the peggiesが、自身の音楽のルーツや、新曲『CHEESE!』に込めた想いを明かした。
the peggiesが登場したのは、J-WAVEで放送中の番組『SONAR MUSIC』内のコーナー「RECRUIT OPPORTUNITY FOR MUSIC」。オンエアは9月7日(水)、8日(木)。同コーナーでは、アーティストたちの自身の楽曲に込めた想いと、彼らのアーティスト人生に大きく影響を与えた楽曲との出会いの話を通じて、音楽との「まだ、ここにない、出会い。」をお届けする。
北澤:私たちは活動休止を控えていまして、『CHEESE!』は“別れをテーマにした楽曲を”と思い、制作しました。でも、どんな曲にしようかと考える中で、ネガティブだったり、聴く人がお葬式に参列した気持ちになるような曲は嫌だなと思って。別れというのはそれを経てまた前に進むだけなんだ、だからこれは私たちが前進するためのひとつの要素でしかないんだという気持ちを込めて、ポジティブに門出をお祝いするような曲にできたらと仕上げていきました。切なくもあるけど、明るくもある、そんな両面を感じられる作品に仕上がったと思います。
大貫: the peggiesらしさとしては、3人の仲良さが詰まっていると思っています。私たちはライブ終わりに「みんな大好き!」って言いながら乾杯するんですけど、今回はコーラスを3人でしてね。いつもは、ゆうほだけコーラスを録ったりするんだけど、私もマーちゃんも頑張りました。
あと、この歌詞を読んだときにすごく胸が熱くなりました。例えば<ちょっと秘密の話なんだけれど…>という歌詞は、完全にthe peggiesのことだなって。私はほかの人に言えないことも、この2人にはどうしても聞いてほしいという気持ちになるときがあるし、この曲を聞けば、いつになってもthe peggiesのことを思い出せるようになっています。
北澤:the peggiesらしさの筆頭に上げられるのは3人の距離感の近さだと思います。バンドメンバーっていう枠だけじゃ収まらない関係性というのが、ライブの演奏中だったり、いつもの3人の雰囲気にも漂っていて。簡単に言えば、3人の仲良しな感じが『CHEESE!』の歌詞に現れていることを、みくちゃんは言いたかったんだと思います。
大貫:補足してくれてありがとう(笑)!
石渡:私が注目してほしいのは<cheese! cheers!>と歌っているところです。最初の方はコーラスがあるんですけど、一番最後の<cheese! cheers!>は、ゆうほがひとりで歌っているんです。そこは切なさもありつつ、力強さも感じられてエモーショナルな気分になれるので、大好きです。それとこの曲ではみくちゃんが頑張ってタンバリンを叩いてくれたので、皆さんにもそれに合わせてノリノリで聴いてくれたらうれしいです。
大貫:お願いしま〜す!
北澤:初のオールタイムベストアルバム『MMY(マイ)』は私たちにとって宝物のような1枚に仕上がりました。『CHEESE!』を含め、私たちの軌跡を皆さんも楽しみながら聴いてもらえたらいいなと思います。
北澤:私たちのルーツとなる1曲はBLANKEY JET CITYの『ガソリンの揺れかた』です。
石渡:この曲とは、私が中学校1〜2年の頃、90年代の邦ロックに激ハマりしていたときに、ネットで検索しまくって出会いました。これより前に、THEE MICHELLE GUN ELEPHANTを知ったんですけど、ミッシェルは4人組だし、あの声はゆうほは出ないだろうなと思って、3人でカバーするならBLANKEY JET CITYなんじゃないかと思って、2人に聴かせました。
大貫:曲を聴いて「マーちゃんすげぇ」って思いました(笑)。中学生のときにマーちゃんからいろんなバンドを教えてもらったんですけど、その中のひとつがBLANKEY JET CITYで、3ピースってこんなにかっこいいんだ、メンバー一人ひとりがバラバラなことをしているのに、こんなに一体感が生まれるんだ、バンドってすごいと感じました。ちなみにコピバンはめちゃくちゃ難しかったです(笑)。
北澤:BLANKEY JET CITYを聴いて、『ガソリンの揺れかた』を自分たちで演奏して、改めて「バンドってめちゃくちゃかっこいい」と中学校の時点で実感できたのは私たちにとって大きかったです。実際、バンドをやっている自分たちがかっこいいと初めて思えたのが、この曲をコピーしている瞬間でした。いまだにバンドのソリッドな感じとか、佇まいとかは、BLANKEY JET CITYから影響を受けていると思っているし、私たちもいろんなサウンドアプローチに挑戦してきたんですけど、根底では3人の音が深く重く鳴っていることを徹底しています。そこらへんも、BLANKEY JET CITYから勝手に受け継いで頑張ってきました。
2000年に解散した伝説のバント、BLANKEY JET CITY。 激しくも美しく、そして情熱的なサウンドを鳴らす彼らに憧れ、ロックバンドを結成した者は数多くいるが、the peggiesにも、多大なる影響を与えたようだ。
アーティストの話を通じて音楽との「まだ、ここにない、出会い。」をお届けするコーナー「RECRUIT OPPORTUNITY FOR MUSIC」は、J-WAVE『SONAR MUSIC』内で月曜~木曜の22時41分ごろからオンエア。Podcastでも配信しており、過去のオンエアがアーカイブされている。
【the peggies 出演回のトークを聞く】
・Apple Podcastで聞く
前編/後編
・Spotifyで聞く
前編/後編
・公式ページ
https://www.j-wave.co.jp/original/sonarmusic/opportunity/
the peggiesが登場したのは、J-WAVEで放送中の番組『SONAR MUSIC』内のコーナー「RECRUIT OPPORTUNITY FOR MUSIC」。オンエアは9月7日(水)、8日(木)。同コーナーでは、アーティストたちの自身の楽曲に込めた想いと、彼らのアーティスト人生に大きく影響を与えた楽曲との出会いの話を通じて、音楽との「まだ、ここにない、出会い。」をお届けする。
ポジティブに門出をお祝いするような曲
北澤ゆうほ(Vo&Gt)、石渡マキコ(Ba)、大貫みく(Dr)からなる3人組ガールズバンドのthe peggies。高校時代から都内ライブハウスを中心に本格的に活動を開始すると、2016年10月に初のインディーズシングル『スプートニク / LOVE TRIP』をリリース。『スプートニク』はバンドにとって初めて「J-WAVE SONAR TRAX」に選出された楽曲だ。2017年にメジャーデビューを果たし、精力的に活動を続けていたものの、9月末をもって無期限で活動を休止することを発表。9月7日にはベストアルバム『MMY(マイ)』をリリースしたが、今回は同作に収録されている新曲『CHEESE!』で表現した自分たちらしさについて話してもらった。北澤:私たちは活動休止を控えていまして、『CHEESE!』は“別れをテーマにした楽曲を”と思い、制作しました。でも、どんな曲にしようかと考える中で、ネガティブだったり、聴く人がお葬式に参列した気持ちになるような曲は嫌だなと思って。別れというのはそれを経てまた前に進むだけなんだ、だからこれは私たちが前進するためのひとつの要素でしかないんだという気持ちを込めて、ポジティブに門出をお祝いするような曲にできたらと仕上げていきました。切なくもあるけど、明るくもある、そんな両面を感じられる作品に仕上がったと思います。
大貫: the peggiesらしさとしては、3人の仲良さが詰まっていると思っています。私たちはライブ終わりに「みんな大好き!」って言いながら乾杯するんですけど、今回はコーラスを3人でしてね。いつもは、ゆうほだけコーラスを録ったりするんだけど、私もマーちゃんも頑張りました。
あと、この歌詞を読んだときにすごく胸が熱くなりました。例えば<ちょっと秘密の話なんだけれど…>という歌詞は、完全にthe peggiesのことだなって。私はほかの人に言えないことも、この2人にはどうしても聞いてほしいという気持ちになるときがあるし、この曲を聞けば、いつになってもthe peggiesのことを思い出せるようになっています。
北澤:the peggiesらしさの筆頭に上げられるのは3人の距離感の近さだと思います。バンドメンバーっていう枠だけじゃ収まらない関係性というのが、ライブの演奏中だったり、いつもの3人の雰囲気にも漂っていて。簡単に言えば、3人の仲良しな感じが『CHEESE!』の歌詞に現れていることを、みくちゃんは言いたかったんだと思います。
大貫:補足してくれてありがとう(笑)!
石渡:私が注目してほしいのは<cheese! cheers!>と歌っているところです。最初の方はコーラスがあるんですけど、一番最後の<cheese! cheers!>は、ゆうほがひとりで歌っているんです。そこは切なさもありつつ、力強さも感じられてエモーショナルな気分になれるので、大好きです。それとこの曲ではみくちゃんが頑張ってタンバリンを叩いてくれたので、皆さんにもそれに合わせてノリノリで聴いてくれたらうれしいです。
大貫:お願いしま〜す!
北澤:初のオールタイムベストアルバム『MMY(マイ)』は私たちにとって宝物のような1枚に仕上がりました。『CHEESE!』を含め、私たちの軌跡を皆さんも楽しみながら聴いてもらえたらいいなと思います。
バンドのかっこよさを再認識した、BLANKEY JET CITY
中学校の同級生で結成したthe peggies。そんな彼女たちのルーツとなる1曲は?北澤:私たちのルーツとなる1曲はBLANKEY JET CITYの『ガソリンの揺れかた』です。
石渡:この曲とは、私が中学校1〜2年の頃、90年代の邦ロックに激ハマりしていたときに、ネットで検索しまくって出会いました。これより前に、THEE MICHELLE GUN ELEPHANTを知ったんですけど、ミッシェルは4人組だし、あの声はゆうほは出ないだろうなと思って、3人でカバーするならBLANKEY JET CITYなんじゃないかと思って、2人に聴かせました。
大貫:曲を聴いて「マーちゃんすげぇ」って思いました(笑)。中学生のときにマーちゃんからいろんなバンドを教えてもらったんですけど、その中のひとつがBLANKEY JET CITYで、3ピースってこんなにかっこいいんだ、メンバー一人ひとりがバラバラなことをしているのに、こんなに一体感が生まれるんだ、バンドってすごいと感じました。ちなみにコピバンはめちゃくちゃ難しかったです(笑)。
北澤:BLANKEY JET CITYを聴いて、『ガソリンの揺れかた』を自分たちで演奏して、改めて「バンドってめちゃくちゃかっこいい」と中学校の時点で実感できたのは私たちにとって大きかったです。実際、バンドをやっている自分たちがかっこいいと初めて思えたのが、この曲をコピーしている瞬間でした。いまだにバンドのソリッドな感じとか、佇まいとかは、BLANKEY JET CITYから影響を受けていると思っているし、私たちもいろんなサウンドアプローチに挑戦してきたんですけど、根底では3人の音が深く重く鳴っていることを徹底しています。そこらへんも、BLANKEY JET CITYから勝手に受け継いで頑張ってきました。
2000年に解散した伝説のバント、BLANKEY JET CITY。 激しくも美しく、そして情熱的なサウンドを鳴らす彼らに憧れ、ロックバンドを結成した者は数多くいるが、the peggiesにも、多大なる影響を与えたようだ。
アーティストの話を通じて音楽との「まだ、ここにない、出会い。」をお届けするコーナー「RECRUIT OPPORTUNITY FOR MUSIC」は、J-WAVE『SONAR MUSIC』内で月曜~木曜の22時41分ごろからオンエア。Podcastでも配信しており、過去のオンエアがアーカイブされている。
【the peggies 出演回のトークを聞く】
・Apple Podcastで聞く
前編/後編
・Spotifyで聞く
前編/後編
・公式ページ
https://www.j-wave.co.jp/original/sonarmusic/opportunity/
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