Adoが大ヒット曲『新時代』や、インスパイアされたもの、椎名林檎とのコラボについて語った。
Adoが登場したのは、J-WAVEで9月1日(木)に放送された『STEP ONE』(ナビゲーター:サッシャ、ノイハウス萌菜)のワンコーナー「MUSIC+1」。
サッシャ:すごくないですか。映画の興行収入も100億円を突破して。
Ado:まさかの100億円、すごいですよね。
サッシャ:そして『新時代』も、いろんなチャートで(1位を獲得して)。
Ado:本当にバグかと思いました(笑)。
8月にリリースされた『ONE PIECE FILM RED』の主題歌や劇中歌を収録したアルバム『ウタの歌 ONE PIECE FILM RED』は、中田ヤスタカ、Mrs. GREEN APPLE、Vaundy、FAKE TYPE.、澤野弘之、折坂悠太、秦 基博と7組のミュージシャンが曲を書き下ろし、Adoが歌を担当している。
ノイハウス:このラインナップもすごいですよね。
Ado:豪華すぎます。あらためて『ONE PIECE FILM RED』を鑑賞したときも、ただ自分が楽曲として関わるのではなく、キャラクターの声として関わっているという、いい意味の違和感というか、新しい自分がいるような、生きていてこんなことがあるんだなっていう驚きと実感と。さまざまなうれしいという気持ちがありますね。
サッシャ: デビューしてヒット曲もありますけど、全国津々浦々で言うと、『うっせぇわ』のお姉さんって印象があると思うんですけど、そこから新たな自分をみなさんに届けられているうれしさはあるんですか。
Ado:そうですね。今回の映画で「『うっせぇわ』しか聴いたことがなかったけど、あらためて楽曲を聴いていいと思いました」みたいな声をすごくいただいて、これは私にとってもすごくありがたい言葉ですし、今回いろんなジャンルを歌わせてもらえたのが大きいかなと思います。
サッシャ:歌のうまさはもちろんですけど、表現力に度肝を抜かれている方が世界中にいるんじゃないでしょうか。
『新時代』はApple Musicのグローバルチャートで世界1位を獲得。Adoは「とんでもない」とその記録にまだ驚いている様子。
Ado:どうしましょう? うそだって話ですよね。これこそバグですよね(笑)。
サッシャ:バグじゃないです。
Ado:本当にうれしい限りです。
サッシャ:中田ヤスタカさんが手掛けたこの『新時代』を初めて聴いたとき、こう歌おうとか思ったんですか。
Ado:ウタにとっての自己紹介的な立ち位置の曲になりますし、でも私、Adoの声として、ウタを意識しつつ私のよさを失わないような、変につくるのも違うし、かといってAdoAdoし過ぎるのも違うし。このドスのきいた感じがみなさんの耳に多く届いていると思うんですけど、私なりのかわいらしさとか愛嬌とか、爽やかなところを中田ヤスタカさんの楽曲で出せたらいいなと思いました。
Ado:私が小学1、2年生くらいのときからボカロの楽曲を聴いてきて、そこからボカロの楽曲をカバーする歌い手に出会って、私もこうなりたい、Adoっていう名前で歌い手として有名になりたいって気持ちがあって今の私がいるので、やっぱりボカロというものが全て変えてくれたってところがありますね。
サッシャ:小学1年くらいにボカロの出会うって結構早いと思うんですけど、何かきっかけがあったんですか。
Ado:ボカロって楽曲だけじゃなくて、初音ミクたちキャラクターから二次創作が生まれてっていう、楽曲からアニメーションが生まれて、漫画が生まれて二次創作みたいな文化が強かったので。たしか、初めは鏡音リン・鏡音レンの『悪ノ娘』『悪ノ召使』のシリーズの二次創作動画をいとこの両親のパソコンで見せてもらって、何だこの世界は?って。
サッシャ:衝撃だったと。
Ado:そうですね。それで帰宅して、私は父にパソコンで「YouTubeとかあるんだよ」とか教えてもらっていたので、それで頑張って自分で調べて、いとこに教えてもらった動画の他におすすめで流れてきた初音ミクの動画とか見て「これがボカロっていうのか」って感じで。本当に未知の世界で、そこからどっぷりハマっていきましたね。
サッシャ:その初音ミクともコラボしましたしね。
サッシャ:もう歌ったんですか。
Ado:はい。直々にお教えいただいて、ディレクションしていただいて、もう言葉が出ない(笑)。
ノイハウス:どんなディレクションがあったんですか。
Ado:Adoとしての個性を大事にしてくれつつ、楽曲のよさをより私の声で引き出してくれるような。私自身もこういう歌い方ができるんだとか、これは私は考えられなかったなっていうところとか、そういうところで刺激をたくさん受けましたね。
そんなAdoは12月から全国ツアー「Ado LIVE TOUR 2022-2023『蜃気楼』」を開催する。
サッシャ:このツアーではどんなAdoを見せたいですか?
Ado:先日開催したさいたまスーパーアリーナでのライブが、私のいちばんの大きな目標であり、いちばんの夢だったので、その先の遠くにある景色、夢の先は蜃気楼かなと思ったので、今回は私の中の新しい未来、蜃気楼のような遠い景色をともに作っていけたらなと思っています。
Adoの最新情報は、ユニバーサル ミュージックの公式サイトまたは、オフィシャルTwitterまで。
J-WAVE『STEP ONE』のワンコーナー「MUSIC+1」では、ゲストとして毎回話題のミュージシャンが登場する。放送は月曜~木曜の12時30分ごろから。
Adoが登場したのは、J-WAVEで9月1日(木)に放送された『STEP ONE』(ナビゲーター:サッシャ、ノイハウス萌菜)のワンコーナー「MUSIC+1」。
いろんなジャンルを歌わせてもらえた
Adoは大ヒット映画『ONE PIECE FILM RED』に登場する歌姫・ウタの歌唱パートを務め、主題歌『新時代』も担当している。Ado:まさかの100億円、すごいですよね。
サッシャ:そして『新時代』も、いろんなチャートで(1位を獲得して)。
Ado:本当にバグかと思いました(笑)。
8月にリリースされた『ONE PIECE FILM RED』の主題歌や劇中歌を収録したアルバム『ウタの歌 ONE PIECE FILM RED』は、中田ヤスタカ、Mrs. GREEN APPLE、Vaundy、FAKE TYPE.、澤野弘之、折坂悠太、秦 基博と7組のミュージシャンが曲を書き下ろし、Adoが歌を担当している。
ノイハウス:このラインナップもすごいですよね。
Ado:豪華すぎます。あらためて『ONE PIECE FILM RED』を鑑賞したときも、ただ自分が楽曲として関わるのではなく、キャラクターの声として関わっているという、いい意味の違和感というか、新しい自分がいるような、生きていてこんなことがあるんだなっていう驚きと実感と。さまざまなうれしいという気持ちがありますね。
サッシャ: デビューしてヒット曲もありますけど、全国津々浦々で言うと、『うっせぇわ』のお姉さんって印象があると思うんですけど、そこから新たな自分をみなさんに届けられているうれしさはあるんですか。
Ado:そうですね。今回の映画で「『うっせぇわ』しか聴いたことがなかったけど、あらためて楽曲を聴いていいと思いました」みたいな声をすごくいただいて、これは私にとってもすごくありがたい言葉ですし、今回いろんなジャンルを歌わせてもらえたのが大きいかなと思います。
サッシャ:歌のうまさはもちろんですけど、表現力に度肝を抜かれている方が世界中にいるんじゃないでしょうか。
『新時代』はApple Musicのグローバルチャートで世界1位を獲得。Adoは「とんでもない」とその記録にまだ驚いている様子。
Ado:どうしましょう? うそだって話ですよね。これこそバグですよね(笑)。
サッシャ:バグじゃないです。
Ado:本当にうれしい限りです。
サッシャ:中田ヤスタカさんが手掛けたこの『新時代』を初めて聴いたとき、こう歌おうとか思ったんですか。
Ado:ウタにとっての自己紹介的な立ち位置の曲になりますし、でも私、Adoの声として、ウタを意識しつつ私のよさを失わないような、変につくるのも違うし、かといってAdoAdoし過ぎるのも違うし。このドスのきいた感じがみなさんの耳に多く届いていると思うんですけど、私なりのかわいらしさとか愛嬌とか、爽やかなところを中田ヤスタカさんの楽曲で出せたらいいなと思いました。
ボカロが全てを変えてくれた
番組では、Adoがインスパイアされた人やことを訊く場面があり、Adoは「今の私を作ってくれたボーカロイド」と答えた。Ado:私が小学1、2年生くらいのときからボカロの楽曲を聴いてきて、そこからボカロの楽曲をカバーする歌い手に出会って、私もこうなりたい、Adoっていう名前で歌い手として有名になりたいって気持ちがあって今の私がいるので、やっぱりボカロというものが全て変えてくれたってところがありますね。
サッシャ:小学1年くらいにボカロの出会うって結構早いと思うんですけど、何かきっかけがあったんですか。
Ado:ボカロって楽曲だけじゃなくて、初音ミクたちキャラクターから二次創作が生まれてっていう、楽曲からアニメーションが生まれて、漫画が生まれて二次創作みたいな文化が強かったので。たしか、初めは鏡音リン・鏡音レンの『悪ノ娘』『悪ノ召使』のシリーズの二次創作動画をいとこの両親のパソコンで見せてもらって、何だこの世界は?って。
サッシャ:衝撃だったと。
Ado:そうですね。それで帰宅して、私は父にパソコンで「YouTubeとかあるんだよ」とか教えてもらっていたので、それで頑張って自分で調べて、いとこに教えてもらった動画の他におすすめで流れてきた初音ミクの動画とか見て「これがボカロっていうのか」って感じで。本当に未知の世界で、そこからどっぷりハマっていきましたね。
サッシャ:その初音ミクともコラボしましたしね。
椎名林檎とのコラボ その感想は…
先日、Adoの新曲『行方知れず』が10月14日(金)公開の映画『カラダ探し』の主題歌に決定し、この楽曲の作詞、作編曲を椎名林檎が手掛けたことが発表された。Ado:はい。直々にお教えいただいて、ディレクションしていただいて、もう言葉が出ない(笑)。
ノイハウス:どんなディレクションがあったんですか。
Ado:Adoとしての個性を大事にしてくれつつ、楽曲のよさをより私の声で引き出してくれるような。私自身もこういう歌い方ができるんだとか、これは私は考えられなかったなっていうところとか、そういうところで刺激をたくさん受けましたね。
そんなAdoは12月から全国ツアー「Ado LIVE TOUR 2022-2023『蜃気楼』」を開催する。
サッシャ:このツアーではどんなAdoを見せたいですか?
Ado:先日開催したさいたまスーパーアリーナでのライブが、私のいちばんの大きな目標であり、いちばんの夢だったので、その先の遠くにある景色、夢の先は蜃気楼かなと思ったので、今回は私の中の新しい未来、蜃気楼のような遠い景色をともに作っていけたらなと思っています。
Adoの最新情報は、ユニバーサル ミュージックの公式サイトまたは、オフィシャルTwitterまで。
J-WAVE『STEP ONE』のワンコーナー「MUSIC+1」では、ゲストとして毎回話題のミュージシャンが登場する。放送は月曜~木曜の12時30分ごろから。
番組情報
- STEP ONE
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月・火・水・木曜9:00-13:00