16歳のシンガーソングライター・aoが、自身の音楽のルーツや、新曲『チェンジ』に込めた想いを明かした。
aoが登場したのは、J-WAVEで放送中の番組『SONAR MUSIC』内のコーナー「RECRUIT OPPORTUNITY FOR MUSIC」。オンエアは8月8日(月)、9日(火)。同コーナーでは、アーティストたちの自身の楽曲に込めた想いと、彼らのアーティスト人生に大きく影響を与えた楽曲との出会いの話を通じて、音楽との「まだ、ここにない、出会い。」をお届けする。
ao:『チェンジ』はこの映画の劇伴を手がけるYaffleさんにサウンドプロデュースしてもらった楽曲です。タイトルの通り、聴く人の心をチェンジさせていくようなアップダウンの激しい、私がいつも書いているような作品とは一味違った雰囲気になっています。
この曲で私は初めてラップに挑戦しているんですけど、ラップは言葉数が多いので、その点でのブレスの位置とか言葉の意味を変なところで区切らないように意識しました。
レコーディング自体はリモートで行ったので、一緒に制作という形ではなかったんですけど、楽曲ではラップパートを自分も挑戦してみたいというのが大きくて、オケの部分でもギターのリズムやドラムフレーズに刺激を受けました。
私らしさは、声に特徴があるところではないかなと思っています。ずっと洋楽を聴いていたので、洋楽っぽい歌い方というか、声を日本語に当てはめたときに、私らしさが出るんじゃないかなって。
ラップパートが特徴的な新しい楽曲になっていると思いますし、この曲を聴いたみんなが新しい自分に生まれ変われるきっかけになる1曲になったらうれしいです。今後の個人的な目標は、この前、初めてライブをやらせてもらったんですけど、もっといろんなところで、いろんな方とライブを経験したいと思いました。そして、辛いときに聴けて、誰かにとっての心の拠り所になる曲を作っていけたらと思います。
ao:私の音楽性が生まれたルーツとなる楽曲は、Grace VanderWaal(グレース・ヴァンダーウォール)の『Moonlight』です。この曲を最初に聴いたのは小学校6年生の夏休みで、事務所のオーディションを受ける直前に出会いました。
動画を観ていたときに、たまたまみつけたんですけど、その当時のグレースもすごく若かったんです。確か12歳のときの映像を見たんですけど、私と同い年でこんなにも自分の曲で自分の世界を表現できる人がいるんだと刺激を受けました。その頃はグレースの曲しか聴いていなかったですね。
ほかにもグレースの曲だと『I Don't Know My Name』などいろいろ聴いていたんですけど、特に『I Don't Know My Name』はグレースがアメリカのオーディションでパフォーマンスしている映像を見て、衝撃を受けました。彼女はウクレレ1本で弾き語りをしていたんですけど、日本のアーティストにはあまり見ないウクレレという楽器のチョイスも自分的にもピンときて、かわいいなと思っていました。グレースは、ハスキーボイスが魅力的だと思うので、ぜひそこにも注目して聴いてほしいと思います。
12歳の頃に、同い年のGrace VanderWaalのパフォーマンスに魅了されたao。グレースと出会ったことは、今の彼女のアーティスト像を作り上げた1つの大きな要素となっているのだろう。
アーティストの話を通じて音楽との「まだ、ここにない、出会い。」をお届けするコーナー「RECRUIT OPPORTUNITY FOR MUSIC」は、J-WAVE『SONAR MUSIC』内で月曜~木曜の22時41分ごろからオンエア。Podcastでも配信しており、過去のオンエアがアーカイブされている。
【ao 出演回のトークを聞く】
・Apple Podcastで聞く
前編/後編
・Spotifyで聞く
前編/後編
・公式ページ
https://www.j-wave.co.jp/original/sonarmusic/opportunity/
(構成=中山洋平)
aoが登場したのは、J-WAVEで放送中の番組『SONAR MUSIC』内のコーナー「RECRUIT OPPORTUNITY FOR MUSIC」。オンエアは8月8日(月)、9日(火)。同コーナーでは、アーティストたちの自身の楽曲に込めた想いと、彼らのアーティスト人生に大きく影響を与えた楽曲との出会いの話を通じて、音楽との「まだ、ここにない、出会い。」をお届けする。
Yaffleプロデュースの新曲でラップに挑戦
東宝初のYouTube映画『チェンジ』の主題歌を手掛けたao。同曲は「J-WAVE SONAR TRAX」にも選出されている。映画『チェンジ』は8月3日に東宝MOVIEチャンネルにて公開された約17分の短編映画で、席替えをテーマに、クラスのマドンナの隣席をめぐったバトルが描かれている。監督を務めたのは同じく10代で高校3年生のシンクレア・ウィリアム氏。今回はaoに最新曲『チェンジ』に込めた自分らしさについて聞いた。ao:『チェンジ』はこの映画の劇伴を手がけるYaffleさんにサウンドプロデュースしてもらった楽曲です。タイトルの通り、聴く人の心をチェンジさせていくようなアップダウンの激しい、私がいつも書いているような作品とは一味違った雰囲気になっています。
この曲で私は初めてラップに挑戦しているんですけど、ラップは言葉数が多いので、その点でのブレスの位置とか言葉の意味を変なところで区切らないように意識しました。
レコーディング自体はリモートで行ったので、一緒に制作という形ではなかったんですけど、楽曲ではラップパートを自分も挑戦してみたいというのが大きくて、オケの部分でもギターのリズムやドラムフレーズに刺激を受けました。
私らしさは、声に特徴があるところではないかなと思っています。ずっと洋楽を聴いていたので、洋楽っぽい歌い方というか、声を日本語に当てはめたときに、私らしさが出るんじゃないかなって。
ラップパートが特徴的な新しい楽曲になっていると思いますし、この曲を聴いたみんなが新しい自分に生まれ変われるきっかけになる1曲になったらうれしいです。今後の個人的な目標は、この前、初めてライブをやらせてもらったんですけど、もっといろんなところで、いろんな方とライブを経験したいと思いました。そして、辛いときに聴けて、誰かにとっての心の拠り所になる曲を作っていけたらと思います。
小学六年生の頃に出会って刺激を受けたアーティストは
16歳の若きシンガーソングライターであるaoは一体どんな曲に影響を受けたのだろうか?ao:私の音楽性が生まれたルーツとなる楽曲は、Grace VanderWaal(グレース・ヴァンダーウォール)の『Moonlight』です。この曲を最初に聴いたのは小学校6年生の夏休みで、事務所のオーディションを受ける直前に出会いました。
動画を観ていたときに、たまたまみつけたんですけど、その当時のグレースもすごく若かったんです。確か12歳のときの映像を見たんですけど、私と同い年でこんなにも自分の曲で自分の世界を表現できる人がいるんだと刺激を受けました。その頃はグレースの曲しか聴いていなかったですね。
ほかにもグレースの曲だと『I Don't Know My Name』などいろいろ聴いていたんですけど、特に『I Don't Know My Name』はグレースがアメリカのオーディションでパフォーマンスしている映像を見て、衝撃を受けました。彼女はウクレレ1本で弾き語りをしていたんですけど、日本のアーティストにはあまり見ないウクレレという楽器のチョイスも自分的にもピンときて、かわいいなと思っていました。グレースは、ハスキーボイスが魅力的だと思うので、ぜひそこにも注目して聴いてほしいと思います。
12歳の頃に、同い年のGrace VanderWaalのパフォーマンスに魅了されたao。グレースと出会ったことは、今の彼女のアーティスト像を作り上げた1つの大きな要素となっているのだろう。
【ao 出演回のトークを聞く】
・Apple Podcastで聞く
前編/後編
・Spotifyで聞く
前編/後編
・公式ページ
https://www.j-wave.co.jp/original/sonarmusic/opportunity/
(構成=中山洋平)
番組情報
- SONAR MUSIC
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月・火・水・木曜22:00-24:00