヒューマンドラマがめちゃくちゃ感動できて。本当に涙が止まらないですね。
サッシャ:すごいね。
福永:めちゃくちゃ面白いですよ。無印の『BLUE GIANT』が全10巻で日本編。これが終わってヨーロッパ編が11巻。そこから『BLUE GIANT EXPLORER』というアメリカ編がいま連載中で8巻ぐらいまであります。
サッシャ:まさにジャズの本場にね。
福永:これも10巻前後で終わりそうな流れなんです。ぜひみなさん、この熱い映画上映中のこのタイミングで。
サッシャ:映画から入ってもいいんですか?
福永:映画から入ってもいいです! 無印の日本編の終盤を映画は描いていると思うんです。僕、実はさっきチケット買ってきて、終わったら観に行くんです(笑)。
サッシャ:いまから観るの!?
福永:いろいろなサプライズもある、驚きもある、感動だったりちょっと悲しい涙も流したりするところを映画化しているんです。そこから入ってもらっても全然大丈夫です。
サッシャ:絶対『BLUE GIANT』の主題歌とかやりたいんじゃないですか?
福永:いやあ、無理です(笑)!
サッシャ:なんで?
福永:それはもうジャズプレイヤーの方にやっていただきたい(笑)。
サッシャ:ジャズに寄せて曲作れるんじゃないの?
福永:いやいや、ダメですダメです。本当のプロの方に。
サッシャ:好きすぎて担当できないという、愛があふれています。
雨のパレードの最新情報は、公式サイトまたは、Twitterまで。
J-WAVE『STEP ONE』のワンコーナー「MUSIC+1」では、ゲストとして毎回話題のミュージシャンが登場する。放送は月曜~木曜の12時30分ごろから。
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2023年2月27日28時59分まで
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番組情報
- STEP ONE
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月・火・水・木曜9:00-13:00