早朝から蕎麦を打つ!? 音楽界のグルメ番長・小宮山雄飛にライフスタイルを聞いた

ミュージシャン・小宮山雄飛が、最新アルバムの制作エピソードや、都市フェス「J-WAVE presents INSPIRE TOKYO ~Best Music & Market」内で行うカレーの販売イベントについて語った。

小宮山が登場したのは、J-WAVEで放送中の番組『RADIO DONUTS』(ナビゲーター:渡辺 祐・小谷実由)のワンコーナー「DESIGN YOUR LIFE」。オンエアは9月10日(土)。

蕎麦を打って食欲を目覚めさせる

小宮山雄飛の朝のルーティンは、前日の飲酒の有無によって大きく変わるそうだ。

小宮山:お酒を飲んでいると8、9時、遅ければ10、11時に起きます。飲んでいないとね、年齢もあると思うんですけど3、4時に起きちゃうんですよ。

小谷:早い!

渡辺:起きてからはどうするんですか?

小宮山:以前はなんとか二度寝して過ごしていたんですけど、最近は4時ぐらいからやらなきゃいけない曲とか原稿を書くようになりましたね。

渡辺:そうなんだ! そこからの朝ごはんですか?

小宮山:なかなかすぐに食べられないんですよ。だけど食べたい気持ちはあるんで、蕎麦を打ち始めます。

渡辺:朝から蕎麦!? 準備が大変じゃない?

小宮山:意外とすぐにできるんですよ。食べ物に関わりたいけど食欲がないときに蕎麦を打っておくんです。そうすると食欲がわくので、その蕎麦を1、2時間後とかに食べます。

5年ぶりにアルバムをリリース

ホフディランは9月14日(水)に10枚目のアルバム『Island CD』をリリースする。小宮山はアルバムに込めた思いを語った。

渡辺:アルバムタイトルに「CD」という言葉が入っていて、収録曲に『Island SE』『Island SE2』が入っています。アルバムとして構成していこうという思いですか?

小宮山:そうですね。作る側として、5年ぶりに“アルバム”という形になるのなら、1枚でアルバムって感じの世界観を作りたく。

渡辺:ワタナベイビーさんとどういうやりとりでアルバムを作ったのでしょうか?

小宮山:基本的にはお互いに作って自分たちが歌うって感じなんですけど、ワタナベくんの曲に関しては完全に“丸投げ”で来るんですよ。「全部やっといて」みたいな。

渡辺:相変わらずだね(笑)。

小宮山:ワタナベくんは相変わらずマイペースですけど、どんどん曲を送ってくるんですよ。

渡辺:おお!

小宮山:アレンジとかが決まっていなくても「今日はこんなのができた」ってメッセージが来ます。(曲は)日々来ますね。

渡辺:逆に大変ですね。

小宮山:大変です。それをどこまで正直に感想を言っていいのか。「いいよ」って言うと入っちゃうから、ぬる~っと返事をしています(笑)。

渡辺:うまいことできていますね。

カレーの名店が代々木競技場に集結

音楽、マーケット、食が楽しめるJ-WAVEがおくる究極の都市フェス「J-WAVE presents INSPIRE TOKYO ~Best Music & Market」が9月17日(土)、18日(日)、19日(月・祝)の3日間、代々木競技場で開催。小宮山はフードエリアで、カレーにまつわる販売イベント「CURRY COLLECTION produced by 小宮山雄飛」を実施する。

渡辺:どういった内容なんでしょうか?

小宮山:僕は渋谷区の観光大使をやっていて、フードエリアに僕がセレクトさせていただいたカレーの名店がたくさん出ています。あとは、僕がプロデュースしていた「Lemon Rice TOKYO」とコラボレーションという形で出ます。

渡辺:カレー店は「rico curry」「ミラーン」「beet eat」「チャンピオンカレー」「カレーショップ初恋」「Lemon Rice TOKYO×秋葉原カリガリ」「みのりんご」が出ます。そして「TOKYO STREET CURRY」は、雄飛さんが関わっているものですよね?

小宮山:はい。防災の備蓄食という意味も含めたレトルトカレーです。温めなくてもおいしいですよ。

渡辺:我々もおいしくいただきました。

小宮山:ソイミートを使っているんですけど、あんまりベジタブルな感じもしないですよね。

渡辺:しないし、スパイシーなんだけど日本のカレーって感じですごくよかった。

小宮山:備蓄食だから辛すぎるのも困るじゃないですか。(「TOKYO STREET CURRY」のカレーは)老若男女が食べられます。

渡辺:「INSPIRE TOKYO」は国立代々木競技場が会場で、お店はマーケットエリアという場所にあります。こちらは入場無料なので、ライブのチケットがなくてもご利用いただけます。

・「J-WAVE presents INSPIRE TOKYO ~Best Music & Market」公式サイト
https://www.j-wave.co.jp/special/inspire2022/?jw_ref=ist22_jnw

面白かった本を繰り返し読む

小宮山は夜時間の過ごし方として、「昔読んだ本を読み返している」と話す。

小宮山:内容をほぼ忘れているんで、新刊みたいな感覚なんですよね。かなりエコです(笑)。それでいながら、一度読んでいるという安心感もある。

渡辺:「何かしら面白かったはずだ」ということですね。新発見があった本を教えてほしいです。

小宮山:最近、面白かったのは、ニューヨークに鉄板焼き「BENIHANA OF TOKYO」を開業した青木湯之助さんの伝記『紅花の真実 不世出の起業家 青木湯之助の生涯』(ゴマブックス)です。息子がロッキー青木、孫がDJのスティーヴ・アオキという、青木一家の物語ですね。一族で裏切りがあったりしてすごいんですよ。

渡辺:なるほどね。おやすみに至るまでのルーティンはありますか?

小宮山:僕は眠れないほうなんで、最後は部屋を暗くして漫才とか落語といった言葉で聴けるようなものを流します。

小宮山のお気に入りアイテムは?

小宮山は「生活を彩るお気に入りのモノ」に、「オニツカタイガーの靴」を挙げた。

小宮山:何年か前に、たまたま人が履いているのを見て、かっこよかったから同じものを買って履いたら、何人もの人から「カッコいいですね」と言われたんですね。それ以来、ずっとオニツカタイガーの靴しか履いていないですが、今日は履いていないんですよね(笑)。

小谷:ホントですね(笑)。

渡辺:デザインもだけど、足に馴染むかも大事ですよね。靴、特にスニーカーって、いろんなところのものを一通り履いて、けっきょくお気に入りのものに落ち着きますよね。

小宮山が現在ほしいアイテムは「ベッドマット」だそうだ。

渡辺:睡眠に対する不安を解消したい?

小宮山:はい。「このベッドだから早く寝たい」と思えるような。

渡辺:お試しとかがないのが難しいですよね。

小谷:たしかに。

小宮山:いいものがあっても、けっこう値段がすると「お酒を飲んで寝たほうが早いかな」って思っちゃうんです。

渡辺:お酒を飲んで寝るのは、正式な睡眠ではないらしいですよ。人間の自然な睡眠とはちょっと違うメカニズムが働いているらしいですよ。

小宮山:そうだったんだ! じゃあいいやつをそろえますね。

渡辺:ガツンと買って早く結果を教えてください(笑)。

ホフディランは12月25日(日)にワンマンライブ「ホフディラン Island CD リリース記念ワンマンライブ『花』」を開催予定。会場は渋谷WWW。

ホフディランの最新情報は、公式サイトまたは、小宮山雄飛のオフィシャルTwitterまで。

『RADIO DONUTS』のワンコーナー「DESIGN YOUR LIFE」では、ゲストのライフスタイルを構築しているルーティンを深掘りする。オンエアは毎週土曜日の9時10分頃から。
radikoで聴く
2022年9月17日28時59分まで

PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。

番組情報
RADIO DONUTS
毎週土曜
8:00-12:00

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