ベストセラー作家・池井戸潤による同名小説をドラマ化したWOWOW『連続ドラマW シャイロックの子供たち』(10月9日毎週日曜午後10:00)の完成披露試写会が10月3日都内で行われ、主演の井ノ原快彦、共演の西野七瀬、加藤シゲアキ、玉山鉄二が登壇した。
ドラマの内容にちなんで「強欲だと思うこと」を聞かれた井ノ原は「お酒のつまみに食べるバターピーナッツ! あれっていつやめればいいの? そろそろやめようかなと思うと、塩気の多いピーナッツに当たってまた食べたくなる!」と無邪気すぎる強欲エピソードを披露。後輩の加藤からは「かわいい!」といじられていた。
そんな加藤は「趣味が釣りでマグロを釣りに行く。自分の年齢キロオバーを釣りたいと思っていたら、去年43キロのキハダマグロを釣りました。これで目標達成と思ったのに、次は50キロを釣るぞとすぐに思ってしまう。魚が釣れても釣れなくても行きたくなる。これいつやめればいいの?」とかなりハマっている様子。これに井ノ原は「もう『加藤シゲアキ世界を釣る』という番組をやるまで続けるしかないね! カジキを釣りに行くしかない!」と提案して、加藤も「WOWOWさんでやらせてください。お願いします!」と関係各所に頭を下げていた。
一方、睡眠に強欲という西野は「みなさんはお家に出る何分前に起きますか?」と共演陣に投げかけて「私はギリギリまで寝たいので家から出る10分から15分くらい前にセットする」と明かした。これに玉山が「僕は3分か5分くらいで出られる」と答えると、西野は「早い! 負けた!」と何故か悔しがっていた。ちなみに主演の井ノ原は「わたしはもう朝5時くらいには起きちゃう。ギリギリまで寝ていたいけれど癖なのかな……」と苦笑いだった。
現金紛失事件を追っていたはずが、突如として失踪してしまう銀行員・西木雅博役の井ノ原。「自分が出演しておいてなんですが……めちゃくちゃ面白くてあっという間に終わります。かなりおススメです。最後までハラハラドキドキのドラマです。自分でも内容を知っているけれど、最後まで誰が100万円を取ったのかわからない。銀行に詳しくなくても、家族や恋人同士、上司部下の関係だったりとか、どこか一つでも共感できるところがあるので、そこからどんどん物語に入って行けるはず。眠れない日々を過ごしてもらいたいです」とアピールしていた。
(取材=石井隼人)
(取材=石井隼人)